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2022.01.22
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カテゴリ: 長歌行 全49話


长歌行 The Long Ballad
第9話「流浪の皇女」

李長歌(リチョウカ)は城外の軍営にいた都尉・沈固(シンコ)と共に都督府に戻った。
すると正門で王君廓(オウクンカク)がひざまずき、かたわらにはすでに息絶えた李瑗(リエン)が倒れている。
「謀反を起こそうとした盧江(ロコウ)王をこの手で討ちました!」
王君廓は主に追従したのは致し方なかったが、この手で逆賊を討ったことで罪を許して欲しいと嘆願した。
捕らわれていた長安特使・魏淑玉(ギシュクギョク)も助け出し、治療させているという。
驚いた長歌が府内へ駆け込んでいくと、王将軍は都尉に長歌の正体を明かそうとした。
しかし沈固が報告を遮り、王将軍は捕縛されてしまう。

長歌は淑玉の無事な姿を見て安堵した。
「手は尽くした…楽嫣(ラクエン)を安全に送り届けて」
事情を説明した長歌はそこで帰ることにしたが、淑玉が引き留める。
(` ・ㅅ・)ノ<長歌!皇太子璽(ジ)を渡さぬ限り…バシ!ヾノ。ÒㅅÓ)ゥッ…バッタリ(` ᴗ_ᴗ)zzz…
長歌は淑玉を手刀で打ち、眠らせた。

皓都(コウト)は長歌を追って都督府に駆けつけた。
すると沈固は魏使者の通報により後処理をしていると報告、驚いた皓都は慌てて府内に乗り込む。
そこで阿竇(アトウ)がおとりとなり皓都をおびきよせ、その間に鎧に身を包んだ長歌は沈固の配下に紛れて都督府を脱出した。

兵士たちと談笑していたのは長歌ではなく、見知らぬ少年だった。
空振りだった皓都は急いで寝殿に駆けつけると、淑玉はまだのんきに眠っている。
苛立った皓都は淑玉に水をかけ、すぐに長歌を探しに行くと急かした。

沈固は密かに長歌を城外へ逃がしてくれた。
実は当初から沈固は長歌が永寧(エイネイ)郡主だと気づいていたという。
「目下、行方知れずの郡主、太子の配下だった私が気づかぬと?」
沈固は王将軍が密告しようとしたことで予想が確信に変わったと言った。
しかし郡主を助けたのは李建成(リケンセイ)の恩に報いるため、幽州を守る責務を果たすためにも、これ以上は長歌に協力できないという。
長歌は落胆したが、都尉の志を尊重して別れを告げた。
そこで沈固は朔(サク)州へ逃げるよう助言する。
「唐と草原に挟まれた地ゆえ、朝廷の手も届かぬかと…」

一方、阿詩勒捗爾(アシラシャアル)は阿詩勒隼(アシラシュン)を追いかけていた。
配下は早く可汗へ報告に戻ろうと諌めたが、捗爾は鬱憤を晴らすまであきらめられない。

その頃、皓都と淑玉も長歌を追って城外に出ていた。
すると沈固が配下と共に道をふさいでいる。
皓都は淑玉を先に行かせて応戦したが多勢に無勢、幽州軍に捕らわれてしまう。

阿詩勒捗爾は隼が可汗の命で朔州の北へ向かうと知っていた。
恐らく官道ではなく小路を使っていると予想、休む間もなく追いかける。
すると隼は追っ手に気づき、咄嗟に物陰に身を潜めて狼(ロウ)師をやり過ごした。
その時、不意をついて捗爾が襲い掛かる。
隼は咄嗟に避けて捗爾を蹴り飛ばし、追い打ちをかけようとしたが、背後から現れた雷蒙(レイモン)にいきなり背中を斬られてしまう。
劣勢を強いられた隼はすかさず馬にまたがり逃げ出した。
「誰が手を出せと言った?!」
「小可汗を守るのは私の役目です」
冷静な雷蒙は襲撃するなら一発で仕留めなければ無駄だと諌める。
捗爾は仕方なくそこであきらめたが、配下に隼を追うよう命じた。

淑玉はついに長歌に追いついた。
「長歌!君を守るためなら何もかも犠牲にすると誓う
 どうにもならぬ時は君と共に散り、黄泉路だろうと君に寄り添うよ」
淑玉は長歌が皇太子璽を持っている限り朝廷から追われ続けると警告した。
すると長歌は綺麗事を並べても結局は朝廷の任務を果たしに来たのかと呆れ、短剣でいきなり淑玉の肩を刺してしまう。

「李淑玉…今日を境に私たちはもう何の関係もない、旧情に免じて手柄をあげるわ」
長歌は皇太子璽を放り投げた。
沈固が言った通り、ただの塊で人の心は動かせない。
「これからは自分だけが頼りよ」

沈固は皓都を曲者だと疑い拘束したが、都督府に戻ると身分を確認できたとして釈放した。
すると皇太子璽を奪還した淑玉が迎えに来る。
「これで長安に戻れる」
「足りないな…李長歌は?」
淑玉が黙って出て行こうとすると、皓都は公主なら駅館にいると教えた。

その頃、楽嫣は見知らぬ男の馬車に揺られていた。
不気味な老人は自分を″海(カイ)老″と呼ぶよう教え、おとなしく従わなければ″施しの道具″にすると脅し、居眠りを始める。
すると隣にいた娘・楚楚(ソソ)がこっそり話しかけた。
「私もさらわれたの、彼らは人勾引(ヒトカドイ)よ、女や子供を売るの
 ″施しの道具″とは手足を切って物乞いをさせるってこと…」
楚楚はこうなったら力を合わせて生き抜こうと励ます。
いきなり世間に放り出された楽嫣、あまりの恐ろしさに声も出せず、小さく頷くだけで精一杯だった。

淑玉と皓都が駅館へ戻ると楽嫣の姿がなかった。
争ったあとはなく、楽嫣が自ら逃げるとも考えられない。
皓都はさらわれた可能性が高いと判断、すぐ長安に戻って報告すべきだと言った。
しかし責任を感じた淑玉は自分がはってでも公主を探すと拒否する。
「公主の身に何かあれば死をもって償う!」
「…お前が探すより殿下が捜索を命じた方が早いぞ」←ごもっとも( ̄▽ ̄;)
すると皓都はひとり長安へ戻ってしまう。
その頃、阿竇は師父が残した目印を追って朔州へ入っていた。

李世民(リセイミン)は幽州が平定したと報告を受け、安堵した。
すると杜如晦(トジョカイ)は河北(カホク)と山東(サントウ)が李建成の配下ばかりのため、兵権を取り上げるよう進言する。
驚いた魏徴(ギチョウ)は息子の不手際を謝罪し、ただし決して武将を抑え込まぬよう嘆願した。
そこでかつて河北を鎮めた経験があり、再び赴いてなだめたいと申し出る。
「私を信じていただければ、明朝、出立します」
李世民は河北の件を魏徴に一任し、自分の指示を仰ぐことはないと許して見送った。
すると房玄齢(ボウゲンレイ)は杜如晦がわざと息子や反乱の件を持ち出し、魏徴を説得に行かせたと笑う。
杜如晦はまんざらでもない様子、せっかく手に入れた頑固者を働かせず、無駄飯を食わせることはないと言った。

その夜、長歌はちょうど一晩過ごせそうなあばら家を見つけた。
辺りを警戒しながら小屋に入る長歌、すると物陰から突然、阿準(アジュン)が現れる。
「またお前か…」
「はっ!…阿準?!」
阿詩勒隼は安堵して剣を収めたが、長歌は阿準の背中に大きな傷があることに気づいた。
そこで手当てするため衣に手をかけると、十四郎が女だと知っている隼は慌てて拒む。
長歌は聞き分けのない阿準に呆れ、半ば強引に衣を脱がせた。
すると阿準の胸にある大きな傷跡があらわになり、長歌はただの商人ではないと気づいてしまう。



長歌は黙って布を切り裂き、阿準の体に巻きつけた。
「何か言いたそうだな?」
「どうして怪我を?あの馬は?」
すると阿準は確かに阿詩勒部の人間だと認め、府庫の荷を阻止して小可汗に襲われたという。
長歌は困惑したが、深入りしないよう詮索しないと決めた。
「どこへ行くんだ?」
「どこでもいいだろう?」
しかしここから向かうとしたら朔州か草原しかない。
阿詩勒隼は十四郎が朔州を目指していると気づき、すぐここから立ち去るよう迫った。
そこで十四郎に銭袋を投げ渡し、宿に泊まるよう勧める。
「施しは受けない」
「貸しだ…いつか返せよ?」
結局、長歌はそのまま銭を借りて小屋を出て行った。
隼は長歌の背中を見送りながら人知れず再会を願う。
「また会おう、十四郎…いや永寧郡主」

李世民の手元に皇太子璽が戻った。
長歌が素直に返して姿を消したと聞いた李世民は、長歌の件はこれで終わりだと釘を刺す。
すると杜如晦がもう一つ重大な報告があると切り出した。
「永安公主が…」
楽嫣は隊伍に同行し幽州へ、しかし幽州で魏郎君が捕らわれたため、皓都が救出へ向かったという。
その間、楽嫣は駅館で待機していたが、戻った時には姿が消えていた。
永安公主は洛陽で静養中のはず、慌てた李世民は失踪が漏れないよう命じ、独りにしてくれと頼む。
…か弱いお前が独り世をさまようことになろうとは
…お前を思うと心配でたまらぬ

その頃、楽嫣はまだ自分の境遇を信じられずにいた。
食事は泥がついた饅頭(マントウ)ひとつ、とても手がつけられず呆然としていると、楚楚が横取りし、水まで取られてしまう。
すでに失踪して数日が経った。
楽嫣は涙ながらにいくら払えば解放してもらえるのか尋ねる。
しかし海老は富豪の娘ならなおさら解放できないと笑った。
「騒ぐなら舌を切るぞ」
その時、偶然にも淑玉が馬を駆けて馬車を追い越して行くのが見えた。
楽嫣は思わず窓を開けて叫ぼうとしたが、巻き込まれたくない蘇蘇が後ろから殴りつけてしまう。
気を失う楽嫣、結局、淑玉は馬車とは別の方向へ駆けて行った。

長歌は城内に入った。
朔州と言えば国境にある辺ぴな地、草原も近く戦が絶えないが、街は賑わっている。
すると店の給仕が物乞いに食事を与えていた。
…最も栄える長安でもこんな光景は見られない…

つづく


(  ̄꒳ ̄)ハンサムでやる気はあるのに空回りするイールンとシャR…
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最終更新日  2022.01.22 16:22:52
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