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2024年11月30日

リッチ・ピアレンツ＆スチューピッド・チルドレン

テーマ： ★つ・ぶ・や・き★(548881)

カテゴリ：懐古趣味的生活行為

家計簿をつけていて、値上がり顕著な電気代。
ウチの契約は、夜間電力を利用するオール電化住宅なので、
あたしは、その契約料金表を確認して、午後5時以降にしか、屋内灯を点灯しない。
炊飯器も。
（英語教室の時は例外）なので、最近は暗くなるのが早いものだから
室内は、暗いのである。ストーブの燃えるさまが美しい。というわけ。
そこいらの電気を切りまくって、
昨年対比８％減！を実現。やったね！とか思っている。
待って！最近、、給湯器の故障で入浴しなかったよネ？そのせいか？？（あれれ）

"Rich parents and Stupid children" という単語は、
すでに半世紀前、あたしがデンマークに留学した時に、
先のアカデミーの、国際クラスの秘書であった、キーステン（中年女性）から、あるいは、
助手（若い男性）のイエンスから、よく聞いた単語だった。正確には、
ご本人たちの名誉に関することであるから言うが、
面と向かって言われたことは無い。
（級友たちに、彼らは一体なんでそんなに興奮して話してるの？とか聞いたときに、
メキシコからのマルコとか、レオネルが、、よーするに、、R＆S　のことだと思うよ。と言ってくれたりしたので・・。）

秘書室にはでっかいコーヒーメーカーと。お紅茶のでっかい土瓶が置いてあり適宜学生はそれを目指す。（要するにさぼるわけ）そこでの会話も、
秘書のキーステンとイエンスが喧々諤々やってることが多かったから、。
大部分は英語ではあるが、時々デンマーク語になる。
予算のことだと思った。

当時デンマークは、DANIDA（ダニダ）という、外国人学生向けの
教育施策を実施しており、発展途上国（主にインド・アフリカ・南アメリカなど）からの留学生を積極的に行け入れていた。ダニダの最初のDはおそらく、デンマーク、
最後のAは、アソシエイション、だと思うが、中間の文字の略語は知らない。
おそらく、
デンマーク国際教育援助協会（勝手に想像した名称）とかなんとかの意味だったのだろうとは思う。

学生は、皆優秀かつ常識的で、全く教育環境にはストレスがなく、
日本の大学と変わらない。変わっている事と言えば、
先生の名前は単に名前だけを呼び捨て、（呼び捨てにはあたしは考えるところがあって、これが失礼な事とは思わないで、単に文化の違いだと思ってるけど）、発言しないと存在しないモード、院とおそらく同じで、自分のテーマがある場合はその目的に向かって、自分で組み立て、自分で協力者を探し、自分で仕上げ、これでどや、式であった。
教授連より秘書がえらい。仕切っている。

この制度のおかげで、あたしは、大学からの短期の旅行も長期の旅行も自己負担なく参加できた。しかも、授業料は要らないし。なんという幸運であろうか。
今現在、わが国でも教育の問題が、良くなる、、とは反対に向かっていると感じるので、より一層、自分の幸運を実感する。いくつになってもだ。

1990年に、2人の子供を連れて、欧州再訪した時に、
アカデミーに立ち寄って、当時の助手であった、イエンスに再会。
彼は教授になっておられた。少しだけ話す。
あの時とは制度も、金額も、受け入れ態勢も皆変わってしまっています。
とかの話をした記憶があるが・・。それもまた、昔のことだ。