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2012.08.25
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カテゴリ: 発動機
クランク室の蓋を開けてみる。クランクがむき出しだ。ボア・ストロークを計ってみる。(写真1・2・3)これによるとボアは87粍、行程93粍と出た。半径×半径×円周率×行程で排気量は550立方糎ほどだ。(ここまでくるとセンチ=糎、ミリ=粍、ストローク=行程とすべきか)馬力はおそらく3馬力程度。リッター出力5.5馬力ほどのおおらかさ。バルブスプリングむき出しでもいいわけだ。
見ての通りクランクは回る。放置期間40年?だけれど、雨ざらしでなかったのが幸いしている。また、コンロッドビッグエンド、キャップボルトのスリットに「釘」が刺さっているのがわかるだろうか。ここは普通「割ピン」を使う。釘で代用できるところがすばらしい。
次はギヤだ。(写真4)ギヤが3枚見える。一番左はクランクに刻まれている。その下に大きなギヤがある。1/2に減速されて吸排気カムを駆動しているはずだ。その右にあるのがマグネトー駆動ギヤだ。ここはばらす前にしるしでも付けておかないと、組んだときバルブタイミングや、点火タイミングがぐちゃぐちゃになる。それにしても埃とオイルが分厚く堆積している。何とも楽しみな発動機である(トホホ)(藤)
P1040561(1).JPG
写真1
P1040562(1).JPG
写真2
P1040564(1).JPG
写真3
P1040567(1).JPG
写真4





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Last updated  2012.08.25 08:48:09
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大丈夫なんだろうな~  
脱穀の藁ゴミがギアーのところまで付いている。クランクケースのカバーにもガスケットがある風でもない。これでよくピストンにゴミが入れないものだ。コンロッドを留めるキャップボルトの釘留めが泣かせます。恐るべし「あかつき」。 (2012.08.25 08:58:51)

ホントに大丈夫?  
906tom さん
ほんとにホントにほんまに、大丈夫なんだろうなー、というのが正直な感想。クランクはむき出しで回ってるもんね。現代のエンジンの常識を覆してくれる発動機のしくみ。昭和20年代?乱立していた発動機メーカー、技術力があったのか、エエ加減だったからつくることができたのか、そこんところはわからない。釘なんぞは笑った笑った、拍手したいぐらいだ。 (2012.08.27 09:20:06)

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