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7月1日から、2004年も後半。後半といえば、39歳の僕はいま、たしかに「人生の後半生」。「人生の後半であること」をしっかり意識して生きていこうと思っています。いまという時代はたとえ20歳であっても、「人生の後半であること」を意識して生きないといけない時代であるような気がします。なぜかな。オーバーかな。そんなことを思っていたら、朝4時半ころ、庭木あたりで、セミのような鳴き声がしました。まだうまく鳴けていなかったのだけど、午前10時頃、我が家の小さな庭でニイニイゼミが上手に鳴き始めました。 セミの短い後半生のスタート。すてきなパートナーに出会えるかな。楽天から届いたオススメ日記紹介メールに、ナチュラー・ママの「運命が楽しく変わる育児」がのっていて、早速、訪問・リンクさせてもらいました。紹介文、いい感じです。「ナチュラー」を実践しながら、ナチュラルマザリング(自然育児)を提案。育児の枠を飛び出して、楽しく美しく自分の人生を輝かせよう! http://rd.rakuten.co.jp/rn/t/0406/29/514555/?h-naturerぼくは「提唱・提案」にびびっとくるのでした。今朝(6月30日)の新聞各紙に旭硝子財団の「ブループラネット賞」の受賞者ブルントラント・元ノルウェー首相が紹介されていました。ブルントラントさんは「環境保全と経済成長の両立を目指す画期的概念「持続可能な開発(sustainable development)」を提唱し、世界が早急に講ずるべき方向を示した」著名な方なのです。「提唱・提案」など、1つの道(解決策)を示す人やことにぼくは関心があるのかな。そこで・・・「提唱.com」ということができないかなってずっと思っているのです。世界のいろんな人が何かを「提唱・提案」しています。そんなすてきなソリューションという提唱・提案が集まるのが、「提唱.com」です。誰か、もう実現しているかな。ブルントラントさんやナチュラー・ママさんから思うのでした。半農半Xも1つのミニ提案です。今日は素足で田んぼへ入り、(排毒して?)いい感じです。みなさま、すてきなエックス月(6月)をありがとうございました!さてさて、今日のお土産のことばは・・・学問でもビジネスでもアイディアがすべて。すべての困難はアイディアによってのみ乗り越えられる。(明治大学教授・齋藤孝さんのことば)いいこと、どんどん提唱・提案していきましょう。今日も訪問くださり、ありがとうございました!世界がすてきな1日でありますように。
2004.06.30
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あかり作家の大石明美さんを電話でくどきました。といっても『楽園工房』の編集部から次回は手づくり照明特集をしたいとのことで作品を紹介させてほしいと仲介をしたのでした。流木や枝、つるなど、この地球に落ちている「地球素材」を使って、誰もが必ず持っているチカラ、アーティスト性を発揮したら、みんなアーティストになれる。大石さんの作品に、そんなことを感じます。地球素材。そんなことばを使うと喜んでいただけました。大石さんは元コピーライターだったのでした。この世には素材がいっぱい落ちている。京都の丹後半島にある温泉にはおじいさんが海で拾った流木が、500円ほどで売ってあるのですが、いいなあって思います。この地球に落ちているものたち。流木の美しさを教えてくれたのは大石さんでした。『半農半Xという生き方』に登場してくれている河北卓也さんが、7月1日より1ヶ月、ネパ-ルで出会った人や自然を撮った写真展を開催しますとのこと。春~秋は、京の料亭が使う賀茂なすやお米、新しい地酒「穂乃花」用の酒米「山田錦」づくり。冬は、96年に初めて訪れ、魅了されたネパ-ルへ。「辿り着いたら、ネパールと日本酒でした」とうれしいメールが届きました。いまでは酒蔵3社と契約とのこと。いま綾部で最も注目のキーパーソン。半農半Xという観点からも河北さんはとっても注目のヒトです。日曜日、大阪のクレヨンハウスに『半農半Xという生き方』があったこと、日記に書いたのですが、日記を読まないような世代のとある方が「週末、東京・青山のクレヨンハウスに行ったら、本ありましたよ」といわれて、びっくり。本家にもあって、うれしいです。つれあいが畑から、きゅうり、なす、ピーマンをかかえて帰ってきました。田んぼや畑の草むらではバッタの鳴く声。もうバッタの季節が始まっているのですね。バッタの季節。少し早いけど、ほんとうに少し早いのだけど・・・夏のなかに、もう秋があります。さてさて、今日のお土産のことばは・・・「道」 詩・星野 富弘ひとすじの道果てしなく続くその道を歩く私を思うけれどいつの頃からか真ん中を 歩かなくなったともに歩いてくれるあなたを知ってから真ん中は あなたのために私は少し横を歩きましょう大事な人と大事なことと。一緒にゆっくり歩んでいきましょう。今日も訪問くださり、ありがとうございました!世界がすてきな1日でありますように。
2004.06.29
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ああ、これだなあって感じです。生年月日がまったく一緒の綾部の友人・佐々木さんが以前教えてくれたすてきなコンセプトのホームページがあります。そのホームページは、佐々木さんの友人である大阪の市民プロデューサーさんが作られているもの。(『半農半Xという生き方』も渡してくれたそうです)時代はきっとこういう方向だろうなあってホームページを見て、とってもインスパイアされたのですが、その市民プロデューサーの女性が仲間と出しているメールマガジンが先日、「ウィークリーまぐまぐ」の「旅編」で紹介されていました。メルマガはノーチェックだったので、早速登録。タイトルは「半径3キロの物語」です。http://www.mag2.com/m/0000090775.htm以下、紹介文。***大阪府松原市に住むご近所メール友だち3人が集まって発行するメルマガ(毎月1日・15日発行)。歩いて行動できる半径3キロの中で暮すステキな人、風景、お店を紹介。私たちのまちに潜むパワーを掘り起こし、伝え、つなぎます。***「半径3キロの物語」とは最先端だなあってぼくはとっても思うのでした。日本のみんなが、半径3キロの宝探しの旅に出たら、どうかな。円はどんどん重なり、日本を包む。ぼくはとってもすてきなコンセプトだなあって思うのでした。綾部の住宅地図で「我が家の半径3キロ圏内」、チェックしてみましょう。里山ねっと・あやべの定例ミーティング終えて、田んぼへ。コナギの除草をしていて、ふと空を見上げたらトンボがいっぱい飛んでいました。自転車に乗れるようになった子どもたちのようになんだかうれしいそう。苗には抜け殻がいっぱいついています。ここから飛び立ったんだね。帰ったら、京都府の中丹広域振興局から電話。中丹広域戦略会議のまちづくり研究会のメンバーに加えてくださることになりました。半農半X研究所の活動の一環として参加させていただくのですが、「中丹(丹波・丹後)」のエックスを応援できたらうれしいです。尊い機会をありがとうございます!半径3キロと中丹。基点は1つです。さてさて、今日のお土産のことばは・・・新しい言葉が生まれるのは新しいまなざしが生まれたから新しい言葉は新しいまなざしをさそう(「雑草」に対して、「益草」という言葉をつくったNPO法人「農と自然の研究所」宇根豊さんの言葉)『半農半Xという生き方』でも紹介していることばです。半径3キロに、新しいまなざしを。半径3キロに、新しいことばを。自分にも家族にもご近所のおじいさんにも新しいまなざしと新しいことばを。半径3キロの宇宙、楽しんでいきましょう。今日も訪問くださり、ありがとうございました!世界がすてきな1日でありますように。
2004.06.28
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今日は、NHK衛星放送開始15周年記念番組「初夏 里山の音景色」(BS2)の放映予定日。今朝の新聞のテレビ欄で、NHKBS番組をチェック。ちゃんと載っているのを確認し、みんなで宝塚へ。今日は里山ねっと・あやべの総会の日でもありました。総会の日程がようやく決まったと思ったら・・・ちょうどつれあいの料理教室の日。つれあいのミッションサポートを優先させてもらいました。「初夏 里山の音景色」、見れなかったのは残念でした。長野の雪解け水、京都の竹林、徳島のカエルの音など全国各地の里山を約15ヶ所訪ねて、その土地の「音」に耳を傾け、音と映像で紹介するもの。綾部の予定としては、農家民泊「素のまんま」の芝原さんが焚く五右衛門風呂の音、綾部に移住された山中さん一家が都会では聞けなかった音について、来年、統合予定の奥上林小学校の木造校舎の渡り廊下の音などが映る予定だったのですが、どうだったかな。撮影に協力いただいた芝原さん、山中さん、映っていないけど協力いただいたみなさま、そして、演出家の金聖雄さん(ドキュメンタリー映画「花はんめ」監督)。見ていなくて大変恐縮ですが・・・とりあえず、ありがとうございました!料理教室後、大阪・江坂の「クレヨンハウス」へ。作家の落合恵子さんがつくられた子どもの絵本と女性・環境・食等の本があって、自然食品店&レストランがある店ですが、なんと『半農半Xという生き方』も並べてくださっていました。クレヨンハウスに置いてあるなんて!大変うれしいことでした。さてさて、今日のお土産のことばは・・・結局人間は、自分が目的とするもののみを獲得するものである。それゆえ、最も高いものだけを目的としなければならない。(ヘンリー・D・ソロー)大事なものを目的としていきましょう。今日も訪問くださり、ありがとうございました!世界がすてきな1日でありますように。
2004.06.27
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自然食通信社発行の『自家製天然酵母のパンづくり』に登場する京都の「石窯の伝道師」・竹下晃朗さん設計の石窯を備えたパン屋さん「あやちゃんベーカリー」が綾部にオープン、ようやく行ってきました。竹下さんと若きオーナー・野間さんの間を取り持ったこともあって、気になっていたのですが、ミッションとミッションのコラボレーション。いいなあって感じです。『半農半Xという生き方』に登場してもらっている河北卓也さんの「綾部産小麦粉」も使ってパンも焼かれ、これまた、いい感じです。お店でばったり、お世話になった方の奥様に出会いました。天の計らい。きっと亡くなったご主人のデザインです。天でも余暇生活開発士されているようです。里山ねっと・あやべの設立初期から叱咤激励をいただいていて「里山の波平さん」のような感じだったのです。奥様のことが気になっていたのでうれしい再会でした。ノースランド出版の隔月誌『楽園工房』(vol.2)が無事、書店に並んでいました。連載の2号目。また書店でチェックください!つれあいは若杉さんの料理教室へ。次世代育成をの願いで月1回おこなってくださっています。ひとは後半生、次世代育成に向かうといいますがそうなのですね。さてさて、今日のお土産のことばは・・・人にはそれぞれ神からやりなさいと託された仕事があるみたいです。(山川紘矢さんのことば/翻訳家)神からやりなさいと託された仕事。ぼくは何を託されたのかな。今日も訪問くださり、ありがとうございました!世界がすてきな1日でありますように。
2004.06.26
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ぼくたちの世代はいまこんなことを同時に叶えようとしているんじゃないかな。って思うことが、田んぼから帰ろうとしたとき、ふと浮かんできました。「自分の核心の表現/大好きなこと/ミッション」「家族」「ローカルコミュニティ」「インターネットコミュニティ」「持続可能性/エコロジー」「スローライフ/心地よさ/シンプル」「レボリューション・変革」「ラブ/ギブ」「ピース/和」こんなことを気づくために、田んぼにいくのかもしれませんね。今日は合羽を着て、雨の田んぼで草取り。雨とともに何かが天から落ちてくるので雨のなかの作業も大好きな時間の1つなのですが、実は草取りをしないとそろそろ大変だから・・・なのでした。コナギという草が幾何級数的に増殖って感じです。ガラスの器に田の土とコナギを入れ、よく生態観察をしないといけないなあと思います。どこまで抜けば、絶えて、どこまでなら再生するのか。自然農の川口由一さんは草にとっても詳しいといいますがコナギを制するには、ライバルのチカラをもっと知らないといけませんね。「半農半X」というコンセプトが生まれるきっかけになったのは、屋久島在住の作家・翻訳家の星川淳さんの「半農半著」ということばです。半農半X研究所のアドバイザーになってもらっている星川さんが発行されているメールマガジンが届きました。メールマガジンの姉妹篇として、「innernetblog 心網付録」(メルマガ番外ブログ)を始められたそうです。http://blog.melma.com/00067106/最近は坂本龍一さんらと「非戦」のための活動が中心になっていて、世界の情報収集発信のセンター機能の役割を果たしておられます。メールマガジン、ぜひ登録してください。ぼくたちの世代は、いまこんなことを同時に叶えようとしているんじゃないかな、チャレンジしようとしているんじゃないかなって思うこと、もう少し考えてみますね。さてさて、今日のお土産のことばは・・・イギリスで公民起業家が出てきた理由公民起業家のコンセプトは、ロンドンのシンクタンクDEMOSが創り出したが、新コンセプトを創れたのは、頭の中で架空につくったものでなく、実際に公民起業家らしい人がいたからである。 (町田洋次さんのことば)半農半Xというコンセプトも星川さんというモデルがあったからですね。21世紀の生き方、暮らし方をあらわすコンセプトをことばにして、提案していきましょう。ぼくは田んぼでニューコンセプトを発見したいのです。今日も訪問くださり、ありがとうございました!世界がすてきな1日でありますように。
2004.06.25
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いままでいろんなものをコレクションしてきたなあって思います。最近、新聞の書評で『ペナント・ジャパン』という本が出たと知りました。そういえば、旅行に行った親戚のおじさんはみんな買ってきてくれて、部屋に100枚ほどあったことを思い出しました。昔は風景に会いに行く旅だったのですね。旅行のお土産の定番だったペナント。市販のポストカードも我が家にいっぱいあります。ことばを載せて届ける「ポストスクール」を始めてからは市販のポストカードは、ほとんど使わなくなり、いまはひなこがコレクション、使ってくれています。手紙を書くことが大好き、でいてほしいな。何事も死蔵はいけないですね。アメリカのお母さんがはじめた「子どもたちに手紙を届けるビジネス」をふと思い出しました。子どもには手紙が来ないなあ、ってことに気づいてはじめたスモールビジネス。こどもは手紙が自分宛に来るとうれしくて、そこからいろいろ学んでいくようです。愛媛大学農学部の教授だった岸康彦さんに論文紹介のお礼のハガキを送ったら、ご著書『食と農の戦後史』(日経)と論文が載った「日本農業研究所 研究報告第16号」が届いてびっくり。あらためて、『半農半Xという生き方』が参考文献になるなんて、ほんとうに光栄です。新しいお出会いに感謝です。尊い本をありがとうございました!今日は少し、手での草取りにチャレンジ。上の田を見に来られた近所のおじいさんが声をかけてくれました。85歳。貴重な語り部です。1分でも話を聞いておかなきゃって思いました。終戦後、事業の傍ら、米づくりを始められて約60年。ぼくは何歳までやる気が保てるかな。まちのちいさな印刷屋さんにお願いしていた名刺ができました。グローバルヴィレッジのフェアトレードの紙と内村鑑三の「後世への最大遺物」のメッセージのコラボレーション名刺。名刺にもお土産の言葉が載っているのでした。さてさて、今日のお土産のことばは・・・使命(仕事)は、焦点が絞られて、狭いほうがいい。これまで私は多くの非営利組織が、あまりに多くのことをしようとしてきたのを見てきた。ひとつのことでも十分になし遂げることはとても難しい。組織のリーダーの第1の仕事は、組織の使命を熟考し、定義することである。組織のメンバーは、その使命を理解し、支援し、正確に表現できなくてはならない。(ピーター・F・ドラッカー)使命(仕事)は、焦点が絞られて、狭いほうがいい。ぼくたちはほんとうに、あまりに多くのことをしようとしがちですね。ちょっと絞ってみましょう。今日も訪問くださり、ありがとうございました!世界がすてきな1日でありますように。
2004.06.24
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パーマカルチャーに出会い、「人口5000人」というサイズのまちにこだわって北海道に移住された方が、綾部への旅の最終日、我が家に立ち寄ってくださいました。話していておもいだしたのが、アメリカで静かなブームになった『アメリカの小さなまちベスト100』(The 100 Best Small Towns in America)という本。コネチカット州のエセックス(5900人)など、人口5000~1万5000人の小さな魅力的なまちを著者ノーマン・クランプトンが全米から選んでいます。美しく、小さく、魅力的なまち。北海道から沖縄までの新しい価値観の表現者(教育、医療、食、アート、農など)を見開き1グループ(1箇所)、自己紹介文を掲載している野草社の伝説的な本『もうひとつの日本地図』。ぼくのなかで『アメリカの小さなまちベスト100』と『もうひとつの日本地図』がつながりました。いま、日本版の本をぼくがつくるなら、「群言堂」のある「石見銀山」や高知のゆずの村「馬路村」が入るかな。たくさんインスパイア系のお土産をいただきました。ありがとうございます。フェリシモの超大型新人だった「smilewind」さんが日記を訪問してくれて、うれしい再会!ハワイやアラスカに行っていたので、いま東京にいるとは、びっくりでした。いまはBIPプランナー。いい感じでうれしいです。「smilewind」さんは大学の時から、時代を数歩も先行く人で、ぼくも大きな影響を受けてきました。ぼくを揺さぶったひと、です。「smilewind」さんの日記ともリンクしています。それにしても、再会できるなんて、すごいなあ。マクロビオティックマガジン『むすび』の原稿、OKメールが届き、ほっと一安心。文中で加藤登紀子さんの歌「Revolution」のことを書いているので、「聴いてみたいな」と思ってくださったら、うれしいです。ぼくの座右の曲。編集の片山さん、ありがとうございました。さてさて、今日のお土産のことばは・・・「メッセージ」は最強の武器です。メッセージという武器を持たないで戦おうとしても、これは戦いにならない。ところが、極めて多くの企業が、この最強にして不可欠な武器をまったく持たないで、市場にのぞみます。(小阪裕司著『失われた「売り上げ」を探せ!』フォレスト出版・2001年より)「Revolution」、すごいメッセージです。「8割はメッセージで決まる」といいますが、ほんとうですね。大事だなって思うこと。メッセージしていきましょう。後悔のないように。今日も訪問くださり、ありがとうございました!世界がすてきな1日でありますように。
2004.06.23
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今年の米づくりの楽しみの1つだった「株間除草機」の試走をおこないました。とある旧家に眠っていた古い除草機(田の草をとる手押し車)を継承させていただいたものですが縦回転だけでなく、横回転する優れもの。また、苗と苗の間を走らせるのではなく、苗をまたいで、苗の両サイドを除草できる珍しいタイプでミッションを、志の高さを感じる除草機です。飛行機のプロペラをつくっていた関東の製作所がつくったもので、「旭日」のマーク入り。時代を感じさせます。いつか光をあてるために、写真を撮っておきましょう。僕の夢。田んぼの横に、いろんな除草機がオブジェのようにかけてあって、自由に除草体験してもらえたらいいな。除草機研究所とミュージアムとフィールドワークと。どうかなあ。最近の除草機は、アルミでできていて、軽量なのですが、これはとっても重厚です。ぼくにはヘビーでしたが、効果は大で、びっくり。昔は牛にひかせるタイプの除草の道具があったと親戚のおじいさんが言ってたなあ。牛はちゃんと苗をまたいでくれたそうです。田に生える草も、ヒエからコナギへ。田草取りも「第2ラウンド」って感じです。(草がすでに優勢ですが・・・)耕作面積を6畝(20×30M)増やしたけど、こちらは草がほとんど生えず、いい感じです。楽天日記のmasazuuさんにお願いをしていた農家民泊体験記「芝原キヌ枝さんという生き方」が届きました。ゴールデンウィークにホトケさま(ご主人)と来綾され、農家民泊「素のまんま」に行かれたときのものです。里山ねっとのホームページでアップできる日が待ち遠しいです。masazuuさん、すてきなエッセイをありがとうございました!さてさて、今日のお土産のことばは・・・先人 木を植えて後人 その下に憩う(中国の古いことば)ぼくたちも、それぞれの木という「何か」を植えていきましょう。のちの世の人が、それがきっかけで、しあわせであれば、いいなあ。今日も訪問くださり、ありがとうございました!世界がすてきな1日でありますように。
2004.06.22
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綾部は雨も風もないような、静かな台風でした。警報が出て、ひなこは自宅待機。プール開きの日だったので残念だったようです。里山ねっと・あやべのミーティングに行ったり、「里山的生活メイルニュース」(夏至・54号)の配信をしたり。※http://www.satoyama.gr.jpでご覧いただけます。午後も台風は静かだったけど、遊びにやって来たちいさな子どもたちがタイフーンでした。8月初旬発売のマクロビオティック・マガジン『むすび』誌の原稿に向かいました。書きながらいつも思うのは、「いまの時点での思い」をまとめておくことの大事さ。いつでも逝けるように・・・身辺整理と原稿整理(思いの整理)と。日曜日、父の教員時代の先輩が亡くなり、告別式がありました。父を駅まで送るとき、「さよならのデザイン」について話したのですが、最近は「家族葬」という新しいコンセプトが生まれて、いいなあって思います。抜かりがあってはいけないのが、この「さよならのデザイン」です。ぼくは「スローで小さな告別式」を望んでいるのですが、よくよく言っておかないと、デザインしておかないとって思います。会社員時代に行った友のお別れの式(教会)には衝撃を受けました。友人や親の5人が故人についてスピーチ。なんてすてきな式なのだろうといまも心に残っています。そんなことを思いながら、原稿完成。台風が去った夜の我が家の「キャンドルナイト」。ひなこもぼくも、いつもより少しだけ夜更かし(~20:50)。蜜蝋のキャンドルがゆれるなか、なぜだか我が家は、ひなこのリクエストで「しりとり」をしたのでした。さてさて、今日のお土産のことばは・・・楽しくない変革には誰も乗ってこない。(星川淳さん訳本のなかで出会ったことば)キャンドルナイトは楽しい変革だなあって思います。楽しい変革、めざしていきましょう。今日も訪問くださり、ありがとうございました!世界がすてきな1日でありますように。
2004.06.21
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ひなことお寺までお使いに行ったその帰り道、小さな池のそばにある樹上にモリアオガエルの卵を発見しました。泡で包まれたカエルの卵。こんなところにもいるんだなあとうれしくなりました。獲物をねらうヘビ。のんびりと浮かぶカエル。池の中のおたまじゃくし。葉っぱにはトンボ。池で繰り広げられる「宇宙」をしばらく二人で見ていました。近所のクラスメートが遊びにやってきてくれたので今日はいろいろ大サービス。ビーチボールでドッジボール大会をしたり、ブロック(レゴ)で階段建築?をつくったり、父がペットボトルでつくったモグラよけプロペラを自転車のカゴにとりつけたり。二人は「魔女の宅急便」に出てくる空を飛ぶことを夢みている少年・トンボとキキのように走りまわっていました。ほんとうに飛んでしまいそうな子どもたち。いいなあ。午前中は台風の影響の風を受けながらの田んぼの除草。6畝(20×30M)に植えた苗の数(株数)を数えてみたら、約3000株。化学肥料と農薬の現代農業なら、1株が「ごはん1杯分」となるといい、3000もあれば家族3人が3食365日食べれることになります。我が家は収量が少ないのですが、どれだけとれるか計測してみたいと思います。つれあいは友だちに頼まれて、10品くらいの穀菜食ミニパーティ料理をつくってあげていました。台風前の落ち着きがあるような、なんだかいい1日でした。さてさて、今日のお土産のことばは・・・あるがままを愛しなさい。世界がどんなふうに見えるかは、100パーセント、あなたのバイブレーションのレベルで決まっています。あなたのバイブレーションが変わると、全世界がそれまでとは違って見えてきます。ちょうど、あなたが幸せだと、みんながあなたに微笑みかけてくれるように感じるのと、同じです。タデウス・ゴラス(「なまけもののさとり方」より)世界がすてきに見えるといいなあ。今日も訪問くださり、ありがとうございました!世界がすてきな1日でありますように。
2004.06.20
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学研の『Bagel(ベーグル)』(8月号)のゲラが宅急便で届きました。我が家の離れに1年弱、住んでくれていたイラストレーターの田谷美代子さんがまたまたすてきなイラストを短いスケジュールのなか、描いてくれていました。原稿(拙文)が届いて、それにあわせて絵を描くってどんな感じなのかな。こんなテーマで書いてねと編集者に依頼され、書き手が書くようなものかな。テーマを与えられるって、おもしろいものです。先日の農大で、「テーマ」について話しました。自分のテーマ(=エックス)って何だろうという話です。フェリシモという会社に入社した89年、新人研修で「企画力アップ研修」というのがありました。ことばや企画について、とっても鍛えられたのですが、そこで、ぼくは、テーマ(theme)とは、the+me、「theのつく私である」ということに気づいたのでした。テーマ=私。自分のテーマを追いかけるようにみんなできている、のですね。7月7日の「七夕」の日の発売の『Bagel(ベーグル)』、ぜひ手におとりください。キリスト教も仏教も「たとえ話」が多くて、秀逸でそれによって、みんなの理解が深まり、口から口へと、他者へ広がっていくようで「たとえ話・力(りょく)」が特徴だなあってぼくは思っているのですが、日記でもエッセイでも、みんな、何か特徴やスタイルがあるのでしょうね。小泉さんじゃないけれど、ぼくはきっと「ワンワード」、そして、「お土産のことば」です。「思索」「エックス」「スローレボリューション」、そして、「否定なし」もかな。「否定なし」ということに途中で気づきました。とある方のオフィスに行って、2時間半ほどミーティング。カタチにできちゃうクリエーターというのは、やっぱりすごいなあと思いました。綾部にとって、とっても大事な存在です。さてさて、今日のお土産のことばは・・・自然食品を食べてまで、生きるテーマが生き延びるテーマがあるか?(ゲージツ家・篠原 勝之さんのことば)91~92年頃、出会ったことばです。とってもインスパイアされました・・・。生き延びるテーマ。ぼくにははたして、あるのかな。山椒系のお土産でした。今日も訪問くださり、ありがとうございました!世界がすてきな1日でありますように。
2004.06.19
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京都府庁から電話があり、農のあるライフスタイルについてのアクションプラン策定会議への出席依頼がありました。お役に立てるならと、半農半X研究所の立場で参加させてもらうことになりました。秋までに5度ほど、会議があるようですが、意見交換(交流)のなかでいろいろ学べそうです。都道府県間、市町村間の競争も激しくなっています。近隣の県も力を入れているので京都府にもがんばってほしいところです。京都発の「農のあるライフスタイル」。さて、どうなるかな。来週の月曜日配信の「里山的生活メイルニュース」(54号)の原稿が完成しました。高橋浩子さんの『行列のできるメルマガ作成入門』(翔泳社)を読み始めているので、学びを活かしていけたらと思います。件名など、工夫してみますね。思索の材料を提供しつつ、こころが動き出しちゃうようなもの。めざしていきましょう。キャンドルナイトの「夏至」の日の朝、お届け予定です。さてさて、今日のお土産のことばは・・・「自らの事業は何か」という問いには決定的な答えはない。いかなる答えもすぐ陳腐化してしまう。この自問は繰り返し行う必要がある。そのために、次の2つの意思決定が必要。・何を捨てるか(組織にとって何を捨てるかの意思決定ほど大切なものはない)・何に集中するか(チャンスのある、戦略的な分野にエネルギーと資源を移す)(P・F・ドラッカー『断絶の時代』ダイヤモンド社)捨てることと集中することでシンプルな哲学でいきましょう。今日も訪問くださり、ありがとうございました!世界がすてきな1日でありますように。
2004.06.18
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京都府立農業大学校での特別講義。天気がよかったので、カブ(ホンダ)でいってきました。赤いヘルメットをかぶって。農林業をめざしたり、指導者をめざす1~2年生80名が「半農半X」について、「エックス」について耳を傾けてくれました。いまの社会をぼくは「模索社会」と呼んでいるのですが、学生のみんなも、花や野菜、米、牧畜、林業などどの分野にしようと迷っていたりします。森林ジャーナリストの田中淳夫さんの『田舎で起業!』(平凡社新書)に書かれていて、いいなあと思った事例を紹介しました。それは棚田やそばの山で牧畜をしている山口県のとある牧場の事例です。牛を棚田や山に放す。牛が山の草を食べる。下草刈りがいらない。棚田に来て、フンをする。肥料になり、いい米ができる。牧畜と農業と林業が同時にできちゃうそうです。そして、人が視察や研修に来るので教育機能もあり、アニマル療法など福祉・医療の機能もある。どんどん融合しちゃうのですね。綾部の事例から、日本各地の事例を紹介したり、天職発見の方法について話したり、『13歳のハローワーク』には、農業はなんて書いてあるかなという話をしたり。前半75分、後半50分いただいていたので、たっぷり話すことができました人生で叶えたい夢は何ですか?8つ書いてください、という恒例の「エックスのためのワーク」もしました。今回は「農」をからめて書いてもらったのですがみんな何て書いたのかな。水や栄養をやって、枯らさないように、大事に育ててほしいです。夢は種子のようなもの。時間が経つと、発芽力がだんだん落ちる可能性もあります。結局、話したのは、寝食を忘れるような大好きなことを仕事にし、すてきな社会にしていこう、ということ。自分のエックス(天の仕事)を考えるきっかけの1つになってくれたらうれしいです。専業の方に半農半Xのことをどう伝えるかは悩んできたところです。全農(専業)でありながら、まちづくりに取り組むパワーをもった人が全国にいっぱいいるので、「全農全X」と呼んでいるのですが、うまく伝えられたかな。ほんとうに尊い機会をありがとうございました。さてさて、今日のお土産のことばは・・・凡庸な教師は只しゃべる。少しましな教師は理解させようと務める。優れた教師は自らやって見せる。本当に優れた教師は心に火を点ける。(英国の教育学者ウィリアム・アーサー・ワードのことば)1秒でも、心に火を点けることができたらいいなあ。心に火を点ける。英語でインスパイア。1秒でも誰かを、インスパイアする。・・・めざしていきましょう!今日も訪問くださり、ありがとうございました!世界がすてきな1日でありますように。
2004.06.17
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明日に迫った京都府立農業大学校での特別講義のレジュメをメールで送信しました。書き加えたり、引き算されたり、レジュメもだんだん育っていくものですね。みんな(1~2年生/全学生80名)が自分のエックス(天の仕事)を考えるきっかけの1つになってくれたらうれしいです。農大は幼稚園のとき、遠足に行ったくらい近くなので天気がよかったら、カブ(ホンダ)でいきましょう。里山ねっと・あやべのホームページ「ウィークリーメッセージ」の今週号(160号)で「情報発信する廃校たち」をテーマに書いてみました。近々アップされますので、訪問ください!http://www.satoyama.gr.jp「情報発信する廃校たち」とは、いつか「現代農業増刊号」のテーマにしてほしいなと思っていたりするのです。情報発信×廃校。この組み合わせがなんだか新鮮だなあって思うのです。廃校活用がテーマだ、ミッションだという方が全国にはきっと何人もいるはず。出会っていけたらいいなあ。NPO法人・間伐材研究所(綾部)の代表・幹田さんができたての「間伐材新聞」(9号)を持ってきてくれました。大好きなことを表現しているので、いい感じです。メール版の新聞もできたらなあと話しました。廃校を活用した有名な「四万十学舎」(高知)に行ったとき、置いてあって買った「山村クラフト」の本を読んでほしいなあと思っていたので、手渡すことができました。いいタイミングでやって来てくれました。さてさて、今日のお土産のことばは・・・地球の美しさと神秘のただなかに住まう人は科学者であろうとなかろうと人生に飽き、孤独に苛まれることはないだろう(レイチェル・カーソン『センス・オブ・ワンダー』より)生涯の友となることばがある本って、いいですね。賞味期限が短い本が多いけど、千年に耐えうる本って、いいなあ。賞味期限が長い日記ってあるのかな。今日も訪問くださり、ありがとうございました!世界がすてきな1日でありますように。
2004.06.16
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長寿を特集している機関誌を見ていたら、ある長寿の方が普段食べておられる朝昼晩の3食のごはんの写真が載っていました。昼はシンプルな味噌汁だけど、朝晩は「具だくさんのお味噌汁」を食べておられました。そこにはお味噌汁と書かず、具だくさんのお味噌汁とあったのです。最近、つれあいが作ってくれる具だくさんのお味噌汁は「おいしいなあ」って思っていたところに、そんな写真を見たのでいま、ぼくは具だくさんのお味噌汁づくりに、はまっています。日記初公開かもしれませんが、実は、ぼくは、「朝ごはんのお味噌汁担当」なのでした。先日行った京都の自然食品店「ヘルプ」さんで「大本山南禅寺御用達の揚げ」を入手したのでおかげさまで具だくさんお味噌汁、おいしくできています。一味和合。お味噌汁の宇宙。いろんな野菜の使命がとけあうような世界。具だくさん味噌汁研究所。世界にはきっとそんなことを研究している人がいるんだろうなあ。長寿社会の実現をミッションとする。余談ですが、お茶漬け研究所ってありそうですね。永谷園のミッションかな。地域の農道の草刈りの締め切りが近づき、3時間ほど勤しみ、午後は情報発信系のミーティング。情報発信社会のゆくえ。どうなっていくのかな。さてさて、今日のお土産のことばは・・・ぜんざいにも塩がいる。(茗荷村の田村一二さんがよく使われていたことば)仏教語の「一味和合」や「ぜんざいにも塩がいる」ということばに15年ほど前に出会い、これだなあって思いました。こうしたことばが「こころのお味噌汁」となっているのですね。今日も訪問くださり、ありがとうございました!世界がすてきな1日でありますように。
2004.06.15
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昨年の「夏至」の日から始まった「100万人のキャンドルナイト」。http://www.candle-night.org/今年も近づいてきました。節電や原発のことのためというより、ただ心地いいからというシンプルなメッセージのほうがいまは伝わっていく時代なのですね。哲学があって、シンプルなこと。これかな。日本発、世界参加のムーブメント、に育ちそうです。来週の月曜日が夏至ということは・・・里山的生活メイルニュース、そろそろ準備しなくちゃです。ある材料でメッセージ。でも21世紀的。数年後読んでも古びていない。そんなメイルニュースをめざしましょう。夏至から、また冬至へ。地球のリズムっておもしろいですね。めずらしく長かった里山ねっと・あやべの定例ミーティングを終えて、歩いて家に帰ったら、マクロビオティック・マガジン『むすび』(7月号・正食協会)の掲載誌が届いていました。http://www.macrobiotic.gr.jp「農と天職と」という連載ですがもう7回目。ありがたいことです。「マクロビオティックとキャンドルナイト」。今日の日記で、この2つがぼくのなかで出会いました。いまぼくには確かに何かが見えたようです・・・。哲学があって、シンプルなこと。さてさて、今日のお土産のことばは・・・自らの使命を人々に伝えることに長けている。社会起業家や市民起業家はストーリーテラーである。自らの使命を人々に伝えることに長けていたらいいですね。ストーリーテラーになっていきましょう。今日も訪問くださり、ありがとうございました!世界がすてきな1日でありますように。
2004.06.14
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山と渓谷社の『自然の仕事に就こう 2004』(別冊「山と渓谷」)が書店に並んでいました。「自然の仕事を知る本22選」という企画のなかで『半農半Xという生き方』を紹介くださっています。5月末日が発売日。定価は950円くらいのムックスタイルです。自然の仕事に就きたいと思う人の目にとまればうれしいです。京都のジュンク堂で高橋浩子さんの『行列のできるメルマガ作成入門』を見つけました。エックス系と半農半X系の2つのメールマガジンをただいま準備中ですが・・・この本でメルマガについて、もう少し学んでみたいと思います。京都造形芸術大学近くの気になっていた表現系書店へ。ミニブック(小冊子)もつくりましょうと思っているんですが、体裁・デザイン等、参考になるものが予想通りたくさんありました。恵文社もいいけど、ここもいい本屋でした。ちょうどなかで無料のライブをしていたのですが、宇宙は表現させたがっている、って感じでした。宇宙は表現させたがっている。7月1日(木)、ぼくの好きなアウトサイダー系の大学・京都精華大学に、環境ファッションマガジン『ソトコト』編集長の小黒一三さんが講演に来られるとのこと。「ソトコトという可能性」、聞いてきますね。ひなこの好きなスターバックスへ。ひさしぶりの京都、みんなどうだったかな。綾部ではまだ夏を感じないのですが、京都はすっかり夏でした・・・。さてさて、今日のお土産のことばは・・・愚痴るより、ここからどうするか。「真正な怒りを押し殺したり、茶化したりしないでどう表現し、変革に結びつけていくか」という問題は、それぞれの立場で問い続け、試行錯誤を続けなければならない。批評と創造は どちらが大事ですか? 倉本聰さんのことば表現と変革と。いろいろ試行錯誤していきましょう!今日も訪問くださり、ありがとうございました!世界がすてきな1日でありますように。
2004.06.13
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「スロー・レボリューション」ということばが、いつの頃からか、僕のココロに住んでいます。ある日、ふとこぼれてきたことば。辻さんの『スロー・イズ・ビューティフル』には「スローラヴ」など、いろんな「スロー」が載っているけど、ぼくが求めているものって、これなんじゃないかなって感じです。ぼくのタマシイが求めているぴったりのことばが「スロー・レボリューション」。日記の根底にあるものも「スロー・レボリューション」だし、毎週お届けしている「ポストスクール」というメッセージカードもきっとそれです。日記もハガキも、田んぼでの草取りも。カタツムリのようにゆっくりゆっくり変わっていくこと。歌手の加藤登紀子さんは、革命(Revolution)の語源は、Revolt(反乱)ではなく、Revolve(回転)であり、現在、価値観の革命に始まり、人々の日常生活、社会的事象で革命(回転)は進行中である、といいます。母校の教室にいても、ゆっくり回転しているなあって思います。昨年、とある新聞に紹介されたことがきっかけで我が家に遊びに来てくださった方が久しぶりに自転車で訪ねてくださいました。奥様の実家が近くで、いまは京都で教育の仕事をされているのですが、その方とお話しするたび、感性教育の私塾を綾部で開いてくださったらいいなあって思います。センス・オブ・ワンダー(sense of wonder=自然の神秘さや不思議さに目を見張る感性)を大人まで保ち続けるための私塾。21世紀は、結局、こんなチカラがいるんじゃないかなってことを学ぶところ。今日の朝日新聞の土曜日版「be」に夏目漱石の「道草」の書き損じ原稿の大きな写真が載っていました。一双の龍が描かれた丸善の原稿用紙。ひなこに見せると「いつも使っているメモ用紙と同じだけど、ここが違うね」といったのでした。たしかにそこには「漱石山房」と刷り込まれています。よく見ているなあ。さてさて、今日のお土産のことばは・・・重要だと思うことに対して沈黙する日に我々の人生は終息に向かう(マーチン・ルーサー・キング)重要だなって思うこと。アイデアでもって、上手に伝えていきましょう。今日も訪問くださり、ありがとうございました!世界がすてきな1日でありますように。
2004.06.12
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我が家のお米のストックを再度、逆算する季節になりました。昨秋、天からいただいたお米は籾(もみ)の状態で保存しています。今日、農業青年クラブの高橋さん(精神世界系)が籾を玄米にする「籾すり」をしてくれました。(体調が悪いのにごめんなさい!)あらためて、数えてみると、我が家には玄米が4袋(1袋30キロ入)あることがわかりました。9月初旬の稲刈り予定。10日間ほど、稲木で天日干し、そして、脱穀。我が家はお味噌汁が朝夕食卓にのぼる家で3食お米の日も多くて、結構食べます。10月から新米をいただくにしても、十分ストックはあります。でも、昔とはちがって、新米を早く食べ始める家も多くなり、ずいぶん綱渡りです。綱渡り社会。天候等、順調だといいなあ。『田舎暮らしの本(1月号)』に出てくる上田さんから電話があり、「空山の里」へ。米蔵を改装したカフェがもうすぐできます。6月末~7月初にはオープンしていると思います。我が家の近くに来られたら、ぜひどうぞ。お隣の集落で酪農をされてきた地域の精神的支柱・村上さんと農体験、田舎暮らし体験のためのベースキャンプとして使ってもらえる古民家(空き家)のことについて、いろいろ話しました。※みなさんも1度どうですか?ぜひご利用ください!いくつになっても夢を追いかける人がいて、時代が変わっていくのですね。朝からの雨。静かな里がさらに静かになった感じです。家の光協会の季刊誌『やさい畑』の編集部に提出する企画書をまとめたり・・・、雨の日はこころに集中できます。明日12日(土)は終日、里山ねっと・あやべ駐在です。さてさて、今日のお土産のことばは・・・世界に型を出す人がこれからの若い人たちです。(巨人・出口王仁三郎のことば)世界に型(かた)を出す。「半農半X」も1つの「型」です。どんどん「型」、出していきましょう!今日も訪問くださり、ありがとうございました!世界がすてきな1日でありますように。
2004.06.11
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今日は公共系の日だなあと思いながら、地域の田んぼの「水番(みずばん)」をしていました。2度目です。耕作面積1反(10a)につき、1回の当番ということで、我が家は3回まわってきます。朝7時前から、40~50枚くらいある田んぼの水の有無をバイクでゆっくり走りながら見てまわります。先日の雨でどの田んぼも水があり、ほっと一安心。数時間おきの見回りの間、農道(4M×60M)の草刈をしました。前回はお隣のおじさんが刈ってくれたので今日はぼくがやります!と陣取って草刈り、そして、刈りとった草を集めました。おかげでいい農道になりました。草さんにとっては、光が差し込んでくるので光を求めて、新しい競争が始まることになります。すべての目的は種子を残すこと。紙とペンを持っていっておいてよかったです。家の光協会の季刊誌『やさい畑』の企画書のタイトルが浮かんできました!すべてはネーミング。夜は綾部の情報を集約・発信していくための地域ポータルの会議に参加させてもらいました。みんながひとつになれるような魅力的なコンセプト。それが生まれたらいいなあと思いました。ぼくの名刺には「半農半X研究所」と「コンセプトフォーエックス」という屋号が入っていますが、コンセプトフォーエックスとは、それぞれのエックスをことば(コンセプト)でお手伝いできたらいいなあとつけた名前です。エックスを言葉で応援。これからも精進していきたいです。さてさて、今日のお土産のことばは・・・全ての情報発信の核は、ネーミングです。商品パッケージだって、広告だって、メディアリリースだって、その魅力を凝縮したネーミングが、人の心の扉を開く。…コミュニケーションの鍵がネーミングなのです。ネーミングの第一人者・岩永嘉弘さん(コピーライター)のことば全ての情報発信の核は、ネーミング。すてきな名前をこの世にいっぱいつけていきましょう。今日も訪問くださり、ありがとうございました!世界がすてきな1日でありますように。
2004.06.10
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「たった一行の言葉で日本を変えよう!」。東京財団企画の「一行コンセプト・コンテスト」がソフト化経済センター発行のメールマガジン「社会起業家クラブ」(148号)で紹介されていました。世の中を変える”一行コンセプト”、”斬新なアイディア”を提案する大会で一行コンセプトと解説文(500字以内)、期限は7月15日まで。http://www.tkfd.or.jp/ichicon/index.html論文形式ではない”一行コンセプト”による政策提言で勝負。所属、肩書き、年齢、一切関係なし、いくつでも応募可。受賞作の中で、さらに優れたものを選定し、研究委託、月例講演会でのゲストスピーカーなど、東京財団の他のプロジェクトへ発展・・・。みなさま、応募いたしましょう。コピーライターが書かれた『一行力』という本がいま出ています。中谷彰宏さんも「企画書は1行でいい」と書かれていましたが、いい企画は1行で十分なのですね。一行で世界を変える。ぼくがいちばん関心があることです。3字くらいのキーワード~1行くらいの長さのことばがきっかけで、何かが変わりだす。そんなことにぼくは関心があるのだなあと気づくようになりました。『半農半Xという生き方』に出てくる「使命多様性」ということばもそんな投げかけの1つです。先日、読んだ齋藤孝さんの『偏愛マップ』で「ラブ&ピース」ということばが載っていたけれど、すごいコンセプトですね。『半農半Xという生き方』を読んで田植えに来てくださった大阪の神田さん。神田家の田植え写真を撮らせてもらったのですが、楽天日記でその写真をのせてくださいました。我が家の田んぼ写真です。リンクしているので、ぜひ見に行ってみてください。草が少し伸びてきています。来週中に農道の草を刈っておく決まりになっているので晴れた日に、畦でカフェしてみましょう。植えて、もう3週間を過ぎました。苗も大きくなっています。今日もエックスに集中できました。かみさま、ありがとう、です。さてさて、今日のお土産のことばは・・・袋小路から抜け出るには目的を変えることである。(社団法人ソフト化経済センター 町田洋次さんのことば)目的も棚卸が必要のようです。ときどき見直してみましょう。今日も訪問くださり、ありがとうございました!世界がすてきな1日でありますように。
2004.06.09
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「アン・シャーリーでいこう!」という学研『Bagel(ベーグル)』8月号の原稿、OKがでました!森編集長のアドバイスで肩の力を抜いたのがよかったようです。七夕の頃、世に出ます。ひなこがスイミングに行っている間、まちの図書館に行って、掛川恭子さんの完訳シリーズ「赤毛のアン」を借りてきました。引用した原文チェックのためなのですが、「赤毛のアン」は男も読まなきゃってあらためて思いました。「男のための、赤毛のアン入門」。そんな本を誰か書いたらいいのにな。ぼくは特に「ことば」の面から注目しているのです。以前お世話になった家の光協会の『やさい畑』編集部から電話がありました。取材のお話なのですが、腰がひけちゃうほど、すてきな企画(月の満ち欠け系・秋号)なのでした。九州の方を紹介。ぼくは別の企画を出しちゃいましょう。里山的生活メイルニュースをいつもお届けしていることが何かの社会の種子になっているっていいなあと再認識。アマゾンから小阪裕司さんの『天職の作法』と水島智裕さんの『作家になっちゃえ!』の2冊が届きました。「伝説の小冊子」。ほんとうに小冊子でびっくりです。みんなが自分のテーマの小冊子をつくり、メルマガを発行し、日記を公開しちゃうような超情報発信社会。どんな未来になるのか、読んでおきましょう。さてさて、今日のお土産のことばは・・・自分のコンセプトを言語化する。言葉を作り出す。これはぼくが一番大事にしていること。アンはそんな天才だったのでした。ひなこにもそんなチカラをつけてほしいなって思っているのです。今日も訪問くださり、ありがとうございました!世界がすてきな1日でありますように。
2004.06.08
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今日は学研『Bagel(ベーグル)』7月号の発売日。掲載誌が届きました。「地球からの贈り物とセンス・オブ・ワンダーと」を書いています。21世紀に持っていたいセンスが2つあるなら、センス・オブ・ワンダーとセンス・オブ・コミュニティビジネス、かなって、僕は思っています。地球へのセンスとコミュニティ・ソリューションのセンス。21世紀はきっとこれかもって、僕はそんな気がしていて、「21世紀の2つのセンス」って呼んでいます。半農半X2で詳しく書いてみたいと思っています。農政ジャーナリスト(元愛媛大教授)の岸康彦さんが書かれた論文「多様化する帰農とその社会的意義」が横浜の石井さんから、届きました。論中で半農半Xのことが触れられていて、送ってくださったのですが、『半農半Xという生き方』が参考文献に入り、名誉あることでした。とっても参考になる資料をありがとうございました。雨の合間をぬって、田んぼで1時間半ほど、除草。ことわざ「今日の1針、明日の10針」じゃないけれど、いまの作業は、今後の10時間ほどの価値があります。ひとりっきりの田んぼは思索空間なので一石二鳥、ヘルシーかもで、三鳥です。さてさて、今日のお土産のことばは・・・落ち着いた生活をし、自分の仕事に励み、自分の手で働くようにしなさい(聖書のことば) こころ、仕事、手。大事なこと、大事にしていきましょう。今日も訪問くださり、ありがとうございました!世界がすてきな1日でありますように。
2004.06.07
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小阪裕司さんの『天職の作法』と水島智裕さんの『作家になっちゃえ!』の2冊をアマゾンに頼みました。ある本に、作家とは「メッセージを創造する人」と書かれていました。文の8割はメッセージで決まるとよくいわれますが、「天職とメッセージ」について、いろいろ学べたらと思います。小阪さんの新作、それから、「伝説」をつくったという水島さんの本はどんな本なのか・・・楽しみです。『天職の作法』、いい題です。「作法」もヒント、コツ、法則系のことばですが小阪さんの流石のネーミングです。今日は第1日曜ということで、NPO法人「間伐材研究所」の定例山仕事の日。里山ねっと・あやべに集合し、トラックにチェーンソーや長鎌、ノコギリ、ナタなどを積み込んで我が家の山へ向かいました。山に入る儀礼というか、お礼の意味を込めて山道の草刈りをみんなでしました。草刈りに、はまったメンバーが芝生のようにきれいに刈ってくれていました。これもまたメッセージです。最近は山に入る人が少ないので山が喜んでくれたって感じです。山が喜ぶ。川が喜ぶ。田んぼが喜ぶ。そんなこころをとりもどしたいなあ。活動日は雨が降らないのですが、今回も天から守られて、1日の作業を終えました。さてさて、今日のお土産のことばは・・・ むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく・・・・・(作家・井上ひさしさんが標語とすることば)どんどんメッセージ(マッサージ)していきましょう。今日も訪問くださり、ありがとうございました!世界がすてきな1日でありますように。
2004.06.06
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ホリデーアーティストの四方さんちで古民家カフェ。普段は奈良で過ごし、月に1度くらい、実家(ご主人)の綾部に帰ってこられます。いままであちこち、すてきなところを求めて、見に行かれた四方夫妻。けれど、気がついたら、田舎の我が家がほかの人にもじゅぶん見に来てもらえるスペースだった。ほんとうにすてきなお家でした。僕だけのものにしてはもったいないなあ・・・ということで、7月4日(日)11時から、四方さんちで古民家カフェをします。よろしければ、ぜひどうぞ。綾部インターから車で5分のところです。昔から天井裏で、ふくろうが育児をし、いまもそれは続いているそうです。しあわせになれるカフェです。昨夕から、はらっぱミュージアムの草刈。今日の午前中は刈った笹や草をかたずけ、草の山。きれいになりました。伸びるのが早いなあ。子どもの頃、「基地」とか「隠れ家」づくりをしたけど、それが可能な空間なので、いまの子どもたちにもしてほしいです。今日は二十四節気の「芒種」。里山的生活メイルニュースを配信しました。いつか芽が出る種子になってくれたらうれしいです。夕方、『半農半Xという生き方』に出てくる山中さんちへ1品持って、家族ででかけました。本に出てくる紙漉きのハタノさんなど、いつものメンバーが集まっての持ち寄りパーティでした。WWOOFを利用し、オーストラリアへ行き、パーマカルチャーに出会った女性も北海道から綾部のハタノ家を訪ねていて、すてきな話をきかせてもらいました。さてさて、今日のお土産のことばは・・・ 資産運用コンサルタント・山崎元さんのことば。私にとって転職とは「山崎商店」のメーンの取引先を変えること。仕事として提供できる「商品」をどう育て、いかに高く買ってもらうかがカギです。・・・将来、何が売れるかの見通しも重要です。私は証券会社にいた頃から年金運用を個人的な「看板商品」にしようと思い、證券時代には年金運用の本を出版しました。以上は山崎元さんが語った転職の極意。商社を振り出しに、信託銀行、生保、証券、投信会社などを渡り歩き、20年間に転職11回。「看板商品」、育てていきましょう。今日も訪問くださり、ありがとうございました!世界がすてきな1日でありますように。
2004.06.05
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『田舎暮らしの本』の取材でいつもお世話になっている茨城・八郷在住のライター・新田穂高さんから『今から始める自転車生活』(山と渓谷社)を出版しましたとメールが届きました。新田さんは「自然生活」がメインテーマで『自然の暮らしがわかる本』(山と渓谷社・2002年)などロングセラーの著者です。小学生の頃からのサイクリスト。フリーライターをはじめて10年近くは自転車やトライアスロンを追いかけていたそうです。副題は「自転車のある生活を見つけるヒントがいっぱい」。いまは「ヒント」「方法」「コツ」「法則」という文字が入った本が多いです。ぼくは「ヒント探求社会」と呼んでいるのですが「ヒント」「方法」「コツ」「法則」・・・という情報をシェアしあう社会にどんどんなっていくのですね。ぼくはどんなヒントをギフトできるかな。「エックスへのヒント」を贈れたらいいなあとそんなことを思いつつ、七夕に発売される学研のヘルシー生活応援マガジン『Bagel(ベーグル)』の原稿を書きました。イラストの田谷美代子さんも原稿を首を長くして、待ってくれていることでしょう。編集長に1発でOKをもらう「方法」。それは・・・肩の力を抜くことなのかも。ということで、力を抜いて、書き上げて、送信。どうかなあ。夕方、庭で、つれあいとひなこが七輪の炭火で鉄鍋で焼く「そばぼうろ」づくり。『半農半Xという生き方』に出てくる80歳の志賀おばあちゃんのレシピでつくりました。近所の子どもたちの試食も好評でした!夜、ホタルを見にいきました。星もきれいな夜でした。高く飛ぶホタルが星になる、そんなすてきな夜でした。さてさて、今日のお土産のことばは・・・ ×× is new answers.ひとりひとりのライフスタイルを変えていく、新しい答えがここにあります。新しい答え、みんなで用意していきましょう。今日も訪問くださり、ありがとうございました!世界がすてきな1日でありますように。
2004.06.04
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たましいを奮わすことばやキーワード、詩などに出会うと、手帳やノートに書き写したり、ポストイットに書いたりしてきたけど、僕にとって、いちばんいい方法はカードにして誰かに贈ることでした。いいなあって思ったことばたちをポストカードにのせて、この数年、縁ある方々に届けてきました。おせっかいだなあって思うようなスロービジネス「ポストスクールですが、いったい何枚のカードを、いったいどれくらいのことばを送っただろう。最近、そんなことを考えます。きっとそれを始めて、もうすぐまる7年になるからなのですが、週1回、メッセージハガキを送る「実験」をはじめたのは1997年6月5日のことでした。最初の実験台は・・・つれあいでした。50円切手をはって、家に送っていました。「忘却曲線」というのがあるけれど、週1回、エックス系のメッセージを、天の仕事を応援するようなことばを送ったら、どうなるかなって実験です。次は日経ウーマン系の独身女性が協力してくれました。職場に届けてほしいというリクエスト。積み重ねると、いろいろわかってくるものです。その道のプロになるには、「時間数」がいるって、よくいいます。フライト時間や航海時間、潜水時間みたいなもの。見たり、読んだり、話したり、書いたり、考えたり、動いたり・・・。エックスと時間は密接です。1年52週。7年。単純計算で364のことばを送ったことになります。(日記のお土産のことばもその1部です)『半農半Xという生き方』では、そんなことばをいくつかちりばめたのですが、まとめるって大事だなって思います。364のなかから、ベスト100とか50、30を選んで、7周年記念で、何かつくちゃおうと思っています。たましいに力を与えてくれることばを100個選んで、ミニブックにしたり、いろいろ考えていきますね。人生が変わっちゃうような小さな本をつくりたいというのが昔からテーマなのですが、そんなときが来たのかなって感じです。古来、ことばは薬でした。未来をつくる、たましいのごちそうでした。人は日々、編集され、新しくなっていきますが、いいことばに出会っても、新しくなっちゃいます。7周年記念。また応援してください!青空のもと、2時間ほど田んぼへ行って、除草機を転がしつつ、エックスも思う。この5日は二十四節気の「芒種」ということでメイルニュース「里山的生活」53号の編集。もう紫陽花の季節なんですね。さてさて、今日のお土産のことばは・・・ 『半農半Xという生き方』でも紹介していますが、工藤直子さんの「あいたくて」と並んでエックスのヒント系のことばです。このことばもベスト100です。与えるというものではないが人にぜひ渡しておかなければならぬ大切な預かりものが自分の内にある。 (シモーヌ・ヴェイユ)預かりものというエックス。みんな落っことさず、誰かに手渡せますように。今日も訪問くださり、ありがとうございました!世界がすてきな1日でありますように。
2004.06.03
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美術家・村上隆さんのことば、気になっています。「世界で唯一の自分を発見し、その核心を発表すること」が表現者のあり様の1つとすれば・・・(毎日新聞2004年6月1日付)芸術家も情報起業家も、きっと教師も料理の先生も同じですと昨日の日記で書いたけど、イチローもカンヌで上映された作品をつくった監督もそうだなあ。「核心発表社会」は核心かも。ミッションにフォーカスすることが要請されるfocus and hurryな時代。「核心を発表し合う社会」はほんとうに21世紀の1つの姿かもです。「半農半Xという種子」をメールでお届けしていた毎日新聞のとある支局長から手紙が届きました。「ピースボート」に(本が)乗った話、すごいですね」と書いてあり、やっぱりそうなんだと思いました。ぼくにとっては歴史的な事件だったのですが、「半農半Xという種子」のトップにもってきてよかったって感じです。すてきな物語を教えてくれた「まみ」さん、ありがとう!(まみさんとは、共通の知人がいて、びっくりでした!)ちなみに「半農半Xという種子」(VOL.6)の目次です。1 ピースボートに乗って、旅してました2 『ソトコト』のステキな紹介文です3 京都府農業大学校へ行ってきます4 エックスを見つめる他火(旅)5 ムソー「ビューティフルさんでいこう」6 創刊誌『楽園工房』 連載になりました!7 『週刊金曜日』の「元気がでるまち」で8 『自然の仕事に就こう』(山と渓谷社)9 『わが家と地域の自給エネルギー』に出ています!10 ソニー系の電子書籍デビューです11 「半農半X」系のことばたち(1)12 田んぼでニューインスピレーション!西野さん(西野編集スタジオ)が早速、ホームページで見れるようにしてくれました。 http://village.infoweb.ne.jp/~tanetご多忙のなか、ありがとうございます!VOL.1~5もお読みいただけます。『半農半Xという生き方』に3度登場してもらっている新潟・巻町の西田卓司さん(まきどき村)からメールマガジンの創刊準備号が届きました。『吉田松陰からのバトン~師匠と弟子で溢れるまちへ~』詩人タクジが贈る情熱的でちょっぴり切ないハートフルメッセージ。http://www2.ocn.ne.jp/~densetsu/松陰さんは30歳で逝きました。西田さんもこの夏30歳。ミッションにフォーカス。いい感じです。齋藤孝さんの『偏愛マップ』(NTT出版・2004)をやっと読んでいます・・・。エックスの観点から大変参考になります。流石、齋藤さん。14ページの伝書鳩の話、感動でした。ぜひ書店で手にとってみてください。4月号の『ソトコト』ですてきな紹介文を書いてくださった編集部の方にメール。新しい何かが始まっていけばいいなあ。さてさて、今日のお土産のことばは・・・ 3枚の作品でも、千枚でもいい。けれどもそこに、ただ人生をお書きなさい。(ただ童話を書くことが好きだった21歳頃の松谷みよ子さん。その彼女を作家の道に導いた児童文学の大家・坪田譲治さんのことば・朝日新聞2004年5月30日付より)人生のあるエックス。日記も人生、忘れないように。今日も訪問くださり、ありがとうございました!世界がすてきな1日でありますように。
2004.06.02
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持続可能な暮らし方を求めていて(環境問題)・・・A、同時に、自分探しをし、生き方を模索していたら(ココロ、魂の問題)・・・B、「半農半X」というコンセプトにたどり着きました。 95年のことです。A ↓半農半X←B図にするとこんな感じです。AとBのクロスするところに半農半Xという解があったって感じです。最近、なぜだか、この図が気になっています。AとBを同時に解決しちゃおう。そんなよくばりな解決法が半農半Xというソリューションなのです。今日、6月1日は原点に帰って、いろいろ思いを馳せることができました。とくに、ひなこをスイミングに連れて行って、待合室で1人で紙に向かった時間。ペンをもって、紙片(丸善の復刻メモ帳=2匹の龍が描かれています)に向かうことがぼくは好きなんだって気づくようになりました。余談ですが、この愛用のメモ帳、ひなこに「書いてみたら」と1枚渡したら気に入って、絵を描くとき、「龍の紙、ほしいな」とねだってきます。これは気合を入れて書くとき使う紙だよ、って渡します・・・。決めメモ、です。想いを書いて、6月という「ぼくのエックス月」がはじまりました。「半農半Xという種子」(半農半X研究所newsVOL.6)をご縁があったみなさまに「メール」で送らせていただいたのでたくさんお返事メールをいただきました。『半農半Xという生き方』の上梓から隔月で発行してきたけど、月刊化をめざそうと思っています。送ってくださいなメールもありがとうございました。読んでみたいなっていう方、お気軽にお知らせください。inspire@sage.ocn.ne.jpまで選択と集中。6月はエックスに集中していきましょう。さてさて、今日のお土産のことばは・・・ モニターをさせていただいている毎日新聞で出会ったことばを贈ります。「世界で唯一の自分を発見し、その核心を発表すること」が表現者のあり様の1つとすれば・・・(美術家・村上隆さんのことば・毎日新聞2004年6月1日付)※エックスの観点からも、いいエッセイでした。核心を発表する。芸術家も情報起業家も、きっと教師も料理の先生も同じです。核心発表社会。21世紀の1つのイメージをこう名づけてみました。核心をいってます?今日も訪問くださり、ありがとうございました!世界がすてきな1日でありますように。
2004.06.01
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