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2019.12.20
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三生三世十里桃花 Eternal Love
第24話「逃れられない確執」

一鸞芳華(イチランホウカ)に素錦(ソキン)がやって来た。
素素(ソソ)は自分を陥れ、両目まで奪った素錦を非難する。
すると素錦は素素が両目を失ったおかげで見るようになったと笑った。
「私がここに来たのはね~あなたに教えてあげるためよ
 あなたの両目はね・・・ふふ・・・私にぴったりだわ」
「あなたに?私の両目が?」
「夜華(ヤカ)ったらあなたに言ってなかったの?あなたの目を取り出したのはね~私に使うためよ」
何も知らなかった素素は愕然となった。
さらに素錦は薬王が目を交換してくれた時も夜華が一晩中、付き添ってくれたと吹き込み、2人の親密な関係を匂わせる。
「あなたはこのまま一鸞芳華に住むことができるわよ、ただこれだけは覚えておいて
 これは夜華の未来の側妃・素錦からの恩情だとね…ぅふっふふ~♪」
素錦は勝ち誇ったように帰って行った。
こうして素素は夜華と素錦の関係をすっかり誤解してしまう。
「もともと2人は愛し合っていた…私はただの通りすがり…
 知らない間に巻き込まれて…2人の邪魔者になっていたのね…」
そんな2人の話を白鳳九(ハクホウキュウ)が物陰で聞いていた。
鳳九は素錦が素素をいじめていると知り、激高する。
キキッ(๑•̀(ェ)•́)<なんつー無茶苦茶な女や!

素錦は帰り際、門衛に一鸞芳華をしっかり監視するよう命じていた。
すると突然、狐狸(コリ)に飛びつかれ、手首を咬まれてしまう。
激怒した素錦は思い切り狐狸を振り払うと、侍女・辛奴(シンド)にすぐ打ち殺すよう命じた。
辛奴は仕方なく壁に激突して倒れていた狐狸の首を締め上げたが、ちょうど奈奈(ダイダイ)が戻って来たので手を止める。
「お前はもう下界の仙山に戻ったはずでは?」
「お答えします、娘娘(ニャンニャン)…
 楽胥(ラクショ)娘娘の恩情で小殿下の満1歳を待ってから下界の仙山に降りることになりました」
「…で、この小狐狸はあなたたち一鸞芳華が飼ってるの?」
「お答えします、娘娘…
 その小狐狸は確かによく一攬芳華に来ますが、当娘娘が飼っているわけではありません」
しかし素錦は確かに一鸞芳華から出て来た狐だと憤慨、口答えした奈奈を叱責する。
「お黙りっ!」
素錦が思わず声を荒げた時、前方から東華帝君(トウカテイクン)がやって来た。

帝君は自分の狐狸が見当たらないと話し、知らないかと聞いた。
狐と聞いた素錦はしまったと気づいたが時すでに遅く、帝君が首根っ子をつかまれて鳴いている狐狸に気づいてしまう。
「…そなたの侍女がぶら下げているヤツだ、一体、誰が怪我をさせた?」
辛奴は狐狸が手首を咬んだため、主人がやむなく狐狸を放り投げたと釈明した。
まさか帝君の狐狸とは知らず、素錦は咄嗟に狐狸も故意ではないだろうと許して返すことにする。
帝君はぐったりした鳳九を黙って引き取ったが、珍しく余計な口を挟んだ。
「コヤツがそなたを傷つけたなら、しかるべき罰を与えねば、何があったのか教えてくれぬか?
(お?)ここは太子の人間の夫人が住む屋敷だな?
 聞くところ数日前、そなたと何かもめたらしいな?
 私と一緒に邪魔して、人間の夫人に事情を聞いてみないか?
 小狐狸がそなたを咬むほど苛立ったわけが知りたい」
焦った素錦は些細なことだと断り、自分も狐狸に傷を負わせたのでお互い様だと言った。
しかし帝君はお互い様にしては狐狸の方が傷が重いと告げ、これで帳消しなのかと不満を漏らす。
すると素錦は慌ててひざまずき、許しを請うた。
「帝君、お鎮まりを、素錦の過ちでした
 一鸞芳華のあの人間に会って気が立っていた時、小狐狸がここで戯れていたので、
 うっかり傷つけてしまいました」
「う っ か り ?」
「帝君、お鎮まりを…素錦は怒りに任せ、太晨宮(タイシンキュウ)の狐を傷つけました…
 ぁぁ…素錦、ここで1刻ほどひざまずいて謝罪いたします」
すると帝君は納得し、今後は自分の宮殿の者や狐狸に近づかないよう釘を刺して帰って行った。


東華帝君の姿が見えなくなると、辛奴は急いで素錦を立たせようとした。
しかし素錦は拒否、本当にひざまずくという。
辛奴は困惑し、天妃である素錦がなぜ帝君にへつらう必要があるのかとぼやいた。
しかし九重天で育った素錦はよく知っている。
東華帝君と言えば日頃は天宮の諸事に口を出さないが、ひとたび口を開けば逆らえる者などいないことを…。
「さっきは明らかに腹を立ててらした、もし天君がいたら1刻どころか丸1日ひざまずかせたかも
 辛奴…ここまでの道のりは容易ではなかった
 洗梧宮に住むことができるなら何だって我慢する、これしきの屈辱どうってことないわ」
「娘娘、太子殿下もいつか娘娘の真心を分って下さるといいですね」
「遅かれ早かれ分るはずよ」

東華帝君は書房に戻り、傷ついた鳳九の手当てをした。
「誰しも様々な試練を乗り越えねばならない、仙人であれ人であれ自分の"劫"がある
 お前が素素を助けることはできないし、素素がお前を助けることもできないんだよ」
⊂⌒~⊃ŏ _ ŏ)⊃<キキキッ@鳳九
すると天君の来訪を伝える前触れが聞こえ、帝君は鳳九を隠した。

天君は機嫌が良さそうだった。
なんでも夜華に太子印を授与するべきだと連名の上奏が来ているという。
「天君は2万年前から紫宸殿に政務を届けている
 太子が印を授かった後は、天君も私のように宮内の閑事に関わらなくて済みますな」
「帝君の言う通りだ、この十数年、本君は"意余って力足りず"と実感していた」

夜華の冊立大典は来月の初めと決まり、天宮はその準備に追われた。
素素は蚊帳の外だったが、そんなある日、蓮の池を散策している所に天君の仙娥が駆けつける。
天君からのお達しで、この数日は決して一攬芳華から出てはならないという。
こうして素素は自由に出歩くことも出来ず、出産間近なこともあってか、次第に鬱々となって寝ていることが多くなった。
「娘娘?また長い間、眠っていましたね」
「奈奈、私ったら何日寝てた?どうしてこんなに眠いのかしら」
「恐らく身ごもっているからです、それで眠気が強いのか…(はっ)
 娘娘、太子殿下がお見えになりましたよ!」
すると奈奈は遠慮して下がった。
「夜華、来たの?…今夜は星がきれい?」
「素素、忘れたのかい?天宮には昼も夜もないんだ」
寝台に腰掛けた夜華は思わず失笑する。
「私はもうすぐ正式に太子に冊封される、私たちは近いうちに結婚できるんだ
 太子妃になってしまえばもう周りの目を気にする必要はない、思い通りの生活ができるよ」
夜華は素素の手を握ろうとしたが、素素はなぜか怯えるように手を引っ込めてしまう。

「私、あなたがとても忙しいって分ってる…急いで戻って
 ちょっと眠くて…ともかく寝るわ…」
「薬王から聞いたよ、近頃、君はうつらうつらしてるって」
「ええ」
「早く休むといい」
夜華は素素の態度に戸惑いながら寝殿を出ると、房門で控えていた奈奈に声をかけた。
数日後には太子印を授かり、36道の荒火と9道の天雷を受けなくてはならない。
「もし素素が天雷の音を聞いてもこの件は内密に、心配させたくないんだ」
「はい」

一方、離怨(リオン)を生け捕りにした離鏡(リキョウ)は再び極寒の牢で監禁した。
離怨はここで初めて離鏡がなぜ自分を殺さないのか知ることになる。
擎蒼(ケイソウ)には離怨、離鏡、臙脂(エンジ)3人の子供がいたが、3人はその実、擎蒼の″切り札″だった。
自分の子が死ぬと擎蒼はその度に功力が増大、つまり3人は擎蒼の血を分けた″練功蛊″だった。
実は離鏡の生母が冷宮へ追いやられたのは、離鏡を産んだ時にこの秘密に気づいてしまったからだという。
「父君を救出してみろ?まず最初に俺たちを殺すはずだ
 それで功力を増大させ、天族に仇討ちに行くのさ」
「不可能!父君が私を殺すはずない!」
「ははははは~っ!この大紫明宮に不可能なことなどあるか?
 俺が生きている限りはお前をずっと生かしておく、これからお前は永遠にここで苦しむんだ」

離鏡が紫明宮へ戻ると臙脂が姿を見せた。
臙脂は兄たちの諍いに深く傷つき、翼界を離れて人間界に行きたいという。
「臙脂と大哥、二哥は大紫明宮で一緒に育ったわ
 どちらも私の家族、放っておけるわけない
 でも2度と二哥を裏切りたくない、だから二哥、私は行くわ、離れさせて」
すると離鏡は涙をこらえながら、ゆっくり臙脂に背を向けた。

「行きなさい、ただこれだけは忘れるな、どこへ行っても必ず無事でいると…」
離鏡は臙脂が姿を消すと、臙脂のために数名の精鋭を行かせた。
「これからは長公主に従え、主の安全を守ることだけがお前たちの務めだ」

その夜、離鏡は久しぶりに泥酔した。
するとふと玄女(ゲンジョ)の大きなお腹に手を当て、自分に残されたのはこの子供だけだと嘆く。
「君上?この子供だけでなく私がいるじゃありませんか?」
しかしその言葉はかえって離鏡を悲しくさせた。
やがて離鏡は酔い潰れると、うわ言で阿音(アイン)の名を呼ぶ。
玄女は離鏡の心にまだ司音(イシン)がいると知って憤慨し、もしまた現れた時には司音を八つ裂きにしてやると悪態をついた。

夜華の皇太子授印の日、大典に招待された離鏡は正門で偶然、素錦と出くわした。
そこで以前、火麒麟が怪我をさせてしまった人間の様子を聞いてみる。
素錦は返答に困ったが、思わず辛奴が素素が素錦の目を失明させるところだったと口を滑らせた。
「娘娘の目を?!」
「長い話ですの、でも故意ではなかったのでしょう
 素素なら今も一攬芳華に住んでお産に備えています、もうすぐ小殿下が生まれるので…では」

離鏡はあの人間が心配になり、火麒麟に一鸞芳華の様子を探りに行かせた。
すると火麒麟は偶然、回廊でひなたぼっこしている素素を見かける。
素素は両目を失って目隠しをしており、必至に手を伸ばして太陽の光りを当てていた。
「手の平に陽が当たると温かくてすごく気分が好いの
 こうしていると光りが見えるようだわ」
奈奈はその言葉を聞いて思わず涙ぐんでしまう。

式典が始まり、夜華はついに太子印を授かって正式な東宮の主となった。
参列した皇族や四海八荒の君王、諸侯たちの拝跪を受ける夜華、しかしこれからすぐ天雷を受けなくてはならない。
その頃、何も知らない素素は一鸞芳華で急な雷鳴に怯えていた。
すると奈奈が大急ぎで駆けつける。
ε=┏( ゚ロ゚)┛<にゃんにゃ~ん!にゃんにゃーーーーん!
「娘娘、今日は太子殿下の冊立式典です!
 洗梧宮の姐姐(仙娥の先輩)から聞いたんですが、天君はとっくに布告していたそうです
 その後に素錦天妃を…太子殿下に嫁がせると…」
素素はやはり思った通りになったと落胆したが、どちらにせよ自分は洗梧宮とは何の関係もないとあきらめた。
「奈奈?なぜ雷鳴の音が聞こえるの?」
「これはその~太子殿下の祝賀で…娘娘?どうしました?」
「ぅ…生まれそうだわ…」

天宮で素素の陣痛が始まった頃、大紫明宮でも玄女が激しい陣痛に苦しんでいた。
しかし3ヶ月も早産の上、大量出血しており、巫医(フイ)は途方に暮れてしまう。
確かに皇族は翼界の基幹、とは言え密かに禁忌の術を使って子供を守った知れれば、翼君を欺いた罪で命はない。
「この術が禁忌なのは天に背くため、早産は天に背いてはならぬとの警告かと…
 娘娘、この子はあきらめて下さい!」
すると玄女は巫医の胸ぐらをつかみ、どんな方法を使ってでも子供を取り出せと迫った。
「この子が生きていればお前も生きられる、この子が死ねばお前も死ぬのよっ!」

夜華は無事に天雷の大業を終えた。

見届けた招待客たちは改めて皇太子に拝跪し、祝辞を述べて帰って行く。
一方、離鏡はそのまま火麒麟が戻るのを待っていた。
やがて火麒麟の姿が見えたが、同時に紫明宮から配下が駆けつける。
火麒麟はすぐにでも素素の窮状を訴えたかったが、離鏡は紫明宮の用件を優先した。
すると昨夜から玄女のお産が始まったという。
驚いた離鏡は人間のことなど忘れ、慌てて翼界へ戻って行った。

満身創痍の夜華だったが、今日も罰を受けるため神霄玉府(シンウンギョクフ)にやって来た。
普化天尊は明日に延期してはどうかと提案したが、夜華は頑に天君との約束を守るという。
その頃、素素は一鸞芳華でたった1人、不安と痛みに怯えていた。
奈奈は一刻も早く皇太子に知らせようと紫宸殿へ走って行ったが…。

つづく

(๑•̀ㅂ•́)و✧<奈奈、頑張れ~!





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最終更新日  2019.12.24 15:35:34
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