Over The Moon.

Over The Moon.

2006年07月23日
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カテゴリ: *能関係の日記*
「コレどう着るんですか」

中国人留学生の女の子
着物を着るのは初めて。

私「まずこの襦袢はおってください。
  あ、 雉ちゃん(仮名) やってくれる?」

雉ちゃん「うん」

今日の舞台で仕舞を出すのは3人。
犀ちゃん(仮名) と、 そのお友達 と、留学生の子。
3人とも女の子だから、もっぱら私と雉ちゃんは着付け係。


1回生「どどどきどきしますねぇ~」

そりゃそうだろうね(笑)。

1回生「ああ緊張してきました~」

私「まあ落ち着いてやれば大丈夫だって。
  はい、前向いて」

人に着付けるのも、ちょっとずつ慣れてきた。
肌襦袢、襦袢、紋付、帯、袴。
一生に一度の初舞台
着崩れることがないように、しっかり着付けてあげる。


「宝生会さんお呼びです」

楽屋外に行くと着付け終わりの 鴨くん(仮名)

鴨くん「この次なので舞台袖にお願いします」

私「はい了解」

女の子を見送って、私は見所へ。
ビデオをまわすために。



自分が初舞台を踏んだとき
まだ何も分からなくて、手取り足取り教えてもらった。


猿さん(仮名) 「・・・謡はでかいほうがいいです」

犬さん(仮名) 「間違えてもばれないから自信もって」

猫さん(仮名) 「ちゃんと上手くなってるし、稽古どおりやればいいよ」


教えてもらったことは
知らず知らずのうちに身になっていて
同じことを言ってる自分がいることに気づく。

・・・きっと先輩の先輩もそう伝えてきたんだろう。
そしてその稽古・その励ましが
間違いなく新入生の支えになるんだ。



二階席からみんなの舞台を見守る。


留学生「月宮殿の~・・・」


みんな最初はどうなるかと思ったけど


一回生「わしのおやまの~・・・」


見違えるように上手くなった。


犀ちゃん「かくて時日を~・・・」


そして勿論、地謡も。



・・・私
全然うまくないのになぁ
いつの間にか3回生で
いつの間にか教える側になっている。

意外な思いもあるけれど
一方で順当だな、という思いもあり
今の私がいることには、全然戸惑いがない。
私は確かに3回生だ。


それでもいつの間にか
私が宝生会にいられる時間も
折り返しを過ぎてしまっているのだ。



師匠(仕舞)「今日の舞台はどうでした?」

舞台後、師匠からメールが来て

私「おかげさまで無事に終えることが出来ました。
  みんなバッチリでしたよ!」

と送ったら

師匠「それはよかった! お疲れ様でした!」



次の舞台は
師匠初主催の、9月末の会。
その後は自演会が待っている。


残された時間を有効に使って
いつものように楽しく、マイペースで
頑張っていけたらと思います☆





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Last updated  2006年07月27日 17時48分17秒
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