《 幸せのひろいかた 》  フェルトアート・カントリー木工 by WOODYPAPA

《 幸せのひろいかた 》  フェルトアート・カントリー木工 by WOODYPAPA

2021年03月19日
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カテゴリ: 幸せ読書日記
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​緊急事態宣言がようやく解除に向かうそうだ。

昨年から続く『新型コロナ騒動』。
このブログでも昨年4月から新型コロナウイルスとは何ぞやと、検証を重ねてきた。
もうすぐ一年を迎える。

主とした意見は、世の中の騒ぎに反したもので、このウイルスはそれほどの物ではないということにたどり着いた。
緊急事態宣言など無用、指定感染症2類を解除し、インフルエンザ並みにどの病院でも受け入れれば、医療崩壊など起こらない。

政府の対策も、TVの報道も間違いだらけ。
10年後には、「世界中が愚かになった1年(もしかしたら数年)」と振り返られるだろう。

それにつけても腑に落ちないのは、日本の(我が埼玉県新座市での)感覚と、ヨーロッパ・アメリカの感覚の違い、数字の違いである。

特に新型コロナの、欧米の死者数は日本とは桁違いだ。

発症しない、あるいは軽症の人がほとんどである新型コロナウイルスの、PCR検査陽性者を数えることに意味はないが、死亡者数は一応判断の基準とはなる。
数え方に国による違いがあるが、それにしても多い。

この謎が解けぬうちは、新型コロナ騒動がすべて空騒ぎだったとは言い切れない。

と思っていたところ、その謎を解き明かす、ドイツ発の告発本に巡り会った。




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著者のスチャリット・バグディ氏は、微生物及び感染症・疫病学博士、ヨハネス・グーテンベルグ大学、マインツの病理微生物及び衛生学研究所主任教授。
夫人のカリーナ・ライス氏は、キール大学皮膚科クリニック教授。
免疫学、細菌学、ウイルス学及び心臓循環器疾患の分野で、300以上の論文を発表し、数々の賞も授与されている権威ある専門家である。

内容は、驚くほど当ブログが追い求めていた真実と一致している。
新型コロナ騒動の絡繰りを、専門家の見識で解明しているのだ。
まさに手に入れたかった結論である。

残念ながら、ドイツも日本と同じく、コロナ脳の圧力によって正しい見解が封じられている。
世界中が何かの力で、あるいは見えない恐怖によって騙されている。

本書の全部を載せたいぐらいだが、専門的な分析の部分は細かくなるので、本を読んでもらうことを想定し割愛する。
〔 〕内はいつものように僕の蛇足。



コロナパンデミックは、本当か?

スチャリット・バクディ&カリーナ・ライス


​​ コロナウイルスー基本的なこと ​​

 コロナウイルスは様々なものがあり、それらは世界中で広く人間と動物の体内に存在しており、常に変化を遂げている。つまりこのウイルスは多くの親類を持った大家族なのだ。《普通の》コロナウイルスは、世界中の従来の風邪の10~20%の原因であり、古典的なインフルエンザ感染の症状を引き起こすこともある。しかし、感染者の多くは、感染しても自覚症状がない。つまり無症状なのだ。中には、喀痰を伴わない咳をするなど、軽度の症状が現れる場合や、それに発熱や関節の痛みを伴う場合も見られる。ごくまれではあるが、すでに心臓や肺に疾患を持った高齢者が感染した場合、重篤化し死亡することもあり得る。コロナウイルス感染を検出するための手立ては、多くの費用がかかるだけで、臨床上の意味は認められず、めったに行われることはない。抗ウイルス剤の模索やワクチンの開発も無意味だ。

〔まず押さえるべき事実は、「新型コロナウイルス(COVT-SARS-2)」は在来のコロナウイルスの変異株であるが、実態は同じ”風邪ウイルス”であるということだ〕


 これまでにコロナ・ファミリーの中で注目されたのは、2種類のコロナウイルスのみである。まず、2003年にSARS-ウイルス(公式名称はSARS‐CoV)が世の中に登場した時、世界中が息を潜めた。このウイルスは、《普通の》コロナウイルスと違い、実際に危険なものであった(致死率10%)。ただし、感染力が弱いため、従来通りの隔離措置によって感染拡大を防ぐことができ、死亡者数は774人《だけ》であった。このように危険性が《見通しに聞く》ものであったにもかかわらず、《SARS恐怖症》が世界を覆い、400億米ドルもの経済的損失につながった。その後、コロナウイルスのことは人々の記憶から消えた。ただしそれも2012年に新型のコロナウイルスであるMERS‐CoVが出現するまでのことだった。これは中東において猛威を振るい、致死率は30%を超えるものであった。だが、このウイルスも、終息後に振り返ってみれば、死亡者数が世界中で858人という少ない数であり、SARS-CoVと同様に、地球規模の危険性はないと判明した。

〔”武漢発新型コロナウイルス”を、”SARS”や”MARS"並みの強毒ウイルスだと、恐れてしまったのがそもそもの間違い。実際は季節性インフルエンザとの比較でも大差ない、風邪の範疇の感染症だった。
要参照  『新型コロナウイルス騒動』の違和感 5)インフルエンザと比較


これまでのコロナウイルスと比べて

 このウイルスが引き起こした脅威が本当はどれほどのものか、それを測定することは、当初は不可能だった。メディアや政治家は最初から、データ取得の根本的な欠陥、特に世界保健機関(WHO)によって定められた医学的に間違った定義に基づいて、歪んだ、誤解を招く画像や映像を拡散している。ウイルスに対するPCR検査が陽性であれば、臨床診断がどうであれ。COVID-19の症例として報告しなければならなかった。この定義は、感染症学における基本的ルールの許しがたい違反である。すなわち、「感染」(病原体の宿主への侵入と増殖)と「感染症」(感染による病気)を区別する必要性があるというルールだ。COVID-19は、感染者の約10%しか発生しない重篤な病気の名称であるのに、不適切な定義ゆえに、「症例」の数が急増し、このウイルスが世界中の人々の生存に関わる驚異のリストのトップに躍り出たのだ。

〔COVID-19パンデミックの元凶は、一つは中国発であったこと。中国の生物兵器が漏れた可能性を危惧していた。
もう一つはPCR検査が簡単にできるようになったことであった。さらに、WHOのテドロス会長が「Test Test Test」と、PCR検査を行うよう、間違った対策を世界に発信したことだった。
『新型コロナウイルス騒動』の違和感 17)もしもPCR検査がなかったら  〕


 もう一つの重大な間違いは、ウイルスに陽性反応を示したすべての死亡者が、コロナウイルスの犠牲者として公式記録されたことである。この報告のやり方は、すべての国際的医療ガイドラインに違反している。癌で死亡した患者の死因をCOVID-19だとすることが、どれほど馬鹿げたことであるかは、言うまでもない。相関関係は因果関係を意味するものではない。これは、世界を大惨事に追い込むように仕組まれた因果関係の誤りであった。このウイルスを取り巻く真実は、噂や、作り話や、思い込みが混在した闇に包まれたままであった。

〔日本で起きている間違いが、世界でも起きていた。
平均寿命を超えた死亡例は、死因を追求しても意味がない。それは人の寿命であり、防ぐことができないものだから。
日本の肺炎の死亡者は年間10万人、誤嚥性肺炎の死亡者は4万人、老衰の死亡者は12万人。このうちの4000人にPCR検査で新型コロナウイルス陽性反応がでたところで、何を恐れるというのだ。「新型コロナウイルス肺炎」は、「サイトカインストーム」という特異的な症状が出る。少なくともその症状が確認できた症例だけ、”コロナ死”とカウントすべきだ。
『新型コロナウイルス』の違和感 20)日本の死因別死亡者数


 暗がりに最初の光をもたらしたのは、3月19日に発表されたフランスにおける臨床研究だ。この研究では、約8000人の呼吸疾患を持った患者を、従来型コロナウイルスを持っていたグループと、SARS-CoV‐2を持っていたグループに分けて、2か月間にわたって死亡者の記録がとられた。しかし、死亡者数は2つのグループで有意な差はなく「COVID-19」の危険性はおそらく過大評価されている、という結論に至った。その後の研究で、同研究チームは、フランス南東部の2018年から2019年および2019年から2020年(47週目から14週目)の寒い時期の呼吸器ウイルスの診断に関連する死亡率を比較した。全体として、入院患者のうち呼吸器ウイルス関連死亡者の割合は、2019年/2020年では、前年よりも著しく高いということはなかった。したがって、ウイルス性病原体の種類としてSARS-CoV-2を追加しても、呼吸器疾患患者の全体的な死亡率には影響しなかったのである。

〔世界に必要なデータはすでにあったのだ。そして、世界の感染症専門家は、これにて新型コロナウイルスの危険性度は低いと周知されたはずだ。しかし、誰かの意思、あるいは暴走によって、世界は歴史的な間違いに突入してしまった。
日本においては、新型コロナのおかげ(?)で、総死亡人数が1万4千人も減少した。毎年2万人ずつ増えていたことを考えれば、3万人以上の命が新型コロナによって救われたことになる
『新型コロナウイルス』の違和感 21)人口動態統計 2020年


SARS-CoV-2感染は何人の死者を出したのか?

 仮に私が病院での検査の結果が陽性で、病院から帰宅する途中、自動車事故で死亡したとしたら――私はコロナ死亡者ということになる。陽性の診断を受けて、ショックのあまりバルコニーから飛び降りたとしたら――この場合も、私はコロナ死亡者だ。突然の心臓麻痺でも他の場合でも同じことになる。RKI(ロベルトコッホ研究所・ドイツ連邦政府機関・疾病管理のための研究所)の発表によれば、死亡時にコロナ検査陽性者の場合、誰でもコロナ死亡者に数えられる。シュレスヴィヒ・ホルンシュタイン州の最初の《コロナ死亡者》は、終末期の食道癌のため、パリアティヴ・ケア(緩和ケア)を受けながら平穏な最後の旅に向かおうとしていた。息を引き取る直前に検査が行われ、確かに陽性だったとわかった――彼はもう亡くなった後であった。
 
 さて、この場合、実際の死亡原因を確定するために、PCR検査の継続も解剖も必要とされなかった。しかし原則としては、新たな感染症、場合によっては、特に危険な感染症の場合、真の死因を固定するためには、できるだけ多くの解剖を行う必要がある。ドイツでは一人の病理学者が、コロナ危機の中でこの第一義的な義務を果たした。ハンブルクのピュッシェル教授である。彼はRKIの否定的な助言を押し切って、ハンブルク市の全ての《コロナによる犠牲者》の解剖を行った。その結果、犠牲者の誰一人として、健康であったものはいなかったとわかった。全員がすでに少なくとも1つの病気に、そしてほとんどが複数の病気に罹っていて、2人に1人が環状動脈系の心臓疾患を抱えていたことが判明した。それ以外にも高血圧、動脈硬化、糖尿病、脂肪過多、癌、また肺、腎臓に問題を抱えていたり、肝硬変の者もいた。

〔日本人のコロナ死も、ほとんど70代以上。肺炎や心疾患、脳疾患そして老衰。死後にPCR検査をしなければそれぞれの死因が死亡診断書に記されたであろう。PCR検査陽性と判定されたとたん、亡骸は厳重に密封され、家族との最期の別れも許されず、火葬場に直行。骨が帰って来るだけとは、異常すぎる〕


 イタリアでは特に北部都市が大きな被害を被った。特定の環境上の条件が何らかの影響をもたらしたかどうかということも、興味深い問題である。細かな粉塵による空気汚染という点で、北イタリアはもう随分以前から、ヨーロッパの中国と言われて当然の状況だった。WHOの試算によると、このような環境条件によって、2006年にはウイルス感染以外に、イタリアの13の大都市だけで8000人以上の死者が出たという。大気汚染によって若年層と壮年層はウイルス性の肺疾患のリスクが高まる。大気汚染というファクターが(イタリアに限らず)重要な役割を果たした可能性は一目瞭然であり、さらなる分析と検証がなされるべきである。

 これら多くのファクターについて知ったとしても――、頭の中にいつまでも残っているのは――、軍用車の長い列がベルガモから棺桶を運び出す様子を映した、あの衝撃的な映像である。
 ドイツ全国埋葬業組合理事のラルフ・ミヒャル氏は、あるインタビューで次のようにコメントしている。イタリアでは火葬はまれだ。だから《コロナ・パンデミックで国が火葬を指導した時には、埋葬業者はもう手が足りなかった》とミヒャル氏は分析している。埋葬業者の準備が遅れたこともある。火葬場、そしてインフラ全体が不足していた。《だから軍隊が出動しなければなかった。ベルガモからの搬出にはそういう事情があった》。

〔振り返れば、イタリアの棺桶の列の映像が、パニックの呼び水であった。火葬の習慣がなかったためと、一言述べてくれれば、その後の恐怖は生まれなかっただろう。新型コロナ騒動が作られたパンデミックであったのはこのことからもわかる。
『新型コロナウイルス騒動』の違和感 6)欧州感染爆発


ドイツにおけるコロナの状況

 はっきり言えることは、もし政治や責任ある専門家が、《ドイツでは十分な対処がなされているのだから、北イタリアや世界のほかの地域からの映像に見るようなことは起こらないし、心配することもない》、と繰り返し説明したなら、ドイツ国民はこんなにひどく怯える必要はなかった、ということである。数字と事実がそれを物語っているのだ。実際は全く逆のことが起こった。RKI(ロベルト・コッホ研究所)は繰り返し警告を発した――感染者が指数関数的に増える、死亡者が指数関数的に増える、無数の死者が出るであろう、イタリアのような惨事になる、と。

〔ドイツにも日本の”8割おじさん(西浦教授)”のような、数字を利用して不安を煽る専門家がいた。どの国においても不安を煽る派の方が、安全を説明する派より需要がある。
ドイツはイタリアと陸続きの同じEU圏だから、同化するのもわかるが、まったく離れた日本が影響されたのは愚かだった。欧米のパニックと日本の状況は、明らかに数字的に違っていた。
日本人の名誉白人への憧れから追従したのだろうか。

新型コロナ対策を施した優れたリーダーとして、台湾の蔡倫総統、ニュージーランドのアーダイン首相、とともに、ヨーロッパでは格段に死者が少なかったドイツのメルケル首相があげられる。女性3人が注目されて、肝心な時の決断力は女性が勝ると言われた。
『新型コロナウイルス騒動』の違和感 14)ニュージーランド



マスク着用の義務

 インフルエンザあるいはCOVID-19の感染を減らすために、健康な人も医療関係者でない人々も、マスク着用すべきだ、などということに、何の科学的な根拠はない。
 どうしたらこんなバカなことができるのだろうか――と誰もが問いたくなる。

 第一に、無症状の人が咳もせず熱もないのに病気を他人に移すという科学的な証拠は存在しない。
 第二に、マスクは、咳をしたときに出るウイルスの侵入を止めることはできない。
 第三に、マスクが感染予防に役立たないことは周知のとおりだ。
 第四に、医療用マスクのフィルター効果は極めて低い。
 第五に、手術用マスクの綿製マスクには、微細な有機物が浸透する危険性が高い。

 コロナウイルスのサイズ160nm(ナノメートル・=0.16㎛マイクロメートル)に対して、コットン製のマスクの《穴》のサイズは0.3mmだ。ウイルスは開いた窓のようにマスクを通り抜ける。

 連邦政府によるマスク着用の推奨のおかげで、多くの高齢者は、マスクがウイルスを防いでくれて役立つものだと信じている。しかし事実は全く逆で、特に肺疾患患者、心臓の弱い人、さらに不安症やパニック障害に陥っている患者にとって、マスク着用は深刻な健康上のリスクを伴う。WHOでさえ、公共空間でのマスクの常用には意味がない、と説明している。

 では、RKIはどのように言っているだろう? ここでは政治的な転換に合わせるように、元の方針を変えた。これらすべての推移をみる際に忘れてならないのは、RKIが行政の一部であり、連邦保健省そして政府の下部機関だということである。
 これまで長い間、全面的なマスク着用の義務に反対であるという正しい見解を示してきたのに――突然、「無症状でも――用心のためにマスクを着用すれば、ウイルスを他人に移す危険性が少なくなるかもしれない。ただ、これには科学的な根拠はない。」という見解に転換したのだ。少なくとも最後の文は正しい。公共の場でマスクを着用することに、何らかの意味があることを示す科学的研究結果は皆無である。あるのは正反対の証拠ばかりだ。

〔博士のマスクに関しての見解は正しいが、まったく無意味だということについては異論がある。
マスクをしていると、自分の指をなめることはない。感染源を触った手で、顔を触り、唇に触れると口から感染する危険がある。それを防ぐには、マスクは有効である。愛知県のフィリピンパブで感染した例は、飛沫感染より接触感染が危険だということを証明した。

『新型コロナウイルス騒動』の違和感 8)ウイルスばらまく男



他国はどうしたか――模範としてのスウェーデン?

 スウェーデン政府の感染症に関する責任者である疫学者アンダース・テグネル氏は、良いアドバイザーの1人である。彼は明らかに、かっての《豚インフルエンザ・パンデミック》の時に失敗から学んだ。そしてあと一人は、テグネル氏の前任者である、著名な疫学者ヨハン・ギーゼケ氏だ。彼は早い時期から、意味があるのは客観的証拠のある措置を適用することだ、と主張していた。ロックダウンは、無意味であるばかりか、有害でさえある。オーストリアの雑誌アッデンドウムのインタビューで次のように話している。
「真に科学的な根拠のある措置は2つしかない。1つは、手洗いをすること。それが役に立つことを、150年前のイグナツ・ゼンメルヴァイツの業績(ウィーン総合病院の産科医。産褥熱の原因が医師の手洗い不履行にあることを発見)以来、我々は知っている。もう一つは、ソーシャル・ディスタンディング(社会的距離)だ。これが有効であることも証明されている。だから、ヨーロッパの多くの政府が適用しているほかの措置には、何ら科学的な根拠がない。例えば、国境を閉鎖することはナンセンスだし、何の役にも立たない。また学校の閉鎖も、有効だと言う証拠はどこにもない。」
 事実、科学的見地からは、学校の閉鎖は全くのナンセンスだ。

〔テグネル氏と尾身会長が重なって見える時もある。しかし、二人の方針は真逆だった。感染症に対する基本部分では二人とも正しいはずだが、導かれた答えは違うものだった。どちらが正しかったかの判定には、もう少し時間が必要だが…。
『新型コロナウイルス騒動』の違和感 13)スウェーデン



ワクチン接種。するべきか、せざるべきか、それが問題だ

 現在喫緊の問題として浮かび上がってきたのが、コロナウイルス危機を終わらせるために全人類へのワクチンプログラムが必要かどうか、ということである。これは極めて重要な問題であり、以下の3つの点についてグローバルな合意を得るために、緊急に議論する必要がある。

1 ワクチンの開発はどのような場合に求められるか?私たちの答えは次の通りだ。すなわち、それは感染が健康な人々に定期的に重篤な病気を発症させたり深刻な後遺症を残したりする場合である。そして今回のSARS-CoV-2はそれに該当しない。
2 大規模なワクチン接種はどのような場合に必要か?私たちの提案は次のとおりだ。すなわち、人口の大部分が既に十分に危険な病気から護られている場合には、大規模なワクチン接種は不必要である。
3 ワクチン接種が失敗するのはどのような場合か? 私たちの予想は次のとおりだ。すなわち、世界中で人と動物と共生しているウイルスが継続的に変異する場合や、感染の広がっている最中に人々が大量の数のウイルスに曝露されている場合には、ワクチンは失敗する。

 著者たちの見解では、グローバルな接種プログラムは無意味である。仮に何らかの利点があるとしても、リスクの方が遥かに大きいことは、初めから明らかだ。

〔新型コロナウイルスを撲滅するのが目的なら、ワクチンは無力であろう。しかし、「新型コロナウイルス騒動」を収めるためには必要な手段と考える。世間が求めているのは、”安全”ではなく”安心”だからだ。もともと危険性の低いウイルスに対して、ワクチンに効果があるかどうかは問題ではなく、とりあえずの終着点と位置付けることはできる。たとえ相変わらず感染者が出たとしても、「重症化を防いでいる」という、インフルエンザワクチンにも使う、いつもの言い訳を続ければとりあえずはすむのだ。
僕は打たないけどね。〕


 それでも、研究者たちは現在、150種類以上ものCOVID-19ワクチンの開発に注力しており、中にはすでに日程を前倒しして臨床試験が行われているものもある。ほとんどのワクチンの目的は、ウイルスの突起タンパク質(スパイク)と細胞の反応の結合を防ぐためのハイレベルな中和抗体を作り出すことだ。そのための戦略として次の4つのものがある。

1 不活化あるいは弱毒化ウイルス・ワクチン
 不活化ワクチンの開発には大量のウイルスの生産が必要であり、それは鶏の卵か、確立された培養細胞株を用いて増やす必要がある。その際常に、培養によって増やしたウイルスの溶液には危険な汚染物質が含まれ、深刻な副作用を引き起こすリスクがある。さらにワクチン接種によって、症状をかえって悪化させる可能性がある。過去において、不活化された麻疹ワクチンと呼吸器合胞体(RS)ウイルスワクチンの場合に見られたことである。
 弱毒化されたワクチンには、病気を引き起こす能力を失った複製機能があるウイルスが含まれている。古典的には経口ポリオ・ワクチンで、これはアフリカで起こった悲惨なポリオ大発生の数十年も前に使用されていた。しかしこのポリオ大発生は、自然ウイルスではなく、経口ワクチンによって引き起こされたものだったことが後に判明した。
2 タンパク質ワクチン。これにはウイルスの突起たんぱく質あるいはその断片が含まれている。免疫応答を増強するためにアジュバンドが必ず添加されるが、これにより深刻な副作用が起こり得るのだ。
3 ウイルスベクターを用いた遺伝子ワクチン(ベクターとは遺伝子の運び屋)。原理は、ベクターとなるウイルス(例えば、アデノ・ウイルス)に関連する遺伝子にコロナウイルス遺伝子を組み込んで、我々の細胞に感染させる。自己複製能を欠損したベクターは、自身のゲノムを増幅することはできないために、組み込まれた遺伝子を1コピーだけ細胞に届けることになる。ブースター効果を出すために、複製能力のあるワクチンを作り出す努力がなされてきた。エボラ・ワクチンRVSV-ZEBOWを使って、これが行われた。しかしながら、ウイルスの複製化によって、ワクチン接種者の少なくとも20%に、発疹、血管炎、皮膚炎、関節痛などの酷い副作用を引き起こした。
4 遺伝子ワクチン。この場合、ウイルス遺伝子はプラスミドという大腸菌の小さな環状DNAに挿入されて、細胞に届けられるか、あるいは細胞に摂取された後に、たんぱく質に直接翻訳されるmRNAとして届けられるかのどちらかである。
 DNAワクチンの大きな潜在的な危険性は、プラスミドDNAが細胞のゲノム遺伝子に組み込まれてしまうことである。このような遺伝子挿入による突然変異が起こるのは確かに稀であるとはいえ、多数の人間にワクチン接種するような場合では現実味のある危険性だ。仮に、この遺伝子挿入が生殖細胞でおこなわれれば、組み込まれた遺伝子情報が母親から子供に伝播されてしまう。その他DNAワクチンの危険性として、DNAワクチンの危険性として、DNAに対する抗体がつくられる可能性や自己免疫反応を引き起こすことが想定される。
 mRNAワクチンの安全性への懸念として、全身性の炎症反応や潜在的な毒性効果があげられる。
 同様にコロナウイルスのmRNAワクチンには、さらなる危険性が懸念される。ウイルスタンパク質を生産する細胞は、その外側に排泄物を出す。健康な人のほとんどは、このようなウイルスの排泄物を認知するキラーT細胞を持っている。これにより、自己の細胞を攻撃する自己免疫が起こることが避けられない。これがどこで、いつ起こり、そしてどのような結果をもたらすのかについては、まったく未知数だ。だが、見通しは恐ろしいものと言うしかない。

 しかし、既に何百人というボランティアが、これらの避けようのないリスクについて事前の説明を受けないまま、ウイルスの突起タンパク質を組み込むDNAおよびmRNAワクチン接種を受けており、さらに多くの人々がこれに続こうとしている。これまでに遺伝子ワクチンの人体の適用は許可されておらず、今回のコロナウイルス・ワクチンも、国際的な規制によって通常は求められる臨床前試験を受けていない。ドイツは、国民全体が遺伝子組み換え食品を拒否し、動物実験にも反対している国ではあるが、そのドイツが現在、人体へのこのような遺伝子による実験の最前線に立っているのだ。普通の状況であれば、絶対に不可能であるはずのやり方で、法律や安全性に関する規制が無視されているのだ。

〔そもそもワクチンの効果を、何の疑いもなく信じてきたことを、立ち止まって考える必要がある。少なくとも、変異しやすいコロナウイルスに対してワクチンを打っても効果がないし、ウイルス自体の危険度も低いから免疫で撃退できる範囲なので、ワクチンで抗体を作って防御する必要もない。まして、まだ検証ができていないmRNAワクチンは、遺伝子を操作するという、未来に不安を残す危険が多いのでなおさらだ。
さらに、新型コロナウイルスの特性として、「サイトカインストーム」という自己免疫の暴走を引き起こす性質がある。ワクチンとは自己免疫を利用して抗体をつくるものだから、新型コロナのmRNAが、自己免疫の暴走を引き起こす可能性も否定できていない。やっぱり時期尚早だ 〕



公開書簡​

敬愛するメルケル連邦首相閣下

 元ヨナネス・グーテンベルク大学マインツの教授として、そして長期に渡って同愛額病理微生物学並びに衛生研究所を率いてきた主任教授として、COVID-19ウイルスの拡散を減じる目的で現在我々に課せられている公共空間での生活の大幅な制限に関して、批判的に疑問の声を上げる必要を感じ、この書簡を送るものであります。

 まず、ウイルス感染の危険性を軽視することはもとより、特定の政治的メッセージを吹聴することが私の目的でないことを明言しておきます。しかしながら、科学者として社会に貢献するために、現在得られる限りのデータを正しく整理し、これまで知り得た事実を俯瞰し、そしてさらに、現在盛んに議論されていることの中で置き去りにされていることへの疑問を提示することを、私の義務と感じます。

 何よりも私は、現在ヨーロッパの多くの国々で、そしてすでにドイツにおいて、大規模に施行されている、ウイルス鎮静化のための行き過ぎた措置がもたらす社会と経済への計り知れない影響について、大変心配しております。

 私が望むことは、公共空間における人々の行動の制限措置のメリットとデメリット、そしてその結果生じる長期的な影響について、批判的に――そしてなるべく広い視野のもとに――議論することです。

 つきましては、私には次のような5つの疑問があります。これらの疑問について、徹底した分析が不可欠である問題であるにもかかわらず、これまで十分な答えが出されたことはありませんでした。

 以下の質問について、首相自身のご意見を乞うと同時に、連邦政府に対して、リスクグループを効果的に保護するための方策を講じることを訴えます。その際、ドイツエンドで市民の生活に分断をもたらすことで、ただでさえすでに起きている社会の深刻な分断の種をこれ以上撒くことのないよう、切にお願いする次第です。
       
     医学博士・名誉教授スチャリチャット・バクディ
                            敬具


1 統計

 感染症学――ロベルト・コッホ自らによって基礎づけられたもの――において、伝統的に感染と罹患は区別される。罹患には臨床上の発症が伴う。したがって、例えば熱や咳などの症状を伴う患者のみが、新規の罹患者として統計に算入される。

 言い換えれば、新規感染者――COVID-19用のPCR検査で測定されるような――という場合、これは、必ずしも、新規に罹患し病院での手当てが必要な患者、ということを意味するものではない。しかし現在、すべての感染者の5%が重篤になり、人工呼吸器を必要とする、ということが想定されている。これをもとにした予測に従えば、医療システムに過剰な負担がかかることになる。

質問 予測を立てる際に、無症状の患者と、症状のある患者、つまり症状の進んでいる者の区別はなされているのか?

2 危険性

 いろいろな種類のコロナウイルスは――メディアでは全く伝えられていないが――ずっと以前から我々の周りに存在している。仮に、COVID-19ウイルスが従来の同種のウイルスと比較してそれほど危険なものではない、ということが明らかにされるとしたら、現在とられているすべての措置が無駄であることは明白である。

 国際的に認知されている専門誌”International Jounal of Antimicrobial Agents"にまさにこの問題を扱った論文が発表される予定である。当論文の事前調査結果はすでに閲覧することができ、そこでは結論として、新型コロナウイルスは危険性に関して、従来のコロナウイルスと何ら違いがない、と述べられている。論文の著者たちは、論文のタイトルを”SARS-CoV-2 Fear versus Data”(SARS-CoV-2恐怖心vsデータ)とすることで、この結論を表現したという。

質問 COVID-19の感染者と診断された患者による現在のICUへの負担は、他のコロナウイルス感染者に比較してどのような状況か? そしてこれらのデータは連邦政府がとるべき今後の対策の決定過程において、どの程度考慮されているか? さらに右記の研究について、これまでの政府による計画策定において承知されていたか? また、次のことを確認しておく必要がある。すなわち、罹患と診断されたということは、患者の病状に関して当該のウイルスが主な原因になっていることを意味するのであり、例えば既往症がより大きな原因だ、ということにならない。

3 拡散

 ズュートドイチェ新聞の記事によれば、しばしば引き合いに出されるロベルト・コッホ研究所でさえ、COVID-19の検査数について、よく把握していないという。しかし、ドイツでの検査数の増加に伴って感染者が急激に増加したというのが事実である。つまり、ウイルスはすでに気づかない間に健康な市民の間に広がっていたことが、十分考えられるということである。このことから2つの帰結が得られる。第1に、公式の死者数の割合――例えば2020年3月26日の時点でおよそ37,300人の感染者のうち、死亡者が206人、つまり0.55%であった――は、高すぎるということ。第2に、健康な市民への拡散を防ぐことはもはやほとんど不可能であるということ。

質問 ウイルスの実際の拡散を評価する目的で、健康な一般市民に対するサンプル調査はすでに行われたか? あるいは近いうちにおこなうけいかくはあるのか?

4 致死性

 ドイツ国内の死亡率(現在は0.55%)の増加への不安が、現在メディアを通じて極めて強力に煽られている。多くの人々が、すぐにも適切な措置を取らなければ、イタリア(10%)やスペイン(7%)のような事態になりかねないと心配している。

 同時に世界中で、死亡した人の体内にウイルスが発見されただけで――他の要因を考慮することなく――直ちにウイルスによる死亡と報告する、という誤ったやり方がまかり通っている。これは感染症学の基本原則の一つに抵触するものだ。すなわち、あるエイジェント(因子)が発病および死亡の主な要因であることが確認されて初めて、診断が行われる、という原則だ。医学専門学会の研究部会による指針には、次のように明確に書かれている。「死亡原因のほかに、死因の関連連鎖についても提示し、さらに対応する基礎疾患は死亡証明書に明示しなければならない」

 どれだけの数の死亡者が本当にこのウイルスが原因で亡くなったのかを確定するために、事後であっても、患者記録の批判的な分析が行われたのかどうかについて、目下のところ何ら公式の発表はない。

質問 COVID-19を死亡原因とする一般的な流れにドイツも単純に従うのか? このような区分の仕方を今後とも他国同様に無批判に続けるつもりか? であれば、どうやって真の、コロナが原因で死亡したケースと、死亡時に偶然コロナウイルスも見つかった、というケースを区別すればよいのか?

5 比較可能性

 イタリアでの恐ろしげな光景がまるで今後の起こり得るシナリオであるかのように、繰り返し引き合いに出される。しかし、イタリアでこのウイルスがどれほどの威力を持っていたかについては、様々な理由から全く不明なままだ――上記の3と4が該当すること以外にも、この地域を特に感染しやすくしている、極端な外的要因が存在するのだ。

 要因としては特に、北イタリア地域における空気汚染の酷さも挙げられる。WHOによれば、これが原因で、2006年には、イタリアの13の大都市だけでも、たとえウイルスが無くても、1年間に8,000人が死亡したという。その後、状況に大きな変化はない。最終的に、空気汚染が老若を問わず、ウイルスによる肺炎のリスクを極端に高めるということが証明された。
 さらに、この国では、特にリスクの高い人々の27.4%が若い人々と一緒に暮らしており、スペインでは33.5%とさらに多い。ドイツは7%と、比較的少ない。

 加えて、ベルリン工科大学保健システム・マネジメント部門の主任教授であるラインハルト・ブッセ教授によれば、ドイツは、イタリアに比べると集中治療設備がはるかに充実している。

質問 このような基本的な相違点を市民に周知させ、イタリアやスペインと同じことがドイツで発生すると想定することが、いかに非現実的なものであるかを、人々に理解させるために、どのような努力がはらわれているのか?​​​​​​​​

〔この公開書簡を、そっくりそのまま菅首相や小池知事や尾身分科会会長に送りたい。
今振り返って見直すと、彼らは正しい科学的見地よりも、政治的なあるいは利権保持のための選択をしたと言わざるを得ない。
穿った見方になるが、誠実な科学者に見える尾身氏にしても、今まで日陰者だった感染症専門家の勢力拡大のため、千載一遇の好機と頑張っているようにしか見えない〕


日本人の中には、ドイツ好きの人が結構いる。
ある人にとってはゲーテの国であり、ニーチェの国であり、ショーペンハウエルの国である。
バッハやベートーベンの国ととらえる人も多いだろう。
真面目、勤勉、誠実という気質は日本人のそれと重なるのも好感が持てるゆえんだ。

医療の世界でもドイツは先進国で、徳川末期のシーボルト以来、ドイツ医学は日本医学の先生であった。
昔のカルテはドイツ語で書かれていたほどだ。

そんなこともあり、医学者はドイツとの関係も深く、情報のやり取りも盛んなのだろう。
ドイツで行われていた新型コロナ対策は、そのまま日本でも行われてきたように見える。

ドイツではRKI(ロベルト・コッホ研究所)という、ドイツ連邦政府機関であり疾病管理のための研究所が、新型コロナ対策を主導している。
日本で「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議(現分科会)」が、方針を先導したのと同じ図式だ。

そして、RKIが不安を煽り、世論をミスリードしていったという過程も、日本の専門家会議は踏襲した。

さらに反対する意見は封じ込めていったのも、同じ経過をたどる。
新型コロナを巡って、80年前にドイツと日本が経験した、暗黒の歴史が垣間見える。

偏った情報しか流れなくなると、世の中は真っ暗だ。








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最終更新日  2021年04月04日 21時40分00秒
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