Over The Moon.

Over The Moon.

2005年06月07日
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カテゴリ: *その他*
私が取っている授業に
『国語科教育法』というのがあります。
要するに、国語の教員免許を取る人のための授業です。
教職取ろうかと思ってる私も取ってるわけです。


授業の始め。
いつものように先生がおもむろに
黒板に詩をひとつ書く。


先生「今日は
   入澤康夫さんの『未確認飛行物体』」

やかんが出てくる詩でした。
やかんがあって、
もしかして空を飛ぶかもしれない、っていう詩。

でも今日は詩の最後三行がなぜか空欄。

先生「この続きに何が来るか
   ちょっと考えてみて」

・・・続き?

何がくるんだろう・・・


私は詩をばっと読んで
きそうな文面を三行書く。


先生「じゃあ誰かに発表してもらいましょう
五月さん

いきなりかい。


指名されたので
前に出て書く。


文面は割愛しますが
自分でもいい感じかなーと思ってたので

先生「いいねー」

褒められてやたら嬉しかったです。



で、何が言いたいかというと、

やっぱり国語の授業では
こういう 自分の発想力を出す場面も必要だ と実感したということ。

私はこういう自分で作る系な作業が好きなんですが、
それは多分既存のテーマに沿って考えるだけじゃなくて
自分で自発的に脳を働かせる部分があるからだと思うんです。

特に国語でふっと出てくるこういう作業が楽しいと思えるのは、
「国語で独創性を求められることはない」 とまず皆思っているから。
というか普段そんなこと考えもしないから、
「自由に考えてみて」 という課題が効果的に感じられる。
場面転換というか、意外性ですね。

美術なんて独創性勝負の授業ですが、
そんなに心から楽しいと思う人が(多分)少ないのは
1時間なら1時間、自分の発想力のみを求められているから。
慣れてないから疲れるし、ネタ切れを起こすこともある。
そもそも美術は発想力を求められる授業だと分かってるから、
そんな作業が取り立てて楽しいというわけでもない。

でも国語は
「教科書を読んで先生に当てられてそれに沿って進む」 という授業だから
急に 「テキストを置こうか」 となると
文字通り先が読めなくなる。
だから楽しいんです。
いつもテキスト置いてちゃだめですけどね(笑)。
時折教科書からそれて
自分の好きなように想像力を羽ばたかせる場があってもいいと思います。
そういうスパイス的なものを入れることで
多分国語の時間は、もっと楽しくなる。はず。


でもここで求められるのは、教師の腕。
それがないと効果的にも何にもならない。
難しいですね。


でももし自分が万が一教師になったとしたらやってみたい。
国語って凄く楽しいんだから。
全員に好きになってもらおうとは思わないけど、
もし授業するとしたら、
教室の誰かが「国語楽しいかも」とちらっと思ってくれるような授業がしたい。


・・・そんなことを思いました。



あー国語の先生もいいなぁ。
この『国語科教育法』、すっごく楽しいしためになるから
いつもこれ出るたび「教師いいかも」とか思うんですけどね。
実際難しいけど。

まあとにかく
国語は楽しいです。
そういうこと。





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Last updated  2005年06月07日 21時06分11秒
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