Over The Moon.

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2006年05月24日
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カテゴリ: *日々のこと*
『たとしへなきもの』

正反対のもの。

『夏と冬と 夜と昼と』

枕草子六十八段。

『雨降る日と照る日と 人の笑ふと腹だつと』


今日の2限は
清少納言の『枕草子』を、色々見比べる講義。
古典というのは諸本によって異同があり、
それによって解釈が全然異なってくる。
それを読み解きつつ、自分なりの解釈と読解力を育てる。


今日のは「~のもの」を集めた、
いわゆる類聚的章段「たとしへなきもの」が中心。


『老ひたると若きと 白きと黒きと』

清少納言の何が凄いか。
やっぱりその、感受性の高さだと思う。

『思ふ人と憎む人と』

ただ単に正反対なもの(夜と昼、雨と天気とか)だけじゃなくて
同じ人間の中にある「たとしへなきもの」を著している。

『おなじ人ながらも こころざしある折と かはりたる折は
 まことにこと人とぞおぼゆる』

なるほどなぁ、と思う。


今朝、なんとなく気分が良くなくて
何に対しても否定的な(?)気分になりそうだったんですが
枕草子を読んでたら、落ち着いてきました。


同じ人でもふとしたときに違ってくる。
それは認めていいことだ。

でも気分が違うからといって、
人に八つ当たりしてはいけない。
『まことにこと人とぞ』思われてしまう。


うむうむ。先人は凄い。
学ぶところが沢山あるなぁ。





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Last updated  2006年05月24日 21時14分16秒
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