サカナ男爵の本とゲームにおぼれて

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2020.11.22
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カテゴリ: 本・書籍
少し前に話題になった本ですね。
題名を見ると世間に溢れかえるアホな連中をどう捌くかという内容を想像するかと思いますが、内容は結構違いました。
どちらかというとサブタイトルである「人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法」ための本と言ったほうが近いように思います。



【中古】【全品10倍!11/10限定】頭に来てもアホとは戦うな! / 田村耕太郎

本書のポイントは「むやみに敵を作らない」ということに集約されていると感じました。
作者の田村さんは元参議院議員だったそうです。
政治家として成し遂げたいことがあっても、それは一人でできるものではなく協力者が必要です。
そのためにはむやみに敵を作らないことが重要だと言えるでしょう。




【敵を作らず味方を増やす「人たらし」の技術】
本書にはむやみに敵を作らないためのコツがたくさん述べられています。
まずはナイーブであることをやめるとありました。
ナイーブとは繊細なイメージがあると思いますが、英語圏では青臭い、未熟なという意味があるそうです。

最後は必ず正しい者が勝つというのは物語としては気分がいいですが、現実では中々無いものです。
正義感が強くむやみやたらに他者と戦っていたのでは精神力も時間もすり減らしてしまい、やりたいことができなくなってしまいます。


それよりも他人とむやみに衝突せず、好ましくないと感じる人ですら味方にとりこんで利用するくらいの「人たらし」の方が多くを成し遂げることができると述べています。
一部列挙しますと以下のようなものがあります。

嫌な相手にこそやられたフリ
メンツより実利
きまずいときこそ、無理にでも話しかける
困っていなくても困った顔をせよ(支援を引き出しやすいようにする)
淡々とこなす者が最後には勝つ


中でも菅首相(出版時は官房長官)について述べていたのが面白かったです。
地位が変わっても、会う人が変わっても、菅首相は態度を変えないのだそうです。
偉くなった途端に偉ぶったりもせず、自分を見失い姿勢が素晴らしいと思います。




【成功を掴む秘訣は忍耐】
吾輩が一番感銘を受けたのは、物事を成すのに最も重要なのは忍耐力だということです。
嫌なことであってもいちいち瞬時に反応していては、敵が増えていくばかりで味方は得られません。

一口に忍耐力と言っても、ただただ耐えることではありません。
「その場は」耐えることが重要だと述べています。

本書の表現を借りるなら、その瞬間は液体窒素で怒りを凍結させて、誰もいない所で爆発させるのだそうです。
責任や立場が大きくなると、受けるストレスも大きくなります。
全部我慢しようとしてもしきれるものではないので、適度に抜いていく必要があると思います。





人間は社会的な動物だと言われています。
一人で生きて行くのは困難ですし、目的を遂げるには他者の手を借りなければならないことが多いです。
そうした状況を生き抜くには、他人とむやみに戦わずに協力を引き出す技術が必要となるでしょう。

本書ではそうした技術が分かりやすくまとまっていているので、人間関係で悩んだり怒りを感じた時手に取ってみるとよいかと思います。




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Last updated  2020.11.22 20:00:05
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