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2022.01.29
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カテゴリ: 長歌行 全49話


长歌行 The Long Ballad
第12話「人心 帰するところ」

行軍総管・司馬図(シバズ)は朔(サク)州の刺史(シシ)・公孫恒(コウソンコウ)に造反の疑いありとして拘束した。
すると翌朝、刺史府に官兵が押し寄せ、捜査が始まる。
部屋中を引っくり返され憤慨する李十四郎(リジュウシロウ)こと長歌(チャングァ)たち、実は総管の侍衛・王歴(オウレキ)は兵符を探していた。

王侍衛は奥の私邸にまで踏み込んだ。
驚いた秦(シン)老は急いで駆けつけ、気丈に振る舞う公孫夫人をかばう。
その隙に長歌は自ら書房を荒らし、慌てて秦老へ報告した。
「大変です!屋敷に賊が入って…帳場と書房の物が盗まれています、早く追撃しないと!」
王侍衛はそれより兵符だと苛立ったが、長歌は兵符なら書房だと教えた。

書房はひどく荒らされていた。
結局、兵符は見つからなかったが、王侍衛は下手な芝居だと勘づいている。
「3日以内に差し出さねば刺史府の安全はないぞ!」
長歌の機転で王侍衛はひとまず撤収した。
しかしこれもただの時間稼ぎにしか過ぎない。
すると秦老はたとえ兵符があっても司馬図が朔州の兵を動員することはできないと言った。
「将兵たちを心から承服させるためには刺史・公孫恒でないと…」
そこへ総管府を見張っていた緒風(ショフウ)が戻って来た。
「司馬図が府庫の財物を手土産に阿詩勒(アシラ)部と和議を…!」

長歌は自分を重用してくれた刺史の恩に報いるため、何としてでも助けたかった。
しかし秦老もお手上げの状態、阿竇(アトウ)は牢を襲う以外に方法はないという。
「それとも司馬図を殺すのかい?」
「…そうか」
長歌は阿竇の一言である計画を思いついた。
かなり危険な賭けだったが、話を聞いた秦老は刺史の目に狂いはなかったと安堵する。
そこで秦老は刺史から託された書き置きを渡した。
…号令に従う…
長歌はふと幽州の都尉・沈固(シンコ)から言われた言葉を思い出し、その真意をようやく理解した。

翌朝、秦老は刺史が最も信頼する副将を長歌に紹介した。
郭寧(カクネイ)と張暉(チョウキ)は李主簿に拝礼し、開城を阻止し刺史を救うためなら全力を尽くすと誓う。
そこで長歌は郭将軍に指揮を任せ、毎晩のように阿詩勒部陣営の寝込みをかくよう指示した。
「ただしすぐ撤退し、兵馬の犠牲を出さないこと」
また張将軍には密かに城外に兵を移動させ、北西と北東に駐留させるよう命じた。
和議の当日、援軍が来たように見せかけるためだという。
将軍たちは拝命し、ただちに準備に向かった。
すると阿竇は書き置きだけで大軍を動かせるのかと目を丸くする。
しかし長歌は書き置きの力ではなく″人心″だと諭した。

草原の夜、穆金(ムージン)は特勤(テギン)の天幕を訪ねた。
すると阿詩勒隼(アシラシュン)がひとり酒を飲みながらにニヤけている。
穆金が怪訝そうな顔で見ていると、隼ははたと気づいて渋面になった。
「唐から戻ったお前は別人だな、何もないのに笑ったりして…しかも笑顔が不気味ときてる
 やはり唐の女に惚れたんだろう?…おお~天狼神よ、隼がついに目覚めました!」
「…暇なのか?」
「はぐらかすな~認めろよ?!」
「分 か り ま し た」
しかし思いがけず陣営が夜襲に遭う。
報告を聞いた隼はこれまで公孫恒が自ら攻めて来たことがなかったことから違和感を感じた。
(  ̄꒳ ̄).oO(まさか?

刺史府の地下には隋(ズイ)代から使っていた密室があり、秦老と緒風だけが知っていた。
長歌はこの地下室を隠れ家に決めて移動、そこへ緒風が駆けつけ、計画通りに夜襲をかけていると報告する。
「繰り返し襲撃すれば敵も寝てはいられまい」
すると長歌は次の一手に出ることにした。
「ただこの方法は…緒風に苦労をかける」

司馬健(シバケン)は土喀設(トカシャー)に催促され、密かに行軍総管府を訪ねた。
司馬図は予定通り数日後に投降書を渡すと伝えたが、司馬健の話では毎晩、朔州軍に襲撃されて阿詩勒軍が狼狽しているという。
何も知らなかった司馬図は兵符が盗まれたことを思い出し、盗んだ賊が暗躍していると疑った。
その時、回廊で物音が聞こえ、曲者がいると気づく。
司馬図は身振りで王侍衛に合図、すると密かに裏手で盗み聞きしていた緒風が捕まった。

緒風は激しい拷問を受けた。
決して口を割らない緒風、すると司馬健は火鉢から真っ赤になった焼きごてを取り出し、じわじわと迫る。
一方、穆金は熊団の軍師がまた朔州に入ったと報告した。
阿詩勒隼は土喀設が明日、投降を受け入れると見せかけて朔州を攻めるつもりだと気づく。
「しかし李主簿が黙っているとは思えない、クマーは応戦できるかな?」
「クマー?いや、李主簿?」
「調べたところ外地から来た新しい主簿だと…まだ就任して数日だ」
新しい主簿…( ° ꒳ ° )✧˖°✧. キラーン

緒風は深手を負いながらも何とか地下の密室にたどり着いた。
驚いた長歌は手を貸そうと駆け寄ったが、突然、緒風に薬を嗅がされて意識を失ってしまう。
実は緒風は焼き印を恐れ、ついに司馬健に寝返っていた。
そこで司馬健から主簿を捕らえるよう命じられ、長歌をさらって約束の場所へ向かう。
司馬健は短剣を渡し、その場で主簿を殺すよう指示、仕方なく緒風は長歌の左胸をひと突きした。
「ふ、驚いたな、手加減なしとは…気に入った」
すると司馬健は死体の処理を任せて帰って行った。

司馬健は土喀設に李主簿を始末したと伝えた。
熊団の様子を探っていた穆金はすぐ阿詩勒隼に報告、そう言えば十四郎も李姓だったと思い出す。
隼は十四郎の身が心配だったが、ともかく明日は熊ちゃんから目を離すなと命じた。
「死なせるな」「ラジャー!」

翌朝、朔州の城門の前に阿詩勒軍の熊団がずらりと並んだ。

司馬図は城門を出て自ら投降書を献上、すると土喀設は馬にまたがったまま巻物を開いて目録を確認する。
その時、弓矢が巻物を射抜いた。

弓矢を放ったのは城楼に立った長歌だった。
激怒した熊ちゃんは司馬図を処刑、これを口実に城門の攻撃を命じる。
長歌は熊団をぎりぎりのところまで引きつけてから射撃で応戦し、城外に駐屯していた兵士へ川辺まで追い払うよう伝令した。
伏兵がいたと気づいた熊団は進攻を断念、撤退を余儀なくされる。
「…次は郭将軍の腕の見せどころだ」
こうして長歌は熊ちゃんの手で司馬図を始末することに成功し、戦死した総管の代わりという大義名分を得て刺史を総帥にした。



熊団は無定(ムテイ)河まで後退した。
司馬健の情報通り運良く川が枯れたおかげで行軍が楽になり、ここで伏兵を迎え撃つことができる。
しかしふと気づけば朔州軍は追撃を止め、川へ降りてこなかった。
その時、兵士が上流でせき止めていた水を一気に放水、熊団は濁流に飲み込まれ流されてしまう。

長歌は土喀設が和議を口実に必ずや進攻して来ると読んでいた。
その野心を利用して一計を案じ、見事に朔州を守り抜く。
何より緒風の働きはお見事だった。
あの芝居で司馬図を騙せなければ今回の計画は失敗しただろう。
すると緒風は自分が刀を刺した時、一歩間違えれば血糊袋を貫通してしまったはずだと驚いた。
「なぜ私を信じたのです?」
「信じたのは刺史への忠誠心だ」

公孫恒は嬉しそうに李主簿の武勇伝を聞いた。
そこで十四郎の功績を認め、軽車都尉に昇格させるという。
「見事な策だった」
公孫恒は民に代わって十四郎に叩頭し、長歌を恐縮させた。
しかし長歌は土喀設を逃してしまったと後悔する。
すると公孫恒は実は熊団の後ろに鷹団が現れたと教えた。
鷹団とは阿詩勒部でも精鋭が集まる最強の部隊だという。
長歌は東門外には沼地があるため、守りを西に移して警戒すよう進言、公孫恒も同意した。

熊ちゃんは駆けつけた穆金たちの援護で助かった。
司馬健への怒りが収まらない熊ちゃん、しかしまだ使い道があると考え脅すだけに留める。
すると配下が鷹団がどこかへ向かったと報告した。
(# ̄(ェ) ̄)<ああ?!

一方、長歌を追う皓都(コウト)は朔州に入った。
すると講談師が店の前に李主簿の肖像画を掛け、今回の手柄話を身振り手振りで語っている。
「李主簿じゃないぞ!今や軽車都尉だ!」
ヤンヤヤンヤ>ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ<8888888~



公孫夫人は朝食の席で十四郎と阿竇に改めて感謝を表した。
「寒い地では着込まないと…厚い布で何着か作ってあげるわ
 良かったらここを自分の家だと思ってね」
長歌は久しぶりに人の真心に触れ、ふと母を思い出して感傷的になってしまう。
「感謝します…母の他界後、初めて家の温もりを感じました」
そこへ兵士が駆けつけた。
「刺史!食糧庫に火がつき、全て灰になりました!」

火矢は鷹団のものだった。
死傷者を出さなかったのは不幸中の幸いだったが、緒風が東門外の沼地で桐の板を発見する。
恐らく鷹団の騎兵は板の浮力を利用して沼を渡ったのだ。
長歌は地形を過信して西に守りを移したことを謝罪し、先陣を申し出たが…。

つづく


( ๑≧ꇴ≦)柴犬を見逃すなんて、クマー優しめw





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最終更新日  2022.01.29 21:37:36
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