アキハバラ的散財生活

2002年04月16日
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先週のプロジェクトXを見て思ったのは、F社の躍進と凋落の原因について。FM7やTOWNSを作り出した土壌はこんなところから...と感心すると共に、FMVで凋落していく様は、会社としては天才を支援しなかったその体質にあった、ということなんですね。

今までプロジェクトXで取り上げた企業人の中で真っ当な愛され方をしたのは「ミスターVHS」だったかもしれません。(まぁ彼も一歩間違えれば、みんなに一鉢ずつの盆栽を手渡して終わりだったかもしれませんが...)一応、社葬でしたし。今回の「天才」の葬式はどうだったのでしょう??取り上げなかった...ということで気になります。意外と家族だけの密葬だったのかも??

勤務日数が足りない、昼夜逆転で何をしているかわからない、という人間の真価を見いだした上司がいた、という点で天才は救われたのでは?と思います。この上司がいなければ、F社も世界最速のコンピュタメーカーという称号は得られなかったでしょう。でも、きっと厄介者扱いだったに違いありません。

この上司がいなくなった後の天才は孤軍奮闘ぶりが、何とも痛ましい限りです。夭折しやすいんですよねぇ...まぁ会社に言っても仕方ありませんが...自主路線で自由な製品を作り出す気風の源をみた思いがします。

フィリップ・トルシエが日本人を評して、「一度決めた事項については、メンバーシップに則って、一丸となって進む」一方、「決定や判断に時間がかかる」と述べています。まさにその通りかもしれません。1匹の狼がいれば従順に動く優秀な羊の群れ、が日本人なのですから。

この世界最速のコンピュータを設計した男は、日本人に欠けているものを持ち合わせた「天才」でした。彼のリーダーシップに感化された後輩達が、彼の死後天才の偉業を完成させていきます...が、結局天才の器を出ることはなかったと思われます。

そこがF社の凋落が始まった時ではないかと思います。はからずもM銀行のリレーコンピュータもF社製だったのでしょうか?気になるところですよね。





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最終更新日  2002年04月16日 21時57分48秒
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