単身赴任だぞう

単身赴任だぞう

2009年06月23日
XML
カテゴリ: 健康
前回の歯医者さんの項でお話した「インプラント」が今日のお題。

インプラントの詳細な説明は、その手のサイトにお任せするが、要するに、欠損した歯の代わりに、あごの骨に固定した支柱を立てて、その支柱に、かぶせ物をして、歯の代わりとするものである。

ブリッジは、1本の抜けた歯の両隣の歯をつないで欠損した部分をふさぐ方式だが、私のように連続して3~4本も歯が欠損してしまうと、ブリッジする距離が長すぎて、ブリッジは歯の噛む力に耐えられない。通常ならば、老人のように入れ歯を、はめたり、はずしたりするしか方法がない。
そこで、欠損した歯のあった部分の真ん中にインプラントを立て、奥歯の親しらずと、手前の歯と、真ん中のインプラントで、必殺「瀬戸大橋」を形成した。

今では、インプラントは歯科医のカンバンにも書かれており、知れ渡ってきたが、15年前では周りの人も誰もそのような治療法を知らなかった。
綿密に説明してもらったが、費用が40万円程度かかると言うことで、びっくり仰天。30歳にして入れ歯生活をするのか、40万円払うのかは明らかだった。歯医者嫌いが高い代償となったわけである。

さすがに、あごの骨にインプラントを固定する時は、歯科医は手術着を着て、私は口以外を覆いかくす布をかぶせられた。私は、歯科医の姿を見て、ちとビビッたが、結局は麻酔が効いており、このときも何ら痛い思いはなかった。今ならばもっと医学は進歩し、もっと簡単になっているのであろう。

歯科医は、あなたが、年に一度、通院してメンテナンスすれば、インプラントを10年間は保証する、と言っていたが、不幸にもその直後、私が転勤となり、結局、それ以来、その歯科医へ行っていない。

「喉元すぎれば熱さ忘れる」で、それ以降、またまた、10年くらい歯医者通いをしなかった。しかし、その歯医者の「10年間保証する」と言う言葉を思い出し、10年経ってしまった私のインプラントに、不具合が起こっていないだろうかと不安を胸に、地元の歯医者の門を、久々にたたいた。

幸い、インプラントに問題はなく、また新たな虫歯も発生していなかった。(新たに虫歯になるほど、自分の歯がないのだけれど)
これ以降は、こころを入れなおして、半年に1回、定期健診に通っている。いまも、虫歯は発生していない。今後は、歯周病に気をつけなければならない年齢となってきた。楽しい食事のためにも歯は大事である。

ちなみに、現在のインプラントはチタン製らしいが、私の頃には、サファイア製だった。私が死んだときには火葬の後、サファイアを回収するように妻に言ってある・・・。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年06月23日 23時51分56秒
コメント(0) | コメントを書く
[健康] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: