エッセンス・・・

エッセンス・・・

2024.02.06
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カテゴリ: 日々の事
冬の時期の転勤で
極寒の岩手県盛岡市へ行った時のことをいつも思い出します
神戸で生まれて育ち 結婚して大阪・名古屋と暮らしていましたが
味の違いや言葉の違いはともかく
特別に困ったことなどありませんでした・・・

子どもを連れて一月の盛岡は「厳しい現実」でした
雪の装備が違います
靴は「滑り止めのスパイク付き」服は「スキー用の上下」が当たり前の世界でした
車も「寒冷地仕様」で当時はスパイクタイヤでした

北日本ですから日が暮れるのが早くて 吹雪の日などは午後三時くらいには薄暗く
地吹雪になると前が見えなくて外は歩けません
当時は最低気温マイナス17度の時もあり 最高気温でもマイナス2~5度でした
アパート(社宅)だったので
給水タンクの凍結防止に一軒当たりの電気代が~万円していました

毎日何時間も雪除けに費やし 心も体もへとへとになりました
「連れ」は当時の仕事人間ですから家庭や子供は私に丸投げで
自分はすぐに職場に知り合いもいて 雪除けなどの労働も奥さんにお任せで・・・(><)
全く今なら速攻離婚案件になったことだろうと思います

環境があまりにも違い過ぎてホームシックのような「鬱」を発症し辛かった・・・
子どもたちが一生懸命慰めてくれた事  今でも思い出すと涙がこぼれます

車は「都会」のように雪だからと言って大騒ぎしません 事故もそんなにありません
我慢強く 辛抱強く 粘り強い
旅行で遊ぶだけの「雪」とは全く違う 「雪」との折り合い方を知っています
東京などでこの時期大騒ぎになる「雪」ですが
普段の心構えの「違い」を見せつけられます・・・

今住んでいるのは大阪ですが夏の耐え難い暑さと引き換えのような
冬の温暖な気候にありがたいと思っています
この程度の大阪の寒さは雪国の人たちにとっては「冬」とは言えないのかもしれません





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最終更新日  2024.02.06 07:08:39
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