PR
カレンダー
保険料年間70万円なんて、あり得ない。
アクセス数の多かった過去記事を掲載中です。
2015/04/20
自分の頭で考える生活設計。
『 ネット記事を読む 』
※消費者の視点。
保険料 年70万円、貯蓄が増えない!
2015/4/20
※今・・佐々木FPが作業着手
している、メール顧問会員の
Yさん(50代)と同じ、
「保険料・・年70万円」だったので、
つい目についた記事です。
定年も迫り、親の介護も現実問題に!
貯蓄も一向に増えません!
皆さんから寄せられた家計の悩みにお答えする、
その名も「マネープランクリニック」。
今回の相談者は、夫の定年が近くなり、
増えない貯蓄が心配な51歳の主婦の方。
ファイナンシャル・プランナーの井戸美枝さんが
担当します。
■相談者
石井和美さん(仮名)
女性/パート/51歳
神奈川県/持ち家・一戸建て
■家族構成
夫(51歳/会社員)、
長女(26歳/会社員、すでに独立)、
長男(19歳/大学生)
※ああ・・この家族構成なら、
生命保険が必要な人は
一人もいません。
保険料分のお金はすべて貯蓄に
廻した方がお得です。
■相談内容 財産は持ち家のみ、
貯蓄の一部(財形住宅)は家の補修費用です。
教育費は私大の学費があと3年。
そこで、仕事をフルタイムへ変えようとしたら、
私の母親に介護が発生しパートのままです。
また、義母が地方で一人暮らしの
義母も最近もの忘れがひどく、
様子を見にいくために交通費がかさみそうです。
定年まであと8年。
ここで何とか貯蓄をと焦るばかりで、
一向に貯蓄が増えません。どうしたらいでしょうか。
※生命保険料を70万円も払っていたら、
だれだって貯蓄が増えない。
すでに答えは明らか。
■家計収支データ
■家計収支データ補足
(1)住宅ローン
5年固定(次回見直し2017年12月)
金利1.15%、ローン残高1270万円、
完済予定2026年6月
(2)「保険料6万6000円」の内訳と加入理由
▼以下、内訳
〈夫〉
・所得補償保険(団体契約/月10万円)
=保険料1720円
・傷害保険(1年更新)=保険料980円
・医療保険(1年更新/入院5000円、通院3000円)
=保険料1370円
・定期保険(団体契約/死亡保障1000万円)
=保険料3120円
・ガン保険A(終身)=保険料1420円
・ガン保険B(終身)=保険料2250円
・低解約返戻金型終身保険
(60歳払済、死亡保障500万円)
=保険料2万7195円
・医療保険(終身、7大疾病特約、先進医療特約)
=保険料4650円
※よくもまあ・・ こんなに。
すべて不要です。
〈妻〉
・傷害保険(団体契約)=保険料700円
・定期保険(団体契約/死亡保障500万円)
=保険料935円
・医療保険(終身/入院5000円、先進医療特約)
=保険利用3597円
・総合共済(病気死亡400万円、病気入院4500円)
=保険料3000円
※ふぅ・・ もったいない。すべて不要。
〈第1子〉
・傷害疾病保険
(団体契約/入院5000円、
精神疾病・3大疾病、先進医療特約)
=保険料590円
・傷害保険(団体契約)=保険料810円
・総合共済(病気死亡400万円、病気入院4500円)
=保険料3000円
・医療共済(入院4000円、女性疾病特約)
=保険料1500円
〈第2子〉
・傷害保険(団体契約)=保険料1000円
・定期保険(団体契約/死亡保障200万円)
=保険料160円
※子どもたちにまで・・ もったいない。
いい加減にしよう。
▼加入理由
夫は、親戚が胃、大腸がんで亡くなっており、
本人もピロリ菌除去や大腸ポリープを取った
こともあるため、新規加入が出来ないと思うと、
心配で解約できない。
※そのように感じてもらえば、
保険屋は確実に儲かる。
第1子は、一人暮らしで生活が苦しいので、
保険だけは加入してあげているとのこと。
※「保険だけは」という発想が変・・です。
「保険にはできるだけ加入しない」
ということなら、分かるけど。
(3)親の介護について
( 略 )
(4)夫の退職金などについて
退職金は、1300~1500万円くらい。
夫は60歳定年、再雇用で65歳まで働く予定。
相談者のパート先は60歳定年なので、
定年前に再就職を探すつもり。
( 略 )
アドバイス1
貯蓄ペースを上げるなら
思い切った保険の見直し
貯蓄が一向に増えないというご相談ですが、
世帯の年間所得が776万円。
そのうち、貯蓄・投資に回っているのは40万円。
※このへんの言い回しがビミョウ・・です。
わざわざ「投資」という言葉を
入れているのは、金融業界への配慮?
新聞・雑誌やこのようなネット記事でも、
大切なスポンサーの存在があります。
保険業界や金融業界は、強力な
スポンサーになっています。
登場するアドバイザーも、業界人か
そのお友達・・ということがあり得ます。
アドバイスのすべてを
鵜呑みにしてはいけない。
家族構成や住宅ローンを考慮しても、
貯蓄率は低いと言わざるを得ません。
しかも、毎月の収支は赤字ですし、貯蓄は
まったくのボーナス依存という点も問題です。
貯蓄の足を引っ張っている要因は何でしょうか。
それは明らかに保険です。
※当たり前。
自動車保険や火災保険も加えると、
年間に支払っている保険料は約83万円。
※ひどい話・・です。
ここを見直すことが、貯蓄を増やす
もっとも確実な方法と考えてください。
具体的な見直しですが、まず、ご主人は
死亡保障1000万円の定期保険と
2本加入しているガン保険のどちらかを残して、
※残す必要はまったくない。
あとはすべて解約します。
ただし、
低解約返戻金型終身保険は、中途解約すると
支払った保険料の6~7割しか戻ってきません。
加入しても間もないなら解約をおススメしますが、
ある程度、保険料を支払っているなら、
貯蓄と割り切って継続してもいいと思います。
※そんなふうに考えてはいけない。
ここでするべきは・・
1 解約で損をする金額の確認。
2 そのお金で住宅ローンの繰上返済
をした場合の利息節約額の確認。
1と2で、2の方が大きいことはよくある。
その場合はもちろん、終身保険は解約!
奥様は、医療保険か共済のどちらかを残し
※残してはいけない。
(死亡保障が必要なら共済)、あとは解約しましょう。
※このケースで妻に死亡保障が必要
ということはあり得ない。
2人のお子様にいたってはすべて解約でいい
と思います。
※「思います」ではなく、
できるだけ早く解約!・・したい。
保険料がもったいない。
結果、浮いた保険料は2万4000円ほど
(低解約返戻金型終身保険を継続した場合)。
これだけで、年間30万円貯蓄が増えることになります。
※中途半端なことをするから
その程度になる。
すべて解約して年70万円貯めればいい。
死亡保障は、
基本的に養う家族のために確保するものです。
ご主人の場合、子育てもほぼ終盤。
1000万円は妥当でしょう。
奥様はあっても200万~300万円。
お子様は不要です。
※「業界とその仲間たち」の・・
このような言葉で騙されてはいけない。
現在の家族状況では夫婦ともに不要。
医療保障についても、必要最小限にとどめ、
※だまされないように・・。
医療保険には入らない方が、
確実にお得。
若い人はほとんど不要と考えていいと思います。
※「業界とその仲間たち」の言い回し。
若くても年寄でも、生活設計的には
加入しない方が確実にお得。
奥様は、ご主人がガン家系であることを心配されて
いますが、たとえば胃ガンの平均入院日数は25日、
かかる総医療費の平均は45万円程度です。
これならば貯蓄で十分カバーできます。
※ここだけは、いいことを言っている。
( 以下略 )
※アドバイスする人が仮に有名でも、
「業界とその仲間たち」
ということは、よくあることです。
消費者の立場に立っている
ように見えたとしても、
そのまま真に受けてはいけません。
雑誌などによく登場するということは、
その媒体に沿った発言をする人
・・と、認められているということです。
消費者側に立っているとは限らない。
話をまるごと真に受けてはいけない。
生命保険料 年70万円 ・・っと。
〇 商品販売をしない。 〇 しがらみを持たない。
誇りをもって、愚直に、
消費者側に立ち続けて16年目の
ファイナンシャル・プランナー事務所。
《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。
「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。
《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や
当事務所との関係を確認の上、右記へ
fpst@axel.ocn.ne.jp
メール顧問会員は、指定した月日のみに受付けます。
車が壊れたので新車を ローンで買うか? 2024/09/26
家5千万 老後資金2千万 のための年収は? 2024/09/24
世帯年収850万 4400万円の家が欲しいです 2024/09/18
キーワードサーチ
フリーページ