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正直なところ、こんなにも凄いものだとは思わなかった。。。(T_T)(T_T) おそらくこれまで、私はインフルエンザもしくは、その他の流行性感冒というのに完全にかかったことがなかったのだと思う。。。(今日の話題は本当につまらなくてごめんなさい。。m(__)m)風邪とインフルエンザ等の流行性感冒の定義が今ひとつよく分からないので調べてみると、こんな感じ。 (ソニー健保さんからの引用です。)▼ 急激な症状の悪化――――――――――― 米国2/25(火)晩頃から風邪と思しき症状が極端に悪化した。極度の悪寒と 気管の奥深くから胸板全体に響くような嫌な音の咳が出始め、頬骨にうずくような痛みが感じられるほど鼻が完全に詰まってしまい、声も完全につぶれてしまった。。。それでも市販の風邪薬を飲んで暖かくして睡眠をよく摂ってやりすごそうと思った。なぜなら、翌日2/26(水)はUCB(UCバークレイ)とスタンフォードの間で毎月開催されるジョイント・ミーティングが予定されていたから。。。ところが、2/26(水)になると症状は更に極端に悪化した。朝ぎりぎりまでジョイント・ミーティングへの出席の可能性にかけていたが、まるでお話にならないほど症状がひどくなってしまった。。。(T_T)その最たる症状が発熱。。。1時間に1回の計り始めからわずか、3時間経過で39.5℃程度まで達してしまい、さすがに症状の急変からして、普通の風邪ではないと察した。。。結局、会社から支給された健康保険相当(米国では日本の健康保険は適用外ですから)のシステムを使い、スタンフォードの内科医で日本人の先生を探すことができた。。。さすがに、こういう状況では英語で上手く症状は伝えられないし、細かいニュアンスが大事だと思い、日本人の先生をお願いした。その日本人の先生は穏やかな女医さんで、耳や鼻、喉、白目の様子などをチェックしてから、「こういった症状はありませんか?」と聞いてくれたのだが、これが ことごとく当たる、当たる。。。頼もしい限り。。。それによれば、やはりウイルス性の流行性感冒らしい。。。特にインフルエンザとは言われなかったが、急激な悪化と相当に重い症状からしても普通の風邪ではないとのことだった。。。米国のシステムに漏れず、処方箋を書いてもらい、実際の薬は街のドラッグストアで処方してもらった。。。▼ 私の周囲にいる米国滞在の仲間の皆さんへ――――――――――――――――――――――ここからは、私の周りに沢山おられるVisitingScholar仲間の皆さん全員への注意喚起。。。やはり、以前 何人かの人と邪推した通り、この女医さんによると、初めて米国に来た日本人にとってこうした症状に陥ることはよくあるとのこと。。。個人差はあるものの、人によっては渡米後最初の年の冬は 最初から最後まで、ずっと風邪をひいているような症状もしくは体調不良がずっと続くというようなこともよくあるという。。。(実際には異なる菌に次々と感染しているということらしいのですが。。。)そうした症状になるのは、米国に元々存在する菌に対する免疫力を基本的に日本人が備えていないことに起因すること。。。今は、処方してもらった複数の薬と抗生物質により、やっと症状が落ち着いてきた。。。それでもここ2日程度、全く食べ物を口にする気がせず、100%果汁のジュースのみを口にしている。そんなこんなでHPの更新は暫くお休みでした。それにしても凄かったなぁ。。。立つことすらままならない悪夢。。。油断せず、もうしばらく大事にしようっと。。。(やっぱりVisitingScholarのN澤さんのように12月半ばや今の季節にも水泳をするくらいしないと、強靭な体力は作れないのかな。。。(^-^;)(^-^;)(^-^;))
2003/02/27
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前回のダイアリに書いたように、 この日は『シリコンバレーの特殊性』について、以下3点にスポットライトを当ててTerryさんとディスカッションをした。――――――――――――――――――――――――――・VC(ベンチャーキャピタル)がVB(ベンチャービジネス)に対して提供するビジネス推進の枠組みについて・VCとVBのスタンスの違いについて・シリコンバレーにおける起業失敗の意義について――――――――――――――――――――――――――それぞれの話題については、私がいくつかの本から得た知識が実際のビジネスの場において本当に当てはまるのか否かを検証する形で議論された。そこで、以下その内容のダイジェストをご紹介することにする。▼ VCがVBに対して提供するビジネス推進の枠組みについて ―――――――――――――――――――――――――――― まず、この話をする前に VB、VCのそれぞれの立場を簡単に書くことにする。VB(ベンチャービジネス)の起業家は、何か革新的もしくは世の中をより効率化するような須玉のアイデアをもつ人間であり、その本質は技術力である。よって、企業の運営そのものよりも そのオリジナリティあふれた技術そのものをよく知っていなければならない。 これに対して一方の、VC(ベンチャーキャピタル)は、法人投資家もしくはエンジェル(個人投資家)から金を集めてファンドを形成し、創業前もしくは創業直後の これぞと思うVBに投資をし、IPO(株式公開)後の高配当を狙う立場である。よって、その本質はハイリターンのための徹底した枠組み提供とプロセシングである。つまり、VBの創業時には勿論革新的な優れた技術が主導となるが、ひとたびVCが関わると、それは途端にハイリターンのための徹底した戦略ベースの運営になることを意味する。 VBの起業家は、たとえMBA(経営修士号)をもっているような人であっても、実践的な会社の運営自体に長けているとは限らない。むしろ、起業回数が まだ少ない起業家は、その高い技術力とは裏腹に、そうした実践的ノウハウに弱い可能性がある。そこでVCは、自分がめぼしをつけたVBが将来高額な配当を生むように、戦略的なVB支援策を次々に提供する。これは、VC自身または投資家の配当を最大化する上で絶対的に必要な"勝つため=儲けるため"の戦略枠組みである。そのVB支援策は主に以下のアイテムから成る。。。 ビジネスプラン作り/適切な人材任用/資金調達/ 経理上の問題解決/取締り役会運営/流通経路開拓/ 外国市場参入アドバイス/ビジネス拡大の機会見定め/ 企業間アライアンス(業務提携、業務協力)/ 知的財産戦略/ストックオプション・システム開発/ 合併・買収アドバイス、他 経理/法律/マーケティング/ 販売・運営アドバイス等々。。。これを見れば、VCの投資対象であるVBが一人前となり、勝っていくためのありとあらゆる戦略を含むことが分かる。。。一方、VBの立場からすれば、有力かつ著名なVCの支援を受けることができたということは、更なるVCの呼び込みを誘発してファンド増収が狙えるばかりか、そのVCと馴染みのある法律事務所や会計事務所の無料支援等も受けられることも意味するという。。。つまり、有力VCの獲得は、成功への連鎖を誘発するということである。VCとVBの関係を詳しく書いた本で得られたこうした知識は、Terryさんによれば、現実にそのまま当てはまるということだった。。。▼ VCとVBのスタンスの違いについて――――――――――――――――――― 企業運営上の両者のスタンスを考えると、VBは創業/操業サイドであって資金を受ける立場であるのに対し、VCは資金を調達して提供する立場であるゆえ操業をコントロールできる立場にある。。。この構図は 2回のVB創業の経験をもつTerryさんに言わせれば、「自動車の運転のようなものだ」という。。。VBは車そのものであり、よい性能、よい機能、よい技術の実装を必要とする。一方のVCは、それをいかに首尾よくコントロールし、"高配当"というゴールへ最短距離で向かわせるか、というソフトおよびマネジメントを引き受けるという。。。つまり、それは車(=事業)の方向、速度、アクセルワーク、ナビゲーションといった作業に相当する。企業運営とは "高配当"だけが目的なのか??というのは我々日本人にとっては ほぼ共通した違和感だろう。。。しかし、その"高配当"至上主義事は、それこそ言わずと知れた"キャピタリズム"の考え方である。’97に起こったタイ・バーツの大暴落や韓国・ウォンの大暴落などは、こうしたキャピタリズムを最前面に押し出した米国のいわゆる ヘッジ・ファンドの仕業そのものであるし、現在の対アラブ諸国に対する米国の強硬ぶりも石油利権にまつわるキャピタリズムと揶揄されていることはご承知の通りである。VCは、そのキャピタリズムの表れとして、大手企業が投資対象のVBを買収しようとすると、その値を少しでも吊り上げ、少しでも高配当に繋がる道を探す。そして、創業者の意思とは直接関係なく、買収のベスト・タイミングを虎視眈々と狙うことも珍しくないという。。。つまり、起業した際の看板持続よりも、明らかに"高配当"主義なのである。創業後、ある時期からVBの執行部が VCを嫌うという傾向は そうした立場・方針の違いが根本にあるのである。。。▼ シリコンバレーにおける起業失敗の意義について――――――――――――――――――――――――― この内容ほど、日米間の意識の違いがはっきりした問題もないだろう。。。日本では、まだまだ 会社運営の失敗は重要な人生の失敗とみなされることが多いのに対し、米国特にシリコンバレーでは会社運営の失敗は"あるもの" "誰もが経験するもの"として捉えられているという。。。よく知られるように、シリコンバレーの風雲児たる華々しいIT企業群の経営者には、それまで3回4回と会社運営に失敗している例が多く、その失敗における教訓が経験となり、成功に繋がったという起死回生の例が多い。ここで、認識しておかなければならないのは、シリコンバレーにおける起業の失敗は個人への金銭負担に及ばない点である。VC(ベンチャーキャピタル)は 上に書いたように、VB(ベンチャービジネス)が勝つためにあらゆる経営支援をするが、それでも失敗はあり得る。しかしそうした場合、投資はあくまで投資であり、元本保証があるわけでも何でもなく、投資額はロスし配当は付かないものである。そして、何よりその返済責任が経営者個人に及ぶことはないのである。。。ここが、日本と米国特にシリコンバレーとの決定的な違いである。こうしたことに関して、Terryさんが ある敏腕な経営手法で知られ 米国クライスラー社の経営者の1人に迎えられた人物のインタビューを紹介してくれた。。。 インタビュア:「上手い会社経営のコツとは何でしょうか?」 経営者:「それは、素早く そして決して間違えずに施策を実行していくことです。」 インタビュア: 「どうやって、決して間違えないようにするのでしょうか?」 経営者: 「それまでに沢山沢山、間違えて失敗しておくことですよ。。。」このインタビューは こうした米国の失敗意義を端的に伝えた好例だと思う。。。
2003/02/21
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木曜日は1週間のうちで私にとって最も刺激的な日である。。。以前からダイアリに書いているように(国際感覚いっぱいの?木曜日(1/23(木)US) )、朝10:30から始まって約2時間続く『English in Action』という(本来はMan-to-manの英会話だった)プログラムが、私を大いにインスパイアしてくれるためである。初めた当初から、単なる英会話レッスンという枠はとっくに飛び出ていて、国際情勢やシリコンバレーの特殊性などに話が及ぶことが多かった。そんな私のパートナーであるTerryさんは、Ph.D(博士号)をもつ技術的インテリジェンスと広範な国際感覚に満ち満ちたダンディなおじさんで、飽きるどころか、毎回示唆に富んだ意見を聞かせてくれる。よって 私にとって木曜の朝は何にも替えがたい貴重な時間であるが、今日は更に有意義であった。。。2人で話すトピックスは 毎回私が用意する決まりになっているが、今日は普段にも増してTerryさんのエキサイティングな話を聞くことができた。(^-^)今日、私が提供した話題は『シリコンバレーの特殊性』について。。。皆さんご存知のように、シリコンバレーの地理的中心そして存在意義の中心であるスタンフォード大学は、かねてより数々の著名かつ有力なVB(ベンチャービジネス)を排出してきている。HP(ヒューレットパッカード)、Intelに始まり、SunMicrosystems、シスコシステムズ、Oracle、Yahoo!、Googleなど、現在のIT産業の根幹を支える風雲児を次々と生み出し続けていることから、世界中から 起業の聖地・実験場として常に注目を浴び続けている。。そして、スタンフォード大学出身者や元Intel在籍者からなる一連の系譜は、『フェア・チャイルド/チルドレン』という言葉まで生んできた。。。こうした特異なバックグラウンドは、私がスタンフォード大学を社費留学の地に選ぶ最大の理由の1つとなっていた。そこで、留学前から自分の専門とは全く別に、VB(ベンチャービジネス)やVC(ベンチャーキャピタル)に関する書籍などには幾つか目を通していたが(渡米後の最初の本はこちら)、今日はまさにそうしたスタート・アップ(起業)を経験した人の 生の話を直に聞くことができた日だったのである。そう。。。その経験者、話し手こそが Terryさんである。。。彼は、SunMicrosystemsやザイリンクスといった強力ベンダに在籍してプロセッサ(コンピュータの演算素子)の豊富な開発経験をもち、TI(テキサス・インスツルメンツ)とのアライアンス(業務提携)経験等も豊富でビジネス・ラインにも長けた人である。そして、何よりも既に2つのベンチャーをスタート・アップさせた経験をもち、現在は富裕層が集中するウッドサイドに暮らす まさにシリコンバレーの申し子のような人である。 そんな彼と今日は、2時間かけておおよそ以下のような話をした。▼VC(ベンチャーキャピタル)がVB(ベンチャービジネス)に対して提供するビジネス推進のための枠組みについて▼VCとVBの操業スタンスに関する違いについて▼シリコンバレーにおける失敗の意義について少々、細かくなるので詳細は明日2/21(金)に譲ることにする。
2003/02/20
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こちら米国では、我々日本人が好みの髪型を実現してもらうというのは結構至難の業である。男の僕でさえ、こちらで髪を切りに行くというのはちょっとした、いや、かなりの勇気がいる。。。だって、はさみなんて使わないんだから。。。(^-^;)歯をいくつかのバリエーションの中で交換して、華麗な(??)バリカンさばきで、さっさっと軽くなぞるようにして、ものの10分や15分で散髪が終わってしまう(終わられてしまう)。。。か、髪型ってあるの??ってな感じ。。。どうも彼らの頭の中には、アジア人向けのいくつかの簡単なパターンがあるらしく、放っておくとちょっと変な新しい自分に出会えてしまう。。。(^-^;)(^-^;)(T_T)(T_T)※ 詳細は前回の様子は こちらをどうぞ! そうした髪型にナーバスな(??)日本人の絶大な支持を受けて商売繁盛なのが、所謂自宅訪問型の日本人美容師さんだ。。。大変に混み合っていて、大体1ヶ月くらい前に電話で予約を入れておくと、当日 特にこちらは何も用意しなくても洗髪だけ済ませておけば髪を切ってもらえる。(^-^)費用も、男性$15、女性$20と格安! ものの本等にはTAX(8.25%)とTip(10%~20%)を込みにして渡すのが礼儀とあるが、何せ相手は日本人の方なので、こちらがオファーしても、なかなか規定料金以上は受け取ってくれようとしない。。。ただ、今回はこれからもお願いします、の意味を込めて受け取ってもらった。。。内容は、やはりしっかりしていて、今回来て頂いたYさんは かつて10年ほど前に南青山の美容院に勤めておられたキャリアをもつ。。。日本では当たり前だが、こちらではちょっと新鮮な『はさみオンリー』の作業を堪能できる。。。Yさんからすると、バリカンであそこまできれいに仕上げるのは、それはそれで素晴らしい技術ということだが、切られる本人からすると細かなニュアンスが日本語で通じるこちらの方が俄然安心である。また、何よりも首に細かな髪の毛が入ってちくちくしない、という至極当たり前のサービス・クオリティー(??)が嬉しい!こちらアメリカでは、あの ちくちくが当たり前なのである。。。(^-^;)(^-^;)(^-^;)とにかく、珍しく貴重な、それでいて懐かしい体験だった。。。もしそばに住んでいる皆さんで興味がある方には、よろしければご紹介しますよ!
2003/02/15
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米国2/14(土)は、El Camino Real(南はSanDiegoから北はSonomaバレーまで続く幹線道路でStanfordエリアの主要道路の1つ。)沿いの とある場所で食事をしてからマウンテンビューの郊外にあるシネプレックス『Century16』に出かけた。Stanfordエリア周辺に住んでおられる方々のために書くと『Century16』は El CaminoからFreeway101号線に向かってShoreline Blvd.を通り、101を跨ぐ高架を越えてすぐ左手にある。この日は、バレンタインということもあって『Century16』の正面のエントランスの前はカップルやら若者のグループでごった返していた。 この日は、ここで映画『CHICAGO』(日本語公式サイト:http://www.chicago-jp.com/ )を見ることにした。この映画は、1920年代の退廃したシカゴを舞台にして、スターになること/スターであり続けることを目指す2人の女性(レニー・ゼルウィガーとキャサリン・ゼダ ジョーンズ)の欲と、その女性達の弁護人の立場を利用することで名声と金を手にしようとする男(リチャード・ギア)の欲を描いたミュージカルベースの映画である。原作はミュージカルの最高傑作として名高く1975年が初舞台という。その完全映画化ということで、前評判だけでなく、既にゴールデングローブ賞3つと、英国アカデミー賞12部門(史上最多)と、米国のアカデミー賞12部門13ノミネート(こちらも史上最多)という鳴り物入りの映画である。全編を通じてあちこちにミュージカル仕立ての演出が入るところや、女性ということを武器にして したたかに世の中を渡って行こうという女性主人公達の設定は、かつてマドンナが主演した映画『エビータ』にも共通するところがある。映画の詳細や評判は、上のリンクにあるOfficialサイトに譲ることにして、レニー・ゼルウィガーが演じるロキシーにしろ、キャサリン・ゼダ ジョーンズが演じる貫禄のヴェルマにしろ、リチャード・ギアの弁護士ビリーにしろ、映画全編で翻弄されるマスコミにせよ、各人が思惑・欲をもって行動しているのがありありと分かってなかなか面白い。多分に現在の芸能報道や政治報道にも共通するところが多くて興味深い。。。一方、キャサリン・ゼダ ジョーンズ他の女性囚人達が繰り広げるダンスはかなりの迫力だった。。。娯楽映画に徹したというだけあって、何かを真剣に考えさせられる内容ではないが、日本ではまず撮れない贅沢さと甘美さと けだるさを備えた映画であることは間違いない。。。あまりミュージカルが得意でない男性陣も、全編を通して流れる迫力のあるダンスとそのSexyな映像、強力なブラス・サウンドで結構 楽しめてしまうのではないだろうか?それにしても、どうしてリチャード・ギアというのは、いつまでもああした軽薄な役どころばかり回ってくるのだろう。。。?(^-^;) 今回も設定上は したたかな敏腕弁護士というエリート・キャラではあるが、彼を見ていると およそ深みというものを感じないのである。。。もっとも、そういう演じ方をしているのだとは思うが、『プリティ』シリーズにしても『Autumn in NY』にしても、毎回冷静に見ると単なる女好きキャラの軽薄さが目立ってしまう。。。今回もこの御多分にもれることなく、しっかりとリチャード・ギア節を見せてくれていた。。。(^-^;)個人的には、そろそろ ぐっと来るリチャード・ギアの重みのある役どころも見てみたいものだ。。。一方、囚人に便宜を図りつつも、いい相談役の看守ママ・モートン役の、クィーン・ラティファはいい味を出していたなぁ。。。気になる方は是非、お試しあれ。。。大衆に否応なしに消費される娯楽産業と次々に刺激あるしかけなくてはならない人々の性を伺い知ることができる。。。
2003/02/14
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今日 米国2/12(水)をもって、一連の超強力ITベンダとの交流がひと段落した。最後にして今日は非常にボリュームのある内容だった。。。HP社の研究所を昼12時半頃訪れ、ディスカッションは昼の1時から夕方の5時まで約4時間続いた。内容的には、最初に我々のプレゼンが約40分程度かけてあった後、質疑応答があった。この時点での参加者は10名弱だったが、以降は夕方5時に終了するまで、研究内容に関する分野に応じて、対応者が細分化して各論へと移っていった。。。この場では、研究内容やディスカッションの詳細に触れることはできないが、純粋な研究者である彼らは我々のようなインダストリアル側設計者の観点や問題点に対して強い興味を抱き、逆にこちらは現在大学に所属する研究者という立場からも彼らの研究内容に興味をもった。そういう意味では、所属企業は違えども、同じ分野を対象とする少しスタンスの違う技術者同士の課題やスタンスを理解することができ楽しい企画だったと思う。こうした機会をもつとき、やはり自分はエンジニアなんだな、と実感する次第である。(^-^)■ 米国エンジニアに見られる優れた点―――――――――――――――――――こうした中、最近 米国のエンジニアのスタンスを見ていて、一般に日本のエンジニアに比べて優れていると思う点は、(1) やはりプレゼンそのものに慣れており、興味のひきつけや見せることに長けている点 (2) 会議におけるオーガナイザが必ず1人は存在し、その人が会議の流れや発言者のマネジメントなどをかなり整然と行っている点 等ではないかと思う。前者に関しては、よく知られるように 米国ではかなり小さい頃からプレゼンテーションの大事さやそのスキルを叩き込まれており かなりお手のものである。一方、後者は 事前に会議の進行予定を書いた紙が配られ、会議そのものはオーガナイザによってコントロールされ、発言に関するクロストークが最小限に抑えられ、必要に応じてオープンディスカッションが設定される、といったようなスタイルがごく自然に行われている。前者の重要性は最近、日本でも声高に言われるが、後者も是非とも見習うべき点だと思う。時間的効率が全く違ってくるからである。日本でときに見られるように、会議に三々五々集まり、議題が明確でなく、各人が勝手気ままな発言を繰り返し、結局長い時間は要したのだが何が決まったわけではない、といった醜い悪習とは明らかに違う。もっとも自分が会議代表者になる際は、こうしたことに最大限考慮しているつもりだが、この手の悪習は偉い人の多い会議で散見される。。。(^-^;) ちょっとしたビジネス書でも眺めれば、ごく普通に書いてある鉄則なのだが。。。■ さてさて、次はVC(ベンチャーキャピタル)の講演会へ―――――――――――――――――――――――――――まあ、それにしてもよく英語を話した1日だった。。。自分の専門もしくは強く興味をもつ分野の内容だけに、話すことやプレゼン自体は苦にならないが、ときに込み合った話になると、どうしても自分の稚拙な表現力とリスニング力にもどかしさを感じてしまう。。。 この辺は、まだまだ鍛錬が必要そう。。。いずれにせよ、各ITベンダとの知的好奇心を煽る一連の交流がこれで一旦落ち着く。。。明日、米国2/13(木)は夕方からは、シリコンバレーのVC(ベンチャーキャピタル)の大御所の講演会を聞きに行く。※ VC=ベンチャーキャピタルとは、株式公開前のベンチャービジネス企業の将来成長を見越して、一般の投資家からファンドを募り、その投資・運用をする代行する企業のことで、次世代技術の潮流などに一般に敏感である。。。こちらは、エンジニアリングとは直接関係ないが、世界でも稀有な このシリコンバレーという起業の実験場のような所の次の挑戦を知るには願ってもないチャンスである。こういう催しには、有料/無料に関わらず積極参加したいものである。。。
2003/02/12
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ここシリコンバレー スタンフォードエリアでは、もう雨季がすっかり明けたのではないか?と思うほどの晴天がずっと続いている。。。日中どんなに暖かくても、この辺特有の気候で朝晩はぐっと冷え込むが、このカリフォルニア特有の青空を見ることができるのは本当に気持ちがいい。。。そんな中、最近特に目を引くのは、もう2週間くらい前から、桃や桜がきれいに咲き乱れていること。。。梅は 桃や桜に比べると見ることはないように思うが、それでも稀に見つけることができる。。。日本では、これらが全部同じ時期に咲くということはまずないが、こちらではこれらが元気に仲良く咲き乱れている!花の感じが日本と最も違うのは桜ではないだろうか?僕はちょっとした桜探索マニア(^-^;)なので特に気になるのかもしれないが、概ねこの辺の桜は白い花を付け、開花と共に緑の新芽が出揃うような品種が多いようだ。日本のソメイヨシノのような人間が作り出した交配種のピンクや山桜の類いでもピンクの濃い川津桜等とは違い、自然の山桜に近い趣で純白もしくは幾分クリームがかった白が中心である。それはそれで、抜けるような青空にマッチしていてきれいだ。。。ウィークデイにHillサイドを通ってキャンパスに通う際の瑞々しさに一役かってくれているのは確かである。。。我家のアパートメントのプールサイドにも、今きれいな白い桜が元気に咲いてくれている。。。ところで、こうした見た目には平和いっぱいの景色の中、米国2/7(金)の朝からCNNやNBC、ABCなどのニュースネットワーク局の報道は大変だった。。。米国政府が、国内のテロ警戒レベルをこれまでのレベルから一段階引き上げ『High』に設定したためである。これは例の911テロの後、2週間から1ヶ月程度続いた警戒レベルに匹敵する。(実は 私はその911の前日~当日にかけて、例のWTCビルに出張で出かける予定が入りかけていたのだった。。。)ニュースでは朝から、「出張や旅行の予定を変更する必要はないものの、米国の力の象徴となる建物や公共の場所、シンボリックな場所への訪問時は十分注意し(具体的にどう注意するのだろう?)、いつでも不測の事態に対応できるように家族らとも連絡がとれるようにしておくこと。。。」といった注意喚起を、イラクへの不満と共にヒステリックに煽っていた。。。今回こうした注意喚起が少し具体的な指摘をしていた点と言えば、高い建造物の高いフロア自体の危険性やエレベータ使用における危険性だろうか。。。おそらく政府情報筋はそうした高層建造物を対象としたテロ行為の噂を複数キャッチしての注意喚起だろう。。。昨年2002年の夏の渡米前を前に、春頃 テロの警戒ポイントが具体的に示されたことがあった。それはよりによって、サンフランシスコ・エリアからシリコンバレー・エリアに渡る約80kmの範囲内にかかる4つの大橋を対象としたものだった。。。4つの橋とはゴールデンゲートブリッジ、ベイブリッジ、サンマテオブリッジ、そして、ダンバートンブリッジである。(ベイエリアの4つの大橋とは。。。(Special thanks to GHZさん!))これからよく使うであろう交通路なのに物騒なものだ、と思ったものである。。。だが 当面 米国には こうした言い知れない そして姿の見ないテロの恐怖が続くのではないだろうか。。。残念かつ心配なことだが、独自のポリシなく安易に日本が米国に追従し イージス艦を派遣し 米軍が駐在する国とあっては、今回の件は 日本にとって決して対岸の火事ということにはならないだろう。。。
2003/02/08
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ここシリコンバレーはスタンフォード大学にVisitingScholarの立場で来て、ついに こういう日々が始まった。。。日本では なかなか体験しづらい産学間の生きた交流であり、企業を越えた人的ネットワークのスタートでもある。。。ちょっとオーバーな書き出しだが、やはりこれがシリコンバレーの醍醐味だと思う。。。(^-^)最近の私のスケジュールは以下のような感じ。。。やはりこうして書いていても、何か新しいブレーク・スルーが始まるかもしれない という期待感がある。北はバークレイから南はサンノゼまでの100km以上に及ぶ範囲を、連日あちこち行き来しているのである。。。(^-^;)ベイエリアMap(Special thanks to GHZさん!) ――――――――――――――――――――――――――― (1) 2/3(月) IBMの研究者らとディスカッション (2) 2/5(水) IBM NYからの研究者と食事兼ディスカッション (3) 2/6(木) Yahoo!の研究所見学 (4) 2/7(金) 当社現地ラボ研究者とディスカッション (5) 2/12(水) HP(ヒューレットパッカード社)の研究所見学 ―――――――――――――――――――――――――――HPとYahoo!は、言わずと知れたスタンフォード大学の学生が、スタートアップさせたベンチャー企業の雄であり、成功のお手本である。一方のIBMも1900年代初めにNYに創業された、ほぼその同時期からサンノゼ一帯に様々な開発拠点を展開したことで知られ、やはりシリコンバレーを語る上で欠かせない有力企業である。(3)を除いて全てが研究に何かしら関係するものであるのに対し、(3)は少々毛色が違った。。。比較的 広範囲に渡ってアナウンスされた見学会であり、情報コントロールのない おおらかな企画で、単純に楽しむことができた。(^-^)そこでは 主にYahoo!のユーザI/F(ユーザ・インタフェース)に関する研究内容のあれこれを見ることができ、普段の専門とは違った角度からコンピュータ業界を眺めることができ、楽しかった。(^-^)(それらは、主に人間工学や統計手法によるアプローチで、目に優しくそれでいて高効率のWebデザインや、異種言語環境の実現、将来の高機能Office環境の実現等、多岐に渡った。)現在、ここシリコンバレーでは 同じくスタンフォードに端を発する検索サイトの『Google』がその洗練されたアーキテクチャで飛ぶ鳥を落とす勢いだが、それは数年前の華々しい『Yahoo!』の大躍進を彷彿とさせる。。。今や、その『Yahoo!』も超巨大企業となり、単なる検索サイトというよりは、Yahoo!マップ(米国の地図機能は日本のそれと比較にならないほどよく出来ていて、しかも人々の生活に定着している)や、Yahoo!オークション、Yahoo!メッセンジャー等々を大々的に展開する一大ポータルサイトとなった。。。最近では、一時の破竹の勢いの『Yahoo!』もすっかり落ち着いて、むしろその驚くべき高速な検索システムで知られる『Google』が手放しで評価される中、今日の見学は、『Yahoo!』の次を垣間見る意味で有意義だった。。。こうして自分の視野を少しずつ、でも確実に広げていこうと思う。知的興奮は まだまだ始まったばかりなのだから。。。
2003/02/07
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今回はこれまで行けそうで行けていなかったサンフランシスコ周辺の見所を重点的に回ってみました。。▼ ミュアウッズの森―――――――――――2/2(日)、朝から快晴の素晴らしい天気の中、前日に起こったあの痛ましいスペースシャトルの悲劇をいたむように、ここシリコンバレーでも多くの半旗が見られた。。。そんな中、さすがに気が引けたが、以前から計画していたミュアウッズの森に出かけることにした。(ミュアウッズってこんなところ。。。日本語の紹介サイト と 英語のオリジナル・サイト)ミュアウッズの森は、サンフランシスコのゴールデン・ゲート・ブリッジを渡った先を車で20分程度1号線に沿って行ったところにある国定公園で、レッドウッドの群生で有名なところである。 【上段右】SFからゴールデン・ゲート・ブリッジを渡った向こうにあるミュアウッズの森には、こうしたレッドウッドが静かに群生しています。【上段中】ミュアウッズ中央を流れるレッドウッド・クリークです。【上段左】レッドウッドの樹はこんなに大きい! 人間と比べるとこの通り!【中段左】森の中で少し視点を移すとこのような原始の森が。。【中段中】SFからゴールデン・ゲート・ブリッジを渡ってすぐ左手にあるノースヘッドランドの高台から橋全体を望む。快晴です!【中段右】こちらもSFの向こう側、サルサリートの浅瀬にある水上住宅の数々。。。【下段左】こちらはSF側のマリーナからの景色。やはりゴールデン・ゲート・ブリッジを望んでいます。【下段中】SFフィッシャーマンズ・ワーフに比較的近いギラデリ(Ghirardelli)・スクエア。【下段右】上のSCの中に、かのギラデリ・チョコレートが入っていて大行列でした。。。※ 今回も画像ファイルの制限50kB/枚では、画質が荒れてしまってがっかりです。。(T_T) 中央のゴールデン・ゲート・ブリッジの原版は、それはそれはきれいに撮れていたのに。。。――――――――――――――――――――――――――――樹齢500年から800年、場合によっては1000年にも及ぶ巨木が上の写真のように静かに群生している。樹の高さは50mから70mにも及び、高いものになると100mを越すものまであるという。この中を、1.5時間程度かけてゆっくりと散策した。トレッキング・コースとは とても呼べない真っ平の散策路が【上段中】の写真にあるレッドウッド・クリークに沿って続いている。もっと短いコースを選択するなら、30分、1時間コースもある。どこを歩いていても、ひんやりとした少し寒いくらいの木陰が続き、酸素あふれた大変きれいな空気を誰もが実感することができる。あちこちで三脚を携えたカメラマン達が滅多に見ることのできない自然の造形を撮影していたが、かつて森林伐採が大規模に始まる前までは、このミュアウッズから今のシリコンバレーに至るベイエリアの至るところにこうした風景があったようである。。。しかし、今となってはレッドウッドの樹は 主にミュアウッズのあるSFの北 ノースベイ周辺に僅かに群生するだけらしい。そんなエピソードには心を痛めたが、やはり森林の中は気持ちよく、すっかりリフレッシュしてミュアウッズを後にした。。。▼ SF Dayトリップ ~ノースベイ編――――――――――――――――― ミュアウッズを出てSF側に南下して、ゴールデン・ゲート・ブリッジのすぐたもとにあるサウサリートの街に寄った。橋を渡った後Freeway101号線から見えるハーバーと水上住宅がとてもきれいだったからである。(【中段右】写真) ただ実際に訪れてみると、水上住宅には日頃からごく普通に人が住んでいるらしく、居住者の同意で発行されたパスがなければ その住宅エリアに入り込むことはできなかった。。。続けて、更に橋に近いノースヘッドランドと呼ばれる高台に寄って快晴の天気の中、ゴルデン・ゲート・ブリッジを眺めた。(【中段中】写真) 周囲には沢山の観光客や地元人がいて、せまい丘陵地がごったがえしていた。こうして、ここに訪れるのは’99年の年末以来3年ぶりである。。。まさか、あの3年後に こうして自分の車で、しかもシリコンバレーに住む一市民の立場で再びやって来るとは思いもよらなかった。。。(^-^)▼ SF Dayトリップ ~SF市街編――――――――――――――――― そしてそして、まだまだ続くDayトリップ。。。(^-^;) 今度は橋を渡ってSFエリアに戻り、マリーナエリア(【下段左】)で陽光に輝く芝生を堪能してから、ギラデリ・スクエアに寄った。(【下段中,右】) ここは、おそらくSFを訪れる日本人の女性には大変な人気のギラデリ・チョコレートがあるところ。。。ベイエリア一古いと言われるチョコレートの発祥の地で、スクエア一帯には なかなか洒落た独特のお店が立ち並ぶ。ギラデリを出ると、やっと今日の仕上げ。。。太陰暦の旧正月に沸くチャイナ・タウンで旨いものを食べる目的を果たすのである。。。(^-^;)もうこの頃になると、とっぷりと暮れてしまい、SFのノースビーチ・エリアに隣接するチャイナ・タウンもかなり空いて来ていた。。。さんざん目移りしながらも1つお店を決め、本格中華料理を満喫した。少し疲れた体と料理の油を洗い流すのに『青島(チンタオ)ビール』の旨いこと!(^-^;)頑張って食べたがどうしても食べ切れなかったので、アメリカ人がごく普通にするように3つの料理をDoggyBag(to go=持ち出し用の紙の箱)に入れてもらい持ち帰った。。。こうした自宅では ちょっと作れない旨い料理は、翌日の夕食を まるまる まかなう程の量だった。。。最近、近場のいいスポット探しに凝っているのだが、まだまだ始まったばかり。。。Weekdayは仕事に集中して Weekendはしばし、こうした楽しみにはまりそうである。。。(^-^)
2003/02/02
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とんでもない悲劇がまた起こってしまった。。。地上 帰還直前16分前のスペースシャトル『コロンビア』の空中爆発事故である。。。このニュースは、こちら米国土曜日2/1の穏やかな朝を、がらっと一変させるような悲劇的な内容だった。。。朝、8時半頃に起きて いつものようにCNNをつけると、その異常な光景があった。テキサス州の上空とされる真っ青な青空に、飛行する物体が白い真っ直ぐな輝線を描いていたが、それが微妙に2つに割れ、おやっ?と思う間もなく5、6個の小さな物体に別れて炎上し始めた。。。それらは空中分解しながらも高速移動を続け、姿をなくして行った。。。それがシャトルの異常な航行であることは誰の目にも明らかだった。。。ここシリコンバレーの太平洋標準時刻と、ケネディ宇宙センタのあるフロリダの東部時刻との間には3時間の時差があるため、私がこのニュースを目にしたのは、事故から2時間後ということになる。。。東部時刻では、9時16分に帰還するはずだったシャトルは、そのわずか16分前の9時に管制塔と連絡がとれなくなり間もなく爆発したという。。。今回も搭乗クルーは7名。うち2名は女性で、他にも最近ソフトウェア分野等で躍進著しいイスラエル初の宇宙飛行士1名がいた。。。彼らは、頭脳明晰で運動能力にも長けた、そして最近とみに重視されると言われる協調性を始めとする人間性に優れた申し分ない人達だったろう。。。繰り返し映される彼らの映像からそれは十分に伝わってくる。そのあまりに惜しい人材の損失には、本当に心が痛む。。。特に、CNNなどの大手ニュース・ネットワークでは、彼らの打ち上げ直前の嬉しそうで穏やかな顔や、今回のミッションの船内活動の様子などを流して続けているが、どのシーンにおいても彼らは非常に素晴らしい生き生きとした表情をして、楽しげである。。。本当に彼らが死んでしまった、ということは考えたくもない悪夢そのものである。。。大手の民放TV局や、ニュース・サイトは、皆、このシャトルの悲劇を急遽 特番扱いで報道し続けている。。。テキサス周辺かフロリダ周辺かは はっきりしないが、平野部に真っ黒に焼けただれて 未だに煙をもうもうと吐き続ける機体の残骸と、広範囲に渡って焦げた下草の映像も流れ始めた。。。詳細な原因究明は、こうした機体残骸の回収めどが立ってからだという。。。こういう悲惨なときに、10月の末に訪れてまだ記憶の新しい、ケネディ宇宙センタのあちこちの映像が流れるのは何とも悲しいものだ。。。個人的には、スペースシャトルの話題にはとても興味があるので、毎回打ち上げの情報には無意識に注意を払っていたが、今回はある人と 「まだコロンビアを使うんだね。あれは、初めて宇宙往還に成功したシャトル1号機だよね。老朽化しないのだろうか?」等と、大した根拠もなく心配していたのを思いだす。。。(報道によれば、打ち上げ直後にシャトルの左の翼に推進ロケットの部品だか、剥がれた耐熱パネルだかが当たって損傷があったのは事実のようである。)また、次回の3/1には私の高校の先輩である野口飛行士が、打ち上げ予定だっただけに ここ最近の打ち上げには特に注目していた矢先の出来事だった。。。CNNのニュースで、NASAの会見が映っていたが、その彼によれば「全くの悲劇だ。彼らは皆 我々の仕事仲間であり、友人だった。」とあり、「すぐにジョンソン宇宙基地のスタッフや、空軍、他の輸送機関関係者等から成る ケネディ宇宙センタとは別の外部組織に基づく事故調査委員会が設置される予定。」とのこと。。。杞憂に終わればよいのだが、1つ危惧されるのは、こうした米国の威信に関わる不測の事態が、歪曲した解釈によってイラク攻撃や北朝鮮情勢への強行論に拍車をかけはしないだろうか?ということ。。。事実、第一報のときから「現状は、テロの可能性はない。」等という報道がわざわざ(!!)付くほど、現在の米国は異常な状態である。。。威信喪失を国際メディアの中で大きく報道されたことが、7名の尊い命の尊厳とは全く別の方向に 一人歩きするのが怖い。。。そんなことが起こった日、ここカリフォルニアの空は切ないほどに青く晴れ渡っている。。。
2003/02/01
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