全7件 (7件中 1-7件目)
1
精神疾患について勉強していて、非常に面白い病気を発見しました。それが「文化結合症候群」何かというと、特定の文化に依存した形の「心の病」というのがあるらしいのです。つまり、限定された地域の社会状況や文化的な背景に応じて、独特の症状を示す精神障害のことです。本によると、マレー、インドネシア地域の[アモク」や「ラター」や沖縄の「カミダーリ」というのが、良く知られた症例らしい。沖縄のカミダーリとは一体どういうものなのか、ネットでリサーチしてみました。統一的な見解というものが見つからなかったのですが、私の理解を簡単にまとめてみると、「自然崇拝」や「祖先崇拝」というような土着的な信仰に深く関わっているようだ。症状的にはいわゆる統合失調症に似ているが地元では「カミダーリが始まった」とみなしてあまり気にとめないらしい。よくあることだし、別に悪い病気ではないから。それに、あまり深刻になってきたら医者には相談せずに、ユタのところにいけばいいのだから。ユタとは神がかりな特別な才能をもったまあ、シャーマンみたいな人のことです。それに、カミダーリを何回も克服した人だけが優秀なユタになれるらしい・・・世界的に珍しい、かつ有名な病気なので、世界中の文化人類学者がフィールドワークしに沖縄を訪れるようだ。沖縄の独特な文化的風土にはいつも驚かされるばかりだがまだまだ知らないことがありそうだ。いつかゆっくり離島巡りでもしてみたいものです。
2010.08.28
ポリアンナ効果って何?1913年にエレナ・ホグマン・ポーターが書いた小説『少女パレアナ』の主人公に由来する心理学用語が「ポリアンナ効果」です。日本ではアニメ化されて、「愛少女ポリアンナ物語」として放映されています。私は見たことありませんが。物語のあらすじとしては、牧師の父を亡くした少女ポリアンナが叔母の元にひきとられ冷たく扱われながらも、父の遺言である「良かったさがし」を毎日実行することで、どんなに辛いことがあってもつねに明るく前向きに楽天的に生きて周囲の人々に大きな影響を与えていく、というものらしい。この物語から、アメリカの心理学者チャールズ・オスグッドが「ポリアンナ効果」と命名。意味としては、否定的・悲観的、後ろ向きな言葉よりも肯定的・楽天的。前向きな言葉のほうが大きな影響をおよぼす、というもの。このポリアンナの原理が記憶処理のメカニズムにも適用されると考えられています。つまり、ネガティブであれ、ポジティブであれ、その感情に対する知覚の強度が同程度なら快の項目は、不快な項目よりも効果的に処理されやすく、つまり記憶されやすくなります。(肯定文は、否定文よりも記憶しやすい、らしい。)ポジティブな感情をともなった記憶ほど思い出しやすくネガティブな感情をともなった記憶は思い出しにくい、ということです。これは、意外でした。「えーー! 本当?」って感じ・・・私に関していえば、ときどき過去のことを思い出すけど「後悔」という感情がともなうことが多いから。でも、「過去は美化されやすい」とも言いますよね。だから、一般論としてたしかにそうなのかもしれないですねーそれに、ポリアンナ効果は正しい!と信じたい気持もあります。辛いことばかり思い出して生きるよりも明るい楽しい思い出をふりかって「私の人生って、悪くないかも」と思って生きたいですから。 あなたは、ポリアンナになれますか?
2010.08.23
スッタニパータ より以前に経験した楽しみと苦しみとをなげうちまた快さと憂いとをなげうって、清らかな平静と安らいとを得て犀の角のようにただ独り歩め。(『ブッダのことば』 岩波文庫)スッタニパータは、原始仏典のなかでも特に古いものの一つです。後世に書かれたものと違い、とても素朴でわかりやすいです。仏陀が直接書き記したものではありませんが、直弟子たちが伝えたものを集めて書き遺したものなので、ブッダが生きている間に語った言葉であろうことは間違いありません。なかには、現代にそぐわないものもあるけれど、この「犀の角」の章は私にとって座右の銘ですね。どこを読んでも、慰められます。「自分は独りだ」と感じているときほど心に沁みわたります。「独りでいいのだ」と、思えます。心が弱くなっているときに、何を読むか、何を見るかそれとも、誰かと話すのか・・・人によっていろいろな対処方法があると思うけど、私の心の薬は、やっぱり、活字かもしれない。スッタニパータから聞こえてくるゴーダマ・シッダールタ=お釈迦様の声はいつも力強く、やさしく、私を励ましてくれます。「いいんだよ、いいんだよ、その道を行きなさい」と・・・
2010.08.21
心の理論・・・Theory of Mind自分の気持ちや心の状態、欲求そして、他者の気持ちや感情、心の状態も推測し、理解できる認知的能力のことです。これまでの霊長類の研究で、人間だけでなく、チンパンジーも群れの他の仲間たちの心情を推し量るような行動をとることから、人間を含めた霊長類という存在を規定する認知機能をあらわすのが「心の理論」です。「そうかっ」チンパンジーも空気を読んでるってことですね!この心の理論は、発達心理学や障害児心理学、人工知能論などで広く研究されているようです。「心とは何か」とはいつの時代にも変わらない価値をもつ大命題ですからね。この心の理論がいつ頃人間に備わるかというと、4歳ころには形成されるみたいです。つまり、生まれてから2歳ころまでは自分の欲求が何か、今何を感じているかなどまったく意識することなく、ただ行動をおこしているわけです。それから、2歳をすぎて3歳ころまでにはどういう目的で、何を感じて行動をおこしているのかをおぼろげに理解しそれを周囲にも説明することができるようになります。そして、4歳ころになると、周囲の人々のもつ欲求や感情は自分の中にあるものとは全然違うものらしいということが推測できるようになってくるのです。つまり、自分中心だった世界に他者の視線というか他の人には他の人の世界があるというような複雑な世界観が生まれてくるのです。そこで、何もかも自分の思い通りになるわけではない、ことや自分が欲しいものが他の人もほしいわけではないこと自分の感情と他の人の感情は別物であることなどなどがわかってきます。親も含めた対人感情や対人関係の芽生えですよね。私たちにとって大問題である人間関係のトラブルは4歳ころからスタートしているといっても過言ではないと思います。そして、この心の理論の未発達な状態が自閉症の原因の一つであるようです。心の複雑な機能、構造は生まれおちた時から発達し続けるのでしょうが、そういう意味では、心の理論の成熟には何十年ものトレーニングが必要ということなんでしょうね、、、そして今だ修行中という・・・「未完成という名の完成」を目指して・・・
2010.08.12
もうじきお盆ですね。そこで、こんな話題です。喪の作業とは、悲嘆のプロセスのことです。つまり、病気であれ、不慮の事故であれ、身近にいる愛する人を失った時残された人々は、嘆きの時間を過ごします。・・・そして、時間がかかっても、いつかは深い悲しみから立ち直らなければなりません。もしも、それができないと・・・慢性PTSD、、、慢性的な心的外傷症候群となり長く、心の傷を抱えて、苦しむことになってしまいます。そうならないために!残された人々は「喪の作業」をおこなう必要があります。 「喪の作業」とは1 精神的な打撃を受ける・・・2 現実を受容できずに、否認する・・・3 現実に直面して、パニックになる4 怒りを感じる・・・5 敵意と恨みを抱く6 罪悪感を感じる・・・7 空想・夢、妄想で、死者との関係を取り戻そうとする・・・8 孤独感と憂うつに悩まされる・・・9 現実的な出来事に無関心、何事にも無気力になる10 あきらめを感じ、喪失を受容し始める・・・11 新たな希望を見つけ出そうとする・・・12 立ち直っていく痛ましい事件や災害のニュースを見るたびまた、昔の知り合いの訃報に接するたび、遺族の方は、きっと、この苦しみの道を歩くんだろうなと想像します。今、どの辺で苦しんでいるんだろう、と考えてしまいます。私の経験をいうなら、罪悪感罪悪感罪悪感・・・・罪悪感・・・が、一番苦しかった。なぜ、人間は自分を責めずにはいられないのでしょうか、、、人間て、本当に悲しい生き物です。。。「人生は悲しみに満ちている」と時々、本当に落ち込みます。「人生は楽しむものだー」と、元気いっぱいの時もあるのですが。一旦は立ち直っても命日が近付くとあるいはお盆やお彼岸が近付くとまた「悲嘆」がよみがえってきます。そのたび、また「喪の作業」の一部を繰り返すのですね。そのたび、尊敬する先生に言われた言葉を思いだします。「No forget but, forgive」訳すと「忘れようとしなくていい、、、ただ、自分を許すだけ」
2010.08.09
抑うつ患者の特徴といえば、なんとなく全体的に「クラーイ」印象をイメージしていたので、「微笑みうつ病」という文字を見たときに「えっ何?」という感じになりました。 「微笑みうつ病」とは・・・ストレスによって、きわめて不自然にニコニコし、作り笑いをする状態に陥っていること。一見とても元気そうに見えるが、それは、ストレスを抱えた内面を必死に隠そうとしているパフォーマンスに過ぎない。一見、明るく元気そうに見えるのでうつ病の発見が遅れて、深刻化しやすい。中高年の男性に多い。 なんだか、悲しい、、、あまりに悲しすぎる症状です。この記述を読むだけで、こっちもがっくりときてしまいます~。心には「防衛機制」というのがあります。強い不安や恐怖に襲われたときにその不安を解消し、心が壊れてしまわないようになんとかしようとする無意識の心の動きであり、心的コーピング機構といえます。防衛機制には、いろいろあります。・抑圧・投影・同一視・反動形成・置き換え・合理化・知性化・昇華、などそのなかの「反動形成」とは内面の感情と動作・表情などの表出されたものが正反対になることです。たとえば、悲しいのに、笑っている。喜んでいるのに、泣いている怒っているのに、微笑む、など微笑みうつ病とは、反動形成が凝り固まってしまった状態かなと、思ったりします。必死に笑おうとしているうちにその作り笑いのマスクが顔に密着して離れなくなってしまったような・・・まるでハリウッド映画の「マスク」みたいな感じ。しかも、中高年の男性に多いということは「男は強くなければいけない」「男は泣いてはいけない」という、しつけや教育を受けてきた世代ですからね。本当に、悲しすぎる心の病気です。「お父さん、ガンバルナー!!!」と、叫びたいです。でもでも、頑張ることが大事! と教えられてきた世代だから難しいかな~~~やっぱり、悲しすぎる
2010.08.05
占星術に興味がある人ならみんな知っていることだと思いますが、、、現在、今年最大の天体ショーが宇宙空間に描かれています。それが、「カーディナル・クライマックス」カーディナルとは、サインのなかの活動宮のことです。現在、牡羊座(活動宮)に火星と土星が滞在していてコンジャンクションのアスペクト。そして、山羊座にいる冥王星とスクエアのアスペクト。その冥王星は、天秤座にいる木星と天王星とスクエアのアスペクト。当然ながら、木星と天王星はコンジャンクション。そしてこの2天体は、土星、火星とオポジションということで、大きな5天体が活動宮に集結して、Tスクエア、つまり大三角形が形成されています。全体的に不穏な感じというか、不吉な雰囲気というか、どこからどう見てもラッキーを呼び込む天体配置ではないのです。何か大きな事件や事故がおきなければいいなあ・・・と思っているのですが。最近の100歳以上のお年寄りの所在不明ニュース!なんか不思議なニュースで、、、この天体配置にふさわしい感じがします。伝統とか、家族関係とか、思い込みとかが大きく崩壊していくような、、、長寿大国なんて、絵にかいたモチでは?と、日本的価値観が試されてる感じもありますし。長生きすることは、本当に幸せなのか?なんて、根本的な疑問が投げかけられている気もします。宇宙の大三角形は、もうしばらく続きます。太陽星座が牡羊座、天秤座、山羊座にある方にはなんらかの転機が訪れるかもしれません。それと、牡羊座、天秤座の方は体調管理に注意しましょう。事故・怪我のないように、この夏をのりきってくださいねー。
2010.08.04
全7件 (7件中 1-7件目)
1