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2023.01.10
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カテゴリ: 玉昭令 全52話


玉昭令 No Boundary Season 2
第2話

端木翠(ダンムーツェイ)が幽族太子・尾龍(ビリュウ)を倒し、人族軍は安邑(アンユウ)城を取り戻した。
奴隷から解放された人族は通りを埋め尽くして端木将軍たちを大歓迎、すると幽王の暴政に苦しめられて来た幽族たちの姿もある。
聞けばかつて安邑では幽族と人族が仲良く暮らしていた。
やがて幽王が安邑を奪うと、殺戮されそうになった人族をかばった幽族も奴隷になったという。
そこで端木翠はこれから安邑には種族や階級の別なく、皆が平等だと通告した。
「今後は何も心配せず、自由に往来するが良い!」

展顔(ヂャンイェン)は人族だけでなく幽族も苦しんでいると知った。
すると温孤(オンコ)は幽王にとって強者こそ正義だと話し、幽族の領地の民は不幸だと同情する。
その頃、崇城(スウジョウ)では幽王が太子の亡骸を前に茫然としていた。
形見の短剣を見た幽王は自分が何気なく与えた剣だと思い出し、まさか尾龍が愛蔵していたとは知らず涙する。
「余の心には太敖(タイゴウ)しかいなかった…この剣をお前に与えたのも太敖を奮起させるためだ
 ようやく分かった、お前は余に認められたいだけだったのだな」
幽王は悲しみが怒りに変わり、太子を守れなかった配下たちを陪葬すると決めた。
しかし魑女(チジョ)が敵を討ちたいと懇願、実は生き別れになった妹が人族の地にいるはずだという。
「妹を利用して敵地に潜り込み、人族の指揮官を殺します!」
「…噬心咒(ゼイシンジュ)の威力は知っているな?失敗すれば地獄の苦しみを味わうぞ?」
「はい」

人族軍は幕営を引き払い、安邑城へ移動した。
觳閶(コクショウ)の側女・露姫(ロキ)はそろそろ到着する頃かと馬車の窓を開けてみたが、その時、見覚えのある村人を見つける。
「姐姐(ジェジェ)?!」
人族に紛れていた魑女は妹に気づいて驚いたが、そこへちょうど觳閶が現れ、接触できなかった。



端木翠は城楼から歓喜する人々を嬉しそうに眺めていた。
すると觳閶が露姫と一緒に馬に乗って入城して来るのが見える。
端木翠は興ざめして城楼から降りると、觳閶は露姫を先に行かせて端木翠を追いかけた。

觳閶は端木翠が誤解していると思い、馬車に酔った露姫を馬に乗せただけだと言い訳した。
「疲れているの…話は明日に」
「すぐ終わる」
觳閶は端木翠の腕をつかんで引き留め、早々に陣営を統合しようと迫った。
しかし端木翠は拒否、何より今回の戦で実力を証明し、崇城を攻め落とす自信があるという。
「だから承知できない」
「端木…調子に乗るな」
そこへ展顔が駆けつけた。
展顔は副将として端木営は統合を受け入れられないと伝え、寡兵でも巧みな戦術があれば大軍を倒せるという。
一触即発の様相となる展顔と觳閶、すると觳閶は端木が自分の許嫁だと念を押した。
「觳閶、あなたに嫁ぐつもりも陣営の統合もあり得ない
 私の兵に若男(ジャクダン)と同じ道をたどらせたくないからよ」
「いつまで根に持つつもりだ?幼稚だぞ?!」
「将軍、端木将軍は情に厚いだけ、兵を家族と思っています、決して幼稚ではありません
 むしろ責任感が強い、だから皆から慕われているのです」
「…展顔、觳閶にはいくら言っても無駄よ、行こう」
展顔は足を負傷した端木翠を支えながら歩き出した。
「端木!そなたは展顔のせいで変わった!」
「觳閶、私の決断は誰とも関係ない…前から迷っていたけれど、若男の死で心が決まった」
端木翠は端木営を觳閶営の捨て駒にはしないと言い放った。

端木翠は若男たちの非命を思い出し、沈み込んだ。
すると展顔が安邑の市場で手に入れた人形を贈り、故人のためにも残された自分たちは前を向いて生きていこうと励ます。
端木翠は展顔がなぜ自分が人形を好きだと分かったのか不思議だったが、想い人も人形が好きなのだと気づいた。
「彼女が羨ましい…心のままに生きられることが…
 私は将軍、想い人のことばかり考えている乙女とは違う、私がまず考えるのは仲間のことよ
 端木営の兵たちのことを考えるあまり、自分が端木翠であることも忘れてしまう」
その時、展顔は司法星君・楊鑑(ヨウカン)の言葉を思い出した。

…星君は展顔が沈淵から端木翠を連れ戻すのは難しいと言っていた
千年前の端木翠の心にいるのは展顔ではなく仲間たち、それなのにどうやって説得できるというのか
星君は展顔にとって愛する端木翠であっても、沈淵の端木翠は展顔を覚えていないと言った…

展顔は勇猛果敢な端木将軍を変えるつもはないと訴えた。
ただ仲間を失い自分を許せず苦しむ姿を見ているのは辛いという。
すると展顔は端木翠の手を優しく包み込んだ。
「大変なのは分かる、だから君の重荷を一緒に背負わせてくれ、君は孤独ではない
 私はいつも君を見守っているよ」



端木営の仲間たちも觳閶営との統合に反対だった。
何より端木将軍に愛のない婚姻を結ばせてはならない。
端木翠は展顔や仲間たちから背中を押され、丞相・江易(コウイ)に觳閶との結婚も統合も望まないと伝えた。
しかし江易は統合することで端木営の負担が減り、觳閶も必ず良き夫になると説得する。
端木翠は今回ばかりは自分に正直になりたいと訴え、展顔の戦術があれば統合せずとも戦えると自信を見せた。
「私には阿弥(アビ)と温孤がいます…そして展顔も」
「決めたのか?」
「はい」
すると江易は了承し、傷が治るまで療養するよう言った。

丞相は端木翠の勧めで新兵を洗い直すことにした。
江文卿(コウブンケイ)は自分が怪しまれると警戒し、何とか江易に陣営の統合を決断させようと企む。
…このままでは私の計画が台無しだ…

一方、觳閶は安邑攻めで戦死した仲間たちの名簿を岳老営に届けた。
決して弱みを見せない觳閶、しかし人知れず仲間の死を悼み、珍しく泥酔して陣営に戻る。
露姫は端木翠もいずれ将軍の辛さを分かってくれるとなだめたが、觳閶は泣き言など漏らせば亡き戦友に顔向できないと吐露した。
「私に悲しむ資格はない…戦友たちが望むのは私の涙ではなく敵討ちだ
 必ずや幽族を滅ぼし、犠牲になった仲間を弔う」
觳閶は幽族を全滅させるためなら命も惜しまないと奮起したが、正体を隠している露姫は胸が痛んだ。
「将軍、私は一度も夜伽をしたことがありません、表向き側女ですが名ばかり…
 この腕の傷跡が醜いからですか?」
露姫は思わず裁縫用のはさみをで傷跡をえぐろうとしたが、觳閶が止めた。

觳閶には妹がいた。
しかし妹は自分をかばって幽族に腕を斬られ、死んだという。
「妹はまだ13だった…生きていればそなたと同じ年頃だ、そなたは私にとって妹も同然なのだ」
觳閶は露姫が安心して暮らせるよう觳閶営で引き取り、側女としただけだと説明した。
「そうでしたか…」

その夜、江易はちょうど展顔を見かけ、少し話がしたいと誘った。
江易は苦労人の端木翠を早く嫁がせてやりたかったが、本人が婚約の破棄を願い出たという。
「まさか噂通りお前が端木をけしかけたのか?」
「丞相、私は何もしていません、觳閶将軍とは合わないとご自身で判断されたのです」
「ではお前は?…端木をどう思う?」
展顔は丞相の懸念に気づき、分をわきまえていると安心させた。
「決して不埒な真似はしません、これからも全力で将軍を支え、どこまでも将軍について行きます」
「想像以上に立派な若者だ、お前が端木のそばにいるなら安心だ、しかと見守ってくれ」



翌日、楊鑑は端木翠に義父が婚約破棄に同意したと伝えた。
しかし義妹が展顔に夢中になっているという噂があり、心配は絶えない。
端木翠は展顔が自分と端木営に尽くしてくれているだけだと釈明、義父が自分の実力を信じてくれたと喜んだ。

江文卿は丞相が觳閶と端木翠の婚約を取り消したと知った。
…残された時間は短い、神仙の冊封に変化が起きてはならぬ
…江易は優柔不断だ、仕方がない、私を恨まないでくれ
その夜、丞相の幕舎に岳老営から新兵の名簿が届いた。
竹簡に目を通していた江易は机に置くよう頼んで下がれと命じたが、なぜか兵士は帰ろうとしない。
「丞相、名簿にある江文卿という者は身分を示す資料が足りません…その者は私です」
驚いた江易が顔をあげると、自分とすっかり同じ顔をした男が立っていた。

つづく


(・Д・)おじいちゃん!顔の傷跡も嘘だったのね?





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最終更新日  2023.01.13 22:22:10
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