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2022.07.16
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斛珠夫人 Novoland:Pearl Eclipse
第6話「風神のいたずら」

その晩、方卓英(ホウタクエイ)は霽風(セイフウ)花の木の下で物思いにふける方海市(ホウハイシー)を見つけた。
「ハイシー!戻ってたのか?!」
卓英はこれでやっと退屈な日々から抜け出せると喜んだが、海市の様子がおかしい。
「哥…何が正しいか分からなくなった」
実は海市の任務とは趙(チョウ)叔の始末だった。
卓英はこれも因果応報だったとなだめ、自分も最初は任務に戸惑ったという。
すると海市は自分を殺そうとした父が自分に噛まれて血を流したせいで鮫に襲われ死んだことも因果かと聞いた。
突き詰めれば漁村の貧しさも因果、結局、弱き民は運命を諦めて因果を受け入れるしかない。
ならば旭(キョク)帝・褚仲旭(チョチュウキョク)の命は他の者のそれより尊いというのか。
「忠義のためにかつて交わした想いも秘めなくてはいけないのか?」
「ハイシー、お前は任務を遂行しただけ、過ちを犯したわけではない」
しかし卓英は傷ついた海市のため、師匠に答えを確かめることにした。

方卓英は珍しく師匠を非難した。
趙叔は海市が幼い頃から世話になっていた家族のようなもの、せめて理由を説明すべきだという。
何より師父は女子である海市をこれまで大切に守り続けて来たはずだ。
「なのになぜこんなむごいことを…」
「忘れたのか?…初めて会ったあの日、海市が自分で男として生きる道を選んだのだ」
確かに方諸は海市を任務から遠ざけようとして来たが、海市自ら強く望んだという。
「死を覚悟して陛下に刃を向けたのだぞ?みくびるな」
「陛下に刃を?…私たちの復讐のために…」
卓英は海市の忠誠心を思うとやり切れなくなった。
「他の任務を与えるべきだった、なぜ趙叔を殺させたのですかっ?!」
「黙れ!」
「…師父は非情すぎます」



翌朝、海市は書き置きを残し、師匠に黙って出て行った。
…師父、再三にわたり師父の命に逆らいました
…育てていただいた恩に報えなかったと恥じるばかりです
…師父の教えを胸に瀚(カン)州へ向かいつつ、館内の間者について調べ、不当なものは正します
…いつか帰れる日まで、くれぐれもご自愛ください
…徒兒海市より
暗衛営の陳哨子(チンショウシ)は小公子にとってこれも修行だと分かっていたが、やはり心配だった。
「経験が浅いため面倒に巻き込まれるのでは?」
しかし方諸は失敗したら自分が責任を取ると安心させた。

一方、綾錦司(リョウキンシ)では鞠柘榴(キクシャリュウ)が忙しい毎日を送っていた。
その日は淑容(シュクヨウ)妃の衣に使う紗(シャ)を温泉で洗ってから乾かそうとしたが、突風に飛ばされてしまう。
すると偶然にもその紗は高楼の渡り廊下にいた方卓英の元に飛んできた。
卓英は慌てて顔から紗を剥がしたが、その時、紗を探して宮女がこちらへ走って来るのが見える。
その宮女は灯会の夜、一目惚れしたあの美しい娘だった。
(>人<;)<風神様…持ち去った紗をどうぞお返しください…ナムナム…
しかし鞠柘榴が綾錦司へ戻ると、中庭の石桌子の上に綺麗に畳まれた紗が置いてある。
その様子を屋根から卓英が見ていた。

海市は日が暮れる前に客桟に部屋を取った。
しかし客も女将もどこか様子がおかしい。
その夜、女将と客たちは寝静まった海市の部屋に乗り込んだ。
寝たふりをしていた海市はすぐ反撃したが多勢に無勢、そこで2階の窓を破って脱出する。
すると納戸で監禁されている本当の店主を発見した。
海市は罠だと知らず店主を解放したが、待っていたかのように官兵が駆けつける。
そこで店主は納戸から飛び出し、海市を賊だと言いつけた。
もはや逃げ場のない海市、そこへ突然、仮面姿の師匠が現れ、海市を連れて屋根まで飛び上がる。
「お前たちの主は恥を知らぬ…罠を仕掛けるとは先祖の名を汚す所業だ
 命が惜しくば戻って主に伝えよ、再び姑息な真似をしたらこちらも容赦せぬ」
彡 シュバッ!

方諸は海市を連れて霽風(セイフウ)館へ帰った。
「師父、昨夜の官兵は北府軍ですか?…北府軍を動かすとは大物のはず、何者です?
 元宵節の刺客もそやつが?」
「…古い知人の私怨だ、案ずることはない」
方諸は瀚州行きをやめさせ、皇帝に手出ししないことを条件に霽風館に残ることを認めた。

陳哨子は小公子が戻ったと知り、寡黙な指揮使の代わりに趙叔の真相を教えた。
実は趙叔は北方の出身、唯一の兄弟が亡くなって甥が独り北方に残っていたという。
そのため毎年こっそり甥に銭を送っていたが、鵠庫(コクコ)に嗅ぎつけられ、甥が人質に取られた。
趙叔は甥を守るため機密を流すようになり、確かな証拠もあるという。
「表向きは病死したことになっている、そうしないと趙叔の甥に身の危険が及ぶからな
 納得し難い気持ちも分かるが、だが世は無情だ、この先の人生は長い」

鞠柘榴は誰が紗を届けてくれたのか分からなかったが、風神様に感謝して中庭に供物を置いた。
すると不思議なことに供物の菓子が消えている。
戸惑う鞠柘榴、その様子を綾錦司の屋根の上で方卓英が菓子を食べながら眺めていた。
それ以来、鞠柘榴は庭先に菓子を備えるようになる。
「これからもたくさんお供えします、どうかみんなの刺繍の腕が上がりますように…
 それから私が刺繍する官服を射声校尉が気に入ってくれますように…」
卓英はそんな優しくも美しい鞠柘榴を陰ながら見守るようになった。

海市は自分の過ちに気づき、師匠に謝罪した。
「これからはよく考えて行動します、表面だけ見ず、師匠の期待に応えます
 だから許して頂けませんか」
すると方諸は海市が客桟で負った傷を放ったらかしていると気づき、薬を渡した。
「反省は自室でしなさい…明日からは稽古に励め、怠ってはならぬぞ」
「はい、師父!」

海市は左腕の傷のせいで上手く弓が引けなかった。
すると突然、方諸が現れ、介添えしてくれる。
「師父…私が心配で客桟までついて来たんですか?」
「…的から目をそらすな」
2人は一緒に弓を引いて矢を放つと、見事に的の中心を射る。
その時、音に驚いたのか鳥が飛び立ち、真っ白な羽根が舞い落ちた。



霽風館に戻った卓英は嬉しそうに菓子を眺めながら歩いていた。
うっかりつまづいて菓子を落としそうになる卓英、その時、ちょうど稽古を終えた海市がやって来る。
「あ、哥!…ニヤけちゃって何?何を隠したの?!」
「何でもない、お前こそ何だ、羽根なんか持って」
「(あ…)軽くて薄いから矢に使おうかと思って…」
「機嫌がいいな、どうしたんだ?」
「…師父を許してあげたの」
「逆だろう?許すのは師匠だw」
すると卓英は皇帝が海市に武挙を受けるよう命じたと教えた。

蘇鳴(ソメイ)は朝議で武挙の名簿を提出した。
旭(キョク)帝・褚仲旭(チョチュウキョク)は蘇鳴を武挙の主管に任命、さらに黄泉関の主将に封じた湯乾自(トウカンジ)に直ちに出発するよう命じる。
その時、居眠りしていた昶(チョウ)王・褚季昶(チョリチョウ)がうっかり卵を落とした。
グシャッ!
大臣たちは四皇子の愚鈍さに呆れていたが、褚仲旭は何も言わず退朝を命じた。

海市は武挙に参加するなど突拍子もないと思ったが、やはり受けたいと師匠に申し出た。
「自分の武芸の程度を確かめてみたいのです」
方諸は女の身では何かと不自由だと警告したが、受けたいなら受ければいいと認める。
「…武挙の場には陛下が来臨なさいます、なのに許してくださるのですか?」
「陛下のご意志だ、それに陛下に手出しせぬと約束したであろう?」
方諸は今日の大徴があるのは皇帝の功によると言ったが、海市は真珠税のせいで大勢が亡くなったと反論した。
「国事と私事は別であり、上と下の間には隔たりがある…じきに理解できるだろう
 今は武挙に専心せよ」
「…全力を尽くして武挙の準備に取り組みます」

卓英は鞠柘榴が気になり、当番でもないのに皇宮へ行くことにした。
しかし稽古していた海市に見つかり、皇妃が目当てかと揶揄される。
驚いた卓英は否定し、それより海市の騒ぎ以来、淑容妃が愈安(ユアン)宮に幽閉されたと教えた。
「まあかえって身の危険は少なくなったがな」
すると海市は卓英に3年前の武挙について聞いた。
武挙の考査は初選・会選・殿選と進められるが、皇帝から指名された海市は初選が免除される。
どれも3つの科目で選抜され、科目は毎年、違った。
海市は論文まであると知り、天文や地理まで学ばねばいけないとうんざりする。
|ω・`)<ん?それでよく哥が通ったね…

つづく


(  ̄꒳ ̄)んー方諸と卓英は師弟に見えないよね〜
これもヤンミー社長を少女設定にした弊害でしょうか?www





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最終更新日  2022.07.16 14:35:46
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