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2022.12.06
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カテゴリ: 玉昭令 全52話


玉昭令 No Boundary Season 1
第19話

温孤(オンコ)は庭に出て端木翠(ダンムーツェイ)の帰りを待っていた。
「心配いりません、端木門主は無事に戻られます」
紅鸞(コウラン)に化けた長老は温孤をなだめながら内心ほくそ笑んだが、やがて端木翠の折り鶴が思わぬ伝言を届ける。
「九獄の内通者は黒猫の江墨(コウボク)でした」
実は端木翠は黒猫を誘き出すため、法力を失ったふりをしていただけだった。

江墨は自分の過ちを認め、端木翠と一緒に細花流(サイカリュウ)へ行くことになった。
そこで主・江易(コウイ)の生まれ変わりである江文卿(コウブンケイ)に別れを告げ、罪を償ってから会いに来ると約束する。
しかし端木翠は戻るのは難しいと言った。
「審問が終われば蓬莱はお前を九獄に送るわ」
「九獄に?なぜ長老・越龍門(エツリュウモン)を捕まえないんだ?私は長老の命で動いたんだ」
実は江墨は端木翠さえ殺せば江文卿が神位を取り戻し、生死の苦しみを免れると長老に吹き込まれていた。
「…私が死んでも神位は戻らないわ、冊封されなければダメなの」
江墨はようやく長老が蓬莱図を手に入れるため自分を利用したと気づいた。
その時、黒煙が現れ、江墨の口を封じるべく急襲する。
江墨は咄嗟に身を挺して主を守り黒煙が直撃、その場にへたり込んだ。

江墨は激しく喀血、もはや虫の息だった。
主を神仙にできなかったことは悔やまれるが、最期に唯一できることは自分の記憶を全て主に移すことだという。
「父上はおっしゃった…″虎となれる王の心を持て″と…今から過去を全てお伝えします
 猫でいるか虎になるかは父上がお決めください」
すると江墨は自分の記憶を取り出し、江文卿に全て託した。

…江文卿は千年前、人族の丞相・江易だった
江易を支えていたのは3人の将軍で、義理の子である端木翠と楊鑑(ヨウカン)、そして觳閶(コクショウ)だ
江易は人族を率いて幽族との戦いに勝利したが、戦闘で重傷を負った端木翠を救うため神位を譲渡、自身は人間になる道を選ぶ

激しい雨の夜、江易は黒猫を拾った
『今日からお前は江墨だ』
江易は江墨を連れて隠遁し、修練の日々を送る
『お前は小さな猫だが虎の心を持たねばならない、猫は人に飼われるが虎は山林を駆け回る
 …私は神位を失った、神仙にはなれん、だが懸命に修練を積めばお前には道が開ける
 それが私にとって最後の願いだ』
すると江易は江墨の額に″王″と描いた

やがて人間の江易は天命を全うし、この世を去った
独り残された江墨はついに千年の修練を積んで人形を手に入れたが、もはや喜んでくれる父の姿はない…

幽族を取り逃した端木翠と展顔が戻って来た。
すでに江墨は消散していたが猫の命は9つ、端木翠は江墨が再び戻って来ると知っている。
すると自分の前世を全て思い出した江文卿は端木翠の姿を目の当たりにして唖然となった。
「江大人?」
「端木…私はお前の義父だった」

事件が解決し啓封(ケイホウ)に平穏が戻った。
しかし江文卿は上官策(ジョウカンサク)に役所を任せ、部屋に閉じこもったまま鬱々としている。
すると端木翠が啓封府にやって来た。
上官策は展顔と端木門主の仲を取り持つため、事件のことなら展顔が対応すると言って逃げ出してしまう。
「外で話さないか?」
展顔は端木翠を細花流まで送ることにした。
久しぶりに2人で歩く朱雀街、共に過ごした幸せな時間がまるで昨日のことのように思い出される。
やがて互いに想いを秘めたまま端木橋に到着、結局、展顔は端木翠を引き止めることができなかった。
(TㅅT)ค.oO(…端木、再見


江文卿は新しい猫を拾って可愛がったが、江墨のことが忘れられなかった。
夫人は夫に何か思うところがあると気づき、自由の身になって高みを目指しても構わないという。
「今からやり直せるだろうか…猫のままでいるか、虎になるか」
「あなたの心に″王″の字が輝いていれば可能よ」
「…しかしもう機会はないだろう」
「機会とは?」
すると江文卿は急に端木草盧へ出かけしまう。

端木翠は蓬莱の義兄に事件の解決を報告、実は義父だった江文卿が会いに来ていると教えた。
驚いた楊鑑は端木草盧へ降臨し、感激のあまり身分も忘れて江文卿に抱きついて涙してしまう。
「義父は当時のままだ」
しかし記憶を封じ込まれている端木翠は確信が持てなかった。
「本当に義父上なの?」
「後身だから記憶を取り戻せたのだ」
江墨は自分を犠牲にして江文卿に記憶を移していた。
実は今回が9つ目の命だったという。
恐らく長老は江墨が最後の命だと知り、そこに付け込んだのだろう。
記憶を取り戻した江文卿は長老の目的が蓬莱図だと分かった。
「神仙になる者がいる時、蓬莱図が現れる、蓬莱への扉を開くと同時に九獄を封じる鍵にもなるのだ
 蓬莱図が消滅すれば幽族は九獄を脱出できる」

端木翠は鏡妖から蓬莱図の断片をもらったと教えた。
しかし乾坤袋にいれたはずの断片が見つからない。
楊鑑は端木と近しい紅鸞を疑った。
「蚊男のせいで法力が落ちた時なら触れられたのでは?」
ともかく端木は乾坤袋をひっくり返して中身を全て出してみたが、結局、蓬莱図はなかった。
江文卿の話では蓬莱図には知恵があり、自在に姿を変えることができるという。
「最近、関わった事件は何だ?」
「…啓封府と組んだ劉喜妹(リュウキマイ)の事件よ(はっ!)そう言えば思い出した!」
端木翠は展顔を助けた時に手に入れた繭を見つけ、法力をかけてみる。
すると繭が蓬莱図の断片に変わった。
蓬莱図はなぜかどこかへ行きたがっているように振動している。
江文卿は蓬莱図が他の断片に反応していると気づき、その断片に従えば残りを集められると教えた。
「ただし九獄より先に見つけねば…
 現れたからには蓬莱図は必ず一体となる、集まろうとする力は誰にも止められぬ」
「もう巻き込まれたも同然なのね…なら私の手で揃えてみせる」
一方、九獄では紅鸞が細花流を心配していた。
自分に成りすました長老は繭となった断片を奪いに行ったはず、温孤の身が危ない。
「脱出しなくては…」

翌朝、端木翠が中庭に出ると展顔が門の前にいた。
展顔は早朝の巡回のついでに寄ったと言ったが、青花(セイカ)は昨夜からずっとここに居たとバラしてしまう。
「義父に聞いたんだ…帰るそうだな」
「耳が早いのね…そうだ、話があるの」
端木翠はすでに荷造りを始めていた。
そこで展顔は乾坤袋の中身を整理整頓し、食べ物は左側で神器は右側だと教える。
「左側って…あなたから見て左なの?」
すると展顔は端木翠の手を持って乾坤袋に入れた。
「君から見て左だ」
しかし端木翠は気まずくなって展顔から乾坤袋を奪い取ってしまう。
「自分でやるわ…それでこれを見て欲しいの」
端木翠は蓬莱図の断片を手に乗せると、ある風景が映し出された。
「展顔、ここはどこか分かる?」
「…啓封最北の汶水(ブンスイ)県だ」
「北なのね…寒い所なら衣が必要だわ」



端木翠は蓬莱図の断片を探すため汶水県へ発つことになった。
蓬莱図を集めて九獄を封じ直せば啓封に幽族が現れることもなくなり、端木翠の人間界での役割は終わる。
「もう会うこともないわね」
「耳が痛いと思うが聞いてくれ…夜は食べ過ぎないように、胃がもたれるぞ
 それから薄着に注意しろ、見た目を気にして風邪を引かないように
 君は美しいから厚着しても神仙の気品は失わないさ」
「…蓬莱では人間の身体じゃないの、冷えないし、胃ももたれない」
「そうだった、お節介だったな」
「口うるさい人がいなくなると寂しくなるわ…ぁ…」

端木翠は展顔を見送りに出た。
すると長老は端木翠の腰に乾坤袋がないと気づき、今のうちに部屋に忍び込んで偽物の蓬莱図と取り替えてしまう。
一方、端木翠は門で展顔と別れた。
…展顔、あなたの人生から私が消えれば平穏に暮らせるわ…

長老は2つ目の蓬莱図の断片を手に入れた。
そこで温孤に別れを告げる。
「皆さんに悪いことをして来ました、ここにいると気まずいのです
 上仙も回復したので安心して出ていけます」
「噬心咒(ゼイシンジュ)がまだ解けていないだろう?」
「あ…ご心配なく、九獄は混乱していて越龍門も手を出せないはずです
 桃林に入って修練を積み、自分を取り戻します」
温孤は紅鸞を許して引き止めたが、紅鸞の決意は変わらなかった。

江文卿は端木翠を見送るため草盧へ出かけた。
しかし展顔は現実に向き合えず、部屋に閉じこもって調書を読んでいる。
上官策は後悔しないよう引き止めに行けと言ったが、展顔は無駄だと動かなかった。
「展顔、門主の気持ちを聞いたのか?」
「留まりたいなら去ったりしない」
「展顔?!まさか女子から″離れたくない″とでも言わせたいのか?!あり得ん!
 ぐずぐずしていると触れることも叶わなくなるんだぞ!」

つづく


( ̄▽ ̄;)今さら気づく…これ1話がちょっと長いのねw





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最終更新日  2022.12.08 20:50:58
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