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MoMo太郎009さん
スナフキーさんコメント新着

自動車が今ほど普及していなかった昭和30年代、旅行の手段として主に利用されていたのが鉄道でした。その時代には幹線といえども非電化(電車ではなく汽車やディーゼルカーが走る路線)の路線もあった時代、北海道から九州にかけて活躍していた国鉄の車両がありました。その名は国鉄キハ58系、1961年から1969年までの9年間で2000両近い数が製造(北海道向け及び信州向けの車両を含む)され、急行(準急)列車から快速、普通まで幅広く運用されたので「キハ58系」という名前は聞いたことないけど、この車両の顔を見れば思い出すのではないでしょうか?
↑この車両はJR四国の車両ではないのですが・・・。(キハ58596+キハ282119 糸魚川駅にて)
そんなポピュラーな車両でしたが、非電化区間の電化や車両時代の老朽化によってかなりの数が引退してしまいましたが、今なお東北や中国、四国で活躍しています。
ちなみに、私とこの車両との出会いは古く、実家の近くを走る国鉄阪和線を急行列車として走っていて、私にとっては憧れの車両でした。いつもディーゼルの排気ガスですすけていたけど。そんな憧れの車両に初めて乗ったのは、小学6年生の時の修学旅行の時でした。当時はブルートレインがブームだったんですが、私はすすけて華のないこの車両が好きだったのでとても喜んだものです。
前置きが長かったのですが、先日の四国への出張の際に乗車する機会がありました。列車は高知発阿波池田行きの普通列車です。懐かしいエンジン音を響かせながら停車していました。


車内に入ると、かつての向かい合わせのシートがずらりと並んでいた室内は、ドアの近くがロングシートと釣り革の通勤仕様になっていました。かつての急行列車で使われていた面影はありませんでした。

↑室内です。左はキハ58199、右はキハ282002

↑ドア付近はこんな感じです。
いすも新しい物になっていましたが、前の席との間隔が広くて窓の下にある出っ張りも懐かしい。この出っ張りの中はヒーターになっていて、足を置くと今の時期なんかホカホカでしたよ。
↑足元にはヒーターがある(銀色の箱みたいなところです)
窓も一枚窓の大きなもので、しかも開くんです。今の車両は窓が大きくても開かないものが多いですからね。
↑土佐北川駅に停車中。鉄橋上にある駅。

↑大きな窓で開閉可能。修学旅行の時、全開にしていました。
走り出すとその懐かしいエンジン音を聞きながら、のんびりと阿波池田まで過ごしました。途中の新改駅ではスイッチバックを体験するなど、今のあくせくした時代になんとも贅沢な旅を満喫して来ました。
ちょっとマニアック的な話しをすると、この日の車両は阿波池田側からキハ28 2002+キハ58 198+キハ58 199の3連で、キハ28は昭和36年製造、キハ58は昭和37年製造でした。キハ28に至っては、全国的にも一番古いキハ58系だそうです。
ただ、この車両を含めてこの先いつまで走ることができるのかわかりませんけど、一日でも長く走って欲しいと思いました。
↑キハ282002(四コチ) 東急車輛昭和36年製造

↑キハ58198(四コチ) 日本車両昭和37年製造
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