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実は、このレンズ E-M5 MarkⅢにジャストミートじゃないかと思い始めました。課題のAFは普通に静かに「スッ」と合いますし、描写もやや濃いめですがシャープネスが程好い感じで好感が持てます。マウントアダプターのついでに入手したレンズですが「アタリ」かも。と言う事で「五月末の花々」はこのレンズ1本で撮影しました。流石にツツジはもう終わりですね。ターゲットパッドでAF位置を変えて撮影。快適です。夏の花のようなイメージですが今どきから咲き始めます。拡大すると「アリ」が蜜を取りに来ています。シャープネスがきつ過ぎないのが良いです。ドクダミも綺麗な花だと思います。ボケ味も悪く無いです。現行レンズより「オリンパスらしい写り」と感じるのは気のせいかな。やや濃いめの描写ですが、どのズームレンジでも良い感じで、AFは全く何の問題も感じません。このレンズは手元に残す事にしました。(^^)
2024.05.29
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天気が良いので、先日マウントアダプター付で購入した ZD 40-150/4-5.6 ED の試写をしました。以前 E-M10 MarkⅡ W Zoom Set で持っていた M.ZD ED 40-150/4-5.6 R の寸法と重量はΦ63.5 x 83. 190g で、対する ZD 40-150/4-5.6 ED はΦ65.5 x 72. 220g です。何とフォーサーズレンズの方が 11mm も短いんです。って、マウントアダプターを足してしまえば同じようなサイズですが、ダブルカムズームでそんなに伸びないし質感は勝っています。基本スペックの最短撮影距離 0.9m と、フィルタサイズ 58mm は同じです。重さはマウントアダプター MMF-2 の 41g wを足すと 71g 重い事になりますが、元が軽いレンズなので全く気になりません。と言うか撮影時の重量バランスがとても良いです。因みに MMF-2 でフォーサーズレンズを使った時の E-M5 MarkⅢの制限は下記の通りで、最新機種と同じで E-M1(初代)よりAF性能が向上しています。最新主力機の OM1 は MkⅡも含めて、拡大AFに対応しなくなりました。MMF-1 / MMF-2 / MMF-3 を取り付けて撮影する場合の注意点(メーカーHPより抜粋)カメラ注意点OM-1 Mark II / OM-1プロキャプチャーSH2 は選択できません。ムービー撮影中 AF は動作しません。「拡大AF」 は動作しません「星空AF」 は動作しません。OM-5 / E-M1X / E-M1 Mark III / E-M1 Mark II / E-M5 Mark IIIプロキャプチャー [L] は選択できません。ムービー撮影中 AF は動作しません。OM-5 と E-M1 Mark III の 「星空AF」 は動作しません。E-M1AF モードを [C-AF+TR] (追尾AF) に設定した場合、マイクロフォーサーズレンズ使用時に比べて追尾範囲が狭くなります。追尾中 AF ターゲットが赤く表示されたときは、被写体を追尾していても AF は動作しません。ムービー撮影中 AF は動作しません。E-M5 Mark II / E-M10 Mark III / E-M10 Mark II / E-M10 / PEN-F / E-PL10 / E-PL9 / E-PL8 / E-PL7AF モード [C-AF] [C-AF+TR] は選択できません。ムービー撮影中 AF は動作しません。E-M5 /E-P5 / E-P3 / E-P2 / E-P1 / E-PL6 / E-PL5 / E-PL3 / E-PL2 / E-PL1s / E-PL1 / E-PM2 / E-PM1AF モードを [C-AF] [C-AF+TR] に設定しても [S-AF] と同様の動作になります。ムービー撮影中 AF は動作しません。E-P7 / E-M10 Mark IVフォーサーズ規格レンズ使用時、AF (オートフォーカス) での撮影はできません。MF (マニュアルフォーカス) での撮影のみ可能です。また上表のように E-P7 と E-M10 Mark Ⅳ では、遂にAF撮影不可となりました。どちらも小型・軽量ボディですから無難な判断だと思いますが少し寂しいです。最新機種の OM-1 MarkⅡ / OM-1 では「拡大AF」が動作しなくなったので、フォーサーズレンズが最高性能で使用可能なボディとしては E-M1(初代)が修理不可になったのも含めて、実質的にOM-5 / E-M1X / E-M1 MarkⅢ / E-M1 MarkⅡ / E-M5 MarkⅢ / E-M1 MarkⅡ となります。また、その他の動作機種の場合、フォーサーズレンズ側がコントラストAFに対応していないとAF精度と速度に問題が在るので実用レベルとは言い難いです。おそらくフォーサーズレンズで最高のAF性能と信頼性を誇るのは、画像処理エンジンを2個搭載した E-M1X だと思います。確か E-M1 MarkⅢが登場した頃には MMF-3 が廃番になっていたと思うので、たぶん間違いないでしょう。したがって E-M1 Mark Ⅲと E-M1 Mark Ⅱでは、フォーサーズレンズを使用する場合に限っては差は無いと思って良いと思うし OM-5 と E-M5 Mark Ⅲも同様です。 何故かと言えば E-M1 MarkⅢ と OM-5 で信頼性が向上したとされている「個体」認識AFがフォーサーズレンズで動作する可能性が極めて低いからです。AFの追尾速度そのものが向上している可能性もゼロではありませんが多分変わらないでしょう。かつてフォーサーズが誇った超弩級レンズ達を使うなら E-M1X 一択ですが、そうでないなら中古ボディの価格が落ち着いてきた E-M1 MarkⅡと E-M5 MarkⅢがお勧めです。私はグリップの問題でフォーサーズレンズとバランスの良い E-M1 MarkⅡより E-M5 MarkⅢ が良いです。今回実際に使用してみましたが完全に無問題で現行レンズ群と全く同じように使用する事が出来ました。ZD 40-150/4-5.6 ED のAFは、このクラスのレンズとしてなら完璧です。上表のように OM SYSTEM はフォーサーズレンズのサポートを全く行う気が無いので MMF-3 が再販される可能性は極めて低く、後継の MMF-4 なんて絶対に登場しないでしょう。と言う事で初代 MMF-1 も含め、純正中古マウントアダプターの価格は高騰気味です。と言っても防塵・防滴の MMF-3 以外は \10,000~\15,000 前後なので、欲しい人はモノがある間に入手した方が良いでしょう。防塵・防滴の MMF-3 はフォーサーズレンズのシーリング劣化を考慮すれば、高額でもあるし意識しなくても良いと思います。フォーサーズレンズは既に修理不可なので、防滴を試して浸水したらシャレになりません。パナライカで 12-60/2.-4.0 SWD とほぼ同じスペックのレンズが登場しましたが、フォーサーズにしか無い魅力的なレンズが全て壊れてしまわない限り、この状況は続く可能性が高いです。今回は ZD 40-150/4-5.6 ED + MMF-2 を \5,300- で購入出来たので、まぁまぁ無難な価格で中古の MMF-2 買ったら \5,000- のキャッシュバックと望遠ズームを貰ったような気分です。では「オマケで貰った?」レンズの試写結果です。ノーファインダー、ウエストレベルで撮影。私の横を通過しようとしているトラックを撮影。狭い路地なので、それほど速度は出ていませんけど、この程度ならAFは完璧な仕事をしています。なんとなく「オリンパスブルー」っぽいかな。本来「オリンパスブルー」はフォーサーズボディがコダックのCCDセンサーを搭載していた頃の話で、元は「コダックブルー」です。でも、この画像にはその雰囲気があると思いませんか。全体的に現行レンズより「濃いめ」な写りですね。シャープネスも現行レンズの「カリカリ」より好ましいと思います。上記画像から切り出し。AFも解像度も全く問題ありません。日中屋外で使うのなら、現行レンズと比較しても差が判らないレベルで完璧なAFでした。また E-M5 MaekⅢとのバランスは完璧で、手持ちの 35-100/4.0-5.6 MEGA O.I.S. はGF9専用にしようかと迷うほどです。望遠端 150mm ですからね。購入して大正解でした。
2024.05.29
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先日登場したパナソニックのフルサイズセンサーミラーレスであるS9が人気みたいですね。ソニーの α7C やニコンの Z30 なんかも人気があるみたいです。でも一生懸命に暗くて凡庸な単焦点レンズを探してきて「コレが似合う」とか言っているのを見ると、パナソニックさんには「S9」のスペックで m4/3 ボディを出して下さいとお願いしたいです。そうすればレンズとボディのバランスが良い感じで人気になると思うのです。m4/3のパナライカ 9/1.7 とか付けたら、とても素敵だと思いませんか。そうです、既に実績のある S5M2 と G9M2 のような感じです。内部スペックはボディ内手振れ補正さえ入っていれば GH5 か G99 相当で十分ですのでその分、販売価格を控えめにして頂けると更に嬉しいです。発表は夏で発売は「冬ボ商戦」ですかね。G100がG100Dになって静止画方向にシフトしたので現実味があると思いませんか?。どうかお願いします。パナソニック様、私は信じてお待ちしています。
2024.05.28
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長らく続いたコンパクトボディのGFシリーズがついに販売を完了してしまいました。これで m4/3 の1600万画素センサー搭載機は絶滅し、中古でしか購入できなくなりました。まぁ、画像処理エンジンが進化したので2000万画素センサーでも問題ありませんが、GMに続き、とうとうGFまで無くなってしまうのは寂しいです。G100のEVFを取っ払った「動画スペシャル」な新GFボディを期待していたのですが、見果てぬ夢となってしまいましたね。パナライカ9mmとセット販売したら、ソニーよりも魅力的だと思ったのですけどね。GXシリーズが GX7MkⅢで止まってしまっていますが、せめてGXシリーズだけでも残して欲しいし、そろそろ新しいGXボディが欲しいです。フルサイズセンサーで小型なS9の人気を見ても判るように、小型軽量ボディは潜在需要があります。古い企画のGM、GFラインの終焉は寂しいですが、動画が重要視される今では販売ライン整理の為にも仕方ないと言えます。ですから静止画のGXラインはそのままに、動画撮影に特化した、EVF無し、G100より多少は大きくなっても良いので、動画撮影に対応したボディ内手振れ補正を積んだ m4/3 の新ボディを登場させてほしいです。入門機をボディに手振れ補正を搭載しない G100/G100D として、GX7MkⅢと肩を並べる、G9とGH5M2やG9MⅡとGH6のようなラインアップにして欲しいです。具体的にはGH5からEVFを外して、可能な限り小型化する感じでしょうか。場合によってはS9の外装を流用しても良いです。開発リソース的に、その辺りが限界でしょうから。でもS9の外装でボディ内手振れ補正を積んだ m4/3 の動画対応ボディにパナライカ9mmをセットにしたら、本家のS9並に売れる可能性が大きいと思います。フルサイズでS9出したのだからm4/3版のS9も欲しいってのが本音です。今回のGFシリーズ終了が、その為の開発リソース確保だとしたら嬉しいのですけどね。今後もパナソニックに期待しています。
2024.05.27
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気が付けば、富士フィルムがコンデジから撤退していました。厳密には X100Ⅴ と X100Ⅵ は残ってますがあの大きさのボディをコンデジとは呼びたくありません。富士フィルムのコンデジは今でも、現役として X10 を使っていて、動体保存で F200EXRと XF1(黒)それに、レンズのフレキが切れてしまいパーツは確保したけどまだ修理していないXF1(赤)を持っています。それと X20 のコンディションが良い個体を安く入手出来るなら欲しいです。 富士フィルムの XF1 はお気に入りのコンデジで、長らく愛用していましたが、持病であるレンズの「フレキシブルケーブル切れ」がメーカー修理で対応できなくなったので、怖くて使わなくなりました。Amazon でパーツを確保したのですが、かなり大変そうなので、現時点でまだ修理はしていません。代わりに、初代 RX100 と ZV1 をコンデジのメイン機としました。サブは X10 と、ミラーレスですが Q7 と GF9 です。ミラーレスですがレンズを選べば、今時のコンデジとは呼びたくないカメラたちより、コンパクトで可愛いです。富士フィルムの X10 はコンデジと呼ぶには大柄ですが、優れた光学ファインダーを持っていて、そのレトロなスタイルと沈胴レンズが電源スイッチになっていてデジタルカメラを意識させない操作性が気に入っています。画質的にも優れたレンズを搭載しているので現在でも無問題です。レンジファインダーカメラで写真を撮っているような気分にさせてくれる良いカメラです。現在でも画質の良いコンデジを販売しているのはソニー、パナソニック、キヤノン、リコーだけ。あぁ、高倍率ズームを積んだレンズ一体型ならニコンも出してます。個人的にはキヤノンの G9X が廃番になったのは残念ですねぇ。1インチセンサー搭載で、初代のRX100 に勝る小型ボディはとても魅力的でした。リコーのGRシリーズはセンサーが大型化してコンデジと呼ぶには微妙な大きさで、これならパナの GM1/GM5 + 14/2.5 の方がコンパクトでは?。現行 GF10 は少し大きいかもしれないけれど背面液晶が稼働する利便性が在るし、何よりレンズ交換できます。APS-C センサーまで行かずに1インチセンサーでコンパクトボディをキープして欲しかったので、個人的にGRシリーズは GR DIGITAL Ⅳ が最終型だと思っています。そもそもミラーレスでもマイクロフォーサーズの 4/3 インチセンサーで十分だと思っていますのでコンデジのセンサーは1インチか 1/1.7 インチが好ましいです。それより大きなセンサーを搭載したデジタルカメラは、既にコンパクトデジタルカメラではなく、レンズ固定型デジタルカメラと呼ぶべきでしょう。マウントが無い分、画質的には優位性があるのですが、そこまで求めるのはニッチすぎます。だからこそ生き残ったのかもしれませんが。。。ユーザーの求める画像記録という用途は、本当にスマホに駆逐されてしまったのだなと思います。唯一、スマホに対抗しているのはアクションカメラやジンバルカメラで、動画をメインとした機種です。360°撮影カメラなんなてのもありますね。大画面の映画でさえ、未だに4Kになっていないのに大型センサーで画素数を増やしスペックだけを求めたカメラがいつまで続くのでしょう。既に利便性で、一部分とは言え iPhone で映画も撮影される時代ですが、35mmフルサイズセンサーのミラーレスで映画を撮ったって話は聞きません。ミラーレスのフルサイズブームもコンデジのセンサー大型化も個人的には本当に必要としている人が購入しているのか疑問を感じます。一般的な撮影においてはボケるより被写界深度を稼げた方が良いと思うのですけどね。実際に多くの人はスマホで満足できてしまっているから簡単にスマホとの差別化が出来るセンサーの大型化に走ったのでしょうけど、海外メーカーのアクションカメラやジンバルカメラ、360°カメラなどと比較すると芸が無いというか、お先真っ暗な気がします。現実問題として3:2 の 35mmフルサイズフォーマットは4:3 の m4/3に比べてロスが多いです。16:9 の4K動画のクオリティを競っているのに、何故、平気で3:2なんてフォーマットを続けているのでしょうね。4:3 の m4/3 およびフォーサーズは当時としてはスチルとビデオのバランスを取ったと言う意味でも良いフォーマットですが、今後を考えれば 16:9 の APS-H がデフォルトになるのが好ましいかもしれません。一方、コンデジにおいては 3:2 の1型センサーが有効面積の広さを確保する為に、必要なのかもしれません。ブログの画像では 1:1 フォーマットも割とよく使いますからコンデジはこのままで良いのかなとも思います。とは言え、スマホやアクションカメラのセンサーが1型や1/1.7型になって来たので、コンデジの終焉は意外と近いのかもしれませんね。 とりあえず、独自路線のセンサーで名機を輩出し続けた富士フィルムのコンデジに合掌です。
2024.05.26
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手持ちの E-M5 MarkⅢで使うなら、旧フォーサーズマウントの標準ズームが美味しいと考え、物色していたはずなのですが、何故か手元に ZD 40-150/4-5.6 ED がやって来ました。 (^^;理由はとっても簡単で \5,380- の本レンズに、なんとマウントアダプターの MMF-2 が付属していたからです。初めはわが目を疑いましたが「付属品は画像に在るモノだけです」との文言を信じてポチったら、本当に MMF-2 とセットでやって来ました。フォーサーズなのに小型軽量。MMF-2 とセットだったのですぐに試す事が出来ました。本来なら防塵防滴仕様の MMF-3 を狙うべきなのかもしれませんが、古いレンズのシーリングを鵜吞みにするほどお人好しでは無いので MMF-2 で無問題なのです。何より、安価に MMF-2 が入手できたと思ったら望遠レンズが付いてきたって感じですから、何の文句もありません。そして、驚いたのはマウントアダプターを付けてさえ現行m4/3の同等レンズ並みに小さく軽い事。個人的には現行レンズより格好良いと思うし、ダブルカムズームで望遠端であまり長くならないのも嬉しい。更には望遠端の描写性能は現行m4/3レンズより良いかもって雰囲気。コレは嬉しい誤算で、このレンズは手放さずに実践投入するかもしれません。プラマウントとダブルカムズームのおかげで小型軽量なのが嬉しいです。小型ボディ E-M5 MarkⅢに付けた姿に違和感が全くないのが凄いです。レンズキャップもこの頃はゴージャスです。ただ、マウントアダプターにm4/3のリアキャップが付き、レンズにセットされて送られて来たので本来のフォーサーズ用リアキャップが在りません。あの Amazon でも販売されていません。どうしましょうかね。何か互換性のあるリアキャップが在るかな。で、気になるAF性能ですがズームレンジの100mmまでならパンケーキレンズの MZ17/2.8 並かそれ以上に快適に合焦します。室内の明かりと距離でこのレベルなら無問題です。最短撮影距離も現行モデルと同じで、使い勝手はほとんど変わりません。流石は E-M5 MarkⅢです。問題は100mmから先で150mmに近づくにしたがってAFが「バカ」になっていきます。望遠端は室内の照明下での短い撮影距離だとかなり厳しいです。ですが、ある程度の距離が在れば夜間でも無問題です。自宅から、いつもお世話になっている病院を望遠端で撮影。夜間のそう明るくない景色ですが、サクッとピンが来て簡単に撮影出来ました。十分です。100mmまでならAFターゲットパッドで任意の位置にサクッと合焦します。上記の画像はAFターゲットパッドで右目に合わせてます。本当にサクッとピンが来て、自分が古いフォーサーズのレンズを使っている感覚が在りません。近接撮影もいけます。望遠端はAF後のMFで拡大されるので、まぁ楽な方だと思います。AFが迷走してMFする場合も、他社レンズとは異なり純正レンズゆえに操作が楽で良いです。何より描写性能が予想以上に良いのです。ちょっと感激しました。描写性能も悪くない、いや、かなり良いのではないかと思います。手振れ補正もしっかり効いているし、100mmまでならAFも無問題、望遠端でも遠景なら大丈夫そうですし、これは良い買い物だったと思います。現行レンズ並みに軽量コンパクトでAF性能もまずまずで描写性能も予想を上回る仕上がり。しかも、安価なのにマウントアダプター MMF-2 がオマケで付いてきました。何だか宝くじにでも当選した気分です。と言う事で、まずはマウントアダプターかなと物色していたら、望遠ズームとセットでやって来たって話でした。さて、次こそは本命の標準ズームです。
2024.05.25
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最近は焚火がしたくて「ソロ自転車キャンプ」を夢見ていたりします。珈琲を淹れるパーコレーターとストーブは持っていますので、次はご飯が炊けるメスティンを購入したいなと思いました。以前、観たアニメ「スーパーカブ」に登場し、飯盒しか知らなかったオジサンの物欲を激しく刺激してくれたメスティンです。早速 Amazon さんで検索したら、コロナ禍とアニメ「ゆるキャン△」の影響なのか、キャンプブーム(そろそろ終わりそう?)の影響で何を選べば良いのか、判らなくなるほど沢山の種類のメスティンが販売されていました。そしてメスティンを利用した「自動炊飯」なる言葉も散見され、かなり真剣にメスティンについて調べて、初めは「吹きこぼれ防止」のリブが付いた850mlタイプで、固形燃料用のストーブとかがセットになった商品にしようと思っていたのですが、某 YouTube の動画を見て方針変換。タイトルのように即席麵スペシャルなメスティンをゲットしました。Skater AFTM8N ALUMINUM MESSTIN 850ml イエローです。ついでにリフターもゲット。すぐに使えるバリ取り済、アルマイト加工で、アルミ食器ですが安心感があります。色は現在5色展開で、私は何色でも良かったので一番安かったイエローを選びましたが実物のアルマイトカラーを見てイエローで正解だったなと思いました。とてもきれいな発色で食材と合わせても違和感ない色味だと思います。袋麺がジャストサイズで、調理時に吹きこぼれも無くて深さも丁度良いです。コレはキャンプに持ち出さなくても自宅で袋麺専用調理器具として活用したいと思いました。で、画像のように実際に調理してみたのですが、かなり快適でした。バージョンアップされたのか、しっかり目盛り付きになっていました。まず、底面積が広いのですぐにお湯が沸きます。次に、底面周囲にリブがあるのでストーブの上で不用意にズレる可能性が低いです。手持ちの大火力な PRIMUS 2243 でサクッと調理出来ました。画像右ではあえて蓋を逆さまにしています。こうする事で、同時購入したリフターを使って素手で扱えます。自宅調理で、わざわざ皮手袋は使いたくありませんがコレで大丈夫です。底面積が広いので家庭用としても使い易いのが地味に嬉しい。蓋の立て付けは「緩め」で、もし弁当箱にするならゴムバンドで止める等の工夫が必要そうですがこの深さは弁当箱にも丁度良いと思います。一番下の目盛りは150mlでした。お米を一合焚くのに丁度良い200mlだと、この位置となり「300」の少し下あたりです。これから「100均ショップ」に入って固形燃料と、それ用のストーブを買って「自動炊飯」を試してみたいと思います。固形燃料用ストーブは売切れでした。orz近くに「100均」はダイソーしかなく、ダイソーを2件ほど回ったのですが、固形燃料用ストーブは売り切れだったので、アルコールストーブ用の五徳と固形燃料用受け皿と 25gx3 の固形燃料を買って来ました。合計¥330-はお値打ちですね。気がかりだった「吹きこぼれ」も無く、無事に炊き上がりました。米一合に水200mlで炊き上げたのですが、吹きこぼれは無かった代わりに、少し硬めの炊き上がりとなりました。まぁ、今回はレトルトのハヤシライスで頂いたので丁度良かったですが、次回は少し水を大目にしようかなと思います。ですが、一人で米一合はちょっと多いです。お腹一杯になってしまいした。次回は0.5合でも美味しく炊けるか試してみます。と言う事で、袋麺スペシャルで入手した、独自形状でカラーアルマイトなメスティンは、袋麺調理だけでなく「自動炊飯」も無難に熟す良いメスティンでした。でも一番使うのは、自宅での袋麺調理な予感がします。(^^;
2024.05.25
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私にとってマイクロフォーサーズの標準ズームは、既にディスコンになってる 12-50/3.5-6.3 EZがベストだと思っています。コレは変わりません。パナボディならGF9とセットでコンパクトな 12-32/3.5-5.6 MEGA O.I.S もお気に入りです。ですが、新たに入手した OM-D E-M5 MarkⅢの実力をフルに発揮するには、やや物足りないかと考えてしまいました。なにせ1600万画素時代のセットズームですからね。普通に考えれば、セット販売されている 12-45/4.0 Pro が妥当な選択肢で、アップグレードパスとして 12-40/2.8 Pro を選択するのもアリでしょう。この2本のレンズなら「深度合成」に対応しているのも個人的には高ポイントです。ですが、この2本は私にとっては「お高い」のです。あえてボディ単品を購入したほどに。。。なので OM-D E-M1 MarkⅡと同等のセンサーを持つのだったらフォーサーズ時代の標準ズームが普通に使えるじゃん!って考えに至りました。フォーサーズの頃は画質と言うか描写性能を今より大切に考えていたようで現在の Pro レンズと比較しても勝るとも劣らないという評価が多いです。私も既に故人の友人がフォーサーズやマイクロフォーサーズの E-M1 を使っていたので、それらのレンズを試した事が在りましたし、実際にフォーサーズのボディを購入しようか真剣に考えた時期もありました。ですが E-M1 は、大きくて重いので選択肢にはなりませんでした。それが、後継機である E-M1 MerkⅡと同等のAF性能を持つ E-M5MarkⅢを入手したのですからフォーサーズの優れた描写性能を誇る標準レンズを使うのは理にかなっています。実際にはコストパフォーマンスが良く、純正マウントアダプターを別途購入してさえ、購入対象になるって事なんですけどね。で、フォーサーズの標準ズームと言えば下記の4本です。●ZD 11-22/2.8-3.5:手持ちの 9-18/4.0/5.6 をアップグレードするようなレンズで、とても 魅力的なのですが、古いレンズでAF性能に少し不安がありますし、今となってはズーム範囲 が少し物足りないので選択肢にならない。フィルム時代にも 24-50/4.0 を入手しましたが結局 望遠端が物足りなくてほとんど使いませんでしたから、この大きさ重さで望遠端が換算44mm なのはデジタルズームがあるとはいえ辛いかな。12-24 か 14-28 なら良かったのにね。●ZD 14-54/2.8-3.5Ⅱ:Ⅱになりマウントアダプター経由のAF性能が良くなったらしいのが 嬉しいポイント。広角端の換算28mmはやや物足りないですが、望遠端の54mmが嬉しいし、 現行 Proズーム2本より望遠端が長く 12-45/4.0 Pro より明るいのも高ポイント。 ●ZD ED 12-60/2.8-4.0 SWD:m4/3のパナライカと同じスペックですが E-M1 以降のAF性能 を持つオリンパスボディで使う限りは現行レンズと大差無い使用感らしい。在り得ないと思うけ ど、もしかしたらパナライカより相性が良いかも?。ただし大きさ重さがネックかな。●ZD ED 14-35/2.0 SWD:m4/3で登場したパナの大口径ズームに勝るとも劣らないレンズ。 素晴らしいレンズらしいが、超弩級ズームゆえに個体差が激しいらしく、更には現在でも非常に 高額で残念ながら選択肢とならない。●ZD ED 18-180mm F3.5-6.3:10倍の「旅ズーム」ですが一般的な換算28mmスタートでは なく換算 36mm スタートで、その分、望遠側が換算 360mm と長いのが個人的には魅力的。当然パナライカにも魅力的な標準ズームが在るのですがマウントアダプターの相性と言うか、当時のレンズは現在ほど互換性が無いのでパナのフォーサーズレンズはパナのマウントアダプター経由でパナボディで使った方が良さそうなのです。なので当時、試した VARIO-ELMAR 14-50mm F3.8-5.6ASPH. MEGA O.I.S. が描き出した「絵」はとても好きだったのですが、今回は見送る事にしました。旅ズームの ED 18-180/3.5-6.3 は描写性能の魅力が乏しく、であれば少し金額が高くなっても、m4/3の 14-150 ズームの勝ちかなと思い、選択肢から外しました。と言う事で、選択肢は 14-54/2.8-3.5 と 12-60/2.8-4.0 ですかね。14-54 が 440g で 12-60 の方は 575g と、m4/3の 12-40/2.8(382g)や 12-60/2.8-4.0(320g)と比較すると、大きくて重いのですが、中古の実売価格が1/3~1/4程度で購入できると考えると納得できるかな。。。それに、フィルム「α」時代に使っていた 28-70/2.8G は 850g でしたから、それと比較すべれば両レンズとも確かに小型・軽量と言えます。ですが、セットするボディが小型軽量な E-M5 MarkⅢですからね。少しでも小さくて軽い 14-54/2.8-3.5Ⅱ にするか、奇しくも現行m4/3パナライカと同じスペックを持ち、超音波モーターを積みAFも速そうな 12-60/2.8-4.0 SWD にするか、決めかねています。まぁ、悩んでいる間が一番楽しいのかもしれません。と言う事で E-M1 系ボディでは割と普通に使われていたフォーサーズレンズが E-M1 MaekⅡと同じセンサーを積んだ E-M5 MarkⅢでも実用的な範囲で使用可能なのだから、標準ズームについて再考してみるって話でした。パナの F1.7 ズームの大きさ重さを考えれば ED 14-35/2.0 SWD はアリでしょうし「デュアルIS」が扱えないオリボディで ED 12-60/2.8-4.0 SWD って選択肢もボディがE-M1X なら無問題だと思います。ですがコンパクトな E-M5 MarkⅢだと悩ましいですねぇ。14-54/2.8-3.5Ⅱで決まりかなぁ。でもSWDは捨てがたい気がします。そういえばフィルム時代に 28-105/3.5-4.5 と 24-85/3.5-4.5 の標準ズームがあり愛用していたのは 24-85 でした。でもm4/3はボケ量が少ないから 12-40/2.8 や 12-45/4.0 の Pro レンズより魅力的に感じています。多少大きくて重くても購入価格が1/3~1/4ですしね。現在のカリカリ描写と異なるフィルム時代のオリンパスらしさを感じる事ができるかもと期待もしています。かなり真剣に考えているので購入したら再びご報告します。
2024.05.25
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デジタルカメラが登場して久しいです。私が初めて買ったデジタルカメラは Kodak DC210 ZOOMで、購入したのは1998年の年末だったと思います。当時よく言われていた「コダックブルー」は「オリンパスブルー」として引き継がれました。ですが、それはセンサーがCCD時代の話であり今ではほとんど聞かないですね。今でも往年の名機 Kodak DC4800 を動体保存していますが、現行主力機の OM-D E-M5MarkⅢでコダックブルーやオリンパスブルーを感じる事はありません。まぁセンサーが当時とは全く異なりますし、マイクロフォーサーズになって「絵作り」自体も変わったと言う事でしょう。現在におけるデジタルカメラの盟主と言えば Canon と SONY、それとフルサイズミラーレスにて見事に復活した Nikon ですかね。パナソニック、シグマ、ライカも同盟してフルサイズに参入しましたが、残念ながら盟主たちにはなかなか追い付く事ができません。カメラメーカーではない SONY をデジタルカメラメーカーの主役に押し上げたのは「ツァイス」の力が大きかったと思います。ミノルタの「α」を取り込んだのも英断でしたが、今ではミラーレスがメインで一眼の「α」は本流から外れてしまいましたけどね。そして現在でも「ツァイスらしさ」を感じる事は出来ますが、個人的には現在でも現役で使用している RX100(初代)までですかね。強くツァイスらしさを感じさせてくれるのは。まぁ、それゆえに「食べ物」なんかは、あまり美味しそうに写らないのですけどね。ツァイスらしさを強く感じさせてくれた RX100Ⅱで退役した換算 28-100/1.8-4.9 レンズですがRX100Ⅲ 以降に続く 24-70/1.8-2.8 にも引き継がれてはいます。でも個性は弱まったかな。その後の高倍率ズームも含め、今でも「食べ物」の撮影は少し苦手としていると感じますけどね。 オリンパスはフォーサーズの頃までですね。コダックブルーを引き継いだオリンパスブルーと表現出来るのは。現在のオリンパスと言えば「カリカリの描写」ってイメージが強いかな。センサーサイズの小ささを負い目と感じて必要以上に解像感を意識しているように思います。パナソニックは今でもライカ色を色濃く残していますけど、ほぼライカといっても良かったのは、やはりフォーサーズの頃ですね。現在のレンズ達よりもフィルム時代のライカに近い描写で解像度や諧調表現とは異なる「空気感」というか独特のライカらしさが色濃く残っていました。同じマイクロフォーサーズ陣営ですが「描写」についてはかなり異なります。個人的に思うのは、パナのボディでオリンパスのレンズ、オリのボディでパナのレンズを使うのが楽しいです。パナの「デュアルIS」とかオリの「深度合成」なんかは純正の組み合わせが必要ですが、パナのライカ銘のレンズ達には魅力を感じますし、たとえライカ銘が無くてもパナのレンズにはライカの香りを感じます。オリのレンズは良くも悪くも生真面目な日本のレンズって感じに思います。こってりキヤノンも、あっさりニコンも、世代を重ね、没個性化が進んでいるように感じます。そんな中で、富士フィルムのフィルム銘を冠した撮影モードは好感が持てますし、センサーサイズの考え方も好きです。あと30歳若ければメインカメラを富士フィルムにしていたでしょう。さて、ソニーとパナソニックは元々がカメラメーカーではなかったのですが、それゆえにツァイスとライカの影響を色濃く受け、現在につながっています。一方でオリンパスはセンサーをコダックから供与された事でコダックブルーを引き継いだ形ですね。まぁ、CCD時代までですが。と言う事で、この3社は海外メーカーの特性を引き継いだ事で、他社とは異なる描写性を持つ事ができました。一番成功したのはソニーですが、今の私が好きなのはマイクロフォーサーズ陣営。軽量コンパクトなのに楽しいレンズが多いです。それにオリンパスのボディは、カメラ内で小技が出来るのが良いです。コレでソニー並のAF性能を持てば無敵かな。個人的には、先ごろ導入した OM-D E-M5 MarkⅢのAF性能で必要にして十分ですけどね。良い事なのか悪い事なのか私には判別しかねますが、個人的には趣味で撮影するカメラには個性的で在って欲しいと思います。
2024.05.23
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先日、父親が鬼籍に入り、母親も一人暮らしとなりました。なので今まで以上に連絡を密にするために母親をスマホデビューさせる事にしました。父親はドコモ携帯だったのですが高いので解約して、自分が2台目として使っていたYモバイルの携帯をスマホに機種変して使ってもらう事にしました。長らく続けていた「2台持ち」もついに卒業です。本当は自分と同じ iPhone を使って欲しいところですが、高いので京セラの「あんしんスマホ」にしました。アンドロイドスマホですが独自のスキンを使う事で、高齢者にも使い易いように配慮がされていて良い感じです。月々の支払額もドコモ比で半額以下になりました。これで母親にはLINE電話で無料で電話できます。母親の方は「かけ放題」を付けました。母方の田舎に住んでいる妹たちに電話するらしいし、電話すると長電話になりそうなので。そして、このYモバイルの支払い口座だけを母親名義にしたのでその分、自分の通信費が安くなり助かりました。通信費と言えば、自宅で仕事の為に使っていたFAX用回線も止めました。しばらくは仕事も出来ないので色々と節約しないとね。
2024.05.23
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私の所有する携帯ストーブは初めに購入した PRIMUS Backpacking stove Trekker 2243 の初期型がOD缶で、いわゆるアウトドア用です。そして珈琲サイフォン用に新たに購入した FORE WINDSFW-MS01 が、普通のカセットコンロ用となるCB缶です。今使っているOD缶はイワタニプリムスの 250T というタイプで、プロパンをミックスした俗に言うオールシーズン対応のパワーガスなのですが、その分、お高いのですよね。で、そろそろなくなりそうなのですが使用頻度が低いし、追加購入するか迷っていました。対するCB缶は安価で良いのですが、災害時を考慮すると複数個の在庫を持つ必要がありそうですが珈琲サイフォンで使うだけでは、ボンベの耐用年数内に消費するのが難しそうなのが問題です。と言う事で、いつもの Amazon で色々物色していたら良いモノを見つけました。一つ目はガスバーナーです。ストーブと同じように中華製の製品が溢れていましたがガスは危険度が高いので、国産で信頼性がありつつ価格も控えめな「新富士バーナー RZ-730SBK」をゲット。以前から「サケの切り身」の皮目をターボライターで炙って食べたりしていたので、自宅待機な現在、料理に時間を費やすのも良いかなと思い購入してみました。今後、行けるかどうかは判りませんが、キャンプで焚火をする時にも役立ちます。また、このバーナーで「アルミのロウ付け」も行えるようなので、更に夢が広がります。予想以上に本格的なバーナーで、アルミ材のロウ付けに使用可能なのも納得です。もう少し、弱火での調整幅が在った方が個人的には良かったですが、板を焦がして仕上げたりするのは楽で良いです。そして二つ目はCB缶からOD缶へガスを詰め替えるアダプターです。これで、お高いOD缶を購入しなくて済みそうです。その為にCB缶のパワーガスも追加購入しました。CB缶のパワーガスは、冬場以外でも今回購入したバーナーで有効活用が可能です。事前にCB缶は新品を少し温めて、OD缶は冷やしておく事で、サクッと充填出来ます。CB缶側は簡単にセットできたのですが、OD缶側はピンが短いのか、スパナで画像の状態まで、しっかり閉め込まないとダメです。先にOD缶にセットしてノブを回してガスが出るかどうか確認する事をお勧めします。初めは手で絞めるだけで行い、生ガスが外に出るだけで入っていかず不良品かと思ってしまいました。キチンとセットすれば、しっかり充填出来ます。世の中にこんな便利な品物があるとは思いませんでした。自分の年齢や体調の事を考えればコレで今後OD缶を購入する必要は無いでしょうね。このアダプターが \1,276- だったので、最低でも2回は詰め替えをしたいです。多分、少なくともそのくらいの間は生きてると思います。と言う事で、ウチの携帯ストーブ用ガスボンベの活用方法についてのお話でした。
2024.05.23
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私は M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 が生産終了して流通在庫のみとなった時に近くのヤマダ電機で購入したのですが、外装だけリニューアルして「Ⅱ」になって発売されました。地味な2倍ズームだし明るさも凡庸ですが、何よりも軽量コンパクトな事がマイクロフォーサーズらしいレンズで、私が初めて購入した M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50/3.5-6.3 EZ のように廃番にならなくて良かったなと思います。まぁ、防塵・防滴にならなかったのは残念ではありますが、その構造と大きさ、重さを考慮すれば仕方ないですかね。ですが、2000万画素時代にも対応するレンズだとメーカーが保証してくれたようなものですから安心して安価な、旧 9-18/4.0-5.6 が購入出来ますね。(^^;そして 9-18/4.0-5.6Ⅱが登場した事で嬉しい誤算が2件ありました。新レンズキャップ LC-52D と、新レンズフード LH-55D が新たに発売された事です。新レンズキャップの LC-52D は、他社のレンズキャップのようにフードを付けたままでも着脱が容易になりました。もちろんロゴは「OM SYSTEM」になりますけどね。それでも無印のレンズキャップや他社のレンズキャップを流用するのが嫌な人も居るでしょう。私も、たかがレンズキャップですが「応援」する意味でも純正を使う事にして、愛用レンズである12-50/3.5-6.3 EZ と 9-18/4.0-5.6 の分を早速購入しました。今まで我慢していたのですが、これで地味ですけど運用が快適になりました。レンズキャップを変えただけですが 12-50/3.5-6.3 EZ が現行レンズのように感じます。旧 9-18/4.0-5.6 + LH-55C の組み合わせも LC-52D で使い勝手が向上しました。そして新レンズフード LH-55D ですが、コレは 12-50/3.5-6.3 EZ 専用フード LH-55C のロゴを変更したバージョンみたいな物です。現在はまだ LH-55C が入手可能ですが、今後の事を考えればLH-55C が入手困難になる可能性が高いので、こちらも嬉しい話です。因みにⅡではない 9-18/4.0-5.6 専用フードとして設定されていた LH-55B はフードとしての効果が微妙なのでお勧めしません。今回 LH-55C 互換の LH-55D が 9-18/4.0-5.6Ⅱ の専用フードに設定されたのは正しい判断と言えます。M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 II が外装変更のみで、防塵・防滴にならなかった事は残念でしたが、逆に、手持ちの旧レンズ達に新レンズキャップを使えるようになったのが個人的には嬉しかったのでご報告と言う事で。
2024.05.22
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私が初めてパーコレーターを購入したのは二十歳を過ぎた頃なので、今から40年近く昔の話です。ですが、実はパーコレーターが本来の目当てではなく、本来の目当ては携帯ストーブでした。で、携帯ストーブだけでは使い物にならないので一緒にパーコレーターを購入したのです。クッカーやケトルではなく、いきなりパーコレーターを購入したのは珈琲好きの性ですね。そして、未だにキャンプした事が無いので現在に至るまでクッカー等は持っていません。最近になって、アニメ「スーパーカブ」の影響で「メスティン」に興味が湧いている程度です。今ではメスティンが有名なようですが、私の時代に屋外で炊飯と言えば飯盒がメジャーでした。大昔、まだ中学生だった頃に授業の一環としてキャンプ場で飯盒炊飯をした事があります。で、薪を細く割っている時に、鉈で手をザックリとやって救急車で運ばれた奴が、確か3人くらい居ました。今では考えられないかもしれませんが、特に問題にもならず、飯盒炊飯は続けられて、私たちの班は誰も怪我をせず、美味しくレトルトカレーでご飯を食べました。帰宅後も翌日以降も何の騒ぎにもなりませんでしたね。怪我した子供は教師と親に怒られて終わりです。当時の中学校では体罰も教師によっては普通だったし、まぁ、当時はそんなもんでした。話が横道にそれましたが、飯盒で炊いたご飯は確かに美味しかったのですが、飯盒のあの形が好きに慣れませんでした。それにお一人様には大きすぎました。お一人様用の小さい飯盒って、見た事ありません。そこでアニメ「スーパーカブ」に登場したメスティンの話になるのです。メスティンには一合炊きが普通に存在してて、正にお一人様用にジャストフィットで、更に普段使いの弁当箱にもなるし、なにより、スクエアな形状なのに火にかけるように折り畳みの持ち手が付いている事が私にとっては斬新でした。大げさに言えば、火にかけるモノは円形と言う私の概念を覆した存在なのです。今では大ブームとなり、それこそ¥100-ショップでも販売されています。一合炊きのタイプが多いのも私の用途に丁度良さそうです。そのうち買うと思います。すみません。話をパーコレーターに戻します。さて、大昔のパーコレーターですが、自転車でパーコレーターの中身を抜いてケトル代わりに持ち歩いていました。中に携帯ストーブが丁度収まって具合が良かったです。今時は、何処にでもコンビニが在って水の調達が容易になったのは嬉しいですねぇ。私が子供の頃にはコンビニなんか存在しないし、水どころか、ペットのお茶も缶コーヒーも売ってませんでしたから、近場のサイクリングでも水筒は必須でした。便利な世の中になったものです。また話がそれましたが、このパーコレーターで湯を沸かして、ドリップ珈琲を飲んだり、カップ麺を食べたりしてましたが、本来のパーコレーターとして珈琲を淹れたのは一番初めに自宅で試した時だけで、後はずっとケトルの代わりとして使ってました。ですが先日入手したミルが調整も楽で使い易いので、パーコレーターとして珈琲を淹れてみる気になったのです。当時購入したのは PRIMUS Backpacking stove Trekker 2243 の初期型でした。まだケースにイワタニのロゴが入っていないし、何より MADE IN SWEDEN です。初期モデルなので、当然ですが点火イグナイターなんて付いていません。現行モデルだと、点火イグナイターが付いた IP-2243PA が限りなく近い形をしています。私が購入した当時はケースに記載されているように Backpacking stove でした。今では CLASSIC TRAIL POWERFUL GAS STOVE らしいです。そうですよねぇ、私が購入したのは40年近く昔の話ですから確かに「クラシック」ですね。当時の組み合わせで使ってみました。裏側で確認し辛いですが純正のブースタープレートも使っています。さて、パーコレーターの使い方ですが、とても簡単で、まずは中子を出して1~3杯分の水を入れて沸かします。その間に豆を挽いて中子のバスケットに入れておきます。挽き方は粗挽きです。お湯が沸いたら弱火にして中子をセットして蓋をします。蓋の中央部で中のお湯が踊っているのが確認できるので、珈琲色になったら出来上がり。火を止めます。大体5~6かかります。そのまま1~2分置いて、珈琲の中に混じった粉が沈殿するのを待ちます。後はカップに注いで出来上がりです。気分はアメリカのカウボーイでしょうか。でもお味は確かにアメリカンですが、意外な事に上品な味わいです。ヨーロピアンなガツンと来る、しっかりした味わいを期待するとがっかりします。カウボーイは実は上品な珈琲を飲んでいたのですねぇ。まぁ、だからアメリカンなんですね。でも、お店で出される、お湯を足したアメリカンより美味しいと思いました。現代日本なら「ハーレー乗り」に味わってほしいですねぇ。そんな珈琲だと感じました。私も気分を出して、カワサキのバイクミーティングで頂いたカップを使いました。今回、私はストレーナーを通してカップに注ぎました。おかげで嫌な粉っぽさを感じる事もなく、美味しいアメリカンを頂く事が出来ました。私のパーコレーターはアルミ製で安かったのですが、今ネットで確認すると現在はステンレス製が多いようですね。アルミ製は軽いので中子を抜いてケトル代わりに持ち歩きましたが、ステンレス製だと重いので、パーコレーターはあきらめて普通にケトルを購入していたかもしれません。本音を言えば PRIMUS Backpacking stove Trekker 2243 を買う為に選んだので、実はなんでも良かったのです。偶然、アルミ製のパーコレーターが安かったので、珈琲好きだし丁度良いなって選んだだけなんですよね。実際、ケトルとして使う事がほとんどでしたし。。。でも、今回改めてパーコレーターで珈琲を淹れてみたら、意外と悪くない。ってか割と美味しい。手持ちの豆が切れたので追加検証はしませんが、今後はパーコレーターも、その時の気分次第では使うかもしれません。まぁ、昔と違って色々な味わいの珈琲に、それぞれの良さを感じて美味しく頂けるようになった自分のせいかもしれませんけどね。美味しいアメリカンが好きなら、パーコレーターは悪くない選択肢だと思いました。
2024.05.13
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DJI と言えば現在話題の中心は Osmo Pocket 3 と Osmo Action 4 だと思うし、アクションカメラ全般で言えば、GoPro 12. や Insta360 X4. Ace Pro. Go3. 辺りでしょうか。実際の販売数だと、1~2世代前の安くなったモデルも人気があります。具体的には Go Pro 11. 10. Insta360 X3. 等ですかね。ですが、私が個人的に推したいのは DJI の Pocket 2 と Action 2 なのです。理由は定かではありませんが、どちらも DJI 製品の中で「Osmo」の文言が入らないモデルです。どちらもアクションカメラとしては大型の 1/1.7 インチCMOSセンサーを搭載していますが、有効画素数に違いがあり、Pocket 2 は 16MP と 64MP の静止画を撮影出来ますが Action 2 は12MP の静止画のみ、その代わり最大で4倍のデジタルズームが可能です。アクションカメラとしては大型のセンサーを搭載しているので画質は最新機種と比較しても見劣りする事はありませんし、今となっては価格も控えめでコストパフォーマンスに優れた機種です。絶対的な画質では、厳密な意味ではアクションカメラではなくジンバルカメラである Pocket 2 に軍配が上がりますし、最新のアクションカメラと比較しても大型センサー搭載機種以外なら、勝るとも劣りません。特に夜景および夜間の撮影では後継機種の Osmo Pocket 3 にこそ劣りますが、電子手振れ補正を採用した他のアクションカメラより優れています。ですが、ジンバルカメラゆえに扱いは慎重に行う必要があるので、アクションカメラのように雑に扱う事が出来ないのが弱点ですかね。対する Action 2 ですが、夜景、夜間撮影では Pocket 2 に劣りますが、他のアクションカメラとの比較ならば、大型センサーを搭載した上級機以外なら、特に見劣りする事はありませんし、画角の広さは他機種との比較してもセールスポイントだし、初期に騒がれた熱問題も解決済です。そして今回、独自のコンパクトスタイルを最大限に生かす 128GB モデルに生まれ変わりました。以前の 32GB モデルはメーカーHPに載っていないので流通在庫のみなのかもしれません。現時点で金額差はわずかなので、今後、在庫処分で 32GB モデルが大幅値引きでもしない限りは、新たに購入するなら 128GB モデル一択だと思います。私は中古で購入した 32GB の Dual Screenコンボを所有していますが、128GB の Powerコンボを追加購入しようか真剣に悩んでいます。元々は中古で購入したのでバッテリーに不安を感じて、安くなってきた電源モジュールを追加購入しようかと考えていたのですが、ネットで現在の価格を調べていた時に 128GB モデルの登場を知って、それなら電源モジュールを購入するより、カメラユニット単体での運用範囲が格段に広がる 128GB の Powerコンボを追加した方が良いのかなと、物欲センサーにビンビン来ている訳です。まぁ、4K撮影できない Insta360 の Go 3 でさえ 128GB モデルがありますから、Action 2 を128GB にしたのは継続販売するなら必然とも言えます。今後は、コンパクトだけど4K撮影出来ない Go 3 の128GBモデルより安価で、カメラユニットの大きさこそほぼ倍になりますが、4K撮影出来るコンパクトなカメラユニットを持つ Action 2 が見直されるようになるかもしれません。アクションカメラとは思えない金属外装の上質な質感が良くも悪くも特徴的な Action 2 ですが、私は大好きだし、少し真剣に 128GB の Powerコンボ購入を検討してみたいと思います。
2024.05.13
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451ホイールのフォールディングバイクと言えば、現在でも選択肢はそれほど多くありませんがTartaruga Type Sport が登場した頃は姉妹モデルの PACIFIC REACH をベースとする4姉妹が在る位で「折り畳める」451ホイールのミニヴェロはほとんど選択肢がありませんでした。その代わりと言ってはアレですが GIANT MR-4 みたいな24インチ車等、バリエーションが豊かだった時代かもしれません。現在では、パシフィック社の REACH はディスクブレーキ仕様へと進化しましたが、その代わりに日本ではフレームセットでの販売のみとなりマイナー色が一層強くなりました。4姉妹だったのも初期の頃だけで、現在では REACH と Type Sport Ver.1.5 だけが生き残っています。因みに当時の4姉妹の名称等は下記の通り。Pacific IF REACHⅡ(フレームが中央から折れるのでフォールディング可能方式が異なる。12kg) REACH RACINGⅡ(ドロップハンドル、STI18s仕様で 10kg を切る 9.5kg だった) REACH SLⅡ(軽量パーツで武装、ドロップハンドル、STI18s仕様で 8.5kg だった) REACH CITYⅡ(8s のスタンダードタイプで一番安価だった。11.4kg)Tartaruga Type SPORT DX(唯一のシールドベアリングハブのホイール装備、18s仕様で10.5kg) Type SPORT SD(最廉価モデル、8sで10.8kg) Type SPORT ULTEGRA(ブレーキ以外は ULTEGRA 6600 装備で 10.2kg だった) Type SPORT GT(ULTEGRAの後継。ドロップハンドル仕様、今どき「昆虫シフト」の 18sで 10.8kg)LOUIS GARNEAU LGS-MVF(姉妹の中で唯一のVブレーキ仕様で、MAXXIS HORY ROLLER 20" x 1-3/8 (37-451)のブロックパターンタイヤを採用した。 フラットバーを採用し、シマノ SORA の8s仕様で 11.7kg)bianchi ビアンキだけは、探し方が下手なのか見つける事が出来ませんでした。フレッタと勘違い しているのかもしれません。そうなると3姉妹ですね。汗その REACH よりは遥かにメジャーな存在の Tartaruga Type Sport ですが、その仕様は実に奇妙で面白い仕様に変化してしまいました。今回はそんな面白自転車なポイントについてご紹介します。その1:ブレーキがロードと同じキャリパーブレーキ仕様になってクリアランスが減った。 私が所有するひとつ前の Ver.1.2 から変更になったらしいのですがロードと同じスモールタイプ のキャリパーブレーキが取り付ける事が出来るようにキャリパーとタイヤのクリアランスが変更 になったようです。とはいっても、現行モデルの Ver.1.5 でも装備されているのはロングアーチ のキャリパーブレーキなので、ショートアーチとロングアーチのどちらでも取付可能と言う絶妙 なクリアランスを採用してるのでしょう。実際にロングアーチのキャリパーが搭載されている割 にはタイヤとのクリアランスが少なくてフェンダーの取付には苦労しました。 特にフロントフェンダーは着脱式とした事でかなり手間暇掛けました。現行モデルの Ver.1.5 で も、加工する事で普通のフェンダーを取付ける事が出来ると思うけど「ポン付け」は厳しいです。 因みにディスクブレーキ仕様の姉妹モデルである REACH もフルフェンダー取付はダボがないの で工夫が必要ですが、タイヤの太さからホイールサイズの変更まで、自由度は遥かに高いです。 昔の自転車には「ランドナー」や「パスファインダー」他に「スポルティーフ」と言うジャンル が在って、それらに共通するのが天候に左右されない走りが可能な「普通」のフェンダーを装備 している事でした。Tartaruga Type Sport の紹介記事で「ランドナー」の文言を目にする事が ありますが、私に言わせれば、良くある「ロード用の簡易フェンダー」しか、オプション設定が 無い自転車は間違ってもランドナーとは呼びません。欲を言えば本所の「亀甲フルフェンダー」 を装備したいと思えるのが「ランドナー」だと愚考します。ですが吉松さんがフルフェンダーは 美しくないと考えて居られるようなので、フルフェンダーがメーカーオプションになる日は遠い のでしょうね。 我が家の Type Sport(初代)もランドナーではありません。タイヤがシュワルベワンですから、 ロードの利便性を向上させた「スポルティーフ」ですね。現在のグラヴェルロードは、ロードが 未舗装路に入っていくコンセプトですから衣服には注意が必要です。 対する「スポルティーフ」は未舗装路に入っていくのではなく、一般道で普通の服を着て走る事 を考えて「フェンダー」を装備しています。雨天走行や、雨上がりの「水たまり」を通過する事 を考えれば「フェンダー」はロード以外では「必需品」と言うのが私の考え方です。 今の時代なら「クロスバイク」が似ていますが、泥ぷハンドルが標準で、もう少しだけフレーム スケルトンがロード寄りなのがスポルティーフと思って頂ければ良いかと思います。 因みに私の車両はリアフェンダーにブロンプトン用のフェンダー用キャスターを取り付けていて 「イージーフォールディング」専用として、フロントフェンダーは着脱式にして専用輪行バッグ にフェンダーキャスター用の穴を開けてJRでの「転がし輪行」を実現しています。 Tartaruga Type Sport にオプション設定されているフェンダーは、正にロード用フェンダーで 現行 REACH にも同等のオプションがあります。今時はミニヴェロではなくともロード以外でも MTBルック車に代表される「簡易フェンダー」全盛の時代ですが、可能なら普通のフェンダー が取付可能な Type Sport Ver.1.6 の登場を願います。何度も言いますが普通のフェンダーこそ がランドナーの「アイデンティティ」だと愚考します。 普通のフェンダーに対応するにはディスクブレーキへのバージョンアップが一番望ましいですが、 当時のルイガノのようにVブレーキ/カンチレバーブレーキ用のダボを追加しても良いです。 より「ランドナーらしさ」を意識するなら、ディスクブレーキはミスマッチで、カンチブレーキ が性能を度外視すればベストです。ですが実用性と今後への対応を考慮すればディスクブレーキ 化がベストでしょうね。もし、私が現行の Type Sport を入手すれば、低予算ならVブレーキの台座を追加してブースターとセットで使用しますし、予算に余裕が在ればディスクブレーキ化の大改装を行います。先にも書いたように、ディスクブレーキの方が魅力的です。ディスクブレーキなら、その時の気分で、406ホイール&バルーンタイヤや、ブロックパターンタイヤで乗り心地を変えたり未舗装路に入ったり、451ホイールでロード気分を味わったりと、1台の車両で「2ホイール生活」が楽しめます。そう考えた時にパシフィック社の REACH は「判っている人」がアップデートしたのだなと想像できます。実際にメーカーHPに掲載される画像も、グラベルロード仕様、オンロード仕様の2種の REACH が掲載されています。とにかく Tartaruga Type Sport にショートアーチのキャリパーブレーキ搭載は、当時は良かったかもしれませんが、今となっては用途に対して「ミスマッチ」だと言うのが私の見解です。現在のType SPORT でミニヴェロロードを志す人は少ないでしょう。企画した吉松氏自身が否定的ですし「サイクリング」「輪行」「キャンプ」に追加して「自転車+釣り」をプッシュしてます。この事は、オプションパーツの「釣り竿ホルダー」で大変に判りやすいですね。既にデュラやアルテだけでなく、105のキャリパーブレーキもラインアップから消滅しています。近い将来にディスクブレーキ化が必要になってくるのは必然だと思います。その2:リアキャリアの積載性が悪い。 メーカーHPでは容量の小さなフロント用パニアバッグが取付可能な事で自転車の「SUV」と 記載していますが、そもそも容量の小さな「フロント用」と言う時点で微妙な存在です。 フォールディングバイクの最大手である DAHON ならフルサイズのパニアバッグが取り付け可能 なリアキャリアがオプションに在るし、姉妹メーカーの Tern ならフロントパニアバッグは普通に フロントキャリアに取付出来ますし、リアキャリア用の大容量専用バッグも設定されています。 リアキャリアに専用バッグの設定が無いのに荷掛けフックも無い時点で個人的には「どうなの?」 って思ってしまいますし、形状が特殊なので、ウチのミニヴェロ達で使いまわしが出来ている、 Tern の Dry Goods Bag も唯一、使う事が出来ません。 仕方なく Topeak の OMNI QUICKTRACK ADAPTER を加工(キャリア形状が特殊で無加工では はコレさえも取付出来ない)して取り付け、使い勝手は劣りますが MTX TRUNKBAG を使う事に しました。 とは言っても、本来のサイドバッグもフロントローラーではありませんが、対応しそうなバッグを 二つほど入手しているので、そのうちに輪行ソロキャンに行きたいなと思っています。今時はガチ ロードでも自転車キャンプ出来るバッグ類が存在する時代です。グラヴェルロードなんてジャンル までもが出来ました。積載性の悪いリアキャリアでも耐荷重には問題なさそうですから工夫で乗り 切る事は可能です。工夫や加工が必要な時点でツアラーとしては微妙なんですけどね。 REACH のフレームが現行モデルに代替わりする時に「方向性が違う」と、あえてそのままを維持 したそうですが、であればリアキャリアの利便性はもっと考慮するべきだと思います。 辛うじてサイドバッグのサポートはオプション設定されていますが、使い勝手は微妙と言わざるを 得ません。因みにウチの「初代」はフェンダーステーの取付位置と強度を輪行用キャスターに合わ せた結果、サイドバッグが若干左右に揺れますがホイールに干渉する事はありませんしフェンダー ステーにサイドバッグ用のガイドを付ければスマートに解決するので、サイドバッグの背面形状と 照らし合わせて検討中です。その3:フロントバッグの取り付け方法が意味不明。 昔ながらのハンドルマウント用フロントバッグが搭載可能なキャリアがオプションで存在します が使い勝手が悪い。なぜブロンプトンやダホンのようにしなかったのかは、ドロップハンドル化 した時に、ホイールが大きいのでハンドルとバッグが干渉してしまい、大きなバッグが使えない からなのですが、このフロントキャリアだと回転部分から距離が在り、それなりに大きなバッグ を載せる事は出来てもハンドルに干渉しないほど遠いので、フロントバッグで一番のメリットで ある自転車に跨っている状態でバッグの中の荷物を出す事が難しいです。グラベルロードの登場 でロードでキャンプに行けるほど自転車用バッグ類が進化した現在、一般的なフロントキャリア を装備した自転車が減り、フロントバッグも進化どころか流通量も種類も激減し、このキャリア の存在意義を更に微妙なモノへとしています。 因みに斬新で優れたオプションパーツ出し続けている Tern のフロントキャリアはサイドバッグ 専用となっています。小径車がフロントキャリアにバッグを載せてもハンドルマウントのような 利便性はありませんから、斬新で現実的な考え方だと思います。 具体的には、フロントキャリアではなく、ブロンプトンやダホンに代表されるヘッドチューブへ の「ダボ」の取り付けがベストだと思います。現在でも両側面に「ダボ」があるので、私が個人 で作ったようなアダプターでも良いのです。実際に私以外にも同様のアダプターを自作した方が 居られるとGCSで確認しましたがコレこそをメーカーが作るべきです。確かにブロンプトンの ように大きなバッグ(特に高さがあると、ドロップハンドルに干渉する)は取付出来ませんが、 バッグ類の種類が豊富ですし、リクセンカウルの新製品である「ヴァリオラック スポーツ」は 高さが短くなって軽くなったので使い勝手が良さそうです。個人的には Tartaruga Type Sport にベストマッチかなと愚考します。 いずれにしても、過去の遺物になりつつある従来形式のフロントバッグに対応したキャリアは、 時代に逆行した存在です。企画、発売された当時は良かったのかもしれませんが、今となっては ガラケー状態ですかねぇ。優れた本体をあえてキープコンセプトで残す事には激しく同意します が、ブレーキ形式の今度への対応や、現在のバッグ類に対応したオプションは、本体を魅力的な 状態に保つためにも必要だと思います。斬新かつ魅力的なオプションが豊富に揃っていた事も、 Type SPORT の素敵な魅力だったのですから。 現在では価格設定も微妙だし、このフロントキャリアは購入する価値のない存在と断言します。その4:世界初?なぜか自転車に「釣り竿ホルダー」がオプションで存在する。 もう意味が解りません。このためにフレームに大きな取付部位が溶接されています。 使い勝手の悪いフロントキャリアも含め「個人の趣味」に走りすぎではないかと思います。 これらオプションパーツの販売個数を公表して欲しいです。もっと自転車本来の機能部品として 役に立つものがあると思うのです。こう言うパーツこそが個人でカスタムするモノだと思う。その5:フレームサイズが1サイズなのに対応部品が無い。 仕方ないのでシートポストもハンドルコラムも自分で対応パーツを探しました。30年前の自転車 なら仕方ないですが、今どきの自転車としては大柄な人用の対応パーツはメーカーで用意するの が正しい姿だと愚考します。(釣り竿ホルダーとか言ってる場合じゃないと思います) また、シートポストの下限がサスペンションに干渉する事で制限されています。ショップで切れ ば良いのですけど短いシートポストも設定するべきでしょう。因みに姉妹モデルの REACH も、イージーフォールディングに対応したリアキャリアがオプション設定されていますが、対応する輪行バッグが日本では販売されていません。日本は輪行時にバッグが必需品なのですが、はたして売る気が在るのでしょうか?。と言う事で「ボロボロな Ver.1.25」を譲り受けて、前後サスペンションも含めフルオーバーホールを行い、更には自分仕様へとカスタムしたのですが、ブロンプトンみたいにカスタムパーツが市場に溢れてている訳ではないので、流用と創意工夫が必要です。自転車に「釣り竿ホルダー」が必要!って人は、他に選択肢が在りませんけど、そんな人が本当に居るのでしょうか?。釣り竿ホルダーなんて、それこそ個人でカスタムすれば良いのでは?。本当に疑問しか浮かんできません。現在、この 451 のフォールディングバイクとして、価格を度外視する事が出来れば、一番のお勧めとして Tyrell FCX が断トツです。時点は CARACLE-COZ でしょうか。どちらもフォールディング可能なミニヴェロロードなので、荷物を沢山積みたい場合は DAHON Speed Falco でしょうかね。Vブレーキ仕様ですが、ショートVブレーキに変更すればドロップハンドル化も可能だし、カスタム次第でどんな乗り方にも対応可能です。そして現行の Tartaruga Type Sport は、お好きな人はどうぞって感じでしょうか。ダンパー式の前後サスペンションはマイルドな乗り心地を実現していますが Tyrell FCX のような「上質」な感じはありません。DX以外はハブの回転性能が悪いのでホイール変更必須ですが、あえて一番安価なSDを選択して好みのパーツで仕上げるのも良いかもです。でも、それならばディスクブレーキに対応した姉妹モデルの REACH がフレームセットで購入出来るので魅力的で迷います。それに REACH ならディスクブレーキ仕様なので、ホイールサイズもタイヤの太さも自由自在だしクリアランスを気にする必要が無いのでフェンダーも、オプションの「ロード用簡易フェンダー」ではなく好みのフェンダーをカスタムで装着可能です。それにフロントキャリアの設定が無くても使用可能なフロントバッグが多数ある時代です。現在はドロップハンドルの変速レバーの構造上、フロントキャリア用のフロントバッグの方が絶滅の危機にありますからね。私は偶然にも廃棄寸前の Ver.1.25 を入手し、ブレーキキャリパーがロングアーチ仕様だったのでフルフェンダー仕様に出来て満足しています。それでもクリアランスを気にしてアーチの浅い品物を選ぶしかありませんでした。まぁ無事に取り付けできたので良しとします。それと、ホイール&クランク&BBもデッドストックや中古で良いモノが入手できましたから現行モデルと比較しても「最良の部類」に入る Type Sport に仕上がったと自負しています。そして私なら、現行 Tartaruga Type Sport を買うなら、もう少し足して 406 ホイールですけど、 価格的に大差ない Tyrell FXα を選びます。その方が満足度が高くなると思います。正直な話、タルタルーガを作った吉松さんとは直にお話させて頂きましたが、自転車の事を余り判っていらっしゃらないように感じました。逆にタイレルの人(お名前を失念しました)とお話させて頂いて感じたのは自転車の事をすごく理解していて、それでもなお「あのフレーム形状」に拘って素晴らしい自転車を作っているのだなと感じました。まぁ、メーカーサイトのオプションパーツを観ても、感じる事が出来ると思います。でも、だからこそ面白いとも言えます。当時、パシフィックサイクルの REACH は微妙に仕様の異なる4姉妹でしたが、中でも暖冬に魅力的だったのは Tartaruga Type Sport でした。今では2姉妹となり、かつ当時の姿を今でも残しているのは Tartaruga Type Sport だけなのです。本家の Reach が「正常進化系」なら「変わらない良さ」が Tartaruga Type Sport なのです。初期にはアルテグラ仕様も存在し4姉妹の中では最も「走り」が良いモデルもあり、オプションも豊富でしたし4姉妹の中では頭一つ抜けた良い自転車だった事に間違いはありません。当時の話をすれば REACH は IF REACH になってフレームが「中折れ式」として、輪行の利便性を向上させました。残りの2姉妹はビアンキとルイガノだったと記憶しますが、ルイガノはロード指向ではなく、悪路走破性とツーリングを意識してVブレーキ仕様でした。ツーリングを意識した車両なら初めからロングアーチのキャリパーブレーキではなくVブレーキを採用した方が良かったのに… と思うのは現在のブレーキ事情を知っているからでしょうね。と言う事で、唯一トップチューブを各断面とし「フレーム強度」を挙げた Tartaruga Type Sportが4姉妹の中では走行性能とオプションパーツの充実で、頭一つ抜き出た存在だったのです。ですがバージョンアップで、アルテグラモデルがカタログから消滅したのに、ロード用のショートリーチキャリパーを使用可能なようにクリアランスを狭くすると言う「改悪」を行い結果として、ショップレベルのカスタムでフルフェンダーを取付ける人はほとんどいません。ミニヴェロロードへの道を行くのかと思えば、キャリパー本体と「足」がドロドロになる「ロード用フェンダー」がオプション設定され、個人的には意味不明度が増していくのです。と言う事で、ロングアーチのキャリパーを採用しクリアランスが確保されていた初期の TartarugaType Sport は「当時の名車」だと断言します。一見して全く進化していないように見えるフレームセットですがバージョン表記からも判るように地道な進化を続けています。ですが現行モデルでは、特にタイヤとブレーキのクリアランスが狭い事と、フロントキャリアが弱点となっています。私のTartaruga Type Sport はクリックフィックス対応パーツを自作したので、様々なバッグ類の他に、新製品のヴァリオラック スポーツを付ければ、シュラフでもテントでも積めますし、何なら20L程度までならザックそのものさえ積載可能です。と言う事で「普通」のフェンダーが付かないだけでなく、タイヤサイズのバリエーションも少ない451ホイールでランドナーだのSUVだのと言うのは如何なものかと思います。今となっては中途半端な、でもでも面白い自転車と言うのが私の感想です。因みに我が家の Tartaruga Type Sport は「ミニヴェロ スポルティーフ」として考え、それを実現したと自負していますが、昔のスポルティーフとは異なり荷物の積載には自信があるので、自転車で輪行キャンプに挑戦したいなと考えています。昔みたいに焚火がしたいんですよね。まぁ、抗癌剤を投与し続ける身なので実現できるかは不明ですが、室内で自転車のカスタムをして近所を走って効果を確認する位なら、今しばらくは可能でしょう。と言う事で、今となっては主にオプションパーツが旧態依然して、魅力が半減して中途半端な感じがしますけど、基本的には現在でも優れた面白い自転車だと思います。ただ、価格設定が微妙で、誰にでもお勧めは出来ません。もし試乗する機会が在ればSDとDX,それにタイレルのFXαを合わせて試乗する事をお勧めします。と言う事で現在の Tartaruga Type Sport には価格ほどの魅力は感じません。また中古についてはメーカーが一切の保証をしないと公言しており、更にはオプションを含めたパーツの提供は2倍の金額で販売するとの事。この辺りに理解のある中古を扱うショップで購入するなら良くは無いけど悪くもありませんが、個人売買の場合は「タルタルーガマエストロ」レベルの自転車を扱うスキルを持つか、事情を熟知してなおメンテを受け付けてくれるショップを確保しない限り、購入してはいけません。このように現在の Tartaruga Type Sport ちょっと微妙な存在だなぁ… ってお話でした。
2024.05.08
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最近、美味しい珈琲の淹れ方と言えば、すっかりドリップがメインになっていますが、私は珈琲専門店でサイフォンで淹れていましたので、今でもサイフォンで淹れる方が美味しく淹れる事が出来ます。ドリッパーが昔ながらの陶器製3穴タイプなのがダメなんですかねぇ。ドリップ用に細口のポットも手に入れたのですが、飲み比べるとサイフォンで淹れた方が美味しいのですよ。ですが、自宅だとアルコールランプを使うのが面倒で、一人で自分用だと珈琲メーカーを使う事が圧倒的に多いのですよね。新しく購入した珈琲メーカーがステンレスフィルターなのですが、個人的にはペーパーフィルター方が好ましいかな。ステンレスフィルターの味はあまり好みではありませんでした。まぁ自分用では面倒だからステンレスフィルターの珈琲メーカーでも飲むし、豆をステンレスフィルター用に選べばそれなりに美味しく飲めますしね。最近のドリッパーで主流なのはハリオのV60タイプですね。自分も入手してドリップの練習をしようかなと思っていますが、今回はサイフォン用にバーナーを入手したお話です。すみません。前振りが長いですね。バーナーが有るとサイフォンで淹れるのがとても楽になります。背景が見苦しくて申し訳ありません。そのままだと少し火力が強すぎる気もしますが調整できるので無問題です。で、このバーナーの正体がタイトルの FW-MS01 なんです。サイフォンを購入するとアルコールランプがセットで付いてくるのですが、アルコールランプにアルコールを入れて使用して、終わったら余ったアルコールを容器に戻して片付けるのは、面倒です。それにアルコールランプは火力が弱いので、別途ポットでお湯を沸かす必要もあります。ですが、サイフォン用のバーナーが在れば、上記の面倒事から解放されるのです。水を入れて強火で沸かしてサイフォンに上がってきたら弱火にして時間が来たら消すだけ。火を消すのもアルコールランプはずらして蓋をしなければなりませんが、バーナーはノブを閉めるだけです。アルコールランプから解放されるだけでサイフォンの使い勝手は格段に向上します。カセットコンロ用のガスを使うので本体はコンパクトだけどこのままだと微妙ですよね。「FORE WINDS」というのは最近登場したイワタニのアウトドア用の上級ブランドらしいですね。今回、サイフォン用にバーナーを物色するまで知りませんでした。カセットコンロ用のガスを使うのでコストパフォーマンスが良いのが嬉しいですが上記のようにカセットガスが邪魔ですよね。ですが逆転の発想で、このように専用の遮熱テーブルを使うと、とても具合が良くなります。見る人が見れば完全にサイフォン専用バーナーって感じで、物欲センサーにビンビン来ました。専用の遮熱テーブルと書きましたが、実はこの遮熱テーブルはイワタニの CB-JCB 専用品を加工したモノです。この遮熱テーブルだけ圧倒的に安かったので加工して使う事にしたのです。加工と言っても五徳の「逃げ」をドリルとミニルーターで追加しただけです。Amazon調べですが FW-MS01 用遮熱テーブルは最安値で\2,980-ですが、この遮熱テーブルは驚愕の\990-なんです。これなら工具は在るし自分で加工した方が良いです。現物合わせで採寸は楽でしたが手持ちのドリル刃が鈍っているモノばかりで穴あけは苦労しました。ステンレスは固いですからね。穴あけの後はミニルーターで穴を繋ぐだけです。ついでに「バリ取り」もしました。商品の説明には「バリ取り済」と記載されていたのですが、それは表側だけで裏側はそのままで、危うく手を切りそうになりました。抗癌剤の副作用で指先がとてもデリケートなんですよ。まぁ、安い製品は仕上げもそれなりって事ですね。イワタニの CB-JCB の方が安いし、遮熱テーブルも無加工で使えたのですが、この FW-MS01 を選んだ理由は五徳の形状が素直だからです。イワタニの CB-JCB は五徳の形状が特殊で、個人的に少し使い難いと感じてしまいました。その理由が、このマルチグリルプレートでプレート下の溝が CB-JCB だと合いません。サイフォン用バーナーだけに使うのは勿体ないので「一人焼肉」でも使いたいと考えたのですが、このマルチグリルプレートの底の溝が CB-JCB だと合わないのですよね。この溝でプレートが固定されるだけで安心感が全く違います。珈琲も美味しく飲みましたが、焼肉も美味しく頂きました。余談ですが、最近「エール」が好みです。私はライトノベルで「剣と魔法の世界の話」が好きなのですが、その中にビールではなく「エール」が出てくるお話が多いのです。で、飲んでみたところ「ラガー」より「エール」の方が私の好みだったのでした。と言う事で、今回はサイフォン用のバーナーとして FORE WINDS FW-MS01 他をゲットしたってお話ですが、実はミニルーターが使いたかったってのも少しあります。(笑)
2024.05.02
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