星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2023.06.10
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 朝ドラ「らんまん」で時代の先駆けとなる「石板印刷」の習得のため「大畑印刷所」で修行する万太郎に影響を与える人物として 浮世絵師「歌川国芳(1798-1861)」の元で彫師をしていた経験とその腕で大畑社長に引き抜かれた「岩下さん」が登場しています。思い出したのが2021年8月



「池の金魚とねこ」 1851年頃 

 解説には猫を抱いている左の女性は金魚に魅了されていると書かれ、ドラマの中で岩下さんが​​
「猫」だけは国芳に誉められたという台詞を思い出しました。 ​     


「当世好物八契 里見八犬伝」1823年頃

 そして「寿恵子」が愛読する「滝沢馬琴(1767-1848)の「南総里見八犬伝」の本も描かれた「渓斎英泉(1791-1848)の浮世絵もありました。解説には英泉がこの本のイラストを描いていてその宣伝のために左上に本を描いたとあります。

 ウィキペデイアの滝沢馬琴を見ると「ほとんど原稿料のみで生計を営むことが出来た日本で最初の著述家」とあり、
寿恵子 が「滝沢先生、天才!」と叫ぶ気持ちがやっと分かりました。私自身は「南総~」のタイトルは知っていても内容はぼんやりで「八犬」とあるので「犬も活躍したのかな?」と思っていましたが💦内容をざっとネットで読んでみると「犬」が苗字につく8人の若き剣士が仁・義・礼等の文字のある玉をそれぞれ持ち「牡丹」の形の痣がある・・というところでやっとドラマで寿恵子のために万太郎が牡丹を描いた理由も理解出来ました。物語のテーマは「一切の物に親しみ情け深くあること、愛情を及ぼす事」だそうで「らんまん」の根底のテーマに深く繋がっているのかもしれません。


里見家の伏姫役)が主人公の 「里見八犬伝」が出てきました。TBS開局50周年記念のスペシャルドラマで配役を見るとそうそうたる役者さん達が登場しています。機会があれば是非見てみたいドラマで、これを見て「らんまん」の理解(寿恵子への理解) がもっと深まるのかなぁと思ったりします。










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最終更新日  2023.06.10 12:21:29
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