Over The Moon.

Over The Moon.

2006年02月28日
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カテゴリ: *趣味の世界*
家に帰っても何もすることがないので
昼過ぎから本屋に行って立ち読みしてきました。
読んだのは時雨沢恵一『リリアとトレイズ(上・下)』と
恋愛小説(ハードカバーで、何かで1位に選ばれたやつ。題も作者も忘れた・・・)です。


『リリアとトレイズ』は、私の気に入りの作家さんのライトノベル。
いつものテンポで楽しく読めました。
今更だけど独特の作風だよなぁこの人。
展開は漫画っぽく、キャラは我が強く、セリフで読ませる。
地の文をあまり書かず、風景描写も少ないというか。
でも軽すぎない。全体はかちっとしてて浮いた感じがない。
例えて言うならドイツ的な何か(←例えが謎)。
雰囲気はロシアですが。


もうひとつの恋愛小説は、一度も読んだことがない作家さんのものでした。
どうやら私と2歳ぐらいしか違わないようですね、この作者。
大学生の主人公と、高校教師との切なく熱いラブストーリー。

この小説が指示されるのは、やはり主人公が一途だからでしょうね。
先生が好き、でも無理、でもやっぱり、っていう自問自答の奥には
壊れそうな強い愛情がうごめいています。
そしてそれと同等の愛情を、先生の方も抱いている。
両者は惹かれあっている。でもその想いは決してかなえられることはない。
逃れられない感情を振り切ることほどパワーのいることはありません。
そう、おそらく「好きでい続ける」ことよりも、
「好きだけど諦めなきゃいけない」想いの方が、何倍もの力と吸引力を持っているのです。
しかも主人公だけじゃなくて、相手もそう思ってる。
だからこの小説には力があるし、惹かれるのです。

全ての人が幸せになれる結末なんて
なかなかないのは分かっているけれど。
ここに描かれている恋は悲しく、そして青春の輝きと切なさを帯びています。



4時間近く立ち読みしてたら流石に肩が凝っちゃった・・・。
頭を上げるとあれ、外は暗い。
恐るべし本の魔力。





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Last updated  2006年02月28日 19時52分38秒
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