サカナ男爵の本とゲームにおぼれて

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2016年07月03日
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カテゴリ: 稲川淳二
先日発売した 稲川淳二 さんの新作です。

7月1日発売予定だったのが、数日遅れました。
店頭にも出てなかったし、全体的に遅れたようです。
何か曰くでもあったのでしょうか、と思ってしまうのは怪談好きの良くない所ですね(笑)。

IMG_20160703_200240.jpg

稲川淳二の超 絶叫夜話 【DVD】

【全話紹介】
家屋の解体
土木作業をしている武藤さんとその後輩Aさんのお話。
人が住まなくなったアパートを取り壊すことになり、武藤さんは一足先に下見へ行きました。
すると一つだけドアがきちんと閉まっている部屋がありました。
入ってみるとドアに「忌中」という張り紙があり、うっすらと線香の匂いがする……
さらに足音まで聞こえたのでまだ誰か住んでいるのかと思い退散しました。

Aさんと落ち合って話をしたところ、Aさんも下見に行っており、住人と思しき老人と話をしたそうです。
電気もガスも水道も止められているアパートでそんなはずはない。
二人はもう一度確かめに行くことにしたのですが……
正統派の怪談話でありました。




遅れてきた二人
色々な世代が集まったテニスサークルで合宿をすることになりました。
学生や社会人などメンバーは様々なので、期間中こられる人が好きな時期に集まろうという話になりました。
先に三人の男女が集まったのですが、落雷で停電してしまい真っ暗になってしまいます。
暇つぶしに怪談をしていると玄関のチャイムがなり、二人のメンバーが遅れてやってきました。

彼らは来る途中に恐ろしい目にあったと話し始めるのですが……
稲川さんの怪談でしばしば語られる、どんでん返しの怪談ですね。




オレンジのフード
釣り好きの、仮にAさんとしておく人の話です。
「仮にAさんとしておきましょうか」がわかる方は、結構稲川さんの話通ですね(笑)。

大雨のため釣りを諦め、貸しボート屋でオヤジさんとおしゃべりしていました。
すると、どしゃ降りの中釣りをしている人がいる。
オレンジのパーカーを着て、フードを目深にかぶったひとがじっと釣り糸を垂れている。

オヤジさんによるとあれはこの前上がった死体の幽霊で、雨の日はいつもああやっているとのこと。
とは言ってもあまりにハッキリ見えるのでにわかには信じられず、オヤジさんがからかってるんじゃないかと思いました。
そこでAさんは確かめに行くことにしたのですが……
むやみな好奇心って、よくないですよね(笑)。




夜釣り
舞台は群馬県らしいです。うへ~、家の近くかな~。

釣りの好きな老人二人が夜釣りを楽しんでいました。
上流にも小さな灯りが見えたので、自分たちの他にも釣り人がいるんだなあと思っていました。
すると上流から釣竿が流れてきました。
上流の釣り人が落としたのだろうと届けに行くと、流れの中に水死体を発見します。

一人が警察へ、一人が死体の番をすることになったのですが……
吾輩だったらこんなシチュエーション、 絶対にイヤ ですね。




津軽平野
雪の降りしきる津軽平野。女性が汽車に飛び込んで自殺をしました。
作業員が遺体を集めたのですが、左腕が見つからなかったそうです。

時が流れ、その近くを走っていたトラックに女性が飛び込んで来ました。
ドライバーは慌てて車を降りますが、辺りには誰もいません。
ですが道路をそれて点々と、血の跡が続いていました……

恐い話ではあるのですが、とても悲しいお話でもあります。




馴染みの遊女
戦後間もない、まだ赤線があった頃の話。
久しぶりにお店へ行くと、馴染みの遊女がいない。
故郷へ帰っているとの事だが、店の者も他の遊女もはっきりした返事をしません。

とりあえずいつものように泊まったのですが、夜中に用を足して帰ると自分の部屋がわからなくなってしまいました。
障子の開いている部屋があったのでここだろうと入っていみると、留守にしているはずの馴染みの遊女が寝ていました。
なあんだいるんだと思って話しかけるのですが、彼女の体はやけに冷たくて……
ええ、そういうお話です。




稲川淳二 怪談を語る
ボーナストラックです(笑)。
23年目に入った稲川さんの怪談。
その流れを振り返ったり思いを語ったり、話してる最中に遭遇した恐い話をしたりと、フリートーク的な感じですね。

そもそも怪談はお寺とかでの単発イベントとしてやっていたそうです。
それが「全国ツアーやってみない?」と言われたのが始まりとのことでした。
当然前例はなく、稲川さんも一回きりにしようと思っていたそうでした。
ですが最初のツアーが終わらないうちから「来年もやってくれないか」と言われ、気づけば23年続いています。



稲川怪談の魅力は「心地よさ」だと思います。
ただ恐ろしい話をしているだけでは23年も続かないのではないでしょうか。
稲川さんの怪談は不思議な話はもちろん、悲しい話や優しい話が多いのも特徴だと思います。
「聴いてよかった」という気分になる怪談は中々ないですよね。
もはや伝統芸能の域に達していると言っても過言ではないでしょう。




【絶叫夜話は伊達じゃない!】
優しい話が多いと言いましたが、今回は恐かったです。
「絶叫夜話」と銘打っているだけあって、全話に絶叫ポイントあるし。

今までは稲川さんの話に甘えている部分があったのかもしれませんが(笑)、今回は恐いです。
正統派とも言える怪談を、極上の語り口でご堪能ください。
ちゃんとトイレを済ませてから観たほうがいいですよ。特に夜は……



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最終更新日  2016年07月03日 22時31分11秒
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