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カールホーンを駆動する励磁型のドライバーです。マクソニック社製のD102というこの励磁タイプの磁気回路を持つドライバーは、同形式のD101よりも更に希少な製品であり、同社のカタログに記載されてはいるものの、同社の当時東北代理店であったオーディオショップ店長ですら実物を目前にしたのは初めてと仰られていた位です。私も、他でD102を見たり、その存在を確認出来た例もこれまでに無かったのですが、関西地方に熱心なマクソニック愛好家がおられ、奇跡的に同氏とお会いしてお話をする機会は持てたのですが、残念な事に、滞在時間とかの関係もあってそのウーファー、カールホーン・ドライバー、それにツィーターの全てがマクソニック純正励磁型スピーカーというシステムを拝見する事は叶いませんでした。単体自重が20kgを超える2インチ口径最大クラスの励磁型ドライバーD101のバックキャビティー部に排圧調整口を設けてカールホーン専用ドライバーとしたのがこのD102です。スピーカーのカタログ実は、上記のカールホーンを入手した際に、励磁型のウーファーとツィータも一緒に譲って頂ける事になっていたのですが、その前にも別な方にJBLの375とゴールドウイングをセットで譲って頂いた時も、ゴールドウィングの特性を過去に使用して知っていた私は、375にはマクソニックの301を取り付ける事を決めていたので、他の愛好家に格安でお譲りしたという事がありました。その事と同じ理由で、アルテックの416や515と同様というより同じ出所のフレームと振動版を持つマクソニックの励磁型スピーカーよりも、TADの1601の方が目的に適していると判断した私は、ネームバリューよりもそちらを優先にして採用したのでした。ツィーターも同様の理由からJBLの2405を選んだのですが、超高音域の特性に不満があったので完成当時には色々なスーパーツィーターをプラスして試聴してみましたが、実質的には耳に聞こえていない筈の高音域の出るスーパーツィーターを付けた時と付けない時とでは体感に明らかな差が出る事を確認していますし、1601と特製キャビネットから出る20HZ以下の超低音域の存在も、部屋の脹らむような感じと耳だけではなく体中が圧迫される様な感覚すらも体験可能となり、M誌編集長であったN氏や、P社をはじめその他の複数の国内オーディオメーカーや外資系、海外メーカーのオーディオ機器設計者や担当者達がその音を実際に体験されて行かれました。
2024年11月09日
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中域にカールホーンを用いたスピーカーシステムです。カールホーンの裏側6550 ppp 真空管アンプ 右側 Wウーファー駆動6550 ppp 真空管アンプ 左側 Wウーファー駆動他の駆動 真空管アンプ吸着方式プレーヤーセンター・コントロール系統等
2024年11月05日
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