2006年04月18日
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中国北東部で大規模な黄砂が発生 したとのニュースを聞きました。
北京市内でもあたり一面黄色の砂に覆いつくされて要る様子が配信されています。
この砂がやはり強い偏西風に乗って、日本にもやってきているのですよね。
今日あたりこちらにやって来るのかもしれませんね。
この時期、目が痒くなるのは、何も花粉のせいばかりではありませんね。
黄砂現象が見られるとき、いっそうひどくなるような気がします。
いったいいつ頃から黄砂現象はあったのだろうか？
私らの子供の頃には、もうすでにあったのだと思うのですが、はっきりと認識したのは、高校生の頃だったでしょうか？下校の途中に友達と、なんだか西の空の雲が黄色くないか・・・？ などと話していたのを覚えております。
ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠は、悠久の歴史のなかにずっと存在しつづけているのだから、それこそシルクロード交易の時代から、隊商の駱駝が踏みしめたであろう砂が、奈良の都にも風に乗って飛来していたのに違いないと思うのです。
それとも、人間による内陸部開発が原因で、砂漠化現象に拍車がかかったと報じられているので、近代になっての環境破壊のなせる業なのかなとも思ったりします。
もっとも中国内陸部の砂漠地帯の自然現象は、私たちの想像を絶するものがあるのでしょう。
楼蘭で有名なさまよえる湖、ロブノール湖は砂嵐のたびに場所が移り変わり、ついには跡形もなく消えてしまったと言うではありませんか。湖とともに栄えてきた楼蘭国も砂の下に埋もれてしまうよりなかったと言いますから、スケールが違いますね。
まさか今の大国、中華人民共和国が砂に埋もれてしまうというようなことはありますまい。
しかし、民の声を抑圧するようなことが続けば、砂どころの騒ぎではないのは、間違いないと思うのですが・・・。
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最終更新日
2006年04月18日 10時02分15秒
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