日々、是、ざつぶん

日々、是、ざつぶん

June 14, 2022
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カテゴリ: 番組視聴感想
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ようやく 北海道・東北エリア予選 の記事を書き上げた……と思ったら、もう 日曜日 (焦)。
昨日(注:執筆開始時)のお昼には、今大会(も)最大の激戦地区・ 関東・甲信越エリア予選 の模様も TVer でUPされているハズですが……。

その前に。
BSよしもと の方で  別冊! CHEF-1グランプリ~出場者の店全部食べます~ なる番組が放送されていたんですね(

一応、​自宅のBS対応型TVのほうでも見られそうではあったんですが、今実家にいる上に、録画予約は タカトシ・温水の小さな旅シリーズ の方を優先予約してるし( ​​)、結局ネットで見るしかない……だと、これも会員登録しなきゃいけないのか

​​​上記のとおり、はやせ、 NHK へは基本料金だけじゃなくて、BS使用料も支払っています( お布施 だと思って)。しかも、 1年分一括前払い契約 で(!)

だって、そっちのほうが 割引が利く んだもんw

スクランブル放送がどーのこーの言う人もいらっしゃるみたいですが、はやせ的には Eテレ の番組だけ​ で充分元が取れている(

どうせ支払わなきゃならないものなら、例え 自己暗示 であっても(←) 楽しんだ方が得 だな、と、思うようになりました。
​​​

が。
なんか、新規登録が、3回くらいチャレンジしてめちゃくちゃ弾かれるのなんでだろー??と思ったら。


大昔に、吉本芸人のライブのチケットを買うため(だけ)に1回だけ使ったアカウントが、 まだ生きていた らしい(!!!)


ということで、旧登録情報でログインが​できたところで……アーカイブに残っているのが #7 より新しいものだけだっつーのは(6/12現在で。そして、この日の12:00に見られなくなる
 なんだってこんなに、 宣伝のチームワークが悪い んだ……(← いや、おまぃの情報収集能力が足りていないだけぢゃ)。

その放送を無事に見ることができたのかどうかは、また別記事に譲るとして……。


こちらではやはり、関東・甲信越エリア予選の模様の感想を優先的に書いていきましょうかね。







国内は言うに及ばず、世界的にも「 美食の街 」とされている首都・ 東京 を含むこのエリアは、他のエリアより5名多い、 20名 がエリア予選に参加。それだけで、予選突破が熾烈な争いだったことは目に見えているわけですが。

まずは、会場の紹介から。
テレビの料理番組をある程度注意深く見てきた者にとっては、お馴染みと言っても良い 服部栄養専門学校 。理事長が 服部幸應 先生だということでも有名ですね。

服部先生については、実は、 調理師免許を持っていない 、ということで世の中が多少ざわざわしたこともありましたが……しかし、この免許って「 調理師 」という 公的資格 を名乗ることができる権利​ を持てるもので、 料理人 を名乗るのに資格はいらんのよね(苦笑)。まして、料理解説者って肩書に資格なんて存在しないしw 

学校そのものの印象としては、講師陣の豪華さもさることながら、調理実習室の バリエーションの多さ にびっくりしますね!

自分のお店の理想的なキッチンを一から設計できれば、それに越したことはないんでしょうけど、そんな資金を持って開業できる人なんてそう多くはなくて、特に就職したての新人は、そのキッチンに見合ったオペレーションをこなせるだけの実力が求められると思うんだな。そこへ行くと、最新鋭の調理器具もがんがん導入してくれる学校って、学習環境としては羨ましいくらい恵まれていると思いますよ。

翻って、 行政職場のIT化 が叫ばれて久しいけれど、それがどーにも進んでいないのは、それを扱う人間の問題というよりは、ソフト側の進化に ​現場で配置されている PCの基本性能 が追い付いてない​ からだと思うのよね(自分の私用PCの方が、どう考えても性能が上

いくら安いからって、入札時点ですでに型落ちのPCを、 最低6年使え と言われても、電源を入れてからトップ画面が映るまで 2~3分もかかる んじゃ、結局FAXでもらったほうが早いのよ(涙)。


MCは……ほう。 ABCテレビ 桂紗綾 アナウンサーか。
キー局さんは徹底的に、全国大会の放送枠を空けてくれること以外は基本 干渉しないスタイル なのねw

審査員の3名は、ナレで「もちろん」とも言われた(w)お馴染みの服部先生。
お二人目は、有名料理人枠から、「 ナベノ-イズム 」の 渡辺雄一郎 シェフ。

渡辺シェフについては、最近テレビでお見掛けする機会が少しありまして、印象的なものだと「 有吉くんの正直さんぽ 」でお料理を出していたところがイメージに残っています(結構おちゃめな方だったw)。

雑誌編集者枠からは、情報誌「 おとなの週末 」編集者の 戒誠輝 さん。お料理だけじゃないトータルな情報誌っぽい。


では、例によって第7位から。
第7位は、東京都代表・ 白鳥翔大 さん(ジャンルレス・29歳)。
エリア予選に最多・8人の代表を送り込んだ東京代表者から、まずは順当にお一人目が合格。

3つ星フランスレストランで7年修業。その後、各国の サスティナブル 料理​ とやらを学び、帰国後には自らのお店を開業……と。

コオロギ 料理​ (しかも、ラーメン)にもチャレンジするあたり、本当に イノベーティブ な方​ だな、と。
​​
ヴィーガン料理 昆虫食 を、自分で好んで食べる方の嗜好を邪魔するつもりは、はやせには毛頭ないです。

​が。
たま~にいる、「肉を食べる 他人 を非難する」タイプのヴィーガンさんは、ちょっと苦手 ​​​​ ふしぎの海のナディア 』の ナディア だ( ​​)。

そこへいくと、「自分 食べられない」という主張をするだけで、それを人に押し付けたりしなかった 綾波レイ を見たときには、「成長したなぁ、庵野監督」と思ったもんよw(ぉ ← そもそも、エヴァTVアニメ版の初回をリアタイした理由が、「ナディアの監督のアニメだから」だった人。その後、相当の話数を見逃していたんだが、某親友に 連続7時間 録画おっかけで見た、というスバラシイ思い出があるw)​​
​​

はやせ自身は、おそらく、肉を食べないという選択肢は 選べない 人。何故なら、超の付く 貧血持ち だから(それでいて、 レバー は食感のもそもそ感がめちゃめちゃ苦手)。


「血(鉄分)や脂の味がしない」肉模造品は、結局、代用品にはならんのですよ……(あえて言えば、 人工細胞分裂型 の商品には多少期待している。ものすごーく高価そうだが)。
​​

作品名は、「 ​どぜう春巻き​ 」。
どじょう を歴史的仮名遣いの「 どぜう 」と表記する、江戸文化へのリスペクトと、味付けも日本料理寄りにしつつ、 春巻 という中華点心の姿で提供するという、フュージョン料理ですな。
揚げ色が濃い目なのが若干気になりましたが(そういう色をわざと狙ったのか、本当に揚げ過ぎたのか)、圧力釜で骨まで柔らかくしたどじょうと、​春巻のパリパリ感は相性が良さそうだと思いました。


第6位は、また東京都代表・ ​小島広夢​ さん(フレンチ・28歳)。出身は 愛知県 名古屋市​ とのこと。
フランスの三ツ星レストランを含む各地の名店で修業をしたのち、現在は ガストロノミー"ジョエル・ロブション" にお勤めとのこと。

作品名は、「 東京うこっけい卵と赤味噌による味噌煮込みうどん 」。
地元(=東京)の食材を使用する、というルールは守りつつ、自分の故郷の味である​ 味噌煮込みうどん をメインにもってくるあたり、自分のルーツこそが「自分らしさ」の証であると表現したお料理、かな。

しかし、見た目にうどん感はまったく感じられず、上に乗せられた網目状のパリパリしてそうなものが味噌と麺を表現しているらしい。
前回大会以降、既存料理の 構成要素を一度分解して再構築 するという、 新しい文化 が生み出されたような感じも受けますなw


第5位は、 新潟県 代表・ 佐藤翔 さん(和食・32歳)。
この方も移住組ですね。

作品名は、「 おふくろの肉じゃが ~新潟の自然の恩恵・雪室野菜~
こちらも、「 肉じゃが 」というタイトルから少し崩した、ペースト状にした人参や餡にしたジャガイモを組み合わせ、​別に焼いたステーキ肉を添えるというお料理ですね。

味付けは、日本料理の基本に忠実みたいですけど……肉じゃがの生まれた歴史を考えると、別に醤油味にこだわる必要すらなくなるっていうねw(コショウでパンチは利かせているし)


第4位は、 神奈川県 代表・ 志田竜児 さん(フレンチ・39歳)。
この方もロブション系列の方か~。って、 現役 ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション の料理長(4代目)なの!?() ロブションご出身の方々って、皆さんチャレンジ精神に溢れているのか……(そういや、ジョエル・ロブション氏ご自身が、 料理の鉄人 への出演経験がおありなんだったっけ?←Wikipedia調べだと、審査員枠だったけど)​

作品名は、「 川崎育ち ~春の息吹き~ 」。
審査員には、食材に対する一つ一つの仕事の丁寧さを高く評価されていましたけど、​​その時間自体はあっさり流されて()、ご本人の大会出場にかける思いについて、時間を多めに割かれておりました。

ラトリエ~出身の料理長は、初代の 須賀洋介 シェフをはじめ、独立後も活躍されている方々ばかりですから、​自分もそれに 続かなければならない という 使命感 、みたいなものも感じましたねぇ。​

フランス料理界においても頂点の一つと呼んでいいロブション系列のお店で料理長をしていらっしゃるだけでも充分スゴイことだと思うんですけど(逆から考えてみたらいいよ。日本料理の三ツ星店が海外に支店を出すとして、その料理長に 現地の外国人を採用する って、ある?)、すでに一流の方が超一流へとさらに昇っていくためには、乗り越えなければならないものが我々凡人の想像力をさらに超えた先に存在するのかもしれないなぁ、とも思いましたです(が、がんばってください……)。


第3位は。
もう一人の神奈川県代表・ 鄭大羽 さん(韓国料理・26歳)。
……ほらぁ。やっぱり、​ 以前のはやせの見込みどおり ​、神奈川の料理人さんってレベル高いじゃん。代表者が二人だけって、過小評価しすぎ( ​​​​​​​)(いや、この方は埼玉がご出身らしいが)。

ご本人は、韓国料理の中でも「 モダン・コリアン 」という​、フレンチとの融合を果たした料理を勉強してきた方とのこと。
辛いものが苦手なはやせとしては、韓国料理にはあんまり興味がなく(←)詳しくもないんですが、お写真を見る限りはやせでも食べやすそうなお料理が並んでいるように見えます。

作品名は、「 ​白いポッサムキムチ​ 」。​
メインの 白菜キムチ は綺麗に洗い落とされて、砂糖も使って(たぶん)甘めに仕上げつつ、下のソースの方には コチュジャン を利かせて​​、味のコントラストを付けたお料理……に、なるのかな?キムチの食べ方として、新しいのは間違いないですね。

ただ……指定の地元食材は、白菜、で、いいのだろうか 確かに、生産量は0ではなさそうですが、そのあたりの説明が、弱い(ご本人のせいじゃなく、やはり責任は編集の仕方にある気がしてならないが


第2位は。
また×2、東京都代表・ 根本郁弥 さん(フレンチ・32歳)。​こちらの方は 福島県 ご出身とのこと。
さらに、こちらは ガストロノミー ジョエル・ロブション でスーシェフをされている方とのこと(挑戦者も審査員も、ロブション同士でバッチバチだよ、東京は

イカ人参 ~à ma façon~ 」​。……この アルファベ (フランス語)のスペルは、上手くblogにUPできているのだろうか​(そして、一応、読み方はご本人が「ア・マ・ファソン」と発音してくださいましたが、意味についての説明がないよ

仕方がないから、自分で調べたさぁ……
意味は「 自分流 」「 私らしく 」とのことだった。
あれ?​ 大原さんと一緒 ​?(ぉ)


このお料理も、ご本人の故郷の郷土料理である「 イカ人参 」をベースにして、再構築したもの。恐らく、本来は割と日持ちを意識したお料理だと思うのですけど、その前提を覆してレストランで出す前提で食材の味を活かす方向性での調理法を目指した感じですかね。


そして、第1位。
また×3、東京都代表・ 髙木祐輔 さん(中華・27歳)。
前回ファイナリストたちはやはり強い!しかも、今大会ではほとんどサバイバルラウンド通過者を見かけない、中華枠。さらには、純粋な東京生まれ・東京育ちの東京都代表者としても、なんか貴重な気がします。

この方も、前回大会であと一歩及ばない原因となった、 食材への理解と生産者との交流 を、この1年間みっちりと経験を積んで、レベルアップしたことが見て取れます。

作品名は、「 米湯 水と油 」。​発音は「マイトン」と言うあたり、たぶん、北京語読みじゃなくて、 広東語読み かなんかになっている気がする(北京語読みなら、発音は「ミータン」に近くなると思うので)。

地元の中でも、特に出身地である 八王子 のお米にこだわる、というところに​食材へのリスペクトが感じられるし、使っているお水にも、 奥多摩 の清流を使うというこだわりを感じるし、中華料理の中でも小麦文化圏の北側の料理ではなく、お米文化圏の南側の料理であること、更には、本来交じり合わないものの例えにも使われる「水と油」という言葉を名前に忍ばせ、融合を図ったという意味も感じられ、とどめには「 お米でお米を食べる 」という、テーマとしては昨年のリベンジ(ワサビでワサビを食べる)すらも意識しているんじゃないか、と思わせる、これは、 全力で勝ちに来た お料理です!

表情には出ていないですけれど、この方も前回大会での経験が 闘志 として現れているような気がして、続けて見ている者にとっては大変感慨深いですよ、ええ。

こちらの地区もサバイバルラウンドでは大激戦が予想されますけれども、「また、全国大会で会おう!」と誓い合ったあの日の約束が少しでも叶うことを願っています。

決勝戦の放送日も 7月24日 と決まったみたいですし、はやせも執筆のギアを上げていかねば……(というところまで書いて、現在朝の4:40 ​ほぼ徹夜​ だぜ……



ところで。
RED U-35 の経験者として​ はやせが注目していたお二人 ​は、​残念ながら予選突破が叶いませんでしたが、一方で、今年の RED U-35 2022 大会の方は、​ エントリーが始まっていた ​のですね()。​

こちらの大会は、主催者から示されるテーマも、闘うルールについても、時に 奇想天外 と言っても過言ではないような部分が大変面白かったりもするものですから、はやせの体力が残っていれば( ​​)今年も追いかけてみたいですけどねぇ……。


っと。今回の四字熟語チャレンジ(の、補足説明)ね。

言葉を扱うプロを目指しているはやせといたしましては、これまでも作品タイトルには意識して強めのツッコミを入れてきましたけれども、今回はやはり、「 ​名は 文化と志 を表す​ 」をこれまでの予選以上に強く感じましたので、日本古来からの文化の一つである「 言霊 」という言葉は、使いたかったんですよね。​​

その後に続く言葉が果たして「 乱舞 」で良かったのか、というと、自分でも 詰めの甘さ を感じるのですが( )、いい加減ちょっとは睡眠をとらないと、今日のお仕事に差し支えますんで、一度 第1版 を上げさせてもらいます……。​


眠気は誤字を誘発する大敵なんですが……ダメだ……限界…………

第17弾 ​ へ続く





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Last updated  June 21, 2022 08:00:51 AM
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