武田つとむファイナンシャルプランナー事務所　岩手 盛岡駅前

マイホーム新築の際は・・

外構工事で「舗装」をどうするか？

​​考える場面が出てきます。
　　　　　　　※最初から大手メーカーと契約

　　　　　　　　してしまったおバカさんは、

　　　　　　　　その予算が無いことになり、

　　　　　　　　「舗装」ではなく「砂利敷き」

　　　　　　　　で我慢することが多いが・・。

​​ 自分の頭で考える生活設計。




玄関アプローチとか、

カーポートとか、

舗装工事はどっちがどう

なんでしょうか？

​ ​《　アスファルト舗装とコンクリート舗装の違い　》 ​​

砕石や砂などの「骨材」と「アスファルト」

を加熱して混合したものをアスファルト混合物

（アスファルト合材・アスファルトコンクリート）

と言う。

このアスファルト混合物を敷き詰めてならし、

転圧をして施工するのが、アスファルト舗装。

加熱した際の温度は

実にプラントからの出荷時で160度以上、

施工も150度前後で行われる。

真夏の現場はまるで灼熱地獄のような暑さ

に見舞われるので、熱中症などの対策も十分に練らなければならない。

温度が50度以下になってはじめて解放できる

（車が走行できる）ようになる。それよりも高い温度で解放してしまうと

轍などができてしまう可能性がある。

土間コンクリート舗装とは？

全く別物のようなイメージだが、
実はコンクリート舗装はアスファルトの合材が
「コンクリート」に変わっただけのもの。

アスファルトと比べると非常に硬くて強いが、
柔軟性という点では劣る。
そのためコンクリートの中間部分などに
ワイヤーメッシュあるいは配筋
（鉄筋を配置すること）を施す。

アスファルトは薬品やガソリンなどをこぼして
しまうと劣化してしまうが、
コンクリートの場合はまず影響を受けることは

ほとんど無い。そのためガソリンスタンドなどでは

コンクリート舗装となっている。

アスファルト舗装のメリットとデメリット

メリット
・単価が安い
・冷えればすぐに使えるため、施工後

　数時間で解放できる
・工事にかかる時間が短くて済む
・排水性が良く静音性も高い

デメリット・耐久性が低いためひび割れ・凹みなどが

　できやすくたびたびの補修が必要・真夏の昼間などはうっかり触れると火傷

　してしまうほど高温になる

土間コンクリート舗装のメリットとデメリット

メリット
・固くて丈夫・耐久性に優れているため補修頻度が低くて済む
・真夏などでも表面の温度上昇が

　アスファルトと比べて大きく抑えられる

デメリット
・単価が高い
・温度変化による伸縮を考えて継ぎ目を作らな

　ければならず、施工後数日間の時間が必要なため、

　工事完了までに時間がかかる
・金鏝（かなごて）仕上げにすると表面は綺麗だが、
　雨の日などは非常に滑りやすくなる

《　施工方法の違い　》

【土を掘削して砕石を敷き詰め、転圧をして整地する】
この工程に関しては土間コンクリート舗装、

アスファルト舗装いずれであっても同様。

大きな違いは【掘削の深さ】で、

土間コンクリート舗装の場合、

一般的には10cmほどの厚さで施工するので、

掘削は20cmは必要になる。

一方のアスファルト舗装は

一般的に5cmほどの厚さで施工するので、

掘削は10cm～15cmとなる。

《　工事費用の違い　》

・土間コンクリート舗装
掘削300円～500円／平米
残土処分1,000円～1,500円／平米
砕石実費300円～400円／平米
コンクリート舗装7,000円～9,000円／平米
​平米あたり8,600円～11,400円程度​

・アスファルト舗装
掘削300円～500円／平米
残土処分800円～1,100円／平米
砕石実費300円～400円／平米
アスファルト舗装3,000円～4,000円／平米
​平米あたり4,400円～6,000円程度​

あくまでごく一般的な相場だが、このようになる。

土間コンクリート舗装はワイヤーメッシュや配筋、

目地などを入れる必要があるのでアスファルト舗装よりも手間が増え

単価も高くなる傾向にある。

なお、土間コンクリート舗装、

アスファルト舗装のいずれも施工面積が広くなるほど単価は下がる。

​　　　　　　　※​単価は2倍も違うけど、 一般的な

　　　　　　　　マイホームのエクステリアでは、

　　　　　　　　それほど大面積にはならないので、

　　　　　　　　その施工価格の差は、

　　　　　　　　「きちんと業者比較した結果」で

　　　　　　　　吹き飛んでしまう程度にはなります。

　　　　　　　　きちんと業者比較しないで、

　　　　　　　　当初から業者を決めて進めてきた人は、

　　　　　　　　追加予算を負担することになります。

　　　　　　　　そのお金が無い人は、

　　　　　　　　その舗装工事自体をあきらめて、

　　　　　　　　砂利敷きで我慢することになります。

　　　　　　　　新築された家で、外構工事が無く、

　　　　　　　　地面は砂利敷き・・という

　　　　　　　　寂しい家をよく見かけますが、

　　　　　　　　これらは皆、そういうことです。

　　　　　　　　外構工事もきちんと見積に含めて

　　　　　　　　計画する家作りをしたいものです。

まあ工事価格は倍違うけど、

実は吸収できてしまう金額だべ。

  ・・っと。

〇 商品販売をしない。　
〇 しがらみを持たない。

誇りをもって、愚直に、
消費者側に立ち続けて17年目の
ファイナンシャル・プランナー事務所。

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