PR
カレンダー
70歳から受給予定でしたが、
その前に亡くなりました。
全くもらえないのは おかしいです。
※おバカさんです。
「保険」の仕組みを理解しましょう。
年金も「保険」という大きな仕組みの中で
運営されています。
自分の頭で考える生活設計。
1級FP技能士 武田 つとむ
発見したばかりの Q&A
記事を取り上げて、
コメントしています。
STOP WAR! STOP PUTIN!
Q
年金受給について教えてください
妻の両親ですが
1・主人(妻の父)は民間会社で働いていて、
付加年金もかけていました
70歳からもらうようにしていましたが、
病気で70歳で亡くなりました
2・奥さん(妻の母)は地方公務員で共済でした
3・主人が亡くなってから、
母は主人の年金が少しでももらえないかと、
年金事務所に
聞きに行ったところ、
母の年金の方が少しだけ多いので、
多い方をもらいなさいと
言われて、
※はい、そういう仕組みになっています。
夫が亡くなったことで、遺された妻の
収入が少なくて暮らしていけない
レベルの場合は、遺族年金が支給
されるようになっていますが、
妻の年金額が多い場合は 遺族年金は無し
ということが、普通にあります。
当事務所 顧問会員の事例を示します。
《 妻の年金が少ないケース 》
夫死亡後の遺族年金がたっぷりもらえます。
※ 《 妻の年金が多いケース 》
夫死亡後、遺族年金はもらえません。
父の年金は、長年かけてきていたのですが、
1円ももらえないとのこと
でした
つまり、
父は老後のことを思って長年かけてきたのに、
全くもらえないという
仕組みはおかしいと思います
・・・とりあげられてしまったのです
※おかしいことはありません。
保険本来の仕組みです。
長生きした場合のリスクに備えるのが、
「年金保険」の基本的な目的です。
加入者全員が儲かっていたら、
仕組みの継続ができません。
二人ともかけていたのに、どちらかが先に亡くなったら、
どちらか少しでも多い
方しかもらえない
という仕組みは全く納得できません
もしそうだとしたら、
国会議員の方、おかしいと思われませんか?
※ぜんぜん おかしくありません。
年金制度を継続するためにも、
「保険」の仕組みを維持するしかありません。
税金ですべてを賄うことはできません。
借金ですべてを賄うこともできません。
少しでももらえることはできませんか?
母は今も元気です
専門家の方、アドバイスをお願いします
※私たちは「皆保険制度」の元、生活しています。
そのことをしっかり理解しておきましょう。
「わずかなお金で万が一に備える」
相互扶助が「保険」の基本的な仕組みです。
言い方を変えれば、
「加入者みんなの損で 万が一に備える」
ということであり、言ってしまえば、
「保険加入は お金を失うこと」
でもあるということを、認識しておきましょう。
※「国民年金」だけ「保険」が付いていないのは、
「保険」の原理を逸脱しているからです。
将来払われる年金の半分は「税金」で賄われます。
払った分よりはるかに多額のお金を受け取る
ことになり、もはや「保険」ではありません。
だから「社会保険」でありながら、
「国民年金」だけは「保険」が付きません。
「将来もらえるかどうか
分からないので 国民年金は払いません」
などというのは、非常に愚かな行為です。
強制加入ではない 民間の生命保険に加入して
いる人たちの行動は、もっともっと愚かですが。
A
年金は「うっかり長生きしてしまった」と言う
保険事故に対応するための保険です。
死んだ人はどんなことがあっても受給できません。
自動車保険を考えれば分かります。
「事故を起こさなかったので一度も
保険金を払われなかった。不公平だ」
と言っているのと同じです。
遺族年金は残された遺族の生活保障のためです。
金儲けのためではありません。
遺族本人が十分な年金を受給するなら
それ以上の資金は不要だ、と言うのが考え方です。
> 少しでももらえることはできませんか?
できません。
A
その認識ならおかしいけれど、
その認識はまったくちがいます。
妻は公務員で自分の年金が高いので、夫死亡による
遺族厚生年金は受けられないということになりますが、、
それと夫の老齢年金は別物です。
70歳から繰下げ請求をしようと思っていたが、
請求前に死亡した場合、、
死亡により繰下げはできませんが、65歳から
開始となる本来請求をすることになります。
65歳から死亡までの、
夫に支給されるはずだった数年分の年金は、
未支給年金として妻に支給されます。
未支給年金請求をしたはずですよ。
数百万が未支給年金として支給されます。
1円も欠けることなく支給されますよ。
繰り下げ希望による待機中に死亡した場合は、
65歳から受け取るべき年金が未支給年金
になります。
請求もしていないのに、チャラになったら
繰下げを希望する人はいなくなると
おもいませんか、、、
A
気持ちはわかりますが、年金制度の趣旨と
法律から言うと、まったく問題はありません。
①「老齢年金」は、本人が長生きしたときに、
老後の生活費にするためのお金を支給する制度です。
②「遺族年金」は、夫が亡くなると、
専業主婦や小さな子供が生活できなくなるため、
それを救うために作られた制度です。
・本人は長生きしなかったので老後の生活費は
必要なく、①の「老齢年金」の支給はありません。
・子供は成人しているし、妻は専業主婦でなく、
多額の「老齢年金」をもらえるので
老後も生活することはできますから、
②の「遺族年金」を支給して救う必要はありません。
隊長! また おバカを発見しました!
・・っと。
《 質問希望? 》
ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。
「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。
メールでの質問や相談には 記事上で回答します。
《 顧問会員希望? 》
9月で事務所業務終了予定なので、新規会員の受付は行いません。
〇 商品販売をしない。 〇 しがらみを持たない。
誇りをもって、愚直に、
消費者側に立ち続けて22年目の
ファイナンシャル・プランナー事務所
(有)エフピー・ステーション
( この9月をもって 業務終了予定です )
岩手県盛岡市盛岡駅前北通り7-22-103
電話:019‐629‐3115 FAX:019-629-3116
メール:
fpst@axel.ocn.ne.jp
宅地建物取引業免許:岩手県知事(5)第2138号
( 宅建業:8/20付けで廃業届け提出しました )
FP事務所は業務を終了しても、
当ブログは その後も継続して、これまで同様、
消費者側に立った情報発信をしていきます。
また、
これまで メール顧問会員をサポートしてきた
「不動産購入」や「マイホーム建築」の「実行支援」
も、希望者があれば 実施していきます。
具体化したら、内容を発表します。
年金は月17.4万円です かなり有難いです 2024/08/28
年金を繰上受給する人 なぜ少ないのですか? 2024/01/26
年金月額124000円 手取りはいくらになる? 2023/12/21
キーワードサーチ
フリーページ