旅好きペンギンノート
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方位取りで東北へ出かけたはよいものの、旅の間中降り続く雨に、一番楽しみにしていた、宮沢賢治が愛し通ったという小岩井農場行きをあきらめたのはとても残念だった。お天気が良ければ牧場の芝生に寝転がり、賢治と同じ気分になれるかなと思っていたのだ。人間が設備投資をして作り上げた箱物を見るより、どちらかというと、その土地の山を見、空気を吸って「自然を体感したい」派なのだけど、今回は予定変更も余儀なくされ、宮沢賢治記念館を中心として、合わせて石川啄木の足跡を辿る旅となった。でもそれら箱物を見て回り、資料を読むことは、ハード面から宮沢賢治の感性を窺い知る為の重要なヒントとなり、たまにはこんな旅も良いものだと思った。当日は東京発の新幹線はやて17号11:56分に乗るために10:47発の小田原発こだま566号に乗る。東京駅到着は11:23。ホームに本格的なガッチリした安全柵が設置されていない為、小田原に停車しない新幹線が通り過ぎるたびにものすごいスリルだった!『新幹線ってすごいスピードなんだなぁ!』と、改めて体感した。 お楽しみの駅弁は「すこやか弁当~秋」449カロリー800円。東京駅乗り換え時間に、新幹線ホームで調達しておいた。このお弁当がどうすこやかなのかというと『JR東京総合病院の内分泌代謝科のドクターと管理栄養士のご支援のもとNREのシェフが贈る一品です。五穀豊穣米/もち粟、はと麦、赤米等を十穀使用、お米は有機認証米「秋田小町」使用』ということなのだけど、どうもすこやか過ぎて、食後30分もしないうちにもうお腹が減ってきた。なので、せっかく棚に上げたかばんからエンゼルパイを探してお茶と一緒に楽しみ、ちっともすこやかではないランチになった。車内は8割くらいの乗車率。新幹線は14:22盛岡に着いた。きょうの宿泊は、楽天トラベルで予約しておいたつなぎ温泉の「愛真館」。盛岡市の西郊外にある静かな温泉で、前九年の役のさなか八幡太郎義家が馬をつないで湯に入り、ひとときの平和を楽しんだ千年の由緒あるアルカリ温泉だということだ。この盛岡駅からホテルの無料のシャトルバスで30分。シティホテルなら簡単だけど、一人旅で温泉宿のお得なプランを探しあてるのはなかなか難しいところもある中、8400円で温泉のあるビジネスプランを探し当てた時はパソコンの前で小躍りをしたものだ!安かろう悪かろうでは困るので、以前の宿泊客の口コミも参照すると、なかなか評判が良いのでここに決めた。出発直前に空き情報を確認すると、私が泊まったこの日はもう、このプランの部屋は満室になっていた。十二種類のお湯に全部入るという目的だけで、部屋や食事に期待することなく淡々とチェックインしたけど、きれいな大きな旅館でうれしくなった。お部屋も清潔で使いやすく、バスなしトイレ付き、ドアを開けると、左に清潔で広い洗面コーナー。ふすまを開けると畳の上にベッドが置いてあるのだけど、白光りしたベッドカバーは格調高く、何か皇室のデザインのような感じさえした。障子を開けると冷蔵庫とテーブルと椅子が2つ。床の間にお茶セットとTV。すべてに無駄がなく、そしてこれ以上のものは必要なかった。ホテルの部屋だとよくあるユニットバス、時には狭苦しいこともあってスリッパを履いたりわずらわしいのに、これだとスリッパを履くのはトイレに入る時だけ。洗面は部屋続きでスペースもたっぷりとってあり、気分が良い。お部屋には若い女性社員の方が案内して下さったけど、うやうやしくお茶をいれたり、お布団を敷きに来たりというようなこともないし、シティホテルに泊まる干渉されない気安さと和室の和み。これはいいわ!出張のおじさんたちも、みんな駅からシャトルバスに乗ってここに来ればいいのに!と声高に宣伝したくなった。食事は何時からにいたしましょうかと聞かれたので昼のすこやか弁当のせいでお腹がペコリンだったので、6時からにお願いし、部屋にかばんを置きお茶で一服、お茶請けに置いてあったゆべしをいただいて早速お風呂のはしごに出かけた。サウナを除き、大浴槽、露天、檜風呂、打たせ湯、泡風呂...とすべてを堪能した。このほかに新しくできた庭園縄文露天風呂もあり、そこに行けばまた何種類かのお湯が楽しめるのだけど、もう限界だったのでそれは食後にすることにした。部屋に戻ると急に眠くなり少し眠った。そのあとTVを観ていると食事の時間になった。このプランの人は、夜はクラブになる場所で食事をするようだ。ほかにも同じ時間帯の2人が食事をしていた。これもビジネスプランだからあまり期待はしていなかったものの、色々なものが並び満腹になった。・ハッキントンのしゃぶしゃぶ(お豆腐、おうどん、青菜が添えられ)・甘エビ、サーモン、帆立のお刺身・釜飯(きのこや鶏肉や色々)・おつゆ代わりの日本蕎麦・赤鯛の焼き物・茶碗蒸し・その他小鉢が2~3品・海老団子のあんかけ蒸しもの・デザートにババロアみたいなもの最初に「ハッキントンのしゃぶしゃぶでございます」と言われたとき、『ハッキントン!?』と、漢字を聞きそびれたのだけど、次の日賢治記念館に向かう坂を歩いている時に、目の前を「八金豚」と書かれたトラックが通り過ぎたので、『あぁ!これに違いない!』と妙にうれしくなった。食後は売店で、ゆべしやチャグチャグ馬コを買い、少し食休みをしてから庭園縄文風呂に出かけた。明日は新幹線で新花巻に向かい、宮沢賢治記念館を見学し、賢治の作品にちなんだ「山猫軒」というレストランにも行ってみることにします。新花巻だから、帰りの日に行けばいいと思ったのですが、往復割引で買った新幹線のチケットなので、途中下車はできなかったのです。小岩井製品の詰め合わせ南部鉄のティーポット
2006.11.30