2006年08月01日
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昨日の新聞を見ていて目がとまりました。式年遷宮？？
伊勢神宮の大祭の一つ。
1300年この方守られてきた儀式とのことです。
これが大がかりというか、ずいぶん無駄なことのようにも思えるのですが、20年ごとに社殿を新築する儀式を式年遷宮というのだそうです。
つまり、20年に一度、そっくり同じ社殿を隣に建てて、前のは解体するのだそうです。
そんなことが1300年以上伝承されてきたなんて、全く知りませんでした。驚きです。
社殿が朽ちるからでもなく、前のが気に入らないからでもなく・・・ならばなぜかというと、神は清潔を好むと古代の人は考えたからだとか。。。
さらに、これはう～ん、なるほどと説得力がある説明なのですが、古代これだけの建物といえば、当時の最新の建築技術（現代においても飛びぬけた技術に違いありませんが・・）を駆使されたものであり、この技術の継承ということを第一義に考えた結果が、『式年遷宮』つまり、20年に一度の建て替えということになったというのです。
職人の技は、祖父・父・子の三代がそろって仕事ができると、最も正確に伝わる。その間隔が20年というのです！！
いやはや、恐れ入りました。
このようなことが脈々と行われてきたからこそ、この国に数々の名刹や名殿が今日残っているのだと学びました。
ちなみに 次回の式年遷宮は、第62回目を数え、平成25年に執り行なわれる そうです。
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最終更新日
2006年08月01日 14時24分26秒
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