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2021.09.25
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寂寞空庭春欲晚 Chronicle Of Love
第28話「太皇太后の教え」

太皇太后は皇帝に衛琳琅(エイリンロウ)を貸して欲しいと頼んだ。
毎年、春が近くなるとぜんそくがぶり返し、気が利く女官が必要だという。
「琳琅、ここで何日か私に仕えてくれぬか?」
「太皇太后にお仕えできるなら光栄です」
琳琅を手放したくない康熙(コウキ)帝だったが、仕方なく皇祖母が良くなるまで預けることにした。

太皇太后は噂に違わず琳琅が亡き端敬(タンケイ)皇后にそっくりだと驚いた。
これでは皇太后が忌み嫌うのも分かる。
すると太皇太后はちょうど女官がカビてしまったと報告した書物の写生を琳琅に任せることにした。

琳琅は太皇太后のぜんそくに障りがないよう拭き掃除をしていた。
偶然、通りかかった太皇太后は気遣いに感心したが、自分が早く良くなれば皇帝の元に帰れるからかと揶揄する。
「太皇太后がお健やかなら、国も皇上も幸いです」
「うむ、賢い答えだ…正直に申せ、皇上が恋しいか?」
琳琅は返答に窮したが、太皇太后にはそれが答えだと分かった。
「恋しくても想いは忍ばねばならぬ、それが皇帝の女人の本分だ」
「…私は忍びたくありません、想いまで忍んだら皇上に何もして差し上げられないからです」
「忍ばぬとして…たかが女官の身で何ができると?」
「安らぎを感じていただけます」
すると太皇太后が思わず咳き込み、琳琅はひざまずいて無礼を謝罪する。
そこへ偶然、康熙帝が現れた。



康熙帝は琳琅が粗相をしたと誤解し、自分が連れて帰って叱ると申し出た。
しかし太皇太后は大したことではないと安心させ、今朝はやけに早い挨拶だと呆れる。
「いえ、お身体が心配でしたので…」
康熙帝は生薬を献上し、1日も早い快癒を祈った。
「はいはい、2人そろって哀家(アイジャー)の回復を願うとは、ずいぶんと気が合うこと…」
すると太皇太后は政務に戻れと追い返し、思わず失笑した。

太皇太后が就寝すると琳琅は香炉を消した。
しかし太皇太后は安眠香を消されると眠れなくなるという。
琳琅は煙がかえって咳に良くないと説明し、心安らかに眠れるよう腕をあんました。

琳琅は今日も写生を続けていた。
すると太皇太后が現れ、実は琳琅に写させた″女戒(ジョカイ)″は端敬皇后の書いたものだったと教える。
「端敬皇后の筆跡はとても美しいですね」
「うむ、筆跡だけでなく本人もとても美しかった、先帝に誰よりも愛された妃だ
 あの者だったからこそ先帝は諸大臣の反対を退け、兄弟の妻でありながら妃としたのだ」
順治(ジュンチ)帝の愛は端敬皇后だけに向かい、後宮のあらゆる妃たちが捨て置かれた。
そればかりか実の息子である康熙帝まで顧みなかったという。
確かに皇帝の寵愛を一心に受けるのは女として幸せなことだが、その幸せは他人の不幸と引き換えに得たものに他ならない。
「分かるか?」
「分かります、太皇太后の教えに感謝いたします」
そこへ侍女のスマラが駆けつけた。
皇帝が倒れ、侍医が手当てをしているという。

太皇太后と琳琅は急いで乾清宮に駆けつけた。
しかし皇帝には安静が必要なため、寝所の帳(トバリ)が閉まっている。
侍医は珍しい病状のため原因を特定できず、劇薬を準備したと報告した。
処方を見た太皇太后は薬効が強すぎると驚き、皇帝が飲んでも耐えられる確証がないという。
侍医は病でない者が飲めば命に関わると訴えたが、その時、琳琅が迷わず毒味を申し出た。

琳琅は薬湯を飲み干した。
するとそこへ何も知らずに元気な皇帝が戻って来る。
「皇祖母?どうしてこちらへ?」
「琳琅を送り届けに来たのです…琳琅?私の教えを忘れるでないぞ?」
太皇太后は琳琅の皇帝への想いが本物だと確信し、琳琅を皇帝に返して帰った。
あとは皇帝が先帝と同じ道を歩まないことを祈るばかりだ。
一方、琳琅はようやく太皇太后が自分を試したのだと気づいた。
小徳子から経緯を聞いた康熙帝は、自分の身に何か起きても絶対に危険は冒すなと釘を刺す。
「朕のために死ぬことは許さぬ、いいな?」
2人は改めて互いの想いを確認し、固く抱き合った。

朝議で皇帝の雨乞いが功を奏し、ほどなくして恵みの雨が降ったと上奏があった。
そこで康熙帝はこれを機に干ばつ被害地の視察に行くと決める。
すると皇太后が視察のお供に連れて行くよう長慶を寄越した。
警戒する小徳子だったが、何も知らない康熙帝は母の心遣いに感謝して帯同を認めてしまう。

皇帝一行は行宮で一夜を過ごすことになった。
納蘭容若(ナランヨウジャク)は部下たちに警固を指示、そんな中、長慶は買い物を口実に町に出て呉子墨(ゴシボク)と接触する。
「そなたか、玉箸(ギョクチョ)の配下にしたあの子供は」
「阿布鼐(アフダイ)の子・阿思海(アシカイ)だ」
呉子墨は玉箸の死後なぜ接触も試みず鳴りを潜めていたのか怪しみ、義父・呉三桂(ゴサンケイ)と自分が信じられる証しを出せと迫る。
そこで長慶は一族皆殺しの時に斬られた背中の大きな傷跡を見せた。
すると呉子墨は長慶の皇帝への深い恨みを知り、安心する。
「数日で身辺の整理をつけるのだな、動き出したら後ろ髪を引かれてはならんぞ」
「分かっているさ」

その頃、康熙帝は琳琅と扮装し、お忍びで町に出かけた。
中秋の祭りで賑わう町並み、2人は民たちに紛れ、露店で菓子を買って互いに食べさせ合う。
そんな2人の様子を密かに容若と阿林(アリン)が警護していた。

長慶は約束通り芸初(ウンショ)にサンザシ飴を買ってきた。
喜んだ芸初は急に自分の全財産を差し出す。
「長慶哥哥、嫁入り道具の代わりよ…お嫁さんになりたいの、ふふ」
しかし長慶は黙って銭袋を返した。
「バカだな…」

容若は仲睦まじい康熙帝と琳琅の様子を目の当たりにし、居たたまれなくなって帰って行った。
やがて夜空を美しい花火が彩り、康熙帝と琳琅は唇を重ねる。

幸せに包まれる康熙帝と琳琅、一方、行宮でも長慶と芸初が中秋節の花火を眺めていた。
「これから毎年一緒に見ましょう、いいでしょう?」
「…はお」
長慶は芸初へのあふれる想いを抑えきれず、思わず口づけしてしまう。

しかし次の旅先で長慶は思いがけず近くに逆賊たちが葬られた無縁墓があると知った。

つづく


( ̄▽ ̄;)おじさんの小鳥のようなキスと吸い付くような長慶のブチュー
どちらも微妙に引くわ___w





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最終更新日  2021.09.25 21:50:12
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