健康増進 病気予防 抗加齢(アンチエイジング) 長寿 統合医療 ダイエット 競技力 豊かさ 幸せ探求

フリーページ

知的健康法


研究所設立


健康セミナー


食育勉強会


葉酸の重要性


奇跡の脳を創る


受動喫煙防止


上手に禁煙


私の卒煙経験


若返り医学


ガン治療


やる気と免疫


心の病気


アトピー


自己免疫疾患


糖尿病


肩こり・腰痛


かぜの治療


野菜の重要性


正常分子栄養学


ストレス解消法


かかりつけ医


医療の現実


脳卒中の予防


善い離乳時期


医師選び


健康知力


体内浄化


新医薬部外品


瀕死の小児医療


不妊症


健康セミナー評価


骨粗鬆症


患者学


不妊症 2


医薬品の実態


脱・医療費亡国論


勤務医が辞める理由


医療崩壊


医師の自殺・過労死


新型インフルエンザの予防策


医師と製薬会社の関係


災害時の口腔ケア


健康政策原典


食源病とは


健康とは


食生活の改善


身体の質


健康管理指標


ガン予防


混合診療


統合医療


健康オンチ


亭主を早死に


安全な水とは


食の提言


お手軽運動


賢い子の授かり方


米国小麦戦略


乳酸菌


筋肉の可能性


長寿の秘訣


加齢医学最前線


抗加齢最新情報


毒出し健康法


社員元気で会社も元気


サプリベビーは賢い


抗加齢医学


油脂の摂り方


粗食のすすめ


野菜ジュース


食育のすすめ


マクロビオティック


健康法活用実態


最新の運動法


睡眠指針12か条


農業を日本の先端産業に


備蓄リスト


メンズヘルス


妊娠の心得


高齢化社会


統合医療2


子供の体力低下


放射線健康効果


長寿と性格


活性酸素とは


活性酸素関与疾患


抗酸化物質


参考書の要約


サプリ選び方


サプリ優先順


ピカイチサプリ


プラセボ効果


栄養機能食品


効用表示


健康食品評価


健康食品誇大広告


薬と食物飲み合せ


簡易サプリ選び


特定保健用食品


最新サプリメント情報


サプリ法制化の遅れ


ビタミン


サプリメントの医療費削減効果


サプリQ & A


起業・複業


健康産業の将来性


就職否定&起業


副業意識動向


家計が疲弊


厚生年金


国民年金


働くことの意識


勤労者の悩み


パワハラ実態


起業十戒


若者はいま


今後残る仕事


05年大予測


生活保護世帯


中高年フリータ急増


財政借金は深刻


経営の原点12箇条


老後の不安


給料が半分に


長時間労働深刻


残った日数は?


プロ意識


おカネがあれば


老親が心配


団塊の勤労意欲


日本人の給料


ご縁を活かす


格差社会の現実1


賢いマネーライフ


年金見込水準破綻


格差社会の現実2


雇用が奪われる?


所得格差過去最大


親の勘違い


年金がわかる


20の勇気


欠陥年金


子ども格差


日本を襲う官製不況


成果主義失敗時代の生き残り


政策提言


アジア2位に転落


世界一冷たい格差社会


賃金抑制は限界


成熟社会化


,年金試算


新政権冬が来る


櫻井よしこ氏講演


郵政改悪


雇われない働き方


自滅した日本


国民の怒り爆発


日本自信喪失


経済オンチ政権


立ち上がれ!


貧困ビジネス


戦後教育の失敗


収入激減


瀬戸際40代


日本は変われない


マスゴミ


真の近現代史観


沖縄は日本領土


老後1億円必要


危険なもの


合成シャンプ


歯磨き剤


口紅


染毛剤


化粧品


携帯電話


マーガリン


漢方薬の実態


抗生物質大国


電子レンジ


子供化粧品


高温乾燥サウナ


樹脂加工品


GM食品


マクドナルド


コンビニ食


タバコ産業のウソ


日焼けマシン


室内汚染物質


医薬品副作用


牛乳神話の崩壊


健康食品


電磁波


食品添加物


割り箸


遺伝子組み換え


ベビーパウダー


放射能漏洩は起こらない


ダイエット


危険な製品


隠れ肥満


子供の肥満


食べ方の工夫


よく噛む


盛り付けの量


効率よいダイエット12ヵ条


隠れ肥満急増


飲んでやせる


騙されるな


早食いと肥満


肥満と戦う


メタボダイエット


心に残るお話


イチローの作文


ありがとう


ひがみ七訓


つもり十か条


天寿


天国と地獄


一歩踏み出す


燃えるコトバ


幸せを感じる


どん底から


成功の秘訣


悩んだ時に


人との関わり方


命の深み


エルトゥールル号の遭難


エルトゥールル号その2


時間塾


シベリア犬クマ


堀江青年


癒しのコトバ


登頂成功


恐怖心は幻想だ


桐島洋子さん


斎藤一人さん


アインシュタインが見た日本


航空ルート変更


時間管理と活用


人生を変える


豊かなのはだれ


これから始まる


相田みつをさん


落合信彦さん


不可能とは


夢は叶う


子育て四訓


人生の目的


前向き人間


最強のオバサン道


うさぎとかめ


7つの『悪』習慣



小さな努力


インディアンの教え


大将のいましめ


パラシュート


幸せになる


何もしない恐れ


小さな親切


最高の奇跡


子ども


思った通りになる


お母さん


管理職心得


堀井学物語


指導者に望む


道のうた


人生成功の秘訣


自分に期待


成長するものだけが生き残る


経営の真髄


継続の極意


老人の詩


明治神宮の森


夫婦円満の秘訣


人間の基本


素敵なコトバ


奇跡を呼ぶボクサー


7つの習慣


勇気


あなたが世界を変える日


あなたの中の最良のものを


逆説の十か条


世界がもし100人の村だったら


千の風になって


縁を生かす


PTA会長のお話


「眞相箱」の呪縛を解く


親ばか力


揺らぐ沖縄


厳選情報


浮き趾健康ぞうり


統合医療ライフ・クリニック


クリニック施設


糖尿病患者さん


元氣な百寿者倶楽部


アスリート サポート実績


2016/10/19
XML
カテゴリ: サプリメント
おはようございます。
いつもありがとうございます。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。


今まで サプリメントが法整備されていないサプリメント後進国 なので健康になりたい国民の足を引っ張る悪政になっていました。法整備が著しく遅れた最大の理由は質のよいサプリメントが普及して国民の健康状態がよくなると困る業界の巨大な政治力の影響で、今でもサプリメントのマイナス情報は好んで報道されています。
ようやく法整備ができて2015年4月から施行されましたが、低質な 栄養機能食品の規格基準 をそのまま使ったので、よい製品が流通するのは期待できません。
そんなことから食品安全委員会が健康食品の健康被害の注意メッセージを出しましたが、法整備がされても良い製品を選ぶことができない国民はお気の毒です。

そんな日本でも サプリメント学会ができたり 医療用サプリメントも普及 してきたようですが、オーダーメイドサプリメントは品質の割りに高価なのが難点なので、価格的に常用できて著効がある本当によい本物のサプリメントを見つけるのはむずかしく、超健康マニアの私が真剣に探して10年かかりましたので、一生かかっても見つけられない人は多そうです。

本当によい本物のサプリメントを摂るようになって20年になりますが、歯科と怪我以外で健康保険は使わなくなり、一時は腰痛で月に4、5万円支払っていた代替医療費もゼロという医療費の大幅削減に成功し、書き切れないほどの効果を体感して感動しています。

・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)
・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)
・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)
・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)
・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)

また、微量栄養素が足りない新型栄養失調は10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だそうで、残念な現実です。

サプリメント最前線 病への対処は「治療」から「予防」へ
不足すると心の不調も ビタミンCの最新知識 上手な補給法
ビタミン・ミネラルサプリ、摂取者率9%
飽食時代の新型栄養失調 3食きちんと食べても 体だるく、転びやすい
増えている現代型栄養失調とはどんな状況なのか?

科学の進歩で栄養素欠乏の定義は変化し、「栄養素はかつて考えられていたよりも、はるかに大きな役割を体内で果たしている。欠乏によって引き起こされる疾病のみならず、多くの現代病を予防して最適な健康状態に導くものと考えられている。」そうです。

健康食品1.jpg

日経メディカルによる医師の調査によれば、食品の専門家ではない医師の知識はあまりないことがわかります。

機能性食品の医師の知識.jpg

機能性食品の医師の推薦度.jpg

サプリメント先進国アメリカで一番支持されて売れているのはマルチビタミン・ミネラルですが、本質を見極めずに流行りものが大好きな日本ではあまり人気はないようです。
以前ご紹介した 「革命アンチエイジング」 という米国アンチエイジング医学会公認の完全ガイドブックには、

マルチビタミンとミネラルの補完が、おそらく経済的見返りが最大で最も有効である唯一の予防的健康対策であるという強力なエビデンスがある

とまで書かれてありますし、米国アンチエイジング医学会を構築してきた著名な18名の博士の実践内容も書かれています。

・運動:しっかりやっている
・毎日のサプリメント:18名全員
 総合ビタミン・ミネラル剤+各種抗酸化サプリメント常用
・食習慣:それぞれに的を射ている
・飲酒:ゼロ~少量

日本とは大きく違って博士自身が実践されているわけです。

また世界の美女達も当然のように愛用されています。

美女をつくるサプリ.jpg

最近では日本の医師でも隠して愛用しているようです。

医師は隠れたサプリ愛用者.jpg

名医もこっそり飲んでいる本当に効くサプリ.jpg

米国の医師、看護師のサプリメント利用状況.jpg

米国の医師・薬剤師・栄養士のサプリメントへの理解は高く2011年の調査では、

・米国医師の60%~75%がサプリメントを自身で利用
・患者にも診療科に応じてサプリメント利用を提案
 循環器科:72%、皮膚科:66%、整形外科:91%
・薬剤師の86%がサプリメントを自身で利用
・薬剤師の93%が患者にサプリメントの利用を提案
・登録栄養士(RD)の96%がサプリメントを自身で利用
・栄養士の97%が栄養指導でサプリメントの活用を提案

と提案どころか今でもサプリメントを否定する傾向が強い日本とは著しい差があり、私達の高いヘルス・リテラシーが必要になります。


1961年に国民皆保険制度達成、1964年から健康増進政策を開始しても国民の健康状態は悪くなる一方という非常に残念な現実があり、2015年の人間ドックの「A(異常なし)」+「B(軽度異常現在心配なし)」がわずか5.6%という悲惨な状態、あれだけ大々的にやらされた メタボ検診・指導の5年間の成果は無い ようです。

過去の日本の健康増進政策を整理すると、

◆1964年 東京オリンピック
  体力つくり国民運動
◆1970年
  保健栄養学級の開催
◆1978年
  第一次国民健康づくり政策
  成人病予防のための1次予防の推進
  健康診査の充実
◆1988年
  第二次国民健康づくり政策
  アクティブ80ヘルスプラン
  運動習慣の普及に重点を置いた健康増進事業の推進
◆2000年 
  第三次国民健康づくり政策
  21世紀における国民健康づくり運動  健康日本21
  一次予防の重視と健康寿命の延伸、生活の質の向上
 ・2003年5月
健康増進法 施行
 ・2006年4月
  介護保険制度を予防重視へ
 ・2008年4月
  特定健康診査・特定保健指導
5年間の改善成果はわずか0.2%
 ・2011年4月
スマートライフプロジェクト
  健康寿命をのばそう
◆ 2013年
  第四次国民健康づくり政策
第2次 健康日本21
  健康寿命延伸・健康格差の縮小

機能・気力・体力・活力の変化1410.jpg

長期的不調.jpg

慢性疾患.jpg

日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると 健康管理は「何もしない」派が46% もいるそうで、 健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額 です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る 日本人の主観的健康度は主要36カ国中36位(2015年OECD調査)と最下位 です。

健康投資.jpg

健康意識調査2015.jpg

予防意識.JPG

機能・気力・体力・活力の変化1410.jpg

世界23カ国の健康意識調査 で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の 健康オンチ国 で、野菜も食べていません。
一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べない そうで、主要国で日本だけが減っています。さらに 「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足 という残念な現実も浮き彫りになっています。

主要国野菜供給量.jpg


日本の健康状態悪化の最大の原因は 食・栄養 で、食材の栄養価が激減していますので総合ビタミン・ミネラル剤も毎日のおかずの一つ、必須サプリメントです。


◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。
 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。
 ランセット2011年9月日本特集号
 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)


◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。
 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。
 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授


◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。
 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。
 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。
 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授

日本の健康寿命の危機.jpg

1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われている アメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート) によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。

食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。
ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。
おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。

ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取に
ご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に
た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取に
ち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取に
わ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に
や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に
さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に
し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に
い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に
さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着

食・栄養を改善して腸内環境を整え、必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。


私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


食 関連フリーページ
食生活の改善 (私がめざしている食生活)
食の提言
食育のすすめ -大切なものを失った日本人-
粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」
戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!
健康的な油脂類の摂り方
「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第
マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?
あぶないコンビニ食
マーガリン・精製油の恐怖

『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会
賢い子供の授かり方

サプリメント 関連フリーページ
栄養補助食品(サプリメント)の選び方
栄養補助食品(サプリメント)の簡易的な選び方
サプリメントを摂取する優先順位
『健康食品の虚偽誇大広告にだまされない方法』
効果がないことが保証されている栄養機能食品の規格基準
最新の食事・栄養・サプリメント情報 2008

サプリメントベビーは賢いという一例
奇跡の脳をつくる食事とサプリメント

**************************** 【以下転載】 ****************************

健康ブームを牽引(けんいん)してきた特定保健用食品(トクホ)の信頼が揺らいでいる。表示された関与成分を含まない商品が販売されていたとして、消費者庁は先月、初めて許可を取り消し、異例の全品調査に乗り出した。審査時に高いハードルを課す一方、その後の品質管理は業者任せで、消費者団体から「監視の仕組みがないのはおかしい」と批判の声も。健康食品市場が拡大する中、同庁の監督のあり方が問われている。


成分入っていないのに…販売続けて初の取り消し

問題となったのは通販会社「日本サプリメント」(大阪市)の「豆鼓エキス」を含む「食前茶」など2品と、「かつお節オリゴペプチド」を含む「ペプチド茶」など4品だ。

同社は平成13~17年、トクホの表示許可を受け、前者は「血糖値が気になり始めた方」、後者は「血圧が高めの方」に適しているとして販売。併せて約1500万袋が売れた。

昨年4月までに自社検査で、表示した関与成分が実際には含まれず別成分だったことや、含有量が記載値に満たなかったことが判明したが、先月まで報告を怠り、販売を続けていた。

同社は「原因究明の検査を繰り返し報告が遅れた」というが、同庁は「虚偽表示のまま販売した責任は重い」と判断。3年の制度開始以来初めて、許可を取り消した。


厳しい審査も…「性悪説に立っていない」消費者庁の甘い監督

トクホの認定を受けるには国の厳しい審査を受けなければならない。事業者は品質や有効性、安全性について、第三者機関による科学的な根拠を示し、消費者委員会や食品安全委員会が審査した上で、同庁が許可を出す。申請から許可まで数年かかる場合もある。

だが、いったん許可が下りれば、その後の品質管理は事業者の自主性に任されているのが実態だ。国が定期的に検査データを提出させたり、抜き打ち検査を行ったりはしていない。

同庁は「許可条件として、安全性や有効性などに新たな知見を得た場合、すみやかに報告することを義務づけている」と説明するが、今回の事案では守られなかった。同庁幹部は「制度上、自社に都合の悪いデータを隠すという性悪説には立っていない」と話す。


「信頼損ねた」 拡大する健康食品市場に冷や水

業界団体である日本健康・栄養食品協会(日健栄協)によると、昨年度のトクホ市場は6391億円で過去2番目の規模を記録。トクホのような国の審査がいらない届け出制の「機能性表示食品」の販売も昨年始まり、健康食品市場は広がりを見せている。

全国消費者団体連絡会の河野康子事務局長は「最も厳しい審査が課されているはずのトクホの不始末で、消費者の信頼は大いに損なわれた。審査や届け出後の監視、検証、評価の仕組み作りが重要」と指摘する。 同庁は日健栄協を通じ、トクホを扱う約200社の全1271品について、関与成分量が申請書の記載通りに含まれているかどうか調査に乗り出した。今月下旬までに各社の分析結果が出そろう予定だ。

(出典:産経新聞)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016/10/19 09:47:25 AM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

バックナンバー

2024/09
2024/08
2024/07
2024/06
2024/05

コメント新着

Geraldrex@ energy one federal credit union кредит webmoney онлайн &lt;a href= <sma…
Fugu-chan @ Re:新型コロナ感染症ワクチンの接種を拒否します。(04/18) お元気でいらっしゃいますか? 私も接種し…
ミニサッカーAED @ Re:量にかかわらず飲酒は脳に悪影響 英研究(05/24) お久しぶりです。 ゆっくり、パソコンに向…
ハンサムクン3714@ Re:喫煙は禁煙後も身体の痛みに永続的に影響(02/02) はじめまして。勝手に訪問させて頂いて、…

お気に入りブログ

🍇新作・長編歴史小… New! 神風スズキさん

今日使える日本の歴… New! 第七十三世武内宿禰さん

人と人 New! いたる34さん

昔の駄菓子屋さんに… New! 羽富えじそん宇宙人さんさん

石破さんが決戦投票… 楽天星no1さん


© Rakuten Group, Inc.

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: