日本版レコンキスタ宣言旅立った孫と子孫への私の人生卒業論文

< 新しい記事

新着記事一覧(全2618件)

過去の記事 >

2023.11.21

ブキブキ1939年昭和14年について

カテゴリ：テレビドラマについて

11月20日の放送から1939年の日本が描かれている。

史実に合わせることにする。

主人公笠置シズ子は25歳、作曲家服部良一は32歳　淡谷のり子は32歳　まだ出てはいないが美空ひばりは2歳、既に中国でスターになっていた李香蘭は19歳　ターキーと呼ばれた松竹歌劇団の水の江瀧子は24歳、誰か故郷を思わざるを歌った霧島昇は25歳、服部良一のライバルである古賀政男は35歳、当時の偉大な作詞家西條八十は47歳となっている。

1937年に盧溝橋事件があり

盧溝橋事件 - Wikipedia

結果として報復なのか通州事件がおきた

通州事件 - Wikipedia

そして南京事件となる。

南京事件 - Wikipedia

泥沼の日中戦争へと突入していく。翌年の1938年に、私が第二次世界大戦の扉を開いたと思われる当時の国際法違反の日本軍による重慶爆撃が行われた。

重慶爆撃 - Wikipedia

重慶爆撃をきっかけとして、蒋介石夫人である宋美齢の流暢な英語での米国における国民党への援助を引き出した。

宋美齢 - Wikipedia

1931年におきた満州事変から日中戦争において日本軍が優勢だったが、重慶爆撃から米国の支援を受けた国民党軍の攻撃が強固となり、経済制裁を受けた日本が孤立することになる。今のウクライナに侵攻するロシアと状況が似ている。

満洲事変 - Wikipedia

そして現在放映ブキブキの翌年1940年にドイツ・イタリアと三国同盟を結び、1941年に真珠湾攻撃となり日米が開戦したわけである。

1939年昭和14年笠置シズ子と淡谷のり子は7歳年齢が離れているので、淡谷のり子の目線ならば、完全に後輩になり、歌手の先輩としての振る舞いではなかったのかと思う。
淡谷のり子が日米開戦となり、政府の意向に逆らいスカートを履き通したのも、芸能界のトップという自負心からではないかと推察する。淡谷のり子がもんぺを履いてステージに出たら笠置シズ子後輩たちも右にならえになってしまう。私は淡谷のり子の揺るぎないリーダーシップを感じた。

史実ではのちに美空ひばりが笠置シズ子のものまねが上手く恐らく娘ほどの歳の離れた美空ひばりを可愛がったと思う。誰が美空ひばりの役をやるのか楽しみになった。恐らく歌のうまい子役になると思うが。確実に10代の演者と思う。

東京ブギブキ