あけやんの徒然日記

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あけやん2515

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2021年02月21日
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カテゴリ: ニュース
​​ ​​ ​ 再生可能エネルギー​ の代表格である 太陽光発電 ​​ を巡り、全国で少なくとも138の自治体が、施設の設置を規制する条例を定めていたことがわかった。東日本大震災後、導入拡大が図られた一方で、景観の問題などから各地で住民の反発が相次ぎ、対応を迫られた自治体が、「防衛策」として独自ルールを定めた背景が浮かぶ。【読売新聞オンラインから引用】

​  今日のこの話題は、ご家庭の屋根や会社・工場の屋根に太陽光パネルを乗せて、自家消費されていることに関しては一切問題はありません。むしろ、山を切り開いて無秩序に太陽光パネルを敷き詰めて、それで発電した電気を電力会社へ売って金もうけしようとしている奴らに対して、私はかなり違和感を感じているというものです。まぁ、太陽光発電自体、私はどうしても怪しいものって感じていたので、昨今本文のような問題が上がっているのは、もっと問題視していいと思っています。

 さて、太陽光発電が急速に注目されたのは、あの2011年3月11日の東日本大震災における原発事故だと思っています。太陽光発電だったら発電時には二酸化炭素を排出しないクリーンなエネルギーと言われているものに対して、原子力発電の場合は事故った場合の影響の大きさ、事故らなくても放射性廃棄物の問題などがある、火力発電は二酸化炭素や窒素酸化物などの排出ガスの問題、水力発電の場合はダムの問題などどうしてもマイナスなイメージで語られることが多く、実際にそのようにとらえている方も多いのではないかと考えています。
 しかし、太陽光発電の場合は発電時点では排出ガスなどが発生しないクリーンかもしれないけど、パネルそのものの寿命は原子力や火力、水力と比べて20年程度と圧倒的に短いし、そのパネルの廃棄に関してもパネルそのものの再利用はほぼできないので粉砕して産業廃棄物となれば、この先膨大な量のパネルが発生することとなりますから処分地の問題がでてくるでしょう。
 そして、なにより太陽光発電の場合の大きな欠点としては、「お天気任せの発電」と「変換効率の悪さ」でしょうね。原子力や火力は天気に関係なく発電できるので安定して電力供給ができるし変換効率も高いわけですが、太陽光はそうはいきません。太陽光発電でもメガソーラーとよばれる広大な敷地に太陽光パネルを敷き詰めたところがありますが、日本最大級のメガソーラーといっても出力26万kW。これはこれでとてもすごいことなんですけど、火力発電所だったら例えば関西電力の堺港発電所が1基40万kW、原子力だったら高浜発電所で1基82万kWとか87万kWなんです。全然レベルが違うわけですよ。
 だからより大きな出力にするには、広大な土地を必要とするわけですが、そのために山が削られてそこに太陽光パネルを置くというのは違うでしょっていうことです。山の木々があるおかげで二酸化炭素の吸収を行い、水を守り、洪水を防いでいるはずなのにそれを切っちゃだめでしょ。その場所が例えばかつての採石場の跡地というならまだしも、「山削ることありき」だから本文のような問題になるというものです。
 あと、FIT法とよばれる再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度といったバカげた政策のせいで、「太陽光で儲けよう」という連中が一気に参入(おそらくそこに政治屋も絡んでいるはず)、東日本大震災における原発事故による被害のインパクトが強すぎて、ロクに制度設計せずに進めた結果が本文のような結果になっているのではないか、と私は見ています。
 ついでにいうと、太陽光発電所の場合は、設置者がよく変更となるということを聞きます。要するに、設計・施工してしばらく運営してそれをよそに転売、さらに転売など短期間で設置者が変わってしまってそれを自治体が把握しきれていない、なんていうことを聞いたことがあります。事業の撤退・参入はもちろん自由でしょうけど、責任の所在や事故・トラブルの時の対応など自治体だけでなく、地域住民も不安でしかないでしょうね。
 もうここまで来てしまっては、自治体レベルで条例などで制限かけていくしかないでしょうね。地元を守れるのは地元の自治体しかないのですから。

 長々と書きましたが、太陽光発電をめぐって地元住民と業者が対立しているという話は、ちょくちょく聞くことがあります。業者は事業するにあたって地域住民との共存していかないといけないと思うのですけど、太陽光発電の業者に関してはあまりそのような意識がないんじゃないか、って思えて仕方ないんですよ。私が太陽光発電に関して違和感を持っている、むしろ怪しいと感じているのはこういったことがあるためなんです。
 冒頭にも書きましたが、自家消費でご家庭や会社・工場の負荷低減に役立てているところにあっては、上記の対象外ですので念のため・・・。







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最終更新日  2021年02月21日 21時21分04秒
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