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数年前から工作車(ボンゴフレンディー)のハンドルが中の芯とウレタンが剥離して、握るとグニュグニュして気持ち悪いし、外の表皮だけ握って中の芯がついて来ないのは危険さえある。次男の引っ越し時、妻に風の強い高速を運転させたら、「このハンドルはどうなっとるん!」「新しいのと変えないと危ない!」と言って、あれから一度も運転しなくなった。何とかしないとなぁ。と思いながらも日にちがどんどん過ぎて行ったある日、昼飯のラーメンを啜っていたら、妻が唐突に「ハンドルはどうするん!」と切り出して来た。早く新しいのに変えないのなら、娘に見積を取らすという所まで話しが進んだので、本格的に検討する事にした。純正ハンドルはエアバッグ付きなので、全て替えるとなるとたぶん大金がかかる。エアバッグは使えるので、マツダでハンドルだけ見積を出して貰い、その金額を見て検討する事にしたのだが、その金額が何と32,087円と出た。秘密の割引を使っても2万円は有に超えるのだ。同じ金額を出すなら社外の恰好良いステアリングが買える事を思うと、どうしてもそちらへ傾く。調べて見ると車検はエアバッグを取り外していても、警告灯さえ点かなかったら通るそうである。後は任意保険だけだ。これで決まった。最初に調べたのがボスである。折角、社外ステアリングを買っても、古い工作車に適合するボスが無かったら、この計画は灰燼に帰してしまうのである。ネットで検索してみると、日本のメーカーでHKBスポーツ(東栄産業株式会社)がフレンディーのエアバッグ車用ボスを販売していたが、配線の仕様によって3種類あり、型番で問い合わせるも現物を見ないと分からないとの事なので、バッテリーケーブルを外して、エアバッグを取り外す。エアバッグはハンドルの裏側にある4本のボルトで固定されているだけなので直ぐに外せる。配線の種類と色を確認するとORー205が適合する事が分かった。ORー205はRXー7にも適合するようである。しかし、高い。送料込みだと8千円以上もするのでアウトレット品の送料込み7,400円で妥協した。しかも、年末に事務所の備品を購入して溜まっていた楽天ポイントを使ったので、0円だ。次はステアリングだが、社外品は大昔にカローラDX1800ディーゼルバンに乗っていた時に、小径ウッドステアリングを付けて以来だ。あの時は、径が小さ過ぎて挙動がタイトになっていたので、それも考慮しながら、憧れのナルディーかMOMO中から選ぶ事にしたのだが、ナルディーは高価なので無難なMOMOにした。工作車のハンドル径は38∅だが、MOMOはラインアップの殆どが35∅となっている。3cm小径となるが問題無い範囲である。本当は牛革が欲しかったが、値段で妥協した。届いたボスは実に安っぽい。警告灯キャンセル用の配線なども同梱されていたが、ボスのブーツは薄いプラ製で高級感がまるで無い。ホーン金具はステアリング同梱を使用せずボス同梱の安っぽい方を使用する。取り付けた感じは、35∅に小径となったが、メーターパネルの視認性は変わらない。握りはハンドル上部が純正より細いが、形状は良いし握りやすい。ブラック仕様でMOMOのロゴも小さく目立たないが、内側の赤いステッチがスポーティー感を醸し出している。(工作車にスポーティー感は必要無いのだが…..。)運転した感じは、ややタイトだが、問題ないレベル。小径な分乗り降り時に足に余裕が生まれた。初めて取り付けた憧れのイタリア製の17,553円のMOMOステは実によろしい。エアバッグにアクセスするには裏側にある4つのメクラ蓋を外しボルトを外すだけハンドルから外したエアバッグホーン金具が分からず仮付けしたハンドル取付が完了した憧れのMOMOステ
2020.06.15
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その日は天気の良い早朝で、工作車で仕事に出掛けた帰り道での出来事だった。クルマを駐めているカーポートの下を通る狭い坂道の更に狭まった所に石段の角が飛び出ている箇所がある。20年もの間、毎日楽勝で通り抜けているのだが、慢心もあり、その日のスピードは少し速かったように思えた。右にガードフェンスがあるので、無意識の内に左に3センチ程寄り過ぎていたのだろう。通り抜けた瞬間、左のリア付近からガガン。ガリガリ。と大きな音がした。ブレーキを踏む間も無い一瞬の出来事であった。「やっちまったぁ〜」その音からして、損傷はかなり大きいと判断せざるを得ない。ボディーだけなら良いがアルミホイールまでやっていたらショックが大きい。タイヤの空気は抜けていないようなので、大丈夫かもと思いながら、カーポートにクルマを駐めて、エンジンを切るのももどかしく、損傷箇所を確認をしてみると、左リアフェンダーに擦り傷が一箇所、バンパーに1箇所、タイヤのサイドに擦り跡があるが、問題無いレベルだ。アルミホイールのリムに損傷は無い。良かった。と安堵のため息をついた瞬間、目に入ったのはホイールのスポーク4本に大きな傷跡。石との接触でアルミが抉れている。何と!言葉を失った。がっかりである。こればかりは直せない。どうしたものか…..。クルマは汚れていても、サビがあっても、凹んでいても足下のホイールさえ綺麗であれば、それなりに美しく見えるというのが私の持論なので、クルマを買ったら必ず一番に掃除がし易い好みのアルミホイールを取り付ける事にしているのだ。その肝心の足下が台無しである。今日は一升瓶の酒をラッパ飲みして寝てやる。リアフェンダーの傷バンパー左の傷アルミホイールの傷
2020.05.03
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工作車のエアコンが効かなくなったので、モータースに乗り入れ、ガスを注入したがダメ。アクチュエーターが動いていないようなので、マツダに注文した。この部品は他の純正部品と違うのか、取り寄せに一週間も掛かった。電気を使ってモーターなどを動かせて、何かを作動さすものをアクチュエーターと言うらしい。今回はたぶんエアコンの冷房と暖房を切り替えるアクチュエーターの不良だ。モータースが言うには、アクチュエーターは高価な部品で1ヶ2万円程する物もあるので、新品に交換しますと言えなかったとの事。娘が持って帰る前に納品書を写メで送ってくれた。部品番号はS09W61A20 502332-0550サービスキット税込み3,520円となっていたが、合計額はマル秘の値段であった。安くてホッとした。届いたアクチュエーターをよく見てみると、形は同じだが部品番号?製造番号?が少し違うし、ZEXELの文字が無い。パチ物だろうか。まぁ何でも良い。動けば良いのだ。早速、モータースへ持ち込み、取り付けたら一発で直った。やはりアクチュエーターが壊れていたようだ。これで操作パネルをヤフオクで探さずに済んだ。ついでにオイル交換をして、エアコンを18度に設定して帰ったらギンギンに冷えて寒かった。完調である。この工作車も後5千キロ走ると20万キロ到達だ。もう少し頑張って貰わねば。壊れたアクチュエーター(上)と新品のアクチュエーター(下)
2020.04.12
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2月に姫路まで出掛ける用事があり、3キロ程走った所で車内が暑くなったので、暖房を切った。切った筈なのに何故か暑い。窓を少し開けるがまだ暑い。仕方ないのでエアコンのスイッチを入れたら吹き出し口から暖房よりも熱い熱風が出て来た。何じゃこれは?エアコンが壊れている。ガス抜けか?エンジンを掛けてエアコンONでコンプレッサーが回っている音がしているので、他の箇所だろう。ボンネット内のエアコン配管に付いている点検窓を調べると、気泡がブクブクと出ているので、ガスが抜け切ってはいない。配管の破損ではないようである。ボンゴフレンディーはデュアルエアコンなので、後席天井部にも配管が延びており、複雑な事になっていて面倒くさいのだ。寒い季節なので、エアコンは使わないし、暖房は常にOFFにしていれば、暑さも何とか凌げるので、オイル交換の195,000kmが来るまで待つ事にしていたら、桜の時期になってしまった。4月2日、やっとオイル交換の距離に来たので、近所のモータースに持ち込んで、対策を練る。第1の対策はガスが少ないのかも知れないのでガスを補充して様子を見るのだが、その時、ガスと一緒に蛍光剤のような物を配管に混入する。そうすると配管が露出している箇所ではガス漏れが目視で点検できると言う訳だ。点検を依頼して代車のネイキッドで帰って来客の相手をしていたら電話が掛かって来た。電話では要領を得ないので再び出向くと、エアコンガスを2本入れて点検窓から気泡も見えなくなる程満杯にしたが、ガス抜けは無いと思われるとの事。第2の対策はダッシュボード下の冷房と暖房を切り替えるアクチュエータの点検だ。外してみたら、どうも動きが渋く仕事をしていないようだとの事。外したアクチュエータはZEXELの文字が型抜きされていた。以前交換した噴射ポンプも信頼のZEXELだった。内部のモーターの故障の場合、モーターだけ取り替える強者もいるようだが、プラのギアも硬化しいるし、歯車も磨り減って、白い粉を吹いているのでアッセン交換する事にして、娘に写メを送って発注しておいた。これで直らなかったら、第3の対策操作パネルだが、これは面倒くさそうだ。アッセンで交換となると高いだろうなぁ。中古を探すか…。ボンネット内にあるエアコンガスの点検窓(中央の丸い窓)ZEXELのアクチュエータアクチュエータの内部
2020.04.04
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走行距離が20万キロに間近に迫った平成9年式ボンゴフレンディーを何時ものモータースに車検に出した。今回はキュルキュルと鳴き出したファンベルトを重点的に点検するように頼んでいたら、2日後に電話が掛かってきた。ファンベルトは5年前に新品に交換していたので、ケミカルを吹いてみたが、摩耗が激しいのでエアコンベルトと共に要交換との事。それと、ベルトプーリーにガタが見受けられ、左リアのバンプストッパーが千切れて無くなっているとの事。早速カブに乗って確認に出掛けると、外されたファンベルトとエアコンベルトは傷はないもののやせ細っていた。これはどう見ても交換だろう。フリーになったプーリーを指で弾いてみると、勢いよく回るのだが、カラカラと異音がする。ベアリングが逝っているようだ。タイヤハウジングに頭を突っ込んで、左リアのバンプストッパーの確認をすると、なるほど、黒いゴム製のストッパーが2本のボルトだけを残して欠落しており、台座部分が真っ赤に錆びていた。千切れて欠落してから、かなりの時間が経っているようである。プーリーはベアリングだけ交換して貰う事にしたのだが、ファンベルトはマツダ純正が5年前で5800円もしたので、娘経由で買った方が良いのでは?との親切なアドバイスを頂いた。なのでファンベルト、エアコンベルト、バンプストッパーはこちらで発注を掛ける事にした。ベルトの話しが出たので、タイミングベルトはそろそろ交換時期ではないかと聞いてみたら、前回は10万キロちょいで交換しているので、今回交換しても良いと思ったのだが、色々と交換部品が増えると車検代が高くなるので、どうしようかと思っていたとの事。次男も就職した事だし、向こう2年間は工作車で長距離を走る事は少ないだろうと判断して、セコく、みみっちく、弱腰で次回に先送りする事にした。ファンベルトやエアコンベルトが千切れてもエンジンは止まらないが、タイミングベルトだけは切れるとバルブとピストンがぶつかる可能性が高い(ディーゼルエンジンは高圧縮なので、ガソリン車よりバルブとピストンが近い)ので、この判断が凶と出ない事を祈るばかりである。赤丸がバンプストッパー左からマツダ純正ファンベルト、エアコンベルト、バンプストッパー
2019.09.17
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13日の深夜に彦根から無事帰還した工作車だが、荷物を降ろした後に運手席のルームランプを切り忘れているのを翌日の夕方になって気がついた。薄暗くなりかけた頃にたまたまクルマの横を通り、車内が明るいので発見できたのだ。クルマの前席と後部のランプは半ドアなどで点きっぱなしを防ぐために何時もはOFFにしており、必要な時だけONにして使っている。それが裏目に出たのだ。ルームランプを切り忘れた事は過去に一度もなかったのだが、早くビールを飲みたくて気が焦り「うっかり八兵衛」をやらかしてしまったと言う訳だ。しかし工作車に積んである寒冷地仕様のツインバッテリーは1日中ルームランプを点けていても、まだエンジンを掛けるだけの余力を残していたのは流石だ。とは言え、かなりのダメージを受けていると思われるので、急いで充電器を繋いでみると、要充電のイエローゾーンになっていた。気づかずにそのまま寝ていたら、アウトになっていた事であろう。今まで無かった事が起こるようになったのは、全ての事に段々と衰えが生じて来ている証拠だろう。そのうち、ドアを閉める事も忘れ、エンジンの掛け方も忘れて行くかも知れない。しかし、酒を飲む事だけは忘れないと思うのだが……。充電中の工作車のバッテリー
2019.03.17
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大型荷物の運搬時期が近づいて来たので、工作車のオイルと先日買ったオイルエレメントの交換に近所のモータースに乗り入れたら、運良くピットが空いていたのですぐさま作業に掛かる事ができた。地下ピットに潜って久し振りにクルマの腹を見た。汚れも多く、随分くたびれているようだ。オイルはドレンを抜いて下から排出。抜き終わったところで、オイルレベルゲージの穴にエアーコンプレッサーのノズルの先を突っ込んでオイルパンの底に溜まっているオイルを強制排出する。プロの裏技だ。オイルエレメントはエンジンの横に刺さっているので、外すとオイルが漏れてエンジンカバーが汚れるので、新聞紙で養生をして鍋で受けるのだ。新しいエレメントを装着して、オイルを注入。7.5Lほど入ったようだ。エンジンを掛けて漏れが無いか点検を行い、再度レベルをチェック。今回はエレメントも交換したので、エンジンを回してもガソリン車並みに綺麗な飴色をしている。ついでに減っているタイヤの空気圧をフロント2.2気圧、リア2.4気圧に調整。これで、高速道路を300キロで飛ばしても大丈夫だ。ピットに入った工作車かなりくたびれた工作車の腹工作車のエンジンルーム
2019.03.06
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事務所の改装が終わり引っ越しも済ませ、複合機の電話回線接続間違いでFAXが届かないトラブルはあったものの、事務器機のセットも全て済ませた。異様に狭くなった事務所だが、年末までの辛抱である。さて、工作車のボンゴフレンディーであるが、積算走行距離が190,000キロに迫って来た。来月には伊勢から彦根を経由する長旅を控えているし、オイル交換の時期も来たので、オイルエレメントを探してみた。工作車を中古で購入してから、オイルは5,000キロ毎、エレメントは10,000キロ毎に交換して来たので、今回はエレメントも交換するサイクルとなる。以前はカーショップで購入してそのまま、オイル交換と取り付けをお願いしていたのだが、排気量が2,500ccと大きいのでエレメント単体で4,000円近くする。マツダ純正でなくても良いから、もう少し安く入手出来ないかと思ってのネット徘徊だ。安い物は2,000円程度で出ているのだが、送料を加えるとどこのサイトも3,000円程度になってしまう。そんな中、去年会員になったクルマとバイクの部品専門店であるカスタムジャパンを思い出した。早速、検索してみると何と驚きの1,850円だ。送料も250円と安い。消費税を入れても2,268円とカローラクラスのエレメント価格だ。マツダ純正ではないが、和興オートパーツ販売のG-PARTS FILTERで型番LO-7203Kでマツダ純正品番VSY3-14-302の互換品となる。ブラックに塗装されたカバーにMADE IN JAPANの文字が頼もしい。マツダ車の他に、ニッサンのバネット、三菱のデリカやパジェロなどと同じらしい。ボンゴフレンディーSGL5でエンジンはWL-Tなので、間違いはないであろう。工作車は現在大容量積載仕様にしているので、いつものモータースにエレメント持ち込みで、オイル交換をお願いする事にするのだ。このエレメント装着で、エンジンは益々絶好調で20万キロは余裕で突破するのは間違いないし、燃費も大幅にアップで笑いが止まらん夢を見ることであろう。和興オートパーツ販売のG-PARTS FILTER取り付け部マツダ及びニッサンの適合形式とエンジン形式三菱の適合形式とエンジン形式
2019.02.24
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四国のUFOライン(瓶ヶ森林道)でガードパイプにスライドドアをぶつけてしまった工作車。「どうしたものか」と思案していたが、20年越のクルマなので、新品同様の修復クオリティーはいらないし、金も掛けたくない。丁度スタッド溶接機がある事だし、修理してみる事にした。素人修理なので、目立つ傷が消えて、それなりに見えれば良いのである。スライドドアなので、外して作業を行った方がやりやすいのではないかと思い、内張りの外し方を研究してみたら、ドアの中にロック機構があり、更にフレームがある事が分かった。内張りを外して、内側から叩き出す事が出来ないのだ。特にドアの下部付近は袋状になっているため、工具も入らない。これは素人では無理と判断して、ドアは付けたまま、外側から修理する事にした。3本の傷を詳細に調べてみると、一番上は凹みが均一なので、引き出しは出来そうである。真ん中は一番軽く、パテ埋めは僅かで済みそうだ。一番厄介なのは一番下の傷だ。傷と言うより鉄板を抉っているようにかなり深い凹みである。取り敢えず傷の部分の塗装をグラインダーに取り付けたワイヤカップで地金が出るまで削り取る。次にウェーブワッシャを凹みに合わせて溶接するのだが、ガイドがドアの地肌に当たるようにして引き金を引くと僅か1秒で溶接できる。ハンダだとこうは行かない。スタッド溶接機の威力である。ウェーブワッシャの凹み部分を全て溶接できたら、熊手の様な形をした専用クランプの爪をウェーブワッシャの凸部分に引っ掛けてスライドハンマーで引っ張り出すのだ。一番上の傷はあっさり出たが、一番下は一筋縄では行かない。傷の真ん中と上下3箇所にウェーブワッシャを溶接して引き出すのだが、ガードパイプで強力に押されている小さな深い傷なので、なかなか出て来ない。スライドハンマーにあまり力を入れすぎるとドアが変形しそうなので、両足の裏で抑えながら引っ張る。格闘の末、何とか凹みを戻したが、凹み部分の鉄板が延びてしまったために、ドアの膨らみ加減に歪みが出てしまった。プラハンでドアを叩くとベコリと凹むし、ウェーブワッシャを溶接して引っ張るとベコリと凸て膨らむ。折角直しても、ドアを押さえただけで、凹んでしまっては元も子もない。この状態を根本的に直すには、ドアに切れ目を入れて歪みを解消するしかないように思えたが、これをやるには大手術が必要だ。こんな薄い鉄板を溶接する技術は持ち合わせていないので、不本意ながら得意の誤魔化し修理を行う事にした。ドアを凹ませた状態でなるべく元の状態に近づくように凹み大きい部分を引き出し、パテで埋めて整形。これならドアの開閉の衝撃や少々叩いた位では膨らまないだろう。後は傷の部分にパテ埋めを行う。パテが乾いたら、サンドペーパーを取り付けたサイクロンサンダーで均して行く。またパテを盛って均すの繰り返しだ。指の腹でなぞって段差を感じなくなるまで、只管磨く。地味で一番時間の掛かる作業だ。お蔭で写真も撮っていない。パテでの補修が終わったら、マスキングを行い、いよいよ塗装である。塗料はホルツのM64マツダ車用ハイライトシルバーM/カラー№18G1本1,376円を使用。クリアーはTYのタンクを塗った時に一緒に吹く予定である。中央の凹みラインの付近が少し凹んでいるが、これ以上は無理なようなので一応修理完了とする。素人修理なので、塗装のムラやパテの甘さなどはあるが、3本のライン傷は分からなくなったので、良しとしよう。スタッド溶接機でウェーブワッシャを溶接する溶接が終わったウェーブワッシャウェーブワッシャに引っ掛ける専用クランプウェーブワッシャに取り付けた専用クランプダブルで溶接したウェーブワッシャ凹みを引き出した傷部分パテ盛り作業時間を短縮させてくれたサイクロンサンダーホルツのマツダ車用缶スプレーBeforeAfter
2018.09.01
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盆明けの17日、熱波地獄から脱出しようと家族3人で避暑に出掛ける事にした。近場で涼しい所は大山の頂上くらいだが、登る元気がない。日帰りで行けて涼しい所はやはり四国カルストだ。四国カルストと言えば2年前のツーリングで頂上の姫鶴荘に泊まったが、到着前から明け方にかけて生憎の雨で、折角の景色を見る事が出来なかった。その途中の瓶ヶ森林道も頂上はガスで、これまた絶景を見逃しているのだ。「よし、今回はそのリベンジだ。」という事で、軟弱にも工作車で出掛ける事にした。気持ちの良い四国カルストの天狗高原でサイクリングでもしようとブロンプトンも積み込む。朝一番で出発しようとしていたのだが、なんやかんやと用事が出来たり、グズグズしていたので、出発が9時にずれ込んでしまった。ちょっとハードな嫌な予感。(ここで止めとけばよかったと後の後悔)山陽道の福山西ICから「しまなみ海道」へ乗り入れ、今治まで走る。やっと四国だ。瀬戸大橋経由の方が早いと思われるが、同じ道は通りたくないので、前回のツーリングと同じアプローチとしたのだ。今治から伊予西条まではバイパスとR11を乗り継ぐ、工作車の燃料計を見ると1目盛りしか減っていないが、西条で満タンにしておく。R194からは瓶ヶ森林道に入るのでガソリンスタンドは無いのだ。前回のツーリングでの経験から、四国の山間部にはガソリンスタンドが殆ど無い事は分かっている。不測の事態に備えてこまめに給油する事に越した事はない。R194を寒風山トンネルまで快調に走る。トンネル内でエアコンを切って、窓を開けると冷気が流れ込んで来る。恐らく20度は大きく下回っているだろう。トンネルを抜けて2kmほど行くと、道の駅「木の香」がある。丁度12時前となったのでここで昼食。来た道を引き返し、寒風山トンネル手前から瓶ヶ森林道へのアプローチ道に入る。急坂が続くが、ディーゼルエンジンの粘りで一気に高度を上げて行く。寒風山の頂上付近にあるトンネルの手前を左折すると、いよいよ瓶ヶ森林道だ。太陽も顔を出しており、今日は期待出来そうである。そういえば最近テレビのカローラスポーツのCMで若いカップルが「天国じゃなくても~。楽園じゃなくても~。あな~たに会えた幸せ~感じて~。風に~なり~たい~。」と歌いながら高原の尾根を走るシーンをよく見る。あの道は正に瓶ヶ森林道の頂上付近で撮影したと思われる。よしよし、今日は工作車であの絶景を見ようではないか。そして、風になるのだ。瓶ヶ森林道は10年ほど前まではオフロードであり、セローで一度は走ってみたいと思っていたのだが、実現しないまま舗装されてしまった。誠に残念である。そんな訳で、道幅が狭く、素掘りのトンネルも多く、曲がりくねっているので、対向車があるとすれ違いにも気を使う。切り立った渓谷を望む頂上付近まで登ると、急に視界が開けて、草原が現れた。山並みの稜線に道路がクネクネと続いているのが見える。おぉ。まさにCMの場所だ。ガードパイプの切れ目からカーブの少し広くなったスペースに工作車の頭を突っ込んで停車。妻と次男が降りて写真と動画を撮りまくる。標高1000mは有に越えているので気温はかなり低い。当然エアコンは切って窓を開けている。実に爽快である。天気も良いし今はガスも掛かっていない。正に絶景である。すると稜線の向こうからクルマが1台走って来るのが小さく見えたので、安全のために工作車をもう少し前に出そうとして一旦バックした。再度前進しようとして左側にかなり余裕が見えたので左に寄せてアクセルを踏んだ。その時である。何かが当たったような嫌な金属音が聞こえて来た。咄嗟にブレーキを踏んでサイドミラーで確認するも異変は見つからない。何だろうと思い、ハンドルを逆に切りながらゆっくりと離れると、また金属音。ぶつけた。慌てて外に出てみると、驚愕の惨状が見てとれた。なんと、3本のガードパイプの先がスライドドアに接触して、ドアを抉って、三本の傷がクッキリ見える。特に一番下の傷はかなり深くえらいことになっているではないか。重傷だ。綺麗な景色も爽快な気分も一瞬で吹っ飛んだ。やってもうた。どないしょう。ガッカリである。最初に工作車を止める時に、ガードパイプが見えたので、無意識の内に右に寄せて止めたのだが、再度動かす時に運転席から見えなかったので、左にガードパイプがある事を忘れてしまっていたのだ。何たる失態、脳軟化症だ。痴呆だ。アルツハイマーだ。風に乗って稜線からもの凄い勢いで飛んで来るガスの動画を撮りながらはしゃいでいる妻と次男を乗せ、あのカローラのCMの楽しそうな二人が通った道を走っているが、霧は晴れるが、心は晴れない。稜線を回って、山の反対側に出ると、ガスで真っ白。何も見えない。ここでまたぶつけたら二度と立ち直れないので、ライトとフォグを点けて慎重に下って行く。石鎚スカイラインを経由して傷心のまま、四国カルストに向かう。前回は地芳トンネル手前を右折して地芳峠に出たが、スマホナビの指示で今回は地芳トンネルを抜けて左折して地芳峠に出る道を通った。距離はどちらも同じようなものだろう。姫鶴平手前で初心者マークを付けた乗用車が左側両輪を脱輪して喘いでいた。若者二人は通る車に頭を下げて交通整理をしていたので、通過際に「引っ張ろうか」と尋ねたら、「JAFを呼んでいます。」との事。ここまでレスキューに来るには相当時間が掛かるだろうなぁと思いつつ、姫鶴平到着。姫鶴荘もキャンプ場の光景も変わってはいなかったが、ガスが掛かって真っ白。何も見えないのは前回と同じ。やっぱり運気が下がっているのだろう。自転車で走るのも危険な状態なので断念。霧の中でソフトクリームを食べて帰る事にした。それでも山の天気は変わりやすい。天狗高原の手前から、晴れて来たので、何とかカルストを見ることが出来たのがせめてもの救いであった。細いクネクネ道ばかり通ったので流石に疲れた。最短時間で帰るルートを探したら、高知経由と出た。矢張り高速の威力である。そこで閃いた。高知を通るなら、「ひろめ市場」で一杯やって帰るのも悪くない。幸い3人とも運転できる。妻か次男に運転させれば鰹のタタキと地酒を堪能できるというものだ。俄然元気が出て来た。須崎ICから高速に乗って、伊野ICから高知市内に入って行く。少々の渋滞はあったものの、高知城まで辿り着いた。スマホナビで駐車場を探すと「ひろめ市場」の上が駐車場になっていた。最低地上高2.2メートルはぎりぎりセーフだ。エレベーターに乗って、1階に降りたのが5時55分。ビニールをはぐって店内に入ると、もの凄い人。人。人。席は何処も満員。前回食べた「やいろ亭」まで行ってみると、若いカップルの隣の席が奇跡的に空いていたので、ドッカリと腰を据えて、家族戦略会議を開催。運転は次男が行う事になったので、鰹のタタキと生ビール、ノンアルビールを速攻で注文。海老の唐揚げ、親鳥、手羽、高知餃子等々を食しつつ、高知の銘酒「久礼」に移行したのは言うまでも無い。前回はバイクだったので、ノンアルビールで凌いだが、鰹のタタキを前にしたら、代行で帰ろうかと本気で思ったほど、心残りであった高知の夜を堪能して、帰路につく。高知ICからだと2時間掛からない。早いものだ。それにしても、スライドドアの傷はどうしたものか。金は掛けたくないので、修理してみようか。悩むところである。瓶ヶ森林道(カローラスポーツCMの場所)かなり重傷の3本ライン憎っくきガードパイプと手負いの工作車風になれなかった工作車とCMの道ガスで真っ白の姫鶴平姫鶴牧場藁焼きを行う鰹のタタキ豪快な鰹のタタキ混雑する「ひろめ市場」
2018.08.19
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ネットでバイク部品の検索をしていたらamazonで面白い物を見つけた。クルマ用の電圧計だ。シガーライターソケットに挿し込むだけで、バッテリーの電圧と室内温度が計測できる簡単仕様だ。価格が何と388円。送料手数料が280円で合計668円だ。手軽な事と、この価格破壊に負けて注文してみた。配送状況を追跡してみると、中国のメーカーからチャイナポストで配送センターを2箇所ほど経由し航空便で空輸され、通関後日本郵便が引き継ぎ2週間掛けて配送されたのだが、280円の送料手数料で儲けが出るのか?ロットでコンテナ輸送なので問題無いのか?不思議だ。届いた電圧計は普通で、中国品質の箇所も見当たらない。早速、シガーライターソケットに差し込みエンジンを掛けてみると、デジタルで13.9Vを表示した。英語の説明書によると、エンジンONで12.8V~13.2がLowで要CHECK。13.2V~14.8VがNORMALでGood。14.8V以上がhighでBadとなっている。工作車のバッテリーはギリギリNORMALを維持しているようである。電圧の緑色と温度の赤色のデジタル表示が明るすぎる感はあるが、USBソケットも付いているので、カメラのバッテリーの充電もできるのが有り難い。中華製のデジタル電圧計シガーライターソケットに挿し込みエンジンを掛けた状態
2018.02.20
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連日の氷点下で、風も強いのでTYの修理もままならないので、気になっていた工作車のヘッドライトの光軸を調製する事にした。LEDバルブに交換したので、以前のH4に比べて劇的に明るくなったのは良いのだが、LEDの特性か光りが散ってカットラインがぼやけてしまっているので、対向車に迷惑だと思い、少し光軸を下げてみようと、夕闇迫る頃にボンネットを開けた。工作車はエンジンが座席下にあるため、ボンネット内はラジエターやバッテリー等しかないのであるが、寒冷地仕様のツインバッテリーなので意外に狭い。ライトの光軸調製はブラケットに付いている歯車のようなギザギザの金具の付いたボルトをプラスドライバーをガイドに沿って差し込み、回すだけで至って簡単である。調整ボルトはライトブラケットの対角の上下に2つ付いている。どちらか1方が上下調製でもう一方が左右調製である。クルマを壁の直前1mに駐めてライトを点ける。上下調製がどちらかわからないので、上側の調製ボルトを試してみる。時計回りに少しずつ締め込んで行くが、変化がない。左右と間違えたかと思い、今度は下側の調製ボルトを回すもこちらも変化無し。??元に戻して、もう一度上側の調製ボルトを今度は3回転程回すが変化無し。頭に来たので、グルグルと回して行くとやっと光軸が下がり始めた。もっと微妙なものかと思ったが、案外大雑把な仕掛けになっているようである。元に戻すには何回回したかもう忘れた。これで様子を見てみよう。プラスドライバーの先がギザギザの金具に噛み合ってボルトが回転する仕組みドライバーを突っ込んで調整中のボルト
2018.02.13
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以前から工作車を運転していると段差を越える度に、ゴトゴトと音がしていた。古いクルマなのでブッシュがへたり切っているのだろうと思っていたのだが、どうやらフロントスタビライザの取り付け金具が摩耗しているらしい。先日の工作車のオーバーヒート箇所修理の報告と点検をして貰いにモータースに出向いたら、迷惑を掛けたと言う事で、スタビライザの取り付け金具の交換工賃は無料にすると言う事になったので、スタビライザを取り付ける左右のリンクコントロール(定価/税込み1本4276円)とフロントスタビライザブッシュ(定価/税込み1ヶ334円)のところを家族ルートを利用してマツダから秘密の社内価格で手に入れた。取り寄せた部品は何れも信頼のMADE IN JAPANとなってた。早速、モタ―スへ運び込む。交換後試乗をしてみる。段差を越えてもゴトゴトと音がしない。これで快適な走りに戻った。これでリンクコントロールは死ぬまで交換しなくて良いだろう。交換部品のパーツリスト秘密裏に手に入れたリンクコントロールとブッシュ新品に交換したリンクコントロール新品に交換したスタビライザブッシュ
2017.11.26
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先月、国土交通省から「自動車燃料消費量調査のお願い」なるハガキが届いた。何かの詐欺かと思ったが、よく読んでみるとCO2排出削減に関する調査であった。「我が国のCO2排出量の2割が運輸部門でその内の90%が自動車からの排出量になっているので、その対策が重要になっている。」と書かれてあったが、20年も前のディーゼル車を虐めなくても残りの8割の削減対策の方が重要ではないかと思うのだが....。「全国の自動車の中から無作為に抽出した結果貴方様の自動車が選定されました。」とあったので、何か褒美でも出るのか?それとも調査協力金でも出るのか?と読み進めたら何もないらしい。只の協力のようである。後日、送られて来た調査方法によると、11月中に軽油を満タンにした日と走行距離を記入し、2回目に満タンにした日と走行距離と給油量を記入するだけなのだが、丁度、11月は別府行きで地獄を味わった時と重なったので僅か3日で満タン2回目を迎えてしまった。しかも、走行距離は543キロだ。偶然とは言え、私の一台でCO2排出量の平均を押し上げてしまうのは確実である。国土交通省はこの調査データをどの様に読み取って、どの様にCO2排出量を削減するつもりなのだろうか。まさか、ある年式を設け、古い車は乗らさないようにするのか。それとも自動車税を3倍位に上げるつもりなのだろうか。気になる....。物を大事にして、車検が来ようが、年式が古くなろうが、壊れてもひつこく直し、新車などは絶対に買わないのが日本人のおじさんの美徳ではなかろうか。こういったユーザーには褒美を贈る肝っ玉の太さを見せて欲しいものである。クルマというものは内燃機関で走り、そのエンジンを縦に置き、プロペラシャフトで後輪を回すのがカーマニアの願いである。もう、こんなクルマは殆ど無くなってしまった。あのBMWさえもFF車がラインアップされてしまった現状を憂うのは私だけであろうか。 回答ハガキ
2017.11.12
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11月7日、8日と仕事をサボって妻と友人夫婦4人で別府に泊まり掛けで、名物の関アジをアテに心ゆくまで地酒を飲むという、壮大且つ遠大な計画のもと、そのプロジェクトが幕を切って落とされたのであった。今回は長距離と言う事もあって、数あるクルマの中から後部座席の広い工作車をチョイスした。8月に車検を受けてタイヤも、ラジエターも新品を奢ったばかりなので、安心できるのだ。予定の午前8時丁度に出発。山陽自動車道を九州に向けて快調に飛ばす。宮島SAで休憩、曇って見えにくいが、交通安全の額の掛かった赤い鳥居から宮島を見学、スタバでイギリス海軍流のココアを買って再出発。この調子だと九州に入ってゆっくり昼食がとれそうだと思いながら、アクセルを踏む足に揺るぎはない。岩国を過ぎて暫くした頃、助手席のダッシュボード付近から、電波状態の悪いラジオのような音が微かに聞こえて来た。その音が断続的に大きくなる。唸るような音だ。何の音だろう?走りには異常を感じないので、足廻りのようではないし、エンジンからも異音は聞こえない。しかし何かの異常があることは確かだ。減速して、走行車線に入って水温計を見たら.....。そこには世にも恐ろしいHを振り切っているメータの針が見て取れた。アカン。やってもうた。オーバーヒートだ。しかし、ここは山陽道でも難関の山道、車線は片側2車線あるのだが、路肩が狭い80キロ区間だ。オマケにトンネルばかりなので、直ぐに止める訳にも行かない。路側帯を探しながら、更に減速走行に移る。そうこうしている間にまたトンネルに入り、とうとうボンネットから白煙が上がりだした。もうお陀仏かと思いながらやっとの思いでトンネルを抜けるとクルマ1台分の路側帯が見えた。ハザード点けて急いで停車。その瞬間、もの凄い水蒸気の白煙が上がる。シフトレバーのある中央コンソールの隙間からも車内に白煙が浸入して来る始末だ。急いで三角停止版と発煙筒を掴んで車外へ出てみると、そこはトンネルとトンネルとの間の橋梁部の336.4キロポストであった。最悪である。道路から退避する場所がないのだ。マズイと思いながら発煙筒に点火しようとしていると、天の助けか、日頃の行いか、丁度運良くNEXCOの道路パトロールカーが赤色灯を点けてやって来て、後に停車し工作車をガードしてくれた。これで一安心だ。パトロール隊員が「何時から駐まっていますか?」と声を掛ける。「たった今です。」と答えると、「オーバーヒートですねぇ、エンジンは動きますか?」と言って、水の入ったポリタンクを持って来てくれた。もう一人の隊員は無線で故障車の報告をしていた。ボンネットを開けると、もの凄い白煙が立ち上った。軍手を嵌めてリザーブタンクのキャップを開けて水を注入すると、10リットル程入った。急いでクルマの下を覗き込むが、水は漏れて来ていないようだ。どうやら大きな配管の損傷ではないらしい。いや、そうであって欲しい。再スタートさせるとアイドルでエンジンの異音はないので、焼き付きは起こしてはいないようだ。その間に妻に保険会社に連絡を入れるよう指示を出し、隊員2人と相談が始まる。隊員は「大事を取ってレッカーの要請をした方が良い。」と言うが、エンジンが動くし、大きな水漏れも無いようなので、次の玖珂PAまで行きたいと告げると同意してくれた。こんな恐ろしい所で何時来るか分からないレッカーを待つ気にはなれなかったのだ。保険屋からは180キロ以内なら、無料で引き取りに行くので、スタンバイしているとの連絡を受けたが、現段階ではキャンセルとし、動かせてみる事にした。隊員と「道路パトロールカーが後に付くので、異常があったら止まる。但し、トンネル内では絶対に止まらない。」と言う、お約束の指切りげんまんをした。2人の隊員が赤旗を振って後続車のスピードを落とさせ発進に協力してくれた。エンジンを掛け、水温計を見ると、針は正常域を示している。意を決し、いよいよ走り出す。ゆっくりと70キロまでスピードを上げて亀のように走る。水温計と睨めっこだ。幸い4キロ程で玖珂PAだ。ドキドキしながら、内心では頑張ってくれ!と祈りながら走っていると、隣で妻がスマホの故障車情報が更新されて、さっき止まった所が「故障車あり」になってる。うちのクルマの事だわ、とはしゃいでいる。ええかげんにせーよ!やっとの思いで玖珂PA到着。水温計は上がっていない。同乗者に急いでPA備え付けのペットボトルの水を取りに行かせ、地元のモータスに電話して指示を仰ぐ、道路パトロールカーの隊員はもし、走るなら、次の熊毛ICで降りて一般道を走って下さいと言って、引き上げた。勿論、鄭重に礼は言っておいた。それからいろいろと考えた。熊毛ICで高速を降りて、修理工場を探すには田舎過ぎて却って面倒な事になるし、冷却水は殆ど減っていないので熊毛ICを通り越して下松SAのガソリンスタンドで故障箇所を特定しようと判断して、12リットルの水を積み込み、そのまま出発。水温計も正常値のまま下松SAに無事到着。SA内のガソリンスタンドで冷却水を2リットル弱給水し、座席を剥ぐって水漏れ箇所を探してみたら、助手席側にクーラントが吹き出しえらい事になっていた。エンジンを掛けてみると、エンジンから取り出されたエアー抜きゴムパイプに小さな穴が開き、泡と水が出て来た。こいつだ。冷却系のパイプではなかったのだ。エンジンはガスケットも大丈夫のようだ。その時モータ—スから電話が掛かって来て、「整備保険で帰りの新幹線代と修理代は出るので、3回目のオーバーヒートだし、他に問題がある可能性があるので、近くの整備工場で見て貰ってくれ。」との事。次は徳山東ICが5キロ程だし、ICを降りたら直ぐにマツダがあるとスタンドの親切なオジサンが教えてくれた。故障箇所が見つかったし、致命的な箇所ではなかったので、徳山東までは大丈夫だろうと言う事で出発。徳山で工作車を修理に出し、レンタカーで別府入りを果たそうという魂胆だ。まだ、関アジは諦めた訳ではないのだ。何事も無く徳山東ICに到着して、マツダに向かったが、運悪く定休日だった。ここに来て望みは絶たれたか....。関アジがまた遠のいた。それならばレンタカー店で情報を集めようと、最近のサンコーレンタカーに満身創痍の工作車で滑り込み、修理工場を訪ねると近くの「車検のコバック」を紹介された。よし、これで何とかなる。関アジがまた近くなった。ハイエースがあったので、食指が動いたが、予想外の出費なので泣きの涙で、一番安い三菱ミラージュを2日間9000円で借りる事にした。妻が手続きをしている内に、エアー抜きパイプの応急修理に取り掛かる。カッターナイフで穴の箇所を切り取って繋げ、貰った針金で縛り上げる。2台で車検のコバックに向かうと、何と定休日だった。ガックリ...。天は吾を見放したか....。関アジがまたまた遠のいた。しかし、そこは都会の徳山、レンタカー店でもう一店クルージングオートなる修理工場を聞き出していたのだ。祈る気持ちでクルージングオートに向かう。今度は、開いていた。ラッキー。関アジがまた近づいた。しかし、丁度12時を回ったところで、皆さん事務所で弁当を食べていた。昼時に申し訳ないが「これこれしかじかで」と訳を話すと、ベテラン風のオジサンが直ぐに見てくれて、「明日の昼までには何とかやっておきましょう。」と嬉しいお言葉を頂戴した。何とかなった。これで関アジにありつける。予定では、既に九州に上陸してトリ天定食でも食している頃であるが、まだ徳山でうろうろしている有り様である。小さなミラージュに4人乗って、再び山陽道に復帰だ。しかし、クルマをケチって酒代に回そうとしたツケが来て、これが裏目に出た。ミラージュ....。走らないのである。スピードに乗ればそこそこ走るのだが、坂になるとガクンとスピードが落ちて登らない。それにタイヤ経が小さいので高速安定性が悪い。1000ccだから仕方がないかと思うのだが、こんなクルマは燃費が良くても絶対に買わないだろう。オマケに、平成26年式なのに、カーナビが古すぎで、東九州自動車道や大分道も表示されなく何度も間違いそうになったので、カーナビは無視して標識を見て走る事にした。それでも、予定の宇佐神宮に参拝し、豊後高田の昭和の町を駆け足で見て回って別府ICに着いたのが、予定より30分遅れの5時30分。宿泊施設の露天風呂を5時30分〜6時15分まで貸切にしているので、「少し遅れる」と連絡。後はカーナビ頼りに進むのだが、これが以外と遠い。おかしいなぁと思っていたら、今度はぐるっとUターンさせられて、元の方向へ帰って行く。日も暮れて分からなくなったので、電話したら従業員が大通りまでお迎えに出てくれていた。やっと辿り着いたのが5時55分。後で地図を見たらやっぱり大回りをしていた。このクラリオンの役立たずが....。急いで風呂に入って、6時30分からの関アジと地酒の大宴会スペシャルにギリギリ間に合った。途中で、クルージングオートから、「エアー抜きパイプは山陽パーツから新品部品を取り寄せ交換し、今夜、少し長距離を走ってみて完調かどうか確認する。」との電話があった。ありがたや。ありがたや。何とか工作車で帰れそうだ。宴会後、飲み足らず部屋に会場を移し、持参の焼酎のボトルも空にするまでスペシャル宴会は続いたのであった。翌朝、雨にも負けずミラージュを駆り御朱印巡りと、地獄巡りに出掛けるが、車載ナビはもう懲り懲りなので、妻のスマホナビに切り替える。こちらは快適だ。音声もついて、最短距離で案内してくれる。予定を一通り終えたので霧が掛かる山を登って別府湾SAを目指す。このSAはスマートICが併設されているので乗用車なら入る事が出来るのだ。濃い霧で別府湾を眺望する事は出来なかったが、美味しいカレーを食べて帰路につく。ここで、またまた悲劇が起こった。本線進入路に入ると何だかおかしい。別府方面(下り)のような気がしたので、野生の感が働き直ぐにストップ。退避所があったので確認すべく、数メートルバックしたら、まさかの前輪左が側溝に脱輪したのだ。え〜。何でぇ〜。小さなクルマなのでナメて掛かっていたのが災いしたのだ。今度こそレッカーの出動か。と、面倒な事が頭をよぎる。それでもやるだけの事はやってみようと、1人に左フェンダーを持ち上げて貰いながら、ハンドルを右一杯に切ってアクセルをジワッと踏み込むとアッサリと脱出する事が出来たのだ。良かった〜。冷や汗が出た。直ぐにクルマのフェンダー辺りや裏側の確認をしたが、キズは無かった。やれやれだ。クルマはそのままで、SAのインフォメーションに行って、福岡方面(上り)はどう行くのかと尋ねたら、別府湾SAからは別府方面(下り)しか行けません。との回答。そうだったのか。道理でおかしいと思った。スマートICを使う人のために標識ぐらい置いておけば良いのに...。と思うのだが....。そんなことは事前に調べておけと言う事か。仕方がないので、そのまま本線に入って、別府ICまで戻ってUターンした。近道と思ってやってしまった事が、遠回りになってしまった。東九州自動車道、関門自動車道、中国道、山陽道と乗り継ぎ、徳山東ICまで帰って来た。クルージングオートに工作車を引き取りに向かうと、問題無いと言う事で、丁寧に作業内容を説明してくれた。費用は、エアー抜きパイプと、クーラントの交換、技術料で1万5千円程であった。工作車を受け取り、レンタカーを返し、再び徳山東ICから山陽道へ乗る。やっと鈍亀ミラージュから解放され、工作車のパワーのある乗り味を楽しむ。やっぱり加速が断然と違う。グイグイ押し出すような力強い加速は健在だ。良かった。良かった。午後6時20分別府地獄から解放され、無事帰着と相成った。工作車のオーバーヒートはこれで3回目を経験する。最初と2回目はボン!という鈍い音と共に、白い煙が立ち上ったので直ぐにオーバーヒートと分かったので、一般道でもあったので、近くの消防署(初回)と葬儀会館(2回目)で給水して自力で帰る事が出来たのだが、今度ばかりは穴も小さく、ラジエター液がかなり無くなるまで分からなかった。知らずにもう少し走っていたら、ガスケットが抜けるか、最悪エンジンが破壊されていた事であろう。2回目のオーバーヒート時にホースを何点か交換しているのだが、全てを交換するとなると途方もない金額になるので、それも難しい。旧車乗りの宿命とも言うべき故障であるが、その都度克服するしかないのが、現状である。翌日、クルージングオートから無事帰着したのか、心配してメールが入ったので、電話で鄭重に御礼を述べたのだが、本当に親切な店で助かった。オーバーヒートで止まった山陽道336.4キロポストスマホに表示された工作車(故障車)の停止位置クーラントが噴き出しえらい事になっていたエンジンルームエアー抜きゴムパイプの損傷箇所PAで積み込んだ冷却用の水12リットル穴あき箇所を切り取ったエアー抜きゴムパイプ(ピンボケ失礼)針金で補修したエアー抜きゴムパイプ(ピンボケ失礼)閉まっていた車検のコバックレンタカーのミラージュ/宇佐神宮駐車場にてマツダオート三輪/昭和の町にてクルージングオートで修理の完了した工作車
2017.11.10
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工作車の車検時にラジエターのアッパータンクからの液漏れが発覚した。車検は無事通過したものの、長く乗るにはラジエターの新品交換が避けられない状態であることから、モータースに見積を依頼していたら、返事が来た。マツダの純正が93‚400円。社外品が39‚800円。工賃が11‚700円との事。目星を付けていたヤフーショップで税込み、送料無料で14‚000円の方が安かったので、即購入に踏み切った。それにしても大きなラジエターが14‚000円とは驚きである。本当に大丈夫なのだろうかと不安を抱くような価格であったが、現物は綺麗なもので、作りもしっかりしているように見える。ただ1つラジエターキャップは付属していないのね。こんな物はどれも同じだろうと思って、オートバックスに買いに走ったが、耐圧や形状により種類が分かれており、ボンゴフレンディー用は無かった。仕方がないので、安全を考慮してマツダに純正キャップを発注した。ラジエター交換は冷却水のパイプだけなら、自分でやろうと思っていたのだが、調べてみると工作車の場合はATFのパイプも繋がっているようで、エアー抜きが面倒との事なので、止めにしてモータースにお願いする事にした。これで、ラジエターは死ぬまで大丈夫だろう。「いちまんよんせんえん」の新品ラジエターキャップがない冷却水の注ぎ口ラジエターの下部
2017.09.18
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工作車が5日ぶりに車検から帰って来た。洗った事は記憶に無いくらい前だったボディーは綺麗に洗車されて光っている。新品のグラントレックAT3を履いたタイヤは黒く引き立ちホイールも磨いてくれたので、足下が締まって見える。今回は、一度も交換していないデフオイルだけお願いしていた。工作車は4WDなのでデフは前と後と2箇所となる。写真を見るとかなり汚れているのが分かる。その他は問題無いと思いきや、ラジエターに問題が見つかった。工作車のラジエターはバカでかいエアーダクトが設置されているので、上部が全て隠れて目視することが難しいのだ。当然ラジエターキャップもダクトを外さなくては見えない。そのラジエターの上部のアッパータンクからラジエター液が漏れ出し、それが熱で固まり酷い事になっていた。アッパー部分なので、直ぐにオーバーヒートとは行かないまでも、このまま放置していたら、何時かはオーバーヒートするのは目に見えている。モータースと相談したら、漏れを塞ぐケミカルもあるが、不純物を入れる事になるので、推奨はしないとの事。交換が一番安心できるが中古は止めておいた方が良い。マツダ純正は高価なので、社外の新品が安いし、信頼度も高いとの事。後日調べて車検の請求書と共に知らせてくれる事になっている。それでも高かったらネットで探すかな。交換が終わったダンロップ/グラントレックAT3排出されるデフオイルアッパータンクからの液漏れを起こしたラジエター
2017.09.04
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工作車を車検に出す前にバッテリー液の点検をしようと思いボンネットを開けた。工作車は寒冷地仕様なのでバッテリーは左右に2個設置してある。液は十分にあり2つとも問題はなかったのだが、右側のメインバッテリーのマイナスターミナルの割れに目が止まった。ターミナルの湾曲した部分がポッキリと折れているのだ。去年の1月にバッテリーを交換した時には気づかなかったので、その後に折れたのだろう。しかし、どうしてこんなごっつい鉄の輪が折れるのだろうか。力が加わる箇所でもないし、何かにぶつけようにもボンネットの中だ。1つ考えられる事はこの工作車はディーゼルエンジンなので、長年の振動によって経年劣化を起こしたのではないかという事である。それにしても不思議だ。ツインバッテリーなので直ぐには問題は起こらないだろうが、修理しておくに越した事は無い。しかし、よく見たらターミナルとケーブルの接続はカシメとなっている。しかもカシメがでかい。手持ちの電工ペンチなどでは歯が立たない大きさである。こんな大きなカシメ工具は持っていないので、調達する必要がある。そうなるとターミナルよりカシメ工具の方が高く付くと思い、ターミナルだけ買って車検時にモータースで取り付けて貰う事にした。買い物ついでにオートバックスに寄ってエーモンのバッテリーターミナルを買ってみたら、カシメではなく、ターミナルにケーブルを挟んでボルト2本で締め付けるタイプとなっていた。これならターミナルの交換はこちらで出来るので、KTCのエンドニッパでケーブルをブッタ切って取り付けた。ターミナルは2ヶセットだったので、残り1ヶは予備として仕舞って置くのだが、もう使う事はないような気がする。割れたターミナルエーモンのターミナルエンドニッパでブッタ切ったケーブル1センチほど被膜を切り取ったケーブルターミナルの交換が終わったバッテリー
2017.08.31
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今年の9月で20年を迎える工作車(ボンゴフレンディー)は車検の年となる。179‚261キロの走行にも拘わらず、燃料噴射ポンプをリビルト品に交換してからは至って快調なので、当然車検を受けて自動車税の割り増しにも負けず乗り続けるのである。今年は長距離走行が多かったので、平成24年に新品を装着したダンロップのグラントレックAT3にもスリップサインが見え始め、限界と判断して新品を奢る事にした。普通のタイヤより溝が深いとは言え5年間ももったので満足である。この工作車は中古で購入した時からA/Tタイヤが付いていた。そのタイヤがダンロップのグラントレックST1。オフロードや少々の雪道なら走れるので気に入って使っていたのだが、残念ながら廃番となってしまったので、後継のAT3としているのだ。県南に住んでいると、冬季にスタッドレスタイヤを使う機会は1年に1回も無い。20年程前に長野での研修会にかこつけてスキーをするためにニッサンテラノに1回だけスタッドレスを装着した事があったのだが、その後は殆ど使わなくなったので、兄のデリカ用にくれてやった。その後はスタッドレスは買わない事にして、A/Tタイヤで凌いでいる。A/Tはオール・テレーンの略語でオフロード用のSUV/4×4タイヤの内、舗装路における性能にも配慮したタイヤと位置づけられている。タイヤのサイドにはM+S(マッドとスノー)の文字が入っているので、冬用タイヤ規制がかかった高速道路でも文句を言われる事が無いのが有りがたい。しかし、スタッドレスに比べるとスノー性能はかなり落ちると思われるので注意が必要である。更に、凍結路は論外である。今年の6月にタイヤの値段が一斉に上がると予告されていたのだが、今回もネット通販で買うことにしたので、値上げになっても、タイヤ店で買うより安いと思いスルーしていた。前回のフィットの車検の時に近所のモータースに恐る恐る聞いてみたら、タイヤ持ち込みOKの返事をいただいているのだ。主が言うには、「ウチで発注するよりネット通販の方がはるかに安いので、太刀打ち出来ないのでいいですよ。」という事である。何と見上げた太っ腹であろうか。なので、今回もメールオーダーハウスでフィットのトーヨーDRBに続き、ダンロップのグラントレックAT3を4本購入した。205/70R15が、何と1本9‚080円ナリ。4本で36‚320円だ。タイヤにはシッカリとMADE IN JAPANの文字を確認。しかも、送料無料が嬉しい。前回同じタイヤを買った時には4本で6万円ほどしたと思うので、これは激安である。車検から帰って来るのが楽しみである。新品のグラントレックAT3サイドにはM+Sが表示されるすり減ったタイヤ(左)と新品タイヤ(右)
2017.08.28
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LEDは高価なものと勝手に思い込んでいたので、V7ドンキーにしろ、カブにしろ、ましてや工作車(ボンゴフレンディー)に付けようとは思いも及ばなかったのである。工作車のヘッドライトは60/55WのH4ハロゲンが標準装備であるが、お世辞にも明るいとは言えなかったので、何とか改善を行いたかった。当時行えるパワーアップとしてはワット数を上げるか、色温度を変えるかしか方法はなかったので、バルブ切れを契機に青白色H4ハロゲンを奢った。交換当初は明るくなったと満足していたのだが、妻がフィットRSを購入してからは状況が一変したのだ。RSには標準でHIDが搭載されており、その明るさたるや場末のスナックとマハラジャほどの違いに愕然とした。しかしHIDを搭載するにはバルブを替えるだけと言う訳には行かない。コントローラーの取り付けや配線、そして一番高いハードルはヘッドライトケースの加工が必要になる。しかも取り付けをディラーに頼むと2灯で何と驚きの20万円程掛かると言うではないか。ヘッドライト如きに20万円とは中古のクルマが買える値段である。バカも休み休み言え!と言うものである。最近では夜、工作車に乗る度に妻が/ライト点けて走らんと危ないで。/点いているのですけど.....。/ホントに点いてるの。余りに暗いので分からんかった。/とイヤミを言うようになった。しかし、である。V7ドンキーのヘッドライトLEDバルブが2‚000円程で手に入れる事が出来たので、これは工作車にも格安で取り付け出来ると踏んだのだ。1個だとHIDの100分の1の価格である。これは驚きと言うか驚愕である。時代は変わって行くのだ。HID登場当時、20万円かけて交換したユーザーはじだんだを踏む事だろう。ネットで適当なバルブを探してみると、今買うと表示価格から8%引きで更に送料無料で2個セット2‚742円なる、お得商品を見つけた。メーカーはToppowerとある。中華人民共和国徐州市の怪しげなメーカーだが、レビューは悪くないので購入してみた。明るさは36Wで驚異の8000ルーメン。色温度は6500K。寿命はハロゲンの10倍相当の30000時間とあるので、死ぬまで使っても大丈夫だ。早速取り付けに掛かる前に、平成26年の大雪でフィットのカーポートが潰れたとばっちりで、コーナーランプが割れた時に部品取りで1‚500円の中古を購入していたライトがあったので、忘れてしまったバルブの外し方を確認するついでに、ゴムカバーをLEDバルブのヒートシンクに合わせ穴をカッターで拡大しながら切り取る。バルブ交換はヘッドライトを外した方がやりやすい。フロントグリルを外し、ライトとコーナーランプを抑えているビスを外し、コーナーランプを外すとライトを留めているボルト2本が現れるので反対側の2本と共に外せばライトは前に抜ける。保護用ゴムカバーをめくってバルブを押さえている金具を外し、金具を留めているビスを緩めればバルブを取り出す事ができる。LEDバルブをライトにセットし、金具で押さえ、穴を拡大加工したゴムカバーをセットし、カプラーを繋げば完了である。至って簡単作業である。エンジンを掛けてライト点灯。辺りはまだ明るいが青白色の明るい光りは、H4とは明らかに違う事が一目でわかる程の違いがある。この明るさだとHIDにも負けないだろう。夜の運転が楽しみだ。ケースに収められた2本のLEDバルブと英語の説明書LEDバルブとライトケースから外したゴムカバーカッターで切断中のゴムカバー工作車のライトバルブの収まり方ライトを外してハロゲンバルブを取り出すH4LEDバルブをセットしたライトゴムカバーを取り付けたライト劇的に明るくなったヘッドライト
2017.08.01
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次男が寮から追い出される日が近づいて来た。タイムリミットは2月12日となっており、この日迄にはどうしても。何が何でも。如何なる事情があっても。完結しなければならないのである。体勢が整ったのが2月3日。こちらの予定を勘案すると2月7日、8日の2日間しか決行する日はなかった。これを逃すとチャンスはもう無いのだ。7日は後輩の遅い結婚式の案内が来ていたのだが、この年になって後輩の結婚式に出席するのも場違いな気がするし、お祝い先渡しとして申し訳ないが欠席にしたのである。決行の前日、工作車のオドメーターは174750kmを表示していた。今回のオイル交換は175000キロなので残り250キロだ。伊勢まで往復すると700Kmは確実に超えるのでこのタイミングで交換を行う事にした。今まではオートバックスでオイル交換を行っていたのだが、昨年から何故かディーゼルオイルは量り売りを止めてしまったので、行きつけのGSで行う事にした。GSは出光なのでオイルはゼプロだ。DPF装置を装着した大型車用のCF-4/DH-2/10W-30とDPF装置を装着した小型車用DL-1/5W-30それとスタンダードのSL/CD/10W-30があったので、どれが良いのか聞いてみたら、大型車、小型車用は最近のDPF装置装着車を対象に作られたオイルなので、高価なだけであり、平成9年式の工作車の説明書には推奨オイルは10W-30となっているので、スタンダードオイルで十分であるとの結論に達した。早速交換に移るが、若いアンチャンは工作車のエンジンルームへのアクセスのやり方が分からないと言うので、手順を教えながら前席を退けて行く。約15分で完了。近いわ。早いわ。量り売りはして貰えるわだったので、次回からはこのGSで交換する事にした。それから、一人暮らしで必要であろうと思われる小物類の買い出しに妻に連れられホームセンター巡りを行う。アレも必要。これも必要。アレがない。コレもない。と連れ回されて疲れ果てた。どうしてそんなに沢山の小物類が必要なのか理解できない。自分の引っ越しの時は、布団と兄に貰った電気釜とラーメンドンブリと多少の着替え位だったと思うのだが....。家に辿り着いたら既に日が傾いていた。長男が使っていた大物類から工作車に詰め込む。小物類を詰め込む頃にはもう暗くなっていた。当日は朝9時から仕事が入っており、出立は10時前とずれ込んでしまったのだが、エンジンオイルを交換した工作車はすこぶる快調である。何時ものように山陽道、中国道、名神と乗り継いで京都の手前まで走ると、案内板には珍しく京都南IC以降の渋滞の表示が無い。京滋バイパスへの迂回は取り止めて、桂川PAで何時もの九条ネギ入りラーメンと半チャーハンを食し、名神から新名神へ分岐する。この頃から雪が降り出し、トンネルを抜ける毎に雪景色に変わって行く。路肩にも積もった雪が見え始める。規制は無いようなので、一安心だ。工作車のタイヤはダンロップのM&Sを装着しているのだが、今年9月の車検まで引っ張ろうとスリップサインがチラホラ見え始めている危ない物なので過信はできない。念の為にチェーンは積んでいるものの、これを付ける時には高速は無理だろう。亀山JCTまで来ると雪は消え日が差して来たのだが、今度は横風が強い。工作車は車高があるので、特に横風を受けやすく、ふらつく車体をハンドルで抑えながら走るのは緊張する。それでも予定より早く2時過ぎには次男と待ち合わせの伊勢のコーポに到着。荷物を運び入れ、ベッド、食器棚の組み立てに掛かる。今夜は次男の部活追い出し飲み会があるそうなので室内設置は午後4時30分迄となる。11月の弾丸日帰りはこたえたので、今回は次男と別れ二見温泉に宿泊なのだ。強風のために露天風呂は入れなかったが、ヌルッとした泉質の温泉は疲れを癒してくれた。夕食は舟盛りに酒だ。妻が最後に出て来た伊勢うどんを一口食べるなり、これはいらないと、お椀を私の前へ押しやる。押し問答の末結局残ってしまった伊勢うどんはかわいそう。翌日は朝風呂の後、とても食べれない量の朝食をとり、外宮に参拝。お守りを受ける。寮に戻って、布団や小物を積み込み再びコーポへ、買い忘れた物のチェックを行いホームセンターへ買い足しに走る。午後からは電気屋とネット接続の工事が入り部屋の中はグジャグジャだ。ネット工事業者はMacのメール設定が出来ないと言うので、バトンタッチでプリンタ設定と共に取り掛かる。そうこうしている内に5時近くになったので撤収に掛かる。しかし、ここで問題発生。郵便受けに電気、水道料金の銀行引き落とし書類が入れてあるという事だが、ダイヤルキーが付いていて番号が分からない。賃貸業者から受け取った書類をいくら眺めても解除番号の記載が無いのだ。仲介業者と賃貸業者に電話を入れるも、書類の中にないですか?とか、ドアにポストが付いて無いにも拘わらずドアポストに入れてあります。とか、全く話しにならず、30分の押し問答の末、大家さんに聞いてやっと解決。次男が加わった工作車が伊勢道に入った時には日がかなり傾いていた。帰りは車体が軽いのでブレーキも良く効くし、横風もないので4時間で到着。ぐっすり寝た翌朝は、フィットに乗り換え今度は広島へ出張だ。運転が面倒なので妻と次男を連れて行く。私は会議、同乗者は宮島へ会議終了後、合流し五エ門のお好み焼きとビールだ。これで寝て帰れる。ドタバタの3日がやっと終わった。引っ越し荷物を積載した工作車ハイエースは大きいなぁ/外宮駐車場にて
2017.02.13
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次男の新居は今年の7月には確定しているので、妻が部屋を一度見てみたいし、カーテン等の寸法を計りたい。それに、2月の引っ越しには何時もの太鼓クラブの電動リフト付き1トン車を借りる予定だったのだが、進入路が狭い事と、トラックのあの振動はもうこりごり。と言う事で、今回予備引っ越しを行う事で、2回に分けて完結させようという壮大なプロジェクトだ。そうなれば工作車のボンゴフレンディーの出番だ。今回輸送する大物はベッド、洗濯機、衣装ケース4ヶだ。冷蔵庫と炊飯器は2月に量販電気店が現地の店からサービスで届けてくれることになっている。他にもまだまだ積めるのだが、オーナーが入居前にもう一度大掃除をしたいので持ち込みは特別に許可するが、出来るだけ少量にして洗濯機以外はロフトに上げておく事が条件となった。輸送量を勘案して工作車の仕様は同行オバサン隊員と2人で3列目シートを外すのみで、大物全てを呑み込んだ。やはりこの積載スペースは頼りになる。オバサン隊員が正午には伊勢に着きたいと言うので、出立は辰二つ時(午前7時30分)と定めたのだが、何でそんなに早く出立するのかと尋ねると、現地で美味しいフランス料理の店を予約していると言う。ぬぁ〜にぃ〜。この緊迫した輸送作戦の最中に洋物の飯を食らうとは....。そんな余裕があるのか。せいぜい伊勢うどんをかき込む程度に考えていたのだが.....どうも遊び半分で事を為す傾向があるのが気にくわない。斯くして11月24日仏滅午前7時30分輸送作戦の幕が切って落とされ、工作車が出陣する。山陽道を快調に走り、権現湖PAに差し掛かった頃、隣の隊員が時計が止まっとるよ。と指さす。 見ると助手席のダッシュボードの上に両面テープで貼りつけてある時計、日付、気温、湿度を表示するマルチ計測計が9月19日で止まっている。工作車には時計が付いて無いので、家電量販店の店じまいセールで確か1,000円程で買って取り付けており、前回電池交換をしてから何年も経過しているので止まっても不思議ではないのだが、9月から気が付いていないのは、必要無いと言う事かも知れない。しかし、本来動く物が動かないのは、どうもスッキリしないので、権現湖PAに寄って探してみるが電池は置いていない。次の三木SAのコンビニで電池と両面テープを確保した。助手は勝手にコーヒーラテだか氷が入ったなんちゃらを勝手に持って来て、私の財布からの散財となる。吹田から名神、京滋バイパス、新名神、東名阪、伊勢道と渋滞もなくトラックをゴボウ抜きでぶっ飛ばす。伊勢に着いたら丁度11時30分。4時間丁度で到着だ。到着後、次男を乗せて早速昼食。朝、おにぎり1つで水の1杯も飲まず4時間走り続けたので、フランス料理は美味しゅうございました。不動産屋で鍵を受け取り、契約コーポへ向かう。予想以上の住宅街の細いクネクネ道を進むと見えて来た。住宅街と言っても矢張り田舎、コーポの敷地には四輪用駐車場が2つもあり、工作車をゆったり駐めて作業する事ができる。田舎のコーポではあるが、リビングだけで10畳はある。オマケにロフト付きだ。これなら、前線基地に使用できそうである。大物を全て運び込み、室内の計測も完了した段階で撤収に移る。次男を寮に降ろし、セルフスタンドで給油。隊員が神宮の朱印帳がどうしても欲しいとまた我が儘を言うので、急遽外宮さんに参拝して、家路を急ぐ。そうなのである。今回は、日帰りなのである。翌日には仕事が控えているので、どうしても今日中に帰還しなければならないのだ。伊勢道を快調に飛ばし、東名阪の亀山JCTで新名神に分岐の手前4.5kmで渋滞の予報。毎度の事ながら、この時間はほぼ無理だ。亀山JCTまでノロノロ運転だが、京都・大阪方面へ向かう新名神に分岐するとガラガラだ。草津で名神に乗ると今度は京都東から京都南までが渋滞の表示。迷わず京滋バイパスに迂回する。難関の大阪は渋滞も無く通り過ぎたので、中国道の名塩SAで名塩ラーメンを食べて、お土産の大阪たこ焼きを買って後は帰るだけと思っていたら、山陽道の明石北から姫路東までが道路工事で車線規制のため渋滞6kmとのアナウンス。明石北ICで降りようかと迷ったが、全然動かないようでもないので、渋滞のケツに付く。結局4.5kmほどの渋滞でかなりの時間をロスした。姫路西からはスピードアップ。一日中高速を走り回っているせいか段々とエンジンが軽く回るように感じる。スピードもアクセルに呼応して幾らでも出るように思える。高速走行でマフラーの抜けが良くなったのだろうと思われる。到着前に前を行くブルーのレクサスに追いついた。隣の隊員がレクサスはええなぁ〜。高級車だし。恰好良いし。とつぶやくが、いくら800万するレクサスでも、洗濯機やベッドは載せれない。人も8人は乗せれない。四駆でないので雪道も走れない。困った時にも天井のテントで寝れなないのだ。午後9時無事到着。トリップメーターは365kmを指していた。全走行距離は740km位だろう。流石に疲れたので、たこ焼きをアテにビールを飲んで直ぐに寝た。2月の本戦では温泉にでも浸かってゆっくり帰るとしよう。工作車の写真は撮るのを忘れた。追伸11月26日は藤さんがバスを追っかけて電車で伊勢入りかな。ご苦労さん。外宮
2016.11.25
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毎日暑い日が続き、バイクのメンテもままならず。盆休みで長男が久し振りに帰って来たので長女の元バイト先の料理店で一杯飲んだ。この店では大将が毎年バイトを連れて蒜山の別荘に避暑に行っている。店で今年も行ったという話しを聞いた。何でも朝の気温が20度だったとか....。昨年の夏は次男と2人で大山(1,729m)に登ったので、その話を聞いて猛暑から逃れるべく、今年も次男を連れて蒜山に登ってみる事にした。早朝からクルマでの移動は大変なので、今回は1泊で行く事にしたのだ。前日の午後3時にフレンディーで出発。ICを入って1キロ程で山陽道へ続く追い越し車線が既に渋滞。そうか今日は14日の日曜日だった。帰省ラッシュが始まっているのだ。直ぐに計画変更。走行車線に移って、下り倉敷IC1区間で高速を降りて、地道を走る。国道は避けて県道を選んで走ったのでスイスイと目的の湯原温泉に到着。無料駐車場にクルマを駐めて川辺りにある露天風呂の砂湯まで歩く。今日は盆なので大勢の観光客が訪れている。脱衣所で服を脱いで温泉に浸かる。湯は少し熱めで良いのだが、藻の切れ端やら苔のような物がいっぱい水中にあり、とても綺麗とは言えない状態である。如何に無料と言ってもこれは戴けない。隣の子宝の湯はゴミも無く綺麗だが誰も入っていない。上がり湯のつもりで入ってみたら、何とこれが熱いのなんの。1分もたたない内にギブアップ。道理で誰も入らない訳だ。予定ではこのまま蒜山に行って名物の蒜山焼きそばを食べようと思っていたのだが、もう5時半を回っているので、無理と判断して、温泉街で食堂を探すがこれが無い。たまたま見つけた居酒屋で次男は唐揚げ定食、私は焼きそばを注文。夕食が終わったところで蒜山に向かう。段々と日が傾き山陰に隠れる頃到着。食事も済んだし後はビールを飲んで寝るだけなので、オートキャンプ場を利用するのはバカバカしい。明日登る上蒜山の広い草原の駐車場に行ってみたがどうもロケーションが良くない。クルマを更に進め蒜山大山スカイラインにある鬼面台展望駐車場の様子を見てみる事にした。到着するとまさに太陽が大山の彼方に沈んで、夕焼けが美しい時であった。気温は24度位であろうか、暑くも無く寒くもない。早速頂き物の網戸を前席の窓に取り付け、オートフリートップを上げて、寝床の準備をする。椅子を並べてクーラーボックスからキンキンに冷えたビールを取り出し一気に飲み干す。もうたまりません。やがて辺りが段々と暗くなり空に満天の星が輝き出す。今日は月夜なので星の輝きを少し邪魔している。ビールから焼酎のロックへと飲み進めた頃、ガスが出て来て月を隠す。それならばとコールマンのワンマントルランタンを取り出して静かな宴はまだまだ続く。隣にニッサンリーフがやって来た。姫路からやって来た初老の夫婦だ。これから帰るそうであるが、電気メーターが残り20キロとなっており、蒜山ICまで辿り付くか心配であるとのこと。リーフは満充電で200キロは走る謳い文句だが、実際には100キロ、余裕をみたら80キロしか走らないそうである。100からの全て引き算で、エアコン、ライト、ナビ、ウインカー、ストップランプ全て少しでも使うと電気が減る。坂道はもっと経る。とても怖くて神経を使うのでもうハイブリッドに乗り換えると言っていた。電気自動車はやっぱりオモチャか。朝4時半寒さで目が覚めた。掛けていたシュラフに潜り込む。5時半になり「なにわ」ナンバーのキャンピングカーが一台やって来たので起き出した。犬連れでホテルに泊まれないのと、事前に休みが決まらないのでキャンピングカーしたそうである。しかしそれだけの理由で900万円もする新車を買う覚悟とはどんなものなのだろう。6時になったので、セブンに朝メシの買い出しに走る。サンドイッチとおにぎりを買って上蒜山登山口駐車場に向かう。気温は何と驚きの19度だ。窓を開けて走っていると寒い位だ。極楽極楽。食事を済ませ、いよいよ上蒜山(1,202m)登山だ。駐車場から登山道入口までは牧場の中を通るので、アプローチだけで800mはある。牧場を抜けるといよいよ登山道入口だ。檜の薄暗い急勾配の林の中を登る。林を抜けると、ダケカンバや唐松の林に変わる。更に進むと低木や高原植物が現れ視界も開ける。登山道は尾根伝いに作られているので、先の頂が見える。もう頂上かと思って登った頂に着いてみるとまた、次の頂が見えるという具合だ。樹木がない所で日が差すと汗が噴き出す。その汗の塩分を舐めようとハエやアブがたかって来る。やはり登山は長袖でないとダメだ。しかし、間もなく雲とガスで太陽が遮られ下山まで暑い思いをせずに済んだ。幾度となく小休憩を挟みながらやっと頂上と思える頂に到着して標識を見たら8合目だった。8合目は草で覆われ少し広い場所となっており、眼下に絶景が広がる。更に頂上を目指したのだがそこから先は林となっており、9合目は無くいきなり頂上らしき狭い場所に出る。頂上だ。約2時間で到着。しかし、そこには頂上を示す標識は無く中蒜山への縦走路と、今来た下山道が示されているだけである。折角苦労して登って来たのに上蒜山頂上(1,202m)くらいの立て札があって然るべきと思うのだが....。木々に囲まれた頂上はつまらないので、水を飲んで直ぐに下山。8合目で下界を眺めながら朝食の残りのオニギリを食べて休憩。後は一気に下る。結局、標識は2合目、5合目、6合目、8合目だけであった。生き物はハエ、アブ、チョウ、ヘビ2匹に遭遇。帰りは下湯原の温泉で汗を流す。ここはぬるま湯の露天風呂で丁度良かった。シャワーもあるので、体も冷やせる。高速は使わず地道を走ったのだが、暑い中フレンディーは絶好調であった。前席用網戸上蒜山頂上
2016.08.19
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以前修理を行ったマツダの販売店から工作車(ボンゴフレンディー)のリコールの案内が届いていたが、重要な箇所ではないので、そのままにしていたが、段々と忙しくなる前に済ませておこうと修理に持って行った。前回のリコールは前輪を駆動するためのプロペラシャフトの強度不足による交換であったので、部品も大きいし、作業時間も長かったが、今度はパワーウインドーのスイッチの交換だけなのであっという間だ。何でも、パワーウインドースイッチの上から水を掛けるとスイッチの不良で発火する恐れがあるらしい。しかし、スイッチの上から水を掛けるバカがいるのだろうか。この車はキャンピング仕様なので、ドアを開けたままにする事があり、そこに雨が....とか。運転中に飲み物を誤ってスイッチの上にこぼすとか。何れもなかなか遭遇するものではないような。しかも、この車は平成9年式だ。もうかれこれ20年が経とうとしている車のリコールが発覚するとは、遅いのか。事例が少なかったのか。そりゃそうだわな。誰がわざわざパワーウインドースイッチに水を掛けるものか。それにしても車会社は大変だ。20年程前に造った車にもアフターフォローをしなくてはならないのだから。それが信頼されるメーカーになっていく条件にもなるのだろうが....。何れにしてもパワーウインドースイッチは新品になった。バッテリーも2つ共新品。エンジンは絶好調。当分は心配ないだろう。願わくは、ビアンテの後継機種としてハイエースやキャラバンのような縦置きエンジン後輪駆動(4輪駆動)のレイアウトでCX-5の2.2Lクリーンディーゼルエンジンを積んだワンボックスを作ってくれればバカ売れする事間違いないと思うのだが、マツダは逆行しプレマシーもビアンテも製造を止めてミニバンから撤退するようである。何とも残念である。今更新品になったパワーウインドースイッチ
2016.04.22
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今年も正月早々から休み無しで忙しく働いている。5日に今年初めて早朝から工作車(フレンディー)に乗ろうとキーを捻ったら、セルが少し弱々しい。年末から同様の症状が度々出ていたが、気温も高くエンジンも問題無く掛かるので大丈夫だろうとそのままにしていた。今回も問題無く掛かったので、次もセルが弱々しかったらバッテリーを交換しようと心に決めていたのだ。そして、7日の朝を迎えた。9時までに3キロほど離れた会社に向かおうとセルを捻ったら、セルが弱々しくゆっくりと3回程回ってそれ以上回らない。ご臨終だ。急いで荷物を隣のフィットに移して、猛ダッシュで走ったので何とか間に合ったが、高価なバッテリーなので最後の最後まで使ってやろうとした貧乏根性が悲劇を招いてしまった恰好である。それにしても、パナソニックのバッテリーは良く働いてくれた。工作車は寒冷地仕様なので、標準バッテリーは80D26Lが2個搭載される。前回は交換時にグレードアップして85D26Lを搭載していたとは言え、恐らく10年以上は持ったと思われる。ディーゼル車はエンジンを掛ける時に電気を食うので、ガソリン車より容量の大きなバテリーが搭載されているが、重いのと値段が半端ではない。確か85D26Lは2個で6万円近くした記憶がある。もう少し安くて信頼のあるバッテリーはないものかと思いネットで調べてみたら凄いのが見つかった。ATLASBX(アトラス)バッテリーだ。どうやら韓国製らしいが、レビューも良く、純正にも一部使用されているらしい。同じ85D26Lよりも容量が更に大きい90D26Lの方が何故か安いし、重量も同じ18.3kgで同じだったのでそちらにした。驚きの価格1個何と6,628円だ。2個でも13,256円。しかも送料無料だ。前回大枚を叩いて買ったのは何んだったのだろうか。とは言え、韓国製だ。どの位持つか楽しみである。注文して1日で届いたので、早速ご臨終になったバッテリーと交換する。カーショップなどでは、バッテリーを交換する時は、オーディオ機器などのメモリーが初期化されるのを避けるために、予備バッテリーにバイパスしてから取り外しを行うが、寒冷地仕様の場合は1個外しても大丈夫なのではと思いサブバッテリーから交換してみた。交換が完了したので、エンジンを掛けてみようとキーを捻った瞬間、軽やかにしかも瞬時に掛かる。やっぱり新品は違う。ラジオとテレビのチャンネルを表示してみたが、変わった所は確認できない。どうやらメモリーは初期化されていないようである。それにしても90D26Lのバッテリーは重い。2個で36.6kgもある。フロントに子供一人を乗せて走っているようなものである。アトラスバッテリー90D26L/インジケータでコンディションが分かるようになっている左右に2個搭載される寒冷地仕様車/右がメイン左がサブ
2016.01.09
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平成9年式の工作車(ボンゴフレンディー)のヘッドライトが黄ばんできた。最近はの車は全てプラなので紫外線やライトの熱がライトに付いた油分を焼き付けて段々と黄ばんでくる。オフションでガラスもあれば良いのだが、そうも行かないだろう。ヘッドライトが黄ばむと如何にも古そうでポンコツに見えてしまうのである。ボディーに凹みや錆があっても、ヘッドライトとアルミホイールは美しくないと我慢出来ないのが性分である。以前黄ばみを取ってやろうと、ピカールで磨いた事があったが、全く歯が立たなかった。気になっていた所、大阪のファクトリー・ギアでヘッドランプの黄バミ・ツヤ出しPBクリーン50ml(1,512円)なる物を見つけたので、物は試しと買ってみた。説明書によると、「新車時のUVクリヤーを落とさないのでランプを痛めない。汚れを落としながらコーティングする。」としている。PBクリーンは薄いブルーの液体で附属のキッチンペーパーのような紙に染み込ませて表面を磨くだけである。ゴシゴシやって行くと、ピカールで落ちなかった黄ばみが取れて行く。これは効果アリであった。美しく輝くヘッドライトに甦った。PBクリーン BeforeAfter
2015.09.30
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ボンゴフレンディーが修理工場から1ヶ月振りに帰って来た。噴射ノズルから噴射される燃料が霧状になっていなかったので、先だけ4本とも交換して、EGR(Exhaust Gas Recirculation)を殺してみたとの事。EGRは排気ガスの一部を取り出し再度吸気させる技術で、窒素酸化物の低減や燃費向上が図れるという装置である。取り敢えず乗って見てくれとの事なので、試乗してみた。アクセルを踏み込むともたつき感は全く無く、以前のようにディーゼル特有のトルク感と共にグイグイ加速する。あの酷かった黒煙も皆無だ。10キロ程走ってみたが、低速から高速まで何の問題もない。逆に以前よりも加速が軽やかに、速くなったような感じさえ受ける。やはり、問題はエンジンではなく、他の所にあったという事であるが、EGRの不調だった確率が高いようである。久し振りに乗ったフレンディーは目線が高くワゴンRよりも非常に運転し易い。これでもう暫くは乗れるだろう。
2014.08.26
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ボンゴフレンディーのエアーフィルター、燃料フィルター、燃料噴射ポンプと交換して出足がもたつく症状が直ったかに思えたのだが、ムラが出る。普通に加速する事もあるのだが、概ね加速が悪いし、兎に角黒煙がもの凄い。昔の大型トラック並だ。後ろに付く車は前が見えなくなるのだろう。10m程常にあけてついてくる。燃料噴射ポンプを交換する前は急な坂道だと、助走しないと途中で回転が上がらず止まっていたのだが、それは解消したと喜んでいたら、先日初めて急坂で回転が上がらない症状が出た。途中で止まりはしないのだが、時速1m位で何とか登った。明らかにおかしい。最後に残されたのは燃料噴射ノズルだ。近所の修理工場に持ち込み診断をお願いする。後日の報告によるとエンジンと燃料に添加剤を入れてみたら、黒煙は収まったようであるが、一時的なものかもしれない。出足もあまり改善されたようではない。圧縮が低いのか、噴射ノズルか判断がつかない。噴射ノズルの場合は測定キットがあればノズルに流れる燃料が見えるそうであるが、使うことが無くなったので捨てたそうである。知り合いの修理工場が測定キット持っているので、ノズルを外して持って行ってみるとの事。ノズルをバラして洗浄したら1本約1万円。4本で4万円。リビルドと比較して見積もりを出すようである。その間に圧縮を見てみる事となる。だから、このところずぅ〜と新車のワゴンRに乗っている。アイドリングストップに衝突防止装置までついているのだが、やっぱり軽は軽である。
2014.07.24
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リビルド品の燃料噴射ポンプが届いたので、交換すべくボンゴフレンディーを溝さんの修理工場へ持ち込んだのだが、それと同時に腰痛が悪化した。どうもギックリ腰が再発したらしい。椅子に座っている体勢では良いのだが立つと腰が固まって痛くて仕方がない。バイクを触るのはおろか、跨る事もできない。3日程安静にしていたらやっと良くなって昨日はハードな仕事もこなす事ができて、やっとブログを書けるようになった。フレンディーは日曜日の夕方溝さんの奥さんがわざわざ持って来てくれた。何でも、黒煙は収まらないが、パワーは戻ったとの事なので、乗ってみた。あんなにもたついていた出足がスムーズに発進できる。低速のパワーが確かに戻っている。ただ、黒煙は以前と同じで、吹かすとかなり出ているのがバックミラーで確認できる。この出方だと車検は厳しいであろう。対策としては燃料添加剤などを利用してみる事にしよう。前車のテラノでは添加剤が良く効いた。黒煙が白煙に変わった記憶がある。しかし、今時の車はトラックに至るまで黒煙を吐く車は珍しくなって来た。黒煙を吐くのは恥ずかしいものである。今日は、マツダでステアリングギアボックスのブーツの取替が待っているのだが、1日〜2日掛かるという。朝から持って行くのに、何で2日も掛かるのだろう。これがマツダディーラーの仕事である。しかし、これを済ませば当分は大丈夫だろう......。車から外した燃料噴射ポンプ/かなり汚れているポンプにはゼクセルの文字がプレートでは無く鋳型になっている
2014.06.17
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ボンゴフレンディーが出足がもたつくのはどうやら燃料噴射ポンプ不調が濃厚のようである。和歌山から伊勢までの道は紀伊半島の山越えであった。空荷なのに黒煙は吐くし、上り坂になるとパワーが出ないのでトラックについていくのがやっとの状況。軽四に乗っているようでイライラした。出る前にネットでリビルド品の燃料噴射ポンプを探したら2社見つかったので、見積もりをお願いしておいた。前回ステアリングギアボックスでもお世話になった水野商会は77,760円、日本ディーゼルは114,000円であった。この部品は複雑なので高額になる事は覚悟していたが、それにしても良いお値段である。新品だと20万円ほどするらしいので、これでも安いのだろうが.....。これで直らなかったら立ち直れそうにない。水野商会からは1日で物が届いた。開けてみると、かなりの大きさで、重い。50ccのエンジンとまでは行かないが、それに近いような重さである。綺麗に掃除してあり、ワイヤーは新品にしてあった。その他にダイヤフラム、プランジャー、スプリングシート、ローラーキット、フライウエイキットなどを新品にしているようである。ポンプにはZEXEL MADE IN JAPANのプレートがあった。ゼクセルはドイツのボッシュからライセンスを受け自動車メーカーが共同出資して作られた会社で、日本車を始め海外に輸出していたらしいが、今はヴァレオの子会社となっているようである。今日、近所の修理工場に持ち込むのだが、2日程かかるらしい。さて、吉と出るか凶と出るか。リビルド品の燃料噴射ポンプ反対側ZEXELのプレート
2014.06.13
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ボンゴフレンディーの燃料フィルターとエアーフィルターの交換が終わったので、試乗してみた。不良箇所は違う所にある事が濃厚な状況だが、そうは言っても少しはもたつきが改善されているのではとの期待を込めて、停止状態からアクセルを踏み込んでみると.....。症状は交換前と全く同じ。ターボが効くまでもたついて黒煙も吹いている。折角取り寄せた新品の燃料フィルターとエアーフィルターの効果は全く得られなかった。マツダの策略にまんまと嵌ってしまったようだ。もうマツダ地獄の入り口に片足を突っ込みそうな状況である。しかし当分燃料フィルターとエアーフィルターは交換せずに済む事がせめてもの救いである。さて、問題はラック&ピニオンの再修理の件である。車を引き取った夕方マツダに「これこれしかじか」と電話を入れると、明日の3時に現車を持って来てくれとの事。翌日の3時前にマツダに到着。係りのサービスマンが「○○さんですね。お待ちしておりました。」と駐車場までにこやかに出迎えに来る。待合所のソファーに通され、ねえちゃんが即座に飲み物と茶菓子を運んでくる。形成不利と悟っての対応だろう。工作車は直ぐにサービス工場に運ばれ、最新式のリフトで持ち上げられる。その様子をアイスココアを飲みながら大きなガラス越しに眺める。直ぐにでも現場に行ってブーツのねじれを指摘したい衝動に駆られたが、此処は大人の対応で余裕を見せるためカー雑誌などを読む。車の前ではスパナを持って何やらごそごそやっている。やはり問題ありのようである。まもなく車は駐車場に戻され、担当者が説明に来た。フロアに膝をついての説明である。検査したところ、左のラック&ピニオンのブーツがねじれており、破れてはいないが傷が付いている。どうやら整備の者がブーツの取り付け金具とナットの順番を間違えた事が原因らしい。ブーツは新品を取り寄せて後日交換するとの事。殺気を感じてか、素早く丁寧な対応であった。私は紳士なので駐車場まで見送りに来たサービスマンに丁寧に挨拶をして帰った。出足のもたつきは直っていないが、これで荷物の運搬は間に合いそうである。捻れたために皺傷が付いたブーツ
2014.06.09
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ボンゴフレンディーの燃料フィルターとエアーフィルターが届いたので、先ずエアーフィルターの交換を行う。運転席側の座席を後ろへ跳ね上げると一番手前にダクトに繋がった大きなフィルターボックスが見える。ケースの上蓋に3箇所に鉄製のフックが付けられており、これを外すと蓋が取れる。蓋はダクトに繋がっているが柔らかいので、ダクトを外す事無くフィルターは取り出せた。このフィルターは長さ23.5cm、直径15.5cm程もある大きなものだ。新品と比べてみると、塵を吸ってかなり汚れているのがわかる。何時かの車検の時に新品に交換したのだが覚えていない。しかしたったこれだけの作業にどうして3,175円の工賃が必要なのだろうか?不思議だ。時間にして3分程である。次は燃料フィルターであるが、この作業はやった事がないので、近所の修理工場に持ち込んで素人で出来るか尋ねてみた。フィルターの交換だけなら簡単なので出来るが、エアー抜きや圧を掛けたりするのに少しコツが必要と言う事なので、フィルター持ち込みでお願いする事にして、代車に乗って帰った。作業は直ぐに終わったらしく、電話が掛かってきた。フィルター交換は問題なかったのだが、2月にマツダで交換したばかりのステアリングギアボックス(ラック&ピニオン)の左側のブーツがねじれていると指摘を受けた。夕方車を引き取りに行き、車の下から顔を突っ込んで覗いて見るとなるほどねじれている。ステアリングをきった時に負荷が掛かっているのだろう。これがマツダディーラーの仕事である。9日の月曜には和歌山と伊勢まで行って段ボール6箱の大量の荷物を積んで帰らなければならないのである。修理は間に合うのだろうか....。修理工場の溝さんが言うに、黒煙が出て、出足がもたつくのは、たぶん燃料噴射ポンプの不良のような気がするとの事。なんじゃそりゃ。燃料フィルターとエアーフィルターは関係なかったのか。グリフィスさんの言う通りである。ディーラーより溝さんの見立ての方が正しいような気がしてきた。ここは溝さんに賭けてみるとするか....。3箇所の金具を外すとエアーフィルターが取り出せる新品フィルター(左)と使用済みフィルター(右)
2014.06.08
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工作車のボンゴフレンディーが最近出足がもたつく、ターボが効いてくると普通に走るのだが、黒煙もかなり多く出ている。平成9年式の古い車なので経年劣化だろうかとも思ったが、5月に博多までゼファーその他を満載してガソリンスタンドから国道に出るとき、アクセルを踏みつけても加速しなくて怖い思いをした。これは明らかにおかしい。インジェクターだろうか。もしそうだとしたら、修理代がかなり高額になることは間違いない。折角エンジンのフランジボルトとガスケット並びにステアリングギアボックスを交換したばかりなのに.....。マツダで原因を究明して貰う事にして、入庫点検を行う。マツダが言うに加速がもたつく原因は特定できないので、消去法で様子を見ながら原因を突き止める方法が良いという。手始めに燃料フィルターとエアーフィルターの交換をしてみて下さいと見積書を渡された。2つ替えて工賃税込みで何と17,073円。貧血を起こしそうになったので見積書だけもらって帰った。早速ネットで適合品を検索してみるとALPS エアフィルター AA-6669V が 2,052円/G-PARTS燃料フィルター(Oリング付き)LF-7003Kが1,634円で出ていたので購入した。因みにマツダ純正はエアフィルター品番WL0113Z40が4,104円、同工賃3,175円。燃料フィルター品番PN1213ZA5が3,272円、Oリング品番PN1213ZA7が172円、同工賃6.350円となる。G-PARTSの燃料フィルター/オイルエレメントとよく似ているが頭にセンサーの付く穴があいている。
2014.06.07
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昨日、ボンゴフレンディーで近所の家に仕事に出掛け、用事を済ませ帰ろうとしたら、知らない人が庭に入ってきてフレンディーの助手席の窓を触っている。「何か?」と尋ねると、「近所の者ですが、私もボンゴフレンディーを所有していたのですが、廃車にしてもうありませんが、当時のオプションパーツの網戸をまだ持っているので貰って下さい。」と自分の車の中から持って来た。見てみると、マツダのショップオプションのフロントドア用網戸2枚とバックドア用虫除けネットであった。しかも新品未使用品でまだビニールが掛かっている。新品なのでタダで貰うのは悪いと言うと、倉庫の中で邪魔になっていたので、貰ってくれれば有り難いと言うのでタダで貰って来た。持ち帰って中を調べてみたら、取り付け説明書も入っており、保管状態も良く全くの新品であった。手持ちのショップオプションカタログを見てみると、フロントドア用網戸2枚が25,700円となっており、バックドア用虫除けネットは記載が無かった。後で追加されたのかも知れない。いずれにせよ世の中には奇特な人がいるものだと感心した。ありがたや。ありがたや。網戸と虫除けネットが手に入ったので今年の夏は久し振りにキャンプにでも出掛けてみようか。そうなればいっその事バイクが積めるキャンピングカーに改造してしまおうか。いろいろ考えてしまう。フロントドア用網戸2枚とバックドア用虫除けネット
2014.03.17
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ボンゴフレンディーは2月1日、エキマニのスタッドボルト及びガスケット交換、インマニのガスケット交換、ステアリングギアボックスの交換の為にマツダにドッグ入りしていて3日には修理完了の予定であったが、折損したスタッドボルトの取り外し中に、誤ってシリンダーブロック内でまた折ってしまったとの事。お蔭で休日もあり6日の納車となってしまった。心配したエキマニの熱による変形も無く、インマニのオイル漏れも止まった。何年振りかに洗車もして貰い、京都の往復も快調にこなし帰って来たばかりのフレンディーに例の大雪が襲ったのだ。カーポートの一撃で破損したボンゴフレンディーのコーナーランプ。保険は免責10万円となっているので自前で修理することにする。平成9年式の古い車なので、プロが直したように綺麗にならなくても、それなりで良いので気が楽だ。先ずは被害状況を把握するべく、バラしに掛かる。フロントグリルは小さなビス1本で後はプラスチックのフックで留めてあるだけだ。このフックもカプラーのように指で押さえて抜き差しができるので、専用工具も必要ない。この点は二重丸である。外して行くうちに右側のヘッドライトのグリルを取り付けるフックステーが折損しているのを発見。ヘッドライトはコーナーランプが嵌め込まれ、上部をビス1本で留められている。取り外しは10ミリのビス4本だけだ。これだけ外すとバンパーとの間にあるモールのボルトに手が届く、10ミリのボルト7本を外すとモールが外れる。モールは右端が変形しているので、万力に挟んでハンマーで修正の後塗装する事にする。ボディーの取り付けステーに歪みがあったので、ペンチとハンマーで修正して、ヤフオクでコーナーランプの検索にかかる。1ヶ100円の他数点あったがどれも送料が高い。色々と調べている内にライトとコーナーランプのセットで1,500円なる商品を見つけた。ライトのフックステーが折れていたので丁度良い。送料1,000円でも安いものだ。翌日には静岡からモノが届いたので、ライトの黄ばみをピカールで磨いてみるも、あまり変化無し。内側が黄ばんでいるのだろうか。昔の車のようにガラスだったらこんな事にはならないのに....。諦めて装着に取りかかる。購入品には幸いランプ類も付属していた。ヘッドランプに至ってはハロゲンのH4が付いていた。同じ球なので予備に取っておく。割れたウインカー球だけ取り替えて点灯テストの後、組み立てる。後はこすれて黒ずんだボディーのホワイト塗装をコンパウンドで磨けば完成である。近くで見るとアラが目立つが、素人だからこんなもんであろう。破損した右側のコーナーランプとモールフロントグリルの取り付けフックが折損しているヘッドライト(左)と購入品(右)修理が完了した右コーナーランプ付近
2014.02.13
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ボンゴフレンディーの修理をマツダに頼んでいた。大阪に1点あったとされるリビルド品のステアリングギアボックスが完売となり追加製品の販売を待っていたが、らちがあかないのでネットで探してみたら見つかった。1年保証タイプが19,000円、2年保証タイプが21,000円。この差はどこが違うのか良く分からないが、2年保証タイプを修理日に合わせて注文しておいたら昨日届いた。かなり大きなもので綺麗に掃除までしてあり、新品部品のようである。部品の大きさや重さに対する価格をバイクの部品と比べると安いものである。リビルド品の購入は取り外した同じ部品を販売社に返送するのが条件であるが、送料無料、返送料金は着払いとなっているのが有り難い。さて、これで準備は整った。2月1日にめでたくドック入りを迎えるだけだ。リビルド品のステアリングギアボックス
2014.01.30
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ボンゴフレンディーのエンジンの修理が可能だろうか?また、修理可能としたらどの程度費用が必要だろうか?気になるところである。一番近い岡山マツダ倉敷中庄店の近くに所用で行ったのでついでに寄ってみた。広い駐車場と広い整備場と広い商談ブース、どこも新品だ。何でも11月2日にリニューアルオープンするそうである。車を預けて待合室のソファーでココアを頂きながら、大きなガラス越しにフレンディーの調査を眺める。懐中電灯で照らしながら室内から念入りに。次は、最新式の油圧ジャッキで持ち上げて下回りを念入りに。修理を行う部品代と技術料をPCで打ち出す。実に手際よい。早速、見積書が出来た。何と。エンジンを降ろさなくても修理できるとの事。インマニのオイル漏れはガスケットからなので、上から外せるそうである。更に、ステアリングギアボックスはリビルト品が大阪マツダに1点あるそうである。部品代33,833円と技術料82,835円で合計116,668円で修理出来るようである。この金額なら消費税が上がる前にやってしまうのも手だ。憧れのハイエースが遠のいたが、350万円助かった。油圧ジャッキで持ち上げられたフレンディー修理見積書
2013.11.01
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ボンゴフレンディーの不良箇所の其の2はインテークマニホールドからのオイル漏れである。今度は反対の運転席を後ろに倒して確認する。1番(一番前)と3番?4番?(一番後)のシリンダからオイルが漏れている。特に1番の漏れは大きい。しかし、漏れている箇所が本当にINマニなのか狭くて良く分からない。何れにせよ、このオイル漏れを直すのは大変そうである。
2013.10.04
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車検の時に指摘を受けたボンゴフレンディーのエンジンの不良箇所を確認してみた。この車はエンジンが運転席と助手席の真下にある。助手席の下が排気側になるので、夏はお尻が暑くなる。所謂キャブオーバーの仕様なので普通の車のようにボンネットを開ければエンジンにアクセスできるようにはいかない。エンジンにアクセスするには先ずセンターコンソールの小物入れの中と灰皿の下にあるビス2本を外して、コンソールを撤去する。次ぎにコンソールの下と座席の前の内装の中にある3箇所の留金具を外して、座席を後ろへ倒すとやっとご対面となる。従ってエンジンを点検する頻度がグッと下がってしまうのが難点である。先ずはEXマニホールドからの排気漏れの確認である。1番の下側のスタッドボルトが折れてナットが無くなっている。ナットの押さえが効かないので、排気漏れを起こして回りがススで黒くなっている。しかし、このスタッドボルトはかなりナットに近い上の部分で折れているので、EXマニを外せば、折れたボルトの頭が十分掴めそうである。うまく行けばボルトを外すのは意外と簡単かも知れないが、EXマニを外すのが大変だ。ターボの配管やターボを外さないとアクセス出来そうもない。ボルトを交換するより周辺機器の脱着費用が大きいだろう。しかも、福さんの情報によると、EXマニが熱で変形している確率が高いので、ボルトの交換に留まらずEXマニの交換も必要になるだろう。中古は変形している確率が高いので新品?幾らぐらいするのだろうか。かなり高そうである。
2013.10.02
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ボンゴフレンディーが4日ぶりに車検から帰ってきた。4日も掛かったのは何かトラブルがあった模様。説明を聞くと貧血が起きそうになった。1.ハンドルボックスからのパワステオイルの漏れが発見された。どうやらオイルシールがダメらしい。昔の車はよく漏れていたそうだが、最近の車は大丈夫なようである。が、漏れている。修理はアッセン交換15万円となるので、漏れ止め添加剤で急場を凌ぐ。2.インテークマニホールドからのオイル漏れ。1番と3番に滲みがあるようである。ブローバイガスの逆流?3.エキゾーストマニホールドのスタッドボルト1本折損のため排気漏れ少々。このボルトに辿り着くまでかなりの部品を外さなければならないので、今回は断念。4.フロントタイロットエンドブーツ及ピンの劣化及び摩耗。良く似た中古部品で急場を凌ぐ。などの要修理箇所が見つかった。まともに修理すると数十万円は必要だろう。余命2年と診断され、体の力が抜けてしまった。次の車検は赤信号である。店のオヤジはハイエースにしたらとささやく。折角、ショックとアルミを新品にしたのに.....。あ〜困った。車検から帰ってきた満身創痍のフレンディー
2013.09.01
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2月にフレンディーで伊勢に行った時にカーナビでルート設定してみたら、新名神が無かった。それもそうであるフレンディーに付けているカーナビは購入してから一度もデータ更新をしていない。山陰道も出てこない始末だ。そろそろデータ更新をしないとカーナビを付けている意味がないと思い、2013年度版のデータ更新キットをネットで検索。amazonが安いようだ。HDS-960用のCA-HDL136Dが17,700円だったので早速注文。直ぐにCA-HDL138DCが届いた。138?品番が違う。amazonに送られた商品が違う旨の連絡をすると翌日、CA-HDL136Dが届いた。早すぎる。どうもおかしいと思ったが品番は合っている。その翌日またCA-HDL136Dが届いた。どうなっているのか訳がわからない。と突然妻が言い出した。最初に届いたのはひょっとして私のフィットのデータ更新キットではないの。確かカーナビ買った時に更新データプレゼントキャンペーンで2年後に最新データを送りますとハガキに書いてあったとのたまう。型番と品番を調べてみるとピンポンであった。なんという偶然。2つ目のキットは受け取り拒否で送り返してamazonに説明して事なきを得た。と、言うことで更新をしようと説明書を読んだら更新に120分も掛かるようである。1回で終わらせたいので、2回目の伊勢に行く道中に更新する事にした。今度は新名神も表示され、やっとまともなナビになった。因みにフレンディー用はセットアップ用SDカード、更新データDVD1枚で120分。フィット用はセットアップ用SDカード、更新データDVD2枚で95分。であるが、フレンディー用のデータ更新は購入当時だと、ナビ本体を車から取り外してパナソニックに送らなければデータ更新出来なかった事を思えば便利になった事は言うまでもない。左)フィット用 右)フレンディー用
2013.03.04
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近所の修理屋でボンゴフレンディーのショックアブソーバをカヤバに交換した。純正の黒色からブルーになって足廻りが引き締まった感じになった。修理屋さんが言うに、試乗してみたけれど、柔らかめのサスなので、以前と乗り比べていないので違いがよく分からなかったがこんなもんだろう。まだロールが気になるようだったら、エンジンマウントを交換する手もあるので、ネットで調べてみて下さい。とアドバイスをいただいた。少し不安を抱きながら自宅まで数百メートルの距離を乗って帰った感想は、........。交換前と全然違う。ハンドルを切ると大きく揺れていた車体は見事にロールが抑えられ、スパッと曲がる感じだ。全くふらつかない。これが新車の乗り味だったのだろう。予想以上の大満足である。サスを交換するとここまで乗り味が変わるものかと驚いた。2月4日から1回目の伊勢往復に出発する。高速での乗り味を検証するには丁度良い。楽しみである。今日はオイルとフィルター交換を済ませておこう。フロントサスリアサス
2013.02.01
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トランポのボンゴフレンディー。最近酔っぱらいのようによくふらつく。昨年、8名乗車で高速を走ったら、右へ左へと揺れて怖い思いをしたのを契機に、ショックアブソーバの交換を考えていた。2月には伊勢まで2往復も控えているので、思い切って購入した。カヤバのNEW SR SPECIALだ。このサスは脳震盪が起きるようなガチガチのサスではなく、「純正ショックアブソーバの品質や構造、安全性はそのままに、減衰力特製をややアップ」と謳っているので、純正とさほど変わらないだろうということでチョイスしてみた。四輪セットで定価57,330円がネットで34,971円で出ていた。セットだと送料サービスなのが嬉しい。昨日届いたのだが、さすがにこれは自分で交換は無理。近所の修理工場に持ち込むとしよう。
2013.01.28
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