高齢男性を対象とした調査の結果、1日30分の運動を週6日間、取り入れた人は、運動をしない同年代の人に比べて、死亡リスクが40%低下する可能性があるとした調査結果が、15日の英スポーツ医学誌「ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・スポーツ・メディシン(British Journal of Sports Medicine)」に発表された。
ノルウェー・スポーツ科学大学(Norwegian School of Sports Sciences)のインガル・ホルメ(Ingar Holme)教授率いるチームが実施した調査によれば、高齢者が定期的に運動を行えば、強度にかかわらず少量の運動で、健康面で禁煙と同じくらい有益な効果がもたらされるという。