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2021.02.03
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テーマ: 読書日記(1760)
カテゴリ: 読書感想

この国で死ぬということ [ 柴田 久美子 ]

著者は、1952年生まれ。
専門学校卒。
日本マクドナルド㈱で16年間働いた後
ホームヘルパーとして働く。
2002年に病院のない離島で看取りの家を設立。
看取り士を創設し、普及活動に努める。

私は「この国」で2回死んでいます。

という著者の言葉から始まる。

自分のこれまでの生い立ち、企業戦士として働いたこと、
離婚、看取り士として生きることを決めたきっかけなど
赤裸々に綴られています。

2019年秋には映画「みとりし」が全国ロードショー。

この本では、映画「みとりし」の制作への思い、
資金集めへの苦労などが綴られています。
制作費用5000万円への重圧についても書かれている。

それでも、看取り士という映画を作った彼女の思いは
この本を読めば理解できる。
がん告知後、医療的な治療はしないと決め、
命がけで映画制作へ取り組んだそうだ。

看取り士という職業があることを私は
この本を読んで初めて知った。
看取り士とは、旅立つ方のそばに寄り添う仕事なんですね。

私の父親は53歳で胃がんで亡くなった。
最期は病院のベッドで亡くなったのだが
父は病院のベッドで私に何度も「家に帰りたい」と言った。
私は父の思いをかなえてあげられなかったことを
今も後悔している。

この本では、大切な人の最期について触れられている。
日本はいつのまにか「死ぬのは病院が当たり前」に
なっています。
家族の絆が薄れてきているのも要因の1つではないかと
著者は考えます。

その通りですね。
自分の最期が、本人の意思通りにならない日本の今の現実。
しかし、著者はヘルパーとしていろいろな人の死を
目のあたりにして本人の意思とは異なる最期を
迎えていることに疑問を抱くんですね。

病院は死なせてくれる場所ではなく、延命治療を
施す場所です。
暮らしの中で家族の死を身近に感じ
家族を見送る文化を復活させたいと著者は強く願っています。

いろいろなかたの死を看取るうちに
「看取り学」を伝え、家族が自宅で看取ることができるように
これからは「看取り休暇」の必要性も強く主張されています。
日本はお葬式などの休暇はありますが
亡くなる前の「看取り休暇」はありませんね。

私自身は、エンディングノートを書いて
自分の死についての希望を普段から家族に伝えています。
しかし、日本ではまだまだ死についてはタブー視することが多い。
自分の最期をどのような場所でどんなふうに過ごしたいか?
家族に意思を伝えていくことはとても大切なことだと
思います。
これからは孤独死も増えていくかもしれません。
日本は今後看取り士のニーズが高まることでしょう。

自分と家族の死について考えるきっかけになる1冊でした。







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Last updated  2021.02.03 00:00:19
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