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松本清張の「点と線」。なぜ名作なのか。うまく説明はできないが、一度読んでも、また読みたくなるから不思議だ。男性のポケットから出てきた、「御一人様」の食堂車の受取証。なぜ恋人が同席していないのか。鳥飼(とりがい)刑事のちょっとした疑問から、推理がはじまる・・・。この作品は、いわゆる「時刻表トリック」という種類のアリバイ崩しがメイン。解説で平野謙が指摘するように、“ひとつのキズ”があるというのも面白い。東京駅の13番ホームから、15番ホームに停車している特急《あさかぜ》に乗るアベックを、“偶然”目撃するというのは、いい。が、その二人がちょうど、13番ホームに立つ目撃者が見通せる、たった“四分間”うちに乗車するようにした工作の説明がされていないのだ。平野いわく、「作者がうっかり忘れていた」という。とはいえ、物語のなかで、共犯者の女性の随筆があったり、警視庁三原警部補と鳥飼刑事の書簡の往復があったりして、よくまとめられている。私としては、「人間には先入観が気づかぬうちに働いて、そんなことはわかりきったことだと素通りすることがある。・・・この慢性になった常識が盲点を作る・・・。」という言葉が興味深い。おすすめ。
2003年12月31日
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この冬休み中、よくポップ・コーンを食べる。好きというより、野菜だと思って食べているだけだ。レンジで4分、という手ごろさもある。・・・よく考えてみれば、物心つく前から、ポップ・コーンを食べていた気がする。食べ物にうるさい親父だが、なぜか、ポップ・コーンは好きで、たまに思い出したように作っていた。乾燥したコーンの種をフライパンにのせ、油を入れて火にかける。フタをして、“パンパン”いうのを待つのだ。(種を残さないようにするのには、ちょっとしたコツがあるらしい。) 後は古新聞のうえで油を切り、塩をまぶして食べるだけだ。まるで、かき餅でも作るかのように、うちでは見慣れた光景だった。私はあまり好きでもなかったが、「食べてみろ」と言われて食べると、まだ熱いので、けっこう美味しく思えたものだ。米国人をみていると、劇場でも家でも、映画を観るときには、欠かせないのが、ポップ・コーンらしい。たぶん私のような、ノスタルジーな面のあるのだろう。
2003年12月29日
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食料の買出しに行ってきた。やはり貧乏神学生とはいえ、食べなくちゃ、と思い立ち、奮発しました。近くの食料品店「シュヌックス」で、すしパック(カルフォルニア巻き)、韓国ラーメン、鶏肉の丸焼き、コーンとチキン・ヌードルスープの缶詰、等を買いました。レジで、韓国人のキム兄の奥さんとお子さんに会い、車に乗せてもらって帰ってきました。韓国といえば、「冬のソナタ」。その話をしたら、すごく好きだと言ってました。私はまだ見てないけど、興味をもちました。
2003年12月28日
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昨晩は、岡崎師と私、そして台湾人のリンさんの三人で、タイ人の一家のアパートへゆく。招待されたのだ。タイ料理は、うまかった。鶏肉のささみ、きゅうり、特製ピリ唐ソース、透明なスープ、しょうが入りのご飯、それになぜかキムチという、組み合わせ。ひとり息子のスカイ君は、クリスマスプレゼントのゲームキューブに夢中だった。食事中の会話は、実にインターナショナルだった。タイとビルマ(ミャンマー)の緊張関係について、台湾製品と中国製品の違い、日本の台湾侵略時代について、などなど。しかし、アジア人は文化、食事、考え方が近いので、なんとなく落ち着く。アメリカの地で皆、それなりに苦労しているという共感もあるのだろう。楽しい夕食だった。
2003年12月27日
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カリフォルニアの神学生、T兄からメールをもらう。「ラストサムライ」についての感想だ。伊藤博文らしき人物が出ていたという。伊藤批判に続き、「切腹」と現代の自殺問題についてなど、明治維新以降の日本史には、うとい私にちと難しかった。キリスト者としては、新渡戸稲造の「武士道」を読まなくては?
2003年12月26日
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さびしい夜だ。寮には、留学生が3,4人いるだけだ。岡崎師に誘われて、近くの教会へゆく。クリスマス・イブ礼拝がなんと夜10時からという。キャンドルライトにも、説教にも、また「きよしこの夜」の賛美にも気持ちよくして帰ってきた。しかし寒い。風邪をひいたかも・・・。
2003年12月24日
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気になっていた俳優、いかりや長介の自伝を本屋で見つけ、衝動買いしたのは、9月のこと。留学前に文庫本を買いあさっていた時だ。最近、やっと暇を見つけて読んでみたが、その面白いこと!一気に読んでしまった。私の知る「ドリフターズ」が後期も後期だったことを初めて知った。「ドリフターズ」が、ビートルズの前座をつとめた話や、そのため、武道館で演奏した最初のバンドになったこと、志村けんがいかりやの付き人の1人だったこと、などなど。また、いかりやの「ドリフターズ」メンバー集めの話は、なんだか”七人の侍”のようで興味深かった。読みやすいので、お勧めです!
2003年12月23日
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イリノイ州の韓国人教会へは二度行った。アメリカ人の神学生の夫をもつジン婦人と、友人のキム兄にそれぞれ連れて行ってもらい、車中、深い会話ができた。韓国のルーテル派教会は歴史が浅いと聞いた。また、私の神学校にいる韓国人のジー博士が、初代の議長であったと知り、驚いた。ジー博士は、朗らかな面持ちの年配の方で、日本語がとても流暢。でも岡崎師(西日本福音ル)によると、マン・ツー・マンでの指導では大変厳しいらしい・・・。今、岡崎師はクリスマス休暇もなく、勉強に没頭されています。
2003年12月22日
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日曜日の午後、日本語集会(JCF)の仲間と、映画“ラストサムライ”を観に行く。なかなか良かった。特に、日本はあんなに綺麗だったか、と異国の地で涙した(?)。横浜の港から、富士山がかなり大きく見えたのには、笑えたが・・・。その後、代表のジェニングス先生の家でクリスマス・パーティ。サトミ婦人のお手製“かんぴょう巻き”には感動した。みんなで映画について感想を言い合い、楽しい時を過ごした。アメリカ人の感想は、要約すると、“サムライ(侍)”の定義に関する意見が主で、渡辺謙ふんする、勝元の死に涙したというようなものだった。我々日本人からすると、“侍魂(さむらいだましい)”というものは、定義できるものでもなく、ましてや負けて切腹するなどという“恥(はじ)”の精神にはなんの魅力もないのだが・・・。映画の時代設定は、1800年後半の明治時代だが、戦国時代の武将のような勝元という人物が、明治天皇や高官たちから阻害されてゆくというような話。フィクションだが、日本人にはないセンスも感じた。おすすめ!
2003年12月21日
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マット・モーテンソンというクラスメートに連れられて、セント・ルイス大学へゆく。体育館で柔道をするため。中々の設備で驚いた。さすがに柔道用の畳はなかったが、マットシートをいくつもつなげて、柔道のできる環境だった。先生は、イラン人のカミヤ氏。大学の講師ではなく、コンピュータ関係のビジネスをしているとのこと。この先生は、なかなかの柔道家で、日本の講道館へもときどきゆき、練習するというだけあり、形(かた)の基本をみっちり教えていた。マット君の昇級試験が近いらしく、私はその相手をさせられ、散々投げられた。でもよい勉強になった。夜、そのカミヤ氏のアパートでクリスマス・パーティーがあった。マット君とその奥さんに、カミヤ氏、そのルームメイトのイラン人男性、その他2人の女性がいた。聞いてみると、皆クリスチャンで、日本の文化のことなど色々な質問を受けた。その後、カミヤ氏の趣味らしいB級アクション映画を二本も観た。食事の方は、スナックやチーズ、ハム、生野菜。ノンアルコールの炭酸ぶどうジュースが美味しかった。
2003年12月20日
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私は今クオーター、ヘブライ語と教義学の「ルター派の心(マインド)」というクラス、そして実践神学の三つを取っている。ヘブライ語は、なんと水曜日を除き、毎日、午前二回のクラスがあり、クイズ(小テスト)に追われている。でも講義のビデオを借りてきて見たりしてなんとかやっている。旧約聖書が読めるようになるために、特に気合を入れている。もっとも難しいクラスは、またしても教義学のクラス。“十字架の神学”とはなんぞや、というようなことを、G・フォアデというミネソタ州、ルター神学校の教授の書いた本から学んでいる。だんだん面白くなってきた。
2003年12月10日
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前クオーターのクラスは、三つともパスできた。特に教義学のクラスは、ヒーヒーいいながら学んでいたので、クリアできて感謝でいっぱい。英語に多少の自信もついた。読みを速くすることと、小論文をもっとうまく書けるようにしてゆきたい。
2003年12月08日
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日本語集会(JCF)では、私が聖書研究を担当した。内容は、「エマオへの旅路で」 (ルカ24:13~35)より。神学校で、下舘先生の論文を入手して読んで感動したため、この箇所にした。趣旨は、二人の弟子の目がさえぎられ、開かれ、復活のイエスの語りに心が燃えたという、福音そのもの。いいディスカッションができた。感謝!燃えた心をもった2人の弟子は、来た道を、暗い道を喜び勇んで引き返し、仲間たちとこの不思議な出来事を分かち合ったのである。さて、クレオパの同行者の名は、告げられていない。しかしその人とは、あなた自身と置き換えることもできる。つまり、クレオパのように疑い、失望し、イエス様の死を他人の罪としてなすりつけていたあなたが、今では復活されたイエス様に出会い、福音を聴き、燃えた心をもって証し人とされたのだ・・・。「わたしたちは、見たことや聞いたことを話さないではいられないのです」(使徒4:20)。
2003年12月07日
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金曜日の夜、神学校のジムでバスケの試合を観た。友人のジョエル・ワーシュレッガー(元VYM。杉並教会で奉仕。)がとても良い、ポイント・ガードであることを知り、感動した。相手は、ベテル・カレッジというチームで、試合のほうは20点差をつけられて負けてしまった。前半はリードしていただけに、悔しい試合になってしまった。
2003年12月05日
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