もう…何がなんだか日記

Free Space

Hee Jun flash-2

Hee Jun flash-1

お尻ダンス

しょっぱなから ネタバレ あり（笑）

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ああ、ドークス！
私は君を惜しむぞ、ドークスよ！

シリーズ1は原作通り、シーズン2からはオリジナル・ストーリーだそう。
確かに2は1とは少し傾向が違っているけど、1の終わり方から言ったら必然の展開なので
違和感なし。

感情がないと自覚し、仮面を被り演技をして生きてきたデクスターが
その感情を取り戻しつつある状態でシーズン1は終わった。
だから2は、感情的になるデクスターが見られる。
何しろ肝心の殺人ができなくなってしまうのだから。

ポールの一件でリタの中にデクスターへの疑念が生まれるかと思っていたので
そこのところはホッとした。
利用していたはずの彼女に、すっかり尻に敷かれているデクスターが可愛い（笑）

ライラとの出逢いで、最初は彼女にこそ自分の気持ちを語れると思い、
ちょっぴりライラ依存症になりかけたと思ったら、
実はライラの方こそデクスター依存症になっちゃった…ってところが面白くも怖い（笑）

冷凍庫キラーとの一件がトラウマになっていたデボラが比較的簡単（？）に
新しい男性を捕まえたのは、ちと笑っちゃったけど＞こらこら
彼よりも誰よりも本当に好きになれる相手としてランディを選ぶところは
「おお、なかなか趣味が良いじゃん」と思ってしまった（笑）

ということで、ライラとランディという新キャラが登場。

ランディの方はデボラじゃなくても惹かれる。
午後1時に昼食と決めていると言って、ベンチに座って胡瓜のサンドイッチを取り出す
その仕草が品があって素敵なのだ。

でも結局、彼との仲は今回だけで終わりの様子なので
もしかしてシーズン毎にデボラの恋の相手が変わるのも見どころのひとつだったりして？

ライラの方はどーでも良し＞こら

色っぽい美女で、ラテン系なのに色白というところが魅力的だけど
何となく新鮮さを感じないのは何故（笑）
でも、彼女のエスカレートぶりは面白くもあった。
炎が決め手というのもキャラに合ってる。

まあ、彼女がデクスターに執着する気持ちも分からなくはないしな。
リタは彼の表向きの姿を愛してるのに対し、ライラは真の姿を見ようとしているし。

それにしても、ラストのデクスターの出現の仕方は出来過ぎ（笑）

レギュラー・メンバーも皆、良い感じだった。

マスオカは相変らずセクハラ発言連発（笑）
でも鑑識班のリーダーになったことを自慢気にしているところは、ちょっとカワイイ。

エンジェルは離婚の後遺症はなさそうで良かった。
だからってライラに目を付けるとは…って感じだけど。
でも、娘との面会日に浮かれ、ライラの誘いを断るところは良かった（笑）

そして、ドークス。

元、軍の特殊部隊にいたということで、いわくあり気な事件もあったけど
あんまり主筋に関わりがないように見えて、ちょっと浮いてる感もあった。
でも、彼がデクスターの身代わりになるには都合の良い設定だったな。
つまりは、そのためのもの？

それにしても、唯一人デクスターの怪しさを本能的に気付いていた彼が
こうもアッサリ退場してしまうことになるとは思わなかったよ。
まあ、あれだけの状況に追い詰められては、もう後はないのは明らかだけど。
それでも、彼はかなり美味しいキャラだったよね。

潔いなあ、脚本家！
しかも、上手い具合にデクスターが「ハリーの掟」を破らずに済んだし（笑）

ドークスのことを一番気にかけていたのがラゲルタというのも面白い。
デクスターを除いて、一番変化に富んでいたのが彼女だよね？
最初はデボラを目の仇にしたりデクスターに言い寄ったり、嫌な女の印象だったけど
トゥッチの件で少し良い人っぽさが出てきて
それが、新しい女警部補を陥れるという狡猾さを表し
さらにはドークスへの無私の友情を見せ
…実に複雑で目まぐるしい。

はっ、もしやドークスに代わりデクスターに疑念を抱く存在になったりして？

というわけで、
冷凍庫キラーに翻弄される立場から、ベイハーバー・ブッチャー＝自分を追う羽目になり
性関係を嫌悪していたはずが三角関係に陥り
殺人容疑でも恋愛面でもストーカーに悩まされ
…シーズン1とは正反対の形で波乱万丈だったデクスターであった。

凶悪犯ではない人間を保身のために殺そうかと悩んだり
無実の人間に自分の罪を擦り付けようと画策したり
自首しようと決意したり
…内面も揺れに揺れたデクスターであった。

そして、「ハリーの掟」から卒業し、
新たに「デクスターの掟」に従って生きようと決意する―
という“成長”を見せてシーズン2は終了。

早くもシーズン3へと心は飛ぶのであった（笑）

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