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稲川淳二の黒呪夜話のご紹介です。怪談界のレジェンド稲川淳二による円熟の話芸を味わえます。稲川淳二の黒呪夜話/稲川淳二[DVD]【返品種別A】【収録エピソード】仏壇稲川さんは友人から「ウチに幽霊が出るから遊びにおいでよ」と誘われました。さっそく遊びにいったのですが、友人のおばさんが危篤とのことで病院に行かねばならず、稲川さんが留守番をしていました。遅くなりそうなので布団に入ると、何者かが顔を覗き込んでいる気配がして……この話亡くなったおばさんが帰って来たんだねという話ですが、冒頭のウチに出る幽霊は関係あるのでしょうか。ひょっとしてとか思うとまた怖い感じがしますね。肌色のソファー中古の家具を扱うお店で、肌色のソファーを購入しました。それからというもの、気にしなければ気にならないのですが妙なことが起きはじめました。気になって家の音を録音してみることにしたのですが……追憶稲川さんが工房を持っている茨城県で地元の人に聴いたお話です。廃校になった学校の修繕を依頼された男性が下見に来ました。昔の思い出に思いをはせていると、娘が通っていた教室に亡くなったはずの娘が座っていました。懐かしくなって娘と話しをしているうちに気が遠くなり……こうした優しい怪談を語れるのも稲川怪談の技の冴えでしょう。魔の踏切一度閉まったら中々開かない「魔の踏切」。そこにまつわる複数の怪談です。稲川さんのライフワークである心霊探訪で集めた話の数々です。継続的に話を追っているからこそ、様々なかけらが集まり、それが寄り集まって怪異になっていく様子が興味深いですね。さすがの稲川怪談ですね。怖い話や不思議な話から泣ける話まで、様々な怪談が詰まった一作です。よかったらクリックお願いします。にほんブログ村
2022.07.17
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稲川淳二さんの災恐夜話・裏のご紹介です。稲川淳二の災恐夜話 裏編[DVD] / 稲川淳二【収録内容】茶飲み友達Aさんは家族全員で引っ越したのですが、ほどなくしてお婆さんが亡くなりました。その後嫁が用事のついでに、以前住んでいた家に行ってみました。そこには別の人が住んでいて、たまたま顔が合ったので立ち話をしました。今の住人によると、Aさんのお婆さんの茶飲み友達だという近所のお婆さんがしばしば訪ねてくるのだそうです。しかし近所のお婆さんは……撮影現場ホラー映画の撮影中、休憩しようとした男性が電気もつけずに横になっていました。すると横に誰かが寝ていたのですが、息づかいや気配をまるで感じませんでした。それだけでなく、撮影中も妙なものが映るようになり……橋の幽霊沖縄での話です。とある橋では渡る手前でいったん停車し、クラクションを鳴らす習慣がありました。神様を祀っているのかと思ったのですが、誰も理由を知りませんでした。そこで白いもやのようなものを見たという話がありました。それを聞きつけた二人が夜中に橋を訪れ、怪異に遭遇しました。明るくなってからもう一度その橋に行ってみると、橋の下にたくさんの墓石のようなものがあって……沖縄という土地は様々な歴史があります。怖いだけではなく、哀しみも感じさせるお話でした。高校のクラス会稲川さんが高校の同窓会の時、同級生のA君から聴いたお話です。A君が子どもの時、沢で転んで怪我をしてしまいました。母親の仕事場まで距離があり、気味の悪いトンネルを通らなければなりませんでした。心細くなって泣き出しそうになった時温かい気配がして、気がつくと母親の所にたどり着いていました。これぞ稲川怪談といった、不思議でありながら温かさも感じるお話でした。彼女たちの修学旅行とある学校で不良グループが問題を起こし、修学旅行が中止になってしまいました。その代わり、仲のいいメンバーどうしで旅行に行ってよいことになりました。女の子たちが集まって旅行に行ったのですが……色々な場で折に触れて語られている傑作怪談ですね。不思議な話や切ない話、温かい話も詰まった稲川怪談が堪能できる一作です。よかったらクリックお願いします。にほんブログ村
2021.07.25
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怪談界のレジェンド稲川淳二さんの災恐夜話 表のご紹介です。稲川淳二の災恐夜話 表編[DVD] / 稲川淳二【全話紹介】おばあちゃんの話稲川さんのおばあちゃんの話です。おばあちゃんはとても信心深い人で、稲川さんも影響を受けたそうです。そんなおばあちゃんいわく、人が亡くなる時は花瓶に生けてある花の茎がぽきりと折れるそうです。おばあちゃんが体調を崩して入院していたのですが……世の中には説明のつかない話もあるものですね。世間話稲川さんの話にしばしば登場する、茨城の工房で知り合った看護師のお話です。ある日入院してきた身寄りのなさそうなおばあさんが気にかかり、何かと声をかけるようにしていました。やがておばあさんは亡くなってしまいました。その後看護師さん自身も体調を崩してしまいます。藁にもすがる思いで霊能者の所へ行ったのですが……奇妙な因縁を感じる話でした。宿坊稲川さんが時々利用している宿坊の話です。宿坊の周りを散策していると、橋の欄干を乗り越えて落ちていく女性を目撃します。事件かと思ったものの周りで騒いでいる人もおらず、誰も見当たりませんでした。山奥ですと、日常では感じられないことが起こるのかもしれませんね。血を吐くお面とある社長が骨とう品のお面を手に入れました。それからというもの、夜中にうなされて起きるとお面の目や口から血が溢れていました。そんなことがあると、必ず会社でトラブルが起こるようになりました。さすがに心配になり、知り合いの霊能者に見せたのですが……何とも気味の悪い、初期の名作ですね。じっくりと味わいのある、稲川さんの語りをご堪能ください。よかったらクリックお願いします。にほんブログ村
2020.08.09
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今年もあいつがやってくる! 昨日稲川淳二のライブ、ミステリナイトツアーに行って来ました。【歴史にまつわる怪談】毎年テーマを決めているわけではないそうですが、今回は歴史に関するお話が多めでした。歴史と言っても教科書に出てくるようなものではなく、その話に登場する人たちに関わる歴史です。稲川さんは同窓会の話を引き合いにしていました。現在は無くなってしまった店や場所。ですが同窓会で集まったメンバーの記憶の中には昨日のように残っているし、生きています。このメンバーがいなくなってしまったら、彼らの記憶の中にいるものたちも消えてしまうのです。今回のライブはそうした世界の片隅にあるささやかな記憶を語り継いでいくようなお話が多かったです。【ライブならではの臨場感】稲川さんの怪談はしょっちゅう観ていたのですが、生でお話を聴くのは初めてでした。まずすごいのがその登場。稲川さんが出て来ただけで会場から歓声が上がっていました。アイドル並みの騒がれっぷりです。そして話が始まった途端、清聴する会場。水を打ったようとはこのことですね。話し始める前のちょっとした雑談から自然に本題に入っていくところといい、場を支配する話術はすさまじかったですね。今回はツアー2日目ということもあってかまだうまくリズムがつかめないようで、稲川さんもちょっと苦労している様子でした。ライブというのはそうした難しさと面白さがあるようですね。途中胸が痛くなったようで「死にゃしませんけどね」とは言っているものの、まさに命を削るような真剣勝負なんだなあと感じました。恐くて薄気味悪い話だけではなく、笑える話や心が温まるような話も多く、稲川怪談の醍醐味が感じられたように思います。ミステリーナイトツアーはまだ始まったばかりです。稲川さんには体調に気をつけて、良い話を続けてもらえたらなあと思いました。公式サイトはこちら。よかったらクリックお願いします。にほんブログ村
2019.07.15
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怪談界のレジェンド稲川淳二のご紹介です。稲川淳二の超常夜話 【DVD】【全話紹介】ねえさん戦後間もない頃、雪国の貧しい娘がお金持ちの家へ奉公に出ることになりました。その家には行ってはいけない部屋と、知ってはいけない秘密がありました。とても禍々しいお話でした。宴会場稲川さんの工房にひょっこり現れるおじさん。「消えた家族」でも登場した彼が再登場です。彼が紹介して来た、お坊さん兼霊能者が体験したお話です。友だちと3人が旅行に行った時、料理屋の主人から相談を受けます。去年宴会場を建てたけど「何かがいる」とみな気味悪がって近づかないとのこと。成り行きで宴会場の様子をみることになったのですが……正統派の怪談だと思います。雨上がり連日の台風が過ぎ、川が増水していました。小学生の男の子がその様子を眺めていました。そこへ自転車に乗った郵便配達の男が現れ、安川さんの家はどこかと尋ねて来ました。安川は自分のおばさんの家でした。嫌なものを感じた少年は嘘の方向を教えるのですが……恐いというよりちょっと切ないお話でした。訳あり物件とある青年が、配管が壊れていて浴室が使えないという訳あり物件を借りました。ある日寝床でうとうとしてると、浴室からシャワーを流す音が聞こえて来ました。様子を見に行くと、曇りガラスの向こうに何者かの影が見えました。彼はその話を知人たちに話したのですが……注目する所そこ?今回も稲川さんの語り口が冴える作品に仕上がっています。暑い季節にぜひ手に取ってみてください。よかったらクリックお願いします。にほんブログ村
2019.06.30
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今年も彼の季節がやってまいりました。恒例の稲川怪談です。今年のミステリーナイトツアーは栃木、群馬からスタートです。しかも土日だったので「お、行けるかな」と思いました。ですがとっくの昔にチケットは売り切れていました。そんな寂しさを振り払うように、封印夜話のご紹介です。稲川淳二の封印夜話 【DVD】【全話紹介】自然学習泊りがけで自然学習に行った小学生のお話です。自分たちの泊まる部屋にお札が貼ってありました。心配して寮母さんに聞いてみると、お札が貼ってあるから大丈夫と言うのですが……稲川怪談にしばしば見られる「気がつかなければ気がつかない怪異」です。ピンクの自転車入院している夫のお見舞いに来ている妻のお話です。乗っているピンクの自転車をいつもの駐輪場に停めていると、ふと視線を感じました。見上げると病室の窓から痩せこけた老人がこちらに手を振っていました。誰が悪いわけではないのですが、ちょっと切ない話でした。津軽平野雪道を行くトラック運転手が体験した話です。鉄道への飛び込み自殺のあった辺りを通っている時、ヘッドライトに人影が飛び込んで来ました。慌てて周囲を調べても誰もいない。やがて点々と続く血の痕を発見し後をたどっていくのですが、雪が積もっているのに足跡がないことに気づいてしまい……これも切ないお話でした。職員トイレ稲川さんの知り合いの女優さんの体験談です。ホラーもののドラマの撮影で深夜の学校に行った時の話です。待機中にトイレへ行きたくなり、一番奥の個室へ入りました。すると何者かが入り口側の個室から順番にドアを開けたり閉めたりして来ました。定番のトイレの怪談ですが、これは怖い話でした。上がれない二階コメディアンを目指す貧乏青年が住む所を探していたところ、友人の紹介でただ同然の物件を見つけました。近々取り壊す予定なので、それまでの間住んでくれればいいとのことでした。二階へ行く階段には板戸がはり付けてあり、鍵まで取り付けてありました。そして、二階には家主の物が置いてあるので入らないで欲しいとのことでした。そうして始まった新生活ですが、戸締りしてあるはずの二階から、時々音が聞こえてきます。自分が知らない間に家主が帰って来てるのかと思ったのですが、そうした様子もない。ある日真相を確かめようと、二階へと足を踏み入れるのですが……稲川さんの怪談と言えば、怖いけれど優しい話が多いよね~とか思っていました。すみません、舐めてました。この話は怖いです。これ程の禍々しさは久しぶりです。稲川怪談の真骨頂、擬音の生々しさが壮絶な話です。今回は正統派の怪談とも言うべき、怖い話が多かったです。話の怖さだけでなく、稲川さんの語り口と擬音の冴えが健在の一作です。この夏も稲川怪談をお楽しみください。稲川淳二の公式サイトはこちら。よかったらクリックお願いします。にほんブログ村
2018.07.12
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夏といえばこの人、稲川淳二さんですね。怖い話から優しい話まで、バラエティ豊かな一作です。稲川淳二の百鬼夜話 [ 稲川淳二 ]【全話紹介】いつもの席稲川さん自身のお話です。毎年ライブに来るA君という人がいました。ファンレターに親友のN君が亡くなったので、今年は行けないとありました。でもN君はドナー登録をしていて、他の人と一緒に生きています。いつかN君と一緒にライブに行きますからと書いてあります。その後のライブ。常連さんは大体同じ席に座るらしいのですが、そこにはA君と、N君が座っているような気がして……稲川怪談ならではの、温かい話です。宿り霊地方から上京して来たカップルが同棲をしていました。やがて男に新しい恋人ができ、女は部屋を出て行ったのですが……少し悲しいお話です。画鋲でとめたカーテン稲川さんが体験したお話です。仕事で泊まったホテル。なぜか厚いカーテンが画鋲で固定された窓がありました。正統派の怪談ですね。消えた家族稲川さんが知人の男性に聴いた話です。シャッター街になってしまった商店街。寝具屋の家族が行方不明になってしまいました。店を管理している人が空気の入れ替えをしようと、久しぶりに訪れたのですが……個人的には一番禍々しい話だと思います。腎臓移植スポーツで怪我をして入院していた男性。入院先で知り合った男から「もし君の手術が失敗したら、腎臓を僕に譲ってくれないか」と持ちかけられます。これも怖い話でした。Bプロデューサーの訪問稲川さんが以前出演していた番組がありました。当時のBプロデューサーがある日突然訪ねて来ました。番組からずいぶん日が経っているのですが、Bさんはほとんど歳をとっていないような姿でした。特段親しくしていたわけではないのにどうしたのかなと思っていると……結局、あの人は誰だったのでしょうか?稲川淳二インタビュー稲川さんのこぼれ話があれこれ収録されています。怪談の時とは一味違った稲川さんの話が聴けます。衰えを知らないどころかますます磨きのかかる稲川怪談、みなさまもご堪能ください。稲川淳二の百鬼夜話 [ 稲川淳二 ]よかったらクリックお願いします。にほんブログ村
2017.07.23
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先日発売した稲川淳二さんの新作です。7月1日発売予定だったのが、数日遅れました。店頭にも出てなかったし、全体的に遅れたようです。何か曰くでもあったのでしょうか、と思ってしまうのは怪談好きの良くない所ですね(笑)。稲川淳二の超 絶叫夜話 【DVD】【全話紹介】家屋の解体土木作業をしている武藤さんとその後輩Aさんのお話。人が住まなくなったアパートを取り壊すことになり、武藤さんは一足先に下見へ行きました。すると一つだけドアがきちんと閉まっている部屋がありました。入ってみるとドアに「忌中」という張り紙があり、うっすらと線香の匂いがする……さらに足音まで聞こえたのでまだ誰か住んでいるのかと思い退散しました。Aさんと落ち合って話をしたところ、Aさんも下見に行っており、住人と思しき老人と話をしたそうです。電気もガスも水道も止められているアパートでそんなはずはない。二人はもう一度確かめに行くことにしたのですが……正統派の怪談話でありました。遅れてきた二人色々な世代が集まったテニスサークルで合宿をすることになりました。学生や社会人などメンバーは様々なので、期間中こられる人が好きな時期に集まろうという話になりました。先に三人の男女が集まったのですが、落雷で停電してしまい真っ暗になってしまいます。暇つぶしに怪談をしていると玄関のチャイムがなり、二人のメンバーが遅れてやってきました。彼らは来る途中に恐ろしい目にあったと話し始めるのですが……稲川さんの怪談でしばしば語られる、どんでん返しの怪談ですね。オレンジのフード釣り好きの、仮にAさんとしておく人の話です。「仮にAさんとしておきましょうか」がわかる方は、結構稲川さんの話通ですね(笑)。大雨のため釣りを諦め、貸しボート屋でオヤジさんとおしゃべりしていました。すると、どしゃ降りの中釣りをしている人がいる。オレンジのパーカーを着て、フードを目深にかぶったひとがじっと釣り糸を垂れている。オヤジさんによるとあれはこの前上がった死体の幽霊で、雨の日はいつもああやっているとのこと。とは言ってもあまりにハッキリ見えるのでにわかには信じられず、オヤジさんがからかってるんじゃないかと思いました。そこでAさんは確かめに行くことにしたのですが……むやみな好奇心って、よくないですよね(笑)。夜釣り舞台は群馬県らしいです。うへ~、家の近くかな~。釣りの好きな老人二人が夜釣りを楽しんでいました。上流にも小さな灯りが見えたので、自分たちの他にも釣り人がいるんだなあと思っていました。すると上流から釣竿が流れてきました。上流の釣り人が落としたのだろうと届けに行くと、流れの中に水死体を発見します。一人が警察へ、一人が死体の番をすることになったのですが……吾輩だったらこんなシチュエーション、絶対にイヤですね。津軽平野雪の降りしきる津軽平野。女性が汽車に飛び込んで自殺をしました。作業員が遺体を集めたのですが、左腕が見つからなかったそうです。時が流れ、その近くを走っていたトラックに女性が飛び込んで来ました。ドライバーは慌てて車を降りますが、辺りには誰もいません。ですが道路をそれて点々と、血の跡が続いていました……恐い話ではあるのですが、とても悲しいお話でもあります。馴染みの遊女戦後間もない、まだ赤線があった頃の話。久しぶりにお店へ行くと、馴染みの遊女がいない。故郷へ帰っているとの事だが、店の者も他の遊女もはっきりした返事をしません。とりあえずいつものように泊まったのですが、夜中に用を足して帰ると自分の部屋がわからなくなってしまいました。障子の開いている部屋があったのでここだろうと入っていみると、留守にしているはずの馴染みの遊女が寝ていました。なあんだいるんだと思って話しかけるのですが、彼女の体はやけに冷たくて……ええ、そういうお話です。稲川淳二 怪談を語るボーナストラックです(笑)。23年目に入った稲川さんの怪談。その流れを振り返ったり思いを語ったり、話してる最中に遭遇した恐い話をしたりと、フリートーク的な感じですね。そもそも怪談はお寺とかでの単発イベントとしてやっていたそうです。それが「全国ツアーやってみない?」と言われたのが始まりとのことでした。当然前例はなく、稲川さんも一回きりにしようと思っていたそうでした。ですが最初のツアーが終わらないうちから「来年もやってくれないか」と言われ、気づけば23年続いています。稲川怪談の魅力は「心地よさ」だと思います。ただ恐ろしい話をしているだけでは23年も続かないのではないでしょうか。稲川さんの怪談は不思議な話はもちろん、悲しい話や優しい話が多いのも特徴だと思います。「聴いてよかった」という気分になる怪談は中々ないですよね。もはや伝統芸能の域に達していると言っても過言ではないでしょう。【絶叫夜話は伊達じゃない!】優しい話が多いと言いましたが、今回は恐かったです。「絶叫夜話」と銘打っているだけあって、全話に絶叫ポイントあるし。今までは稲川さんの話に甘えている部分があったのかもしれませんが(笑)、今回は恐いです。正統派とも言える怪談を、極上の語り口でご堪能ください。ちゃんとトイレを済ませてから観たほうがいいですよ。特に夜は……稲川淳二の超 絶叫夜話 【DVD】よかったらクリックお願いします。にほんブログ村
2016.07.03
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暑い季節におなじみ、稲川淳二さんのDVDです。コンビニを中心に発売していた作品です。稲川さんの話は結構聴いていたのですが、今回は知っている話が少なくて新鮮でした。【全話紹介】あぶらぎった男ストレートな怪談です。日頃使っている自分の部屋で突如巻き起こる怪異。日常が突如非日常に変わる。ある意味とても恐い話ですね。連なる霊体験稲川さんのおじさん、おばさん、そして稲川さん自身が体験したお話です。それぞれが独立した話なのに、少しずつ繋がっている。そんな縁を感じるお話です。やはり体験しやすい人っているんでしょうね。ふもとの宿雑誌で旅行の穴場スポットを取材している人の話です。取材で遅くなってしまい、泊まる所を探したものの見当たらず、困っていた時に古い旅館を見つけました。店主の老人によると今はもうやっていないそうですが、泊まるだけならどうぞとのこと。好意に甘えて泊まらせてもらい、取材の資料を整理していたのですが……気がついたら怪異だった。そんなお話です。三次のもののけ稲川さんがイベントで恐い話をした時のこと。話の終わりに後ろから「もう少しお願いします」と声が聞こえる。司会の人が伝えに来たのかなと、少しオーバーして話をしました。その後誰に聞いても「そんなこと言っていない」とのこと。さらに「稲川さんの後ろに女の人がいたんだけど」という問い合わせが殺到して……これも後から気づいたら怪異、そんなお話ですね。夏の残り香稲川さんが仕事でホテルに泊まった時のこと。ビーチリゾートなのですが、冬なので寂しい雰囲気でした。泊まっていると近くの部屋で人が騒いでいる音と、三人の人間がそばを通っていく気配を感じました。翌日起きてその部屋を確認してみると……ちょっと物悲しいお話です。心霊写真……そして!おニャン子クラブのテレビ番組で稲川さんが司会をしている時、ちょっと曰くのある心霊写真を紹介したそうです。番組終了後すぐに移動があってとある集落で泊まったのですが「どこかで見たことあるなあ……」という感覚が……稲川さんの怪談は優しい話も多いのですが、この話はかなり禍々しいです。そして稲川さんが話している最中に……!そして今回も気合を入れてご紹介したわけですが、なんと楽天さんで売り切れ(涙)。なのでご所望の方は入荷をお待ちください。よかったらクリックお願いします。にほんブログ村
2016.06.26
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暑い季節はこの人、稲川淳二さんですね。本作最恐夜話は、数年前にコンビニを中心に発売していた作品です。値段と収録話数と時間がちょうどよく仕上がっていると思います。今回は比較的昔から語られている、定番の話が多かったように思います。稲川淳二の最恐夜話 [ 稲川淳二 ]価格:1388円(税込、送料無料)【全話紹介】クラス会上京していた青年がクラス会に参加するため、実家に帰って来ました。その途中、クラスメートの女性に会いました。久しぶりに会った彼女はとてもきれいになっていて、青年はウキウキ気分でした。クラス会当日、彼女は現れなかったのですが……霊の話ではありますが、怖いと言うよりしっとりとした話であると思います。定休日とある青年の友人が喫茶店を始めたそうです。どんなものかと来店したら、鍵は開いているけど店主は留守。しかたなく店の中で雑誌を読んでいると、入り口の向こうに一人の女性が立っていました。雨に打たれながらずっと……土地や建物にまつわる話は尽きませんね。旧ニッポン放送の怪稲川さんがラジオのパーソナリティーをしていた時の話です。ほとんど人のこない編集室で流す曲を選んでいたところ、隣のレコード室で片付けをしている女性を見かけました。夜中に真っ暗な中片付けをしているその女性のことが気になって……直球な恐い話ですね。他にもニッポン放送に関する恐い話がいくつか語られています。個人的にはしょっちゅう止まるエレベーターの話が好きです。放送局は色々あるんだろうなあと思いました。走り回る子供稲川さんが友人のところへ遊びに行った時の話です。人がいなくなってしまった村を役所が管理して泊まれるようにしている施設で過ごした時のこと。夜中に人が走り回る音が聞こえて来ました。姿は見えないのに映像は頭に浮かぶ…… 小さな子供が走り回る、そんな光景が。恐いというよりノスタルジーを感じるお話です。犬鳴き峠前話走り回る子供から一転、恐ろしくて禍々しい話です。稲川さんがテレビ番組で心霊スポット犬鳴き峠に行くことになりました。行った先で体験した恐い話です。やはりみだりに足を踏み入れてはいけない場所ってあるんだなあと思いました。小淵沢のツーリング稲川さん、馬やバイクに乗るのが好きみたいですね。忙しくて中々行けないらしいですが、小淵沢へツーリングに行った時の話です。バイクで転んでケガをしてしまったのですが、普通に転んだら付かないような場所に傷がついていました。懇意にしている牧場のオーナーが治療をしながら、その近辺で起こった話を色々してくれます。同じ場所で同じ事故、同じ怪異が起こるということがあるようです。まさに怪談ですね。聴いていて思ったのですが、稲川さんの怪談は状況説明が上手だと思いました。旧ニッポン放送の怪では、一般人にはちょっと分かりにくい放送局の情景が頭に浮かんでくるほど上手でした。語りの冴えも聴きどころです。そんな稲川怪談をぜひご堪能ください。稲川淳二の最恐夜話 [ 稲川淳二 ]よかったらクリックお願いします。にほんブログ村
2016.06.19
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暑い日が多くなってきました。夏も間近ですね。夏といえばこの人、稲川淳二さんですね。吾輩が稲川さんを知ったのは、確か笑っていいともに出演した時だったと記憶しています。かの名作「長い遺体」を話していたのですが、怪談で泣きそうになったのは初めてでした。それまでは怪談と言うとお化けが出てきて怖い話、くらいの認識しかありませんでした。稲川さんの怪談は死角から這い寄ってくるような、じわりとした恐怖を感じさせますね。話の内容ももちろんですが、効果音が上手い。軋んだ戸が開く音や、床を歩く足音とか、とにかく音が怖いです。毎年この時期になると、コンビニを中心にDVDが発売されます。本作絶叫夜話 ―恐怖談―は、数年前に発売された一作です。値段も手頃だし、収録されている話の数や長さもちょうどよく、稲川さんの語りを気軽に楽しめると思います。稲川淳二の絶叫夜話〜恐怖談〜 [ 稲川淳二 ]【全話紹介】第一夜 実家への道稲川さんが芸能界へ入ったばかりの頃に体験した話です。明確なオチがあるわけではないのですが、やはり「怪談」ですね。不思議なことが起こる場所というのはあるものですね。第二夜 青森の旅館稲川さんと付き合いのある演劇集団が青森へ営業に行った時の話です。仕事が終わったものの、町外れなので遊びに行くような所もない。そこで旅館の空き部屋を見つけて騒いでいたところ、隣の部屋から話声が聞こえてくる。迷惑にならないように静かにしていたら、トイレから帰って来た仲間が「隣に部屋なんかないぞ」とのこと……あるのは押入ればかり。一同は押し入れを開けてみるのですが……正統派の怪談ですね。第三夜 修学旅行稲川さんのいとこが体験した話です。修学旅行でお寺に泊まった時のこと、夜中に目が覚めてしまいトイレに行きました。すると一番奥の敷居の向こうから苦しそうな声が聞こえてきて……結構昔から語られている話ですね。稲川さんの語り技術が光る話です。第四夜 ディレクターのアパート稲川さんとお付き合いのあったディレクターの話です。格安で新しいアパートへ引っ越したディレクター。以前老夫婦が焼け死んだ部屋らしかったのですが、彼はあまり気にしていませんでした。ですがだんだんディレクターの元気が無くなってきて……そんなお話です。第五夜 目黒スタジオ目黒にある某スタジオは「出る」ということで有名だそうです。そのすぐそばには曰くつきの建物があるそうです。一説には旧日本軍の施設であったとか。一等地であるにもかかわらずバブルの最盛期でも売れず、近くでは車の事故が頻繁に起こる場所であるそうです。そこで稲川さんもカメラマンやアナウンサーさんを連れて検証してみたのですが……日本は国土が狭いせいでしょうか。とっかえひっかえ色々な人の手に渡るため、色々な因縁を背負い込んでしまうのでしょうね。日本の夏の風物詩(笑)、稲川淳二さんの怪談をご堪能ください。稲川淳二の絶叫夜話〜恐怖談〜 [ 稲川淳二 ]よかったらクリックお願いします。にほんブログ村
2016.06.12
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