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2021.10.15
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カテゴリ: 古刹
2021/10/12/火曜日/曇り小雨

向島を幸田露伴住居跡を目指し歩いていると左に立派なお寺が。牛頭山弘福寺 という。
縁起を読むと黄檗宗第二代禅師が葛飾郡の僻村にあった堂宇を1673年、黄檗宗の寺として葛西一族の城址に寺領を移して今に至る、とある。中国風の趣、唐風結構、丸窓

隅田七福神の布袋さまを祀る。寺務所で見かけた「せき止め飴」が名物のよう。あら買えばよかった。
勝海舟がここで座禅に励んだ逸話が『氷川清話』にあるそう。ところで、お賽銭箱の葵紋が気になります。

帰宅時間が迫り、幸田露伴住居跡は次回として急ぎ足で対岸の待乳山聖天へ。
一般に「しょうてん」さんと呼ばれるみたいだけど石碑には「しょうでん」と認められる。

宗派は「聖観音宗」で浅草寺と同じ。本堂扁額は「聖天宮」とあり、明治政府廃仏毀釈の嵐をやり過ごし今でも神仏習合の信仰が生きている、と縁起にある。

境内中、印象的でとても美しい神楽殿があった。

見学の際にも大根を奉納されている方がいた。確かに暮らしに根付いた様子の伺える奉納大根の山。

何で読んだか失念したが、江戸湾が遠浅の潟のようであった時もここの場所だけはこんもりとした高台だったので、真土山と呼ばれていた。それがいつの間にか今の当て字となった、というもの。

さて、江戸時代の絵師はここの風景を好んでよく描き、それが聖天さんに保管され公開もしているとのこと。機会があれば訪ねて当時の風景を楽しみたい。





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最終更新日  2021.10.15 19:48:21
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