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2024.10.09
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カテゴリ: スポーツ

7 23 日のブログで、前半戦の総括とアレンパへの道のりの険しさ(星勘定と条件)を投稿しました。最終的な順位は TG90 に及ばず、 3.5 ゲーム差の 2 位となり、岡田監督並びに阪神関係者(ファンや OB 、球団はそうでもなかったかも)の悲願であった連覇と、 TG90 に競り勝った優勝( 2 リーグ分裂後は阪神優勝時の TG90 成績は 3 位以下)とを、共に達成できませんでした。結局のところ、どのチームも 80 勝に到達することはなく、優勝ラインが下がったことで、オールスター前までで貯金が1しかなかった 4 位の阪神が、 140 試合目まで優勝の可能性を残せました。このようにファンに最後まで夢を見させることができたのは、今シーズンの行く末をまるで見通していたような慧眼を持って、いい意味でも悪い意味でも独善的なチームマネジメント能力発揮した岡田監督の手腕によるところが大きかったと言わざるを得ません。恐らく、そのような手腕、能力は一緒にベンチで戦っていても一朝一夕に身につくものでもないので、次の監督が藤川球児になったとしても、岡田と一緒にコーチとして戦っていなかったことが大きな懸念にはならないのではないかと思います(球児には球児の考えがあるので、それを活かせば良いと思います)。

オールスター後の成績と最終成績を以下に示します。

チーム

オールスター前成績

オールスター後成績

最終成績

TG90

46 38 5 分( .548

31 21 2

77 59 7 分( .566

広島

43 37 4 分( .538

25 33 1

68 70 5 分( .493

DeNA

45 42 1 分( .517

26 27 2

71 69 3 分( .507

阪神

43 42 5 分( .506

31 21 1

74 63 6 分( .540

優勝した TG90 と阪神はほぼ互角の成績で、前半の成績がそのまま持ち越した結果となっています。 3 位の DeNA は7- 8 月に喫した 9 連敗(オールスター前の 2 連敗を含む)、 4 位の広島は 9 月の大失速( 5 20 敗)により、後半戦は 5 割以下であり、これでは優勝など程遠い結果となっています。

オールスター以降各月戦績

チーム

7 月戦績(オールスター後)

8 月戦績

9 月戦績

TG90

3 2

13 10 1

14 9 1

阪神

5 0

11 13 1

14 8

TG90 と阪神の成績比較でもほとんど互角でしたので、阪神は昨年調子の良かった 8 月を負け越した(昨年 18 7 敗)ことが、アレンパに繋がらなかった大きな要因と考えられます。特に、夏のロードゲームにおいて 9 13 1 分(昨年 18 5 敗)と 9 月以降の戦いへの拍車がかけられなかったことが最後まで響いたと考えてよいでしょう。オールスター後の甲子園 100 周年記念 TG90 との 3 連戦をスイープしたまでは良かったのですが、それ以降のロードで躓いてしまいました。今年は甲子園で強すぎたことの反動だったのかもしれません。

攻守の面で両チームの比較をしてみましょう。

チーム投手成績の比較

チーム

防御率

与四死球

被本塁打

被安打数

奪三振数

TG90

2.49 1 位)

396 2 位)

78 4 位)

1058 1 位)

1057 1 位)

阪神

2.50 1 位)

356 1 位)

51 1 位)

1144 3 位)

950 4 位)

前半戦の総括でも記載の通り、投手陣は後半戦も引き続き、チームの強みとなり、チーム防御率は TG90 に次ぐ 2 位( 2.50 )、与四死球数と被本塁打数は圧倒的 1 位で、無駄な走者を出さず、ホームランによるビッグイニングを作らせない野球を昨年に引き続き遂行した結果が如実に表れています。 TG90 との差でいうと、被安打数と奪三振数で大きく差をあけられています。主に技巧派先発陣が多い阪神(大竹、西勇、伊藤将、村上)に対して、剛球派先発陣が多かった TG90 の差が表れ、阪神のチャンスで、戸郷や菅野に捻じ伏せられた印象は強かったように感じました。

チーム打撃成績の比較

チーム

打率

得点

四死球

本塁打

盗塁

TG90

.247 2 位)

462 4 位)

445 3 位)

81 3 位)

59 1 位)

阪神

.242 5 位)

485 3 位)

500 1 位)

67 5 位)

41 5 位)

後半戦の特徴としては打撃陣が奮起したことは言うまでもありませんが、前半戦が悪すぎたため、得点力は大きく減少し、 555 点から 485 点となり、全体でも 3 位に留まりました。得点力の低さは本塁打数(昨年 84 本)の少なさと盗塁数の少なさ(昨年 79 )もあったのですが、高い出塁を併殺でチャンスを潰す(出塁率リーグ 1 位、併殺数リーグ 1 位)ことと、長打率の低さ(リーグ 5 位)により、なかなかビッグイニングが作れなかったことが、来シーズンへの課題と考えて良いでしょう。それにしても、「足にはスランプはない」と言われていたのですが、今年は盗塁企図数も成功数も昨年に比較して少なすぎたことはどのように考えたら良いのか解釈に困ります( 1 年で牽制などの投球技術が上がったとは思えませんし、サインを出しても走れなかった理由は知りたいところですね)。

個人成績としては、ほとんどの選手が昨年成績を下回っている(上がったのは森下のみ?)ので、戦犯はいないと思いますが、個人的に気になる選手としては中野と捕手陣(梅野、坂本)です。今年は巻き返すことは難しいと思いますので、攻守両面で来年は奮起してほしいと思います。






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最終更新日  2024.10.09 07:36:36
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