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2016年06月05日

画家の詩、詩人の絵。

テーマ：美術館・博物館(1558)

カテゴリ：アート

本日は栃木県、 足利市立美術館 へ行って来ました。

足利美術館はアパートと一体になっているという、全国でもちょっと珍しい美術館です。

今回は 画家の詩、詩人の絵 展です。
この瞳は早世の天才、 青木繁 の作品です。

絵は詩のようであり、詩は絵のようである。
双方とも無関係ではなく、互いに響き合う部分もありますね。
実際に詩と絵を両方書いていた芸術家も多いようで、親和性が高いように思います。

【pick up】
個人的には 瓜南直子 氏の絵が好きですね。
自分の物語を絵にもしていたようで、古代日本神話のような絵に魅せられます。

あと 鴻池明子 氏も良かったです。
本を描いた絵が数点展示されていて、知的でファンタジックな作風がよかったですね。

そして 草間彌生 氏の絵もありました。今注目のアーティストですね。

【アートもまた歴史の一部】
解説を読むと当時の歴史を反映していて面白かったです。
明治時代は西洋画が入ってきて近代化が進んだものの、西洋画一辺倒になってしまい日本画が後退しました。
その流れに反発が起こったため、今度は過剰なまでの西洋画排斥が起こりました。
この辺は新しい文化が入って来た明治、大正期のカオスな感じがよく出ていると思いました。

詩を書くような繊細な神経の持ち主だからでしょうか。展示されている芸術家は早く亡くなった方が多いように感じました。
また神経衰弱とかそういう単語が多かったです。いつの世も塵世は生きにくいものですね。

【脇道話】
それはそうと、足利では今日イベントだったようですね。
渡良瀬川沿いにずらりと並んだ 痛車とコスプレイヤー のみなさま……
一種異様な熱気でした。ただ気温が高かっただけかもしれませんが。

道端を ひたぎさんが普通に歩ってる し。会場の外はお控えください(笑)。
この辺のユルさが地方の良い所でしょうか。
他にも鏡音きょうだい発見。さすがにルカ姉さんをやる猛者は見当たりませんでした。
でも島風ちゃんはいました。改めて見ると問題だよね、あの衣装(笑)。

栃木、群馬は東京に近いこともあって、秋葉原までいかなくても済むサブカルチャー拠点として注目されているようですね。
宇都宮でも盛んにイベントやっているようですし。
個人的にはどんどんやってほしいですね。
サブカルで地元を元気にしよう！

……ええ、何の紹介でしたっけ？
でも足利美術館は静かなものでしたよ。レイヤーさんもいなかったですし(笑)。

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