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2020.03.15
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カテゴリ: 小説・ノベル
流人道中記 上 のご紹介です。
本作は新聞の連載小説で、吾輩も読んでいました。



流人道中記 上/浅田次郎【合計3000円以上で送料無料】



【あらすじ】
見習い与力の石川乙次郎は融通が利かない所があるものの、真面目な青年です。
乙次郎は蝦夷へ流罪となった男の押送人に選ばれました。

男の名は青山玄蕃。
大きな旗本でしたが、姦通の罪を犯しました。
切腹を申し付けられましたが、一言「痛てえからいやだ」と突っぱね、流罪となりました。


乙次郎は口が悪く飄々とした玄蕃に反発を覚えます。
ですが道中で出会う様々な事情を抱えた人たちは、玄蕃の世慣れた優しさに救われていきます。
その様子を目の当たりにした乙次郎は、玄蕃の罪に疑問を抱きます。

果たして玄蕃は本当に罪人なのでしょうか。




【当時の生活が感じられる作品】
本作はいわゆる股旅ものという作品でしょうか。
蝦夷への道すがら、二人は色々な事情を抱えた人たちと出会います。
彼らの様子から、当時の情勢を感じることができました。


江戸時代は戦乱のない太平の時代でしたが、平民たちの生活は楽なものではありませんでした。
生活には余裕はなく、疫病や飢饉も頻繁にありました。

作中で描かれているような困難に追い込まれた人がたくさんいたのだろうと思います。
そうした救いようのない状態の人たちをリアリティを持って描きつつも、どこか救いのある展開が印象深い作品です。





◆◆流人道中記 下 / 浅田次郎/著 / 中央公論新社

下巻の記事は こちら。





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最終更新日  2020.03.25 21:19:56
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