あたしはあたしの道をいく

2011.09.03
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カテゴリ: 本@浅田次郎

【送料無料】夕映え天使

浅田次郎の短編集。



読み終えたのが結構前なので、思い返して書くことが難しい。

しかも、読んでいた時期がちょうど働き始めた頃なので、

細切れ時間でとびとびに読んでいて……のめりこんで読めてないの。



でも、久々の浅田次郎で、すっごく嬉しかった。

やっぱり浅田次郎が好きだ。

と思ったことは覚えてる。



掲題の『夕映え天使』はウマイ、と思った。

けど、それよりも深く印象に残っているのが『特別な一日』。



1999年が近づいた頃、世紀末思想と言うか、

地球の滅亡を題材にとった映画がいくつかあったと思う。

って言っても、『アルマゲドン』しか思い出せないけど。

(『アルマゲドン』は前彼との糞な思い出があるので、すぐに出てくるw)


【中古】 アルマゲドン (竹書房文庫)


そういう映画の中では、主人公とその周辺の人たちだけは

地球最後の一日を、特別な一日として過ごしてるけど、

地球最後の一日を普通の日として過ごしてる人たちの上に立ってるわけだよなー、

ということを今更に思ったわけです。



もし、今月末日に地球が滅亡するってことが分かったとしたら、

その最後の一日をおしゃれなレストランでディナーでも、と思うかもしれない。

でも、おしゃれなレストランでディナーと洒落込むには、

おしゃれなレストランをいつも通り運営しているスタッフがいなくちゃならない。

電力会社の人たちがいつもどおりに電力を供給してなくちゃならない。

そういう視点って欠けてたなー、と思って。



いつか必ず、地球最後の一日ってのがやってくる。

私が生きてる間じゃなくても、いつかかならず来る。

その時ってどうなってるんだろうって、何日も考えた。

じーんと後を引いたのが、この『特別な一日』だった。



そのほかはあまり印象に残っていない。





あーでも、小説読みたーい!!!!

仕事に復帰してから読書ペース落ちちゃって、すっごく辛い!

本が読みたいよう!







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Last updated  2011.09.04 00:32:36
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