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2018.01.28
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テーマ: 読書日記(1996)
カテゴリ: 読書感想

”喜平さ”がつくった奇跡の村 [ 峰竜太 ]


テレビを見ないので峰竜太氏が下條村の
出身であることをこの本を読んで初めて知った。
もちろん下條村の存在さえも私は知らなかった。

峰竜太氏の親せきである伊藤喜平氏が
下條村の村長になったことで、今までの役場の
体質を変えていき、過疎化の進む町を
子育てしやすい村に変えていった。

その過程で、喜平氏が苦労したことを
親戚である峰竜太氏がこの本にまとめている。

役場の体質というものはなかなか独特だが
民間で仕事をしてきた喜平氏は役場の職員を
民間研修に行かせたりして職員の役場独特の体質を
変えていった。

そして、住民たちにも理解を求めた。
結果、借金をせず自分たちでできることは
自分たちで取り組むように住民が動くようになった。

一筋縄ではいかないことだが、この本には喜平氏が
「奇跡の村長」といわれるまでが詳しく書いてある。
周囲は敵だらけの中で喜平氏がいかに苦労して
住民みんなが参加する村づくりへと変えていったかがわかる。

私自身、役所で働いたことがあるので
(役所の体質が合わずにすぐにやめたが)
役所の体質がいかに民間と違って仕事をしないか
理解できる。

また、下條村は子育て世代にはいかに
住みやすいかも書かれてある。
この本は、役所で働く職員や子育て世代のご夫婦が
読むとよいのではないかと感じる。

ただし、峰竜太氏は喜平氏の親せきであり、
喜平氏が村長になった時に下條村の
「下條村重要無形文化村長」に任命されている。
そのため、喜平氏をかなり褒めすぎているような気もする。

下條村以外にも喜平氏のような素晴らしい村長や市長は
日本中にいると思う。
しかし、広報活動がうまくできていないだけ。
下條村は、たまたま芸能人である峰竜太氏の故郷であり
喜平氏は峰竜太の親戚だということでこのような本が
完成したのではないだろうか?

だが、まだまだ封建的な村や市は日本中にあると思うので
喜平氏の活動や下條村の人たちから学ぶところは多いとも感じる。



”喜平さ”がつくった奇跡の村
  • 峰竜太
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Last updated  2020.09.12 10:55:42
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