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2022.05.05
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カテゴリ: 古刹
2022/04/30/土曜日/晴れわたる日
かねてより何度か参拝しながら御朱印を頂いてなかった諏訪大社の、寅か申年に催される、おんばしら祭りの本年。

今は丁度、山曳きと里曳きの真ん中、その隙を掻い潜り四宮を巡ることに

ところで諏訪大社は上社と下社に分かれ、それぞれに二つの宮がある。上社には前宮と本宮、下社には秋宮と春宮。上社の御神体は守矢山、下社は秋宮が一位の木、春宮が杉、とある。

↑先ずは下社秋宮へ
行ったことのない出雲大社もかくや、のしめ縄の雄大さ。

お参りをしていると拝殿左でに地下足袋姿の方々がユンボなど用いて作業中。何事かと尋ねると摂社子安神社に昨日の雨で緩んだ大木が直撃したとの事。

御柱の年にこのような災い何事ぞと怪しむ。まして未来に関わる子を安んじる神社ではないか。どうぞ荒魂を和ませていただけるよう祈りつつ春宮へ移動する。


↑春宮の清掃をしていた氏子の方も秋宮の倒木は知らされてなかった様子。今年は嫌なことが起きているとため息をつかれる。ほんの2週間くらいしか見られない、御柱のない風景をご覧なさいということです。

↑春宮の西を流れる急流。小さな橋を渡った所に万治仏。何とも言えないプリミティブさ。この辺りは古代からの神聖な場所らしく、出雲族が諏訪大社を設置する前に既に信州の土地神が座していたと聞いたことがある。

その真偽は分からないけれど、確かに独特の清々しい雰囲気を湛えている場所だ。おんばしら館に立ち寄る。1300年の歴史記録の中でトレーラーで運んだのは初めての事かもしれない。

上社のある茅野市へと移動。
上社には狩猟に関わる神事が、下社には稲作に関わる神事があるのも対照的で面白い。

ご祭神は建御名方タケミナカタとその妃の八坂刀売女ヤサカトメノカミであるのは同じ。

↓先ずは上社本宮へ。

鳥居を潜ると左に折れて拝殿がある。これは守矢山に向かっているのか、前宮なのか。
この拝殿にはいつも武張った印象を持つ。神楽殿に置かれている里曳き用らしい綱が迫力。蛇のとぐろのようではある。

ラスト、上社前宮へ。下社春宮が水であるならばこちらは山というより風の通る宮、大和路のような鷹揚で明るい土地。

↑前宮入口右手には溝上神社。お諏訪様の母君コシノヌナカワヒメが祭神。潰れた下社秋宮子安神社の祭神でもある。どうか幸魂に変容されるよう手を合わせる。

日本の最も古い様式の宗教性を感じる場所だ。
代々現人神と敬われた大祝の住まいがあったという。天皇家のような三種の神器がお諏訪様にもあった。それが真澄の鏡、八栄の鈴、御鞍だという。

信州は古くから馬の産地である事、神宝に鞍がある事、狩猟的な祭事がある事などからお諏訪様はひょっとして大陸、騎馬民族との関わりが?な想像が膨らむ。

さて四宮を足速に巡り終わると前宮で、がま口の記念品を頂くサプライズが!お賽銭入れなどにお使いくださいとのこと、ありがとうございます!





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最終更新日  2022.05.05 20:50:10
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