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シンガポールで20年間首相を務めた建国の父「リー・カンユー」氏の長男「リー・シェンロン」氏が今月退任し、新たに4代目「ローレンス・ウオン首相」の誕生となりました。リー・シェンロン氏が首相に就任した2004年は私が渡星した翌年で、現在のような経済発展を遂げたシンガポールの姿とは随分違っていた事を思い出します。 5月16日にNHK「ニュース7 国際報道 :シンガポール 新首相誕生」で放送された内容が今朝ネットの記事にあり興味深く読みました。まずは2023年の「1人あたりのGDP」でシンガポールがアメリカを抜き第5位になっているのには驚きましたが、確かにシンガポールで生活していた20年間は年々「国や国民の豊かさの追求」が目に見えてあったと思います。 経済発展の理由には建国当初からの「人材こそが資源」という考えの元に「優秀な官僚を育成する教育制度を整備したこと(家柄や知名度ではなく学歴、政治力、実績重視)」の他に「アジア有数の貿易・金融の拠点へと成長させたこと」「海外からの企業誘致や投資の呼び込み(日本のように〇〇省や△△省を複数通してという猥雑さが少ない)」等が挙げられますが、実は国民(永住権所持者も含めて)や在星者の国の政治、経済の施策への満足度が高く、国の発展と共に自分達の財産も確実に増やしていってくれるだろうという「明るい将来」を目に見える形で見せてくれる政治力にもあると思っています。 新首相となったローレンス・ウオン氏は所謂カリスマ一族である「リー・一族」の出ではなく庶民派をアピールする実力派で、今までの「自分の言う事を聞け」というスタイルではなくSNS等を通して自分の意見をはっきり言いたい若者が増えている時代の流れに合わせて「対話重視」のスタイルで更なる経済発展を目指すという事です。親しみやすさを積極的にアピールするために「あなたたちと同じ目線で政治をやっているんですよ」「あなたたちのリーダーとして私は働きます」は当たり前の謳い文句のようですが、日本でこれを徹底して実行している政治家がどれくらいいるのだろうかと考えさせられます。 余談ですが昨年私が未だシンガポールにいた時にローカルの知人と新首相の話になり「でもなんだかんだ言ってもローレンス氏の後はリーシェンロン氏の息子さんが首相になるという憶測もありますよ・・。」の言葉にそこはやはりシンガポールだなぁと思いましたが、後任も含めて全ては今後のローレンス氏の手腕にかかっているのだと思うとシンガポールの今後に益々興味が湧いてきます。
2024.05.22
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アルゼンチンの国土の1/16の小さな国です。 5月9日の「ヴィノスやまざき」でのイタリアワインのテイスティングで店主から最近注目を浴びている産地「ウルグアイ」のワインの紹介もありました。「ウルグアイはどこ?」と思いましたが「アルゼンチンの隣の国ですよ」と言われ、アルゼンチンの隣国であれば美味しいワインを造っているはずとまずは白のソーヴィニヨン・ブランを購入しました。「COLINAS DE URUGUAY] 2022年、アルコール度数は12%です。初日は思ったより酸味が際立っていましたが、翌日には酸味も落ち着いてソーヴィニヨン・ブランらしいほろ苦さもありました。ただ正直に言うとチリやアルゼンチン産の手頃な値段のソーヴィニヨン・ブランで十分かなぁという感じもありました。 そしてもう1本ショップにあったウルグアイの赤も気になって先週行って来ました。葡萄品種は「TANNAT(タナ)」で「ウルグアイの代表的な品種で果実味豊かなタナの味わいをストレートに表現」と説明があります。2021年、アルコール度数13%です。店主から「赤身の肉に合いますよ」とアドバイスを貰い最近嵌っている「鯨ユッケ」を用意しました。開栓して一口飲むと果実味というより深いコクのあるワインで甘みは全くなくそれが鯨肉とも最高のマリアージュでした。後で葡萄品種「タナ」を調べてみるとフランス原産で語源は「TANNIN(タンニン 渋み)」だそうですが、2021年でも渋みは程よく抑えられ円やかさもあり私には「高級ワイン」&「コスパ最高」という感じでした。
2024.05.21
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今朝のNHK「あさイチ」のコーナーで岩見沢市にある農場「北海道ウィングファーム」で生産する「フランス鴨の卵」を紹介していました。鶏卵よりちょっと大きめで殻が硬いので割る時に力を入れる必要があるそうです。割った卵は「オムレツに?」と思っていたら日本のソールフード「卵かけご飯」が映し出されました。クリーミーで甘みもあり一味違う美味しい卵かけご飯が味わえるようです。 プリン等のデザートも試作中だそうです。 良好な環境と良質なエサで1日300個ぐらい産卵。 この農場で飼っている鴨は「バリバリー種」というフランスで一番好んで使われる品種で鴨の中でも最も大型だそうです。肉質が柔らかく臭みやクセが少ないようなので卵以外の製品にも興味深々です。 与えるエサのこだわりについては美唄市産の玄米を入れたり、長沼町で作る「おから」にカルシウムを増やすために温泉水を混ぜているという事でした。気になるお値段は1個100円で希少価値の卵にしては安いと思いましたが10個だと1000円なのでやっぱり高級卵です。早速「北海道ウィングファーム」のホームぺージにアクセスしましたが残何ながら50個入り、22個入り共完売でした。産卵は夏までという事なので運よく今年食べられるかなぁと・・。やっぱり卵かけご飯とフランス起源のオムレツを作ってみたいものです。 ふとオムレツは本当にフランス起源?と思って調べると「古代ペルシャ説」が有力のようです。ただ現代に近いオムレツはやっぱり16世紀フランス発祥だそうです。フランス語の「Omelette」から日本語のオムレツだからやっぱり当然です。因みに日本では6月2日が「オムレツの日」でした。これはフランス語の「オム→6」「レツ→2」の語呂合わせだそうで「日本シュリンク包装卵協会」が「オムレツを通して健康を育む日にしたい」という想いから制定したそうです。色々考えるものだなぁと🥚出来れば6月2日にフランス鴨の卵のオムレツにフランス産の美味しい白かロゼワインを頂きたいものです。
2024.05.20
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昨日「道立三岸好太郎美術館」で開催の「ミニリサイタル」に行って来ました。音楽家を目指す若手女性演奏家のフルート(1部)とピアノ(2部)演奏で1時間ほどのリサイタルでした。絵画好きとしてはクラシック音楽はよく分からないものの館内1階の絵画が飾られている展示室で演奏が聴けるというだけで「贅沢な時間」と思います。 フルート演奏の後藤玲衣さんは現在東京音楽大学大学院に在学中で師事している先生がフランスと日本を活動の拠点にしているという事でフランス生まれの作曲家4人の代表曲をフルートとピアノ伴奏のお2人で披露してくれました。1曲目:サン:サーンス(1835-1921)組曲「動物の謝肉祭」より白鳥 全14曲の組曲でチェロリストのために1886年に作曲されたもので、白鳥だけでなく亀、象、カンガルーというタイトルの曲もありますと演奏者から説明もありました。フルートのゆったりと優しい音色でやっと北海道に訪れた春を感じさせてくれる曲でした。2曲目/3曲目:ドビュッシー(1862-1918)「月の光」/「シリンクス」 20世紀初頭のフランスで興ったクラシック音楽の流派「印象主義音楽」を代表する作曲家と説明があり、絵画だけでなく音楽の分野にも当時「印象」という言葉が使われていた事を知りました。ただドビュッシー自身は印象派の画家たちとは違う事をしようとしていたそうです。後で検索すると「激しい情緒や物語性の描写よりも気分や雰囲気の表現に比重を置いた音楽様式」とあり確かに絵画の印象派とは違う感じもします。4曲目:ラヴェル(1875-1937)「亡き王女のためのパヴァーヌ」 もとはピアノ独奏曲として作曲され1899年に管弦楽曲に編曲されたそうです。ミニリサイタルの曲紹介のパンフレットにはスペインの画家ベラスケス(1599-1660)が描いた「幼い王女の肖像画」を見たラヴェルがインスピレーションで書いたと言われています」とあります。5曲目:ガンヌ(1862-1923)「アンダンテとスケルツォ」 演奏者から「この作曲家は日本ではあまり知られていないけれど私が一番好好きな作曲家です」と紹介がありました。当時フランスでオペラの作曲家として名声を得ていたそうで曲の流れが冒頭の「歩くような速さ」から中間部の「即興的な楽句」そして後半の「急速な3拍子で快活でふざけた感じ」で締めくくられていて確かにオペラのような展開が感じられるのかなぁと。 4人の作曲家が生まれた19世紀後半から亡くなった20世紀初頭のフランスは絵画だけでなく音楽もまた新たな挑戦に向かって芸術家が情熱を燃やしていた時期だったのだと気付かせてくれたミニリサイタルでした。
2024.05.19
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日刊スポーツのネット版に図解でフォースボークの説明がありました。 今週の水曜にエスコンで行われた日ハム対西武の試合は日ハムのホームラン3本もあり12対3と圧勝でしたが、2回裏「新庄トリック」と呼ばれた奇襲「Force Balk(フォースボーク)」を私は初めて見ました。一塁ランナーのスティーブンソン選手が二塁へスタートした時は「無謀な盗塁💦」と思いましたが、一、二塁間で挟まれれいる間に水野選手が生還して1点!その時は運が良かったと思いましたが、後でネットの記事を見るとこの奇襲も選手がキャンプの時から練習をしてきた事と監督のある読みで今季初めて実行し成功したことを知り「監督、いい仕事してるなぁ」と思いました。そもそも初めて聞くフォースボークを調べてみると下記の説明がありました。「野球で、一・三塁にランナーがいる時に一塁走者が敢えて塁から大きく離れ、投手が一塁に牽制球を投げようとした際に三塁走者が本塁に進塁する素振りを見せることで、意図的に投手のボークを誘発させる戦法のこと。投手がプレートを外さずに一塁への牽制を中断し、本塁に送球した場合、ボークと見なされるというルールを利用したものである。フォースボークが成功した場合、一塁走者と三塁走者にそれぞれ安全進塁権が与えられ、1点と二塁への進塁が得られる」 監督の読みは「一塁を守っているのがルーキーの村田選手なのでピッチャーからの牽制球を経験が少ないルーキーであれば間違いなく二塁に投げるだろう」という事でごれがピシャリと当たってしまいました。選手の起用について監督の采配が当たったとか外れたというのはよく聞きますが、数少ない幸運とも言えるシチュエーションでの「監督の読み」には良い仕事してるなぁと。一日空いて昨日のロッテ戦でも何か奇襲が・・と期待しましたがこちらは残念ながらそれはなく延長12回で引き分けでした。令和の怪物と言われる佐々木朗希投手先発の試合での引き分けもやっぱり「アッパレ!」と拍手を送ります(マルティネス選手の足がもうちょっと速かったらなぁと💦)
2024.05.18
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今朝のネットの記事に地方銀行の1つ「北海道銀行」の窓口経由で同銀行の口座に振り込む際の手数料220円(3万円未満)と440円(3万円以上)を今年7月から統一して880円に値上げするとあって驚きました。そのすぐ後のNHKのローカルニュースでもう1つの道内の地方銀行「北洋銀行」と北海道銀行の3月期の決算について詳細がありました。 北洋銀行は純利益で前期比23億円増の128億円と22%のアップに対して北海道銀行は前期とほぼ同じ2.3%増の85億円に留まったそうです。北洋銀行の増益の理由について個人向けの住宅ローンが堅調だった事、有価証券の利息配当が増えた事などを挙げています。 一方で北海道銀行は株高の恩恵があったものの低い伸び率になった理由を今年4月にオープンさせた「道銀の新ビル」の新築や移転費用がかさんだ事を挙げています。振り込み手数料の値上げの理由なのかなと推測します。そうだとすると納得いかないのは来期に向けて純益を少しでも伸ばすために利用者の負担増というのはいかがな物かなぁという事です。例えば電気・ガス代のように世界情勢で原材料費の高騰があって値上げと目に見える理由があれば別ですが、果たして「新ビル」を望んだのは利用者ですか?と聞いてみたいです。新ビル建設を企画した人達は将来的にこのビルのテナントから受け取る収益等も試算しているはずですが、そういう事が現状に反映されていないと感じます。 更に振り込み手数料についてインターネットバンキングを利用した場合は値下げで無料になるそうです。日本での高齢者のインターネットバンキングの利用率は分かりませんが、またしても高齢者に優しくない「改悪」かなと思います。新ビルで立派な銀行になったけれど「振り込み等で窓口にはあまり来ないで下さいね」という事なのかなぁと。 昨年まで住んでいたシンガポールの銀行には「DBS」という政府系の銀行があり(子供が生まれた時にすぐこの銀行に口座が開かれるシステムになっています)もし納得いかない値上げがあったら利用者は即政府にクレームすると思います。1院制で独裁政治の印象が強いシンガポールですが政権維持のためには広く国民の意見に耳を傾け対策を講じる国です。日本でももっと声を上げていいのでは?という気になります。私たちは利用者ではなく「お客様」なのだから。 余談ですが本帰国後一番難儀しているのが「証券会社」です。1月から何度か連絡しましたが店頭での対応は予約が必要で、4か月経ってやっと来週の月曜に予約が取れました(電話では人員不足で💦という事でした)全ての証券会社がこうではないとは思っても疑問が大いにあります。
2024.05.15
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先日の「ヴィノスやまざ」でのワインテイスティングで隣席の参加者と雑談でコンビニワインの話になり「セイコーマートのワインは品揃えやコスパが良いので全種類制覇しようと思っている」と聞き、ちょうどネットの記事を見て「ファミリーマート(限定)」で購入した「CITRAN BORDEAUX (シトランボルドー」の話をしました。アルコール度数 14% 記事の中の【漫画「神の雫」の原作者「亜紀直」が薦めるワイン】というタイトルにまず惹かれ、詳細を読むと1855年に始まったメドック格付けに対抗するために1932年にスタートしたメドック地区の格付け「クリュ・ブルジョア」の中でも最も歴史のある「シャトー・シトラン」が監修するワインが「シトラン・ボルドー」と説明があります。発売のために原作者やワイン・ディレクターが複数のクリュ・ブルジョワの候補ワインをブラインドテイスティングをして抜栓90分後もヘタることなく、クオリティ、ポテンシャルの高さを感じたのがこの一本という事でした。ヴィンテージは2020年税込みで1647円とテーブルワインにはちょっと高めかなと思いますがコスパは最高だと思います。コルクを開けた時の香りは申し分のないボルドーワインでした。 「神の雫」の話が出て」「もうシーズン2が始まっていますよ」と言われ、私は知らなかったのでネットで検索してから書店に行きました。2巻目は今月24日頃書店入荷という事で1巻目だけ購入しました。思えば在星20年間で「神の雫」「マリアージュ~神の雫 最終章」70冊を読み終えたのが3年前で、本帰国して今度はリアルタイムで「神の雫 ドゥジエム」が読める事が凄く嬉しいです。大袈裟ですがちょっとドキドキしてフィルムを剝がさずにそのまま飾ってあります。1ページ目を開くためにどんなワインを用意しようかなぁ?と思案中です🍷 余談ですが「ドゥジェム(Deuxieme)ってどういう意味?と調べると「2」でした。なるほどです。確かにフランス語の1.2.3「アン・ドゥ・トワ」を思い出しました。
2024.05.14
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道立近代美術館での先週の日曜の「ミュージアムトーク」のタイトルは「この1枚を見て欲しい」で北海道出身の画家「山口蓬春(1893-1971)」が描いた「向日葵」にスポットライトを当てていました。1955年に描かれたこの絵とゴッホの「ひまわり」の類似点と相違点について学芸員から解説があり、特に印象深かったのはゴッホのひまわりは花瓶の下部とひまわりの背景の色が違っているという点と、当時日本では花瓶に活けた花を描くのは珍しかったという事(画家の趣味の一つが中国の陶磁器収集だったそうです)と花と鳥などを一緒に描く日本画の伝統が未だ色濃くある時代に花のみを描いた事に斬新さがあるそうです。 北海道立近代美術館増 パネル1:「ゴッホのひまわり」との関係を探る」 ゴッホの影響を受けてこの絵を描いたのでは?という推測のもとこの絵の周りにゴッホについてのパネルが何枚か並び、その1枚が原田マハ著「たゆたえども沈まず」の序章に登場したゴッホ研究家であり精神科医の「シキバ(式場隆三郎)」についてでした。序章では1962年にゴッホの甥フィンセント(72歳)とゴッホ最期の地オーヴェールのラブー食堂で出会い、会話を交わし「日本にはゴッホの絵はないのですか?」と尋ねられ「西洋美術館に薔薇という作品があり、それは見た事があります」と答えます。ゴッホの薔薇は国立西洋美術館の創設者「松方幸次郎」が戦前購入し(最初の所有者はゴッホを看取ったガシェ医師)戦後フランス政府に没収された後1959年にフランス政府から返還されています。右下の写真が1953年の展覧会の様子。 そしてもう1枚のパネルで「薔薇」の返還の8年前の1951年と1953年に式場隆三郎が東京の丸善でゴッホの複製画や資料中心の展覧会を主催していた事を知りました。特にゴッホ生誕100年を記念した1953年の展覧会は大盛況だったようで、学芸員から北海道からも見に行った人がいたそうですと話がありました。 1911年に「白樺」によってゴッホが初めて本格的に日本に紹介され、白樺の同人たちが開催した美術展覧会でゴッホの複製画の展示をしたり、1920年に実業家の山本顧彌太が同人たちが構想した白樺美術のためにゴッホの絵を1枚購入したものの1945年の空襲で焼失した悲劇の流れも通して「ゴッホの絵画への情熱の火に惹きつけられた人達」の思いが熱く伝わってくるようです。 正直、序章の中でだけ登場した「シキバ」がこれほどの人だとは驚きでした。近美の図書コーナーにある「Van Gogh & Japan」の中に式場隆三郎と自らも画家であったガシェ医師との交流が書かれていました。ゴッホのためにオーヴェールに訪れた日本人達の訪問を真心で受け入れてくれていたそうで、これも心温まるエピソードです。【追記】 ガシェ医師と式場隆三郎(1898-1965)の交流についての訂正です。「ゴッホの夢美術館」に【ガシェ医師は1909年に亡くなっているので日本からゴッホ巡礼の旅でオーヴェールを訪れた日本人達をもてなしてくれたのはガシェ医師の息子「ポール・ルイス・ガシェ(1873-1962)】と記載がありました。
2024.05.13
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知人から鉢で頂いた「ペチュニア」の1輪目が今月初旬に開花して2輪目ももうすぐという感じです。 右上に2輪目の蕾が。 早くこんな風に咲き乱れて欲しい。ネットの画像から。 シンガポールでもベランダで観葉植物を育ててかなり癒しを貰っていましたが、開花の効果はそれ以上です。花言葉は「心の安らぎ」「あなたと一緒なら心が和らぐ」だそうです。 もう1つ種で貰ったのが「クレオメ」でアドバイス通りに卵の上のケースに穴を開け、もう1つの水を入れたケースの上に乗せて辛抱強く待つとやっと小さな芽が出てきました。花育ては初心者以下で種の置き方が悪かったためたくさん芽が出た所と全く出ていな所と不揃いですが、もう少し成長したら鉢に植え替えようと昨日新しい鉢を買って来ました。右のネットからの画像のようにかわいいピンク色の花が一刻も早く開く事を願って・・。花言葉は「美」「愛」「保護」だそうです。花言葉を知ると花々にもっと愛着が湧いて幸せホルモンが倍増という感じです。ラベンダーのドライフラワーもベッド脇に。 話は変わって先日NHK「あさイチ」で睡眠の質向上の1つとして浴槽に浸かるのが面倒でシャワーで済ませたい時もたらいにお湯をはって足を入れる「足湯」でも十分効果があるとの事で、早速数回試しています。気持ちの問題かな?とも思うのですが、寝つきも良くなって睡眠の質が少し上がる気がします。シンガポールにいた時は暑さのため夜中に目が覚める事も多かったのですが、流石に北海道ではそれはなく睡眠の質は良くなっていると思うけれど更に1ランクアップの「睡眠の質」を目指します!
2024.05.11
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昨日の「ヴィノスやまざき」でのイタリアワインのテイスティングは6本のうち3本がヴェノト州で「アマローネ」、ピエモンテ州の「バローロ」と予想を裏切らないワインが続きました。そして前回と同じ最後のスペシャルサービスの1本はブラインドテイスティングで店主からこれは「バルバレスコ?」それとも「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ?」と聞かれ参加者15名の挙手となりました。私はどちらも飲んだことがない上に2本のワインの知識もなく「降参」と思いましたが、隣の席の参加者がかなりのワイン通で「このワインはサンジョベーゼに間違いないですよ」と教えてくれたので、ちゃっかり私もブルネッロに挙手して正解となりました(笑)ポデーレ・ブリッツィオ ブルネッロ・ティ・モンタルチーノ 2018年 売値12,800円 トスカーナ州で造るサンジョヴェーゼ・グロッソ100%のワインでブルネッロとも呼ばれるこの葡萄品種がサンジョベーゼのクローンである事を初めて知りました。サンジョベーゼと言えば軽いキャンティのイメージが強すぎてしばらく飲んでいませんでしたが、やはりブルネッロがイタリアワインの女王と呼ばれるのに相応しいいと実感です。売値が12,800円とパネルに出て参加者からちょっと溜息が出ましたが、ワインも特に5月からじわじわっと値上げの状況だそうです。 6本の中で個人的に嬉しかったのは先日日記に書いたシチリアの白と同じ葡萄品種GRILLO(グリッロ)があった事で参加者から「シチリアの白ってあまり聞かないですね」の声もあり、すかさ携帯の画像を自慢げに見せてしまいました💦 ディ・ジョヴァンナ ヘリオス グリッロ 2019年 左がテイスティングのグリッロで売値も3,580円と私がJUPITERで購入した右のワインの3倍でそれだけふくよかでコクのあるワインでした。ただただ味の比較が出来ただけでも運が良かったなぁと・・。 そして今回のイタリアから一本買ってと思っていたのですが(参加者は10%引きです)店主の話の中で「余談ですが実は今ウルグアイのワインって注目を浴びているんです」を聞いてウルグアイ産の「ソーヴィニヨンブラン」を購入してしまいました。何に合わせようかなと思案中でこれもまた至福の時です。
2024.05.10
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何故「今日がアイスクリームの日?」と検索すると「東京オリンピックの開催年の1964年、アイスクリームのシーズンとなる連休明けの今日をアイスクリームデーと決め祭典を開催、それ以降毎年アイスクリームの日として角地でイベントが行われている」とあり、今年この事を初めて知りました。 アイスクリームの画像でよく登場するのがコーンタイプの「ソフトクリーム」でどんな違いがあるのかこれも検索すると「ソフトクリームはー6°C前後で機械で空気を含ませて柔らかく仕上げた物、アイスクリームはー18°Cで凍らせていてカチカチな状態からゆっくりと溶け感を楽しむ物」とありなるほどです。 そしてソフトクリームで思い出すのが昨年のNHK「チコちゃんに叱られる」の「なぜアイスクリームはコーンに乗っているの?」です。コーン誕生の歴史については20世紀初頭に遡ります。アメリカの街中の屋台で最初はガラスの器に入れて売っていたアイスクリームが、ある酷暑の日にバカ売れしてガラスの器が追い付かなくなり、ふと隣を見ると暑い日に温かいワッフルを売っている屋台は閑古鳥が鳴いています。たまたま売れ残っているワッフルにアイスを挟んで急場をしのぎ、その後現在のコーンの形に改良されたというストーリーです。何がきっかけで長く後世に引き継がれる物が作られるか分からないものだなぁと感心して、記憶に残る回でした。 ふと日本でアイスクリームが登場したのはいつだろうと調べてみると明治2年(1869年)で横浜の馬車道通りに開店した「氷水屋」でした。勿論コーンではなくガラスの器で出されたはずですが、何と今の値段に換算すると8千円という超高級品だったそうです。「たい焼きソフトクリーム(コーンではなく紙です💦)ネットの画像から。 北海道は特に昨日は冷え込み今日も外でアイスクリームを堪能する気温までは上がらないようですが、20°を超える予想の今週末に前からちょっと気になっていた「たいやき工房」のたい焼きソフトクリームを食べに行こうと思っています。【追記】5月11日 今日は札幌も気温が上がってアイス日和となりました。620円のたい焼きソフトクリームをお店の外のベンチに座って美味しく頂きました。 ソフトクリームは初めて食べるほうじ茶とミルクのミックスで、クリスピーなたい焼きの皮(羽の部分は特に)とソフトクリームは絶妙なマリアージュでした!
2024.05.09
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中島公園内にある「札幌市天文台」に何度か通っているうちに公園内に「渡辺淳一文学館」がある事に気が付きました。北海道を代表する作家の文学館が1998年に建てられていた事を私は全く知りませんでした。ちょうど天文台の前の「KITARAコンサートホール」の裏側の小さな橋を渡ると瀟洒な「文学館」があります。 渡辺淳一と言えば映画やドラマ化された「失楽園」で有名な作家ですが、私が一番好きな作品は「阿寒に果つ」という同氏の自伝的小説でシンガポールで北海道の作家の話になった時も「一押し」で友人達に勧めて来ました。 もう随分前に読んで詳細の記憶が薄れているところもありますが、「阿寒に果つ」は渡辺淳一氏が高校時代(札幌南高校)に同級生だった加清純子さん(小説では時任純子)が18歳という若さで阿寒で自殺を遂げその死体が発見される事から始まっています。 天才少女画家と注目を浴びていた時任純子との淡い恋物語から一転、死後に彼女の足跡を辿ると彼女には自分以外に4人の男性との深い関係がある事、そしてそれぞれの男性にそれぞれの面を見せていたという事が発覚します。 当時読んだ時には「少女漫画の世界を超える」魔性の少女の姿に随分衝撃を受け、それが今でも忘れらない一冊になっている理由です。 文学館は2階建てで今回は一階の渡辺淳一氏の著作に囲まれたカフェでコーヒーを飲みながらちょっとドキドキして文庫本の1ページ目を開き序章を読み終えました(単行本は読めませんが下段の文庫本は自由に読めます) 館内には私の他に3組ほどのお客さんがいて、本を読むのではなく友人とのおしゃべりを楽しんでいる様子でした。何とも落ち着いた雰囲気で私も次回は友人とと思わせてくれます。そして瀟洒な外観を持つこの建物は建築家「安藤忠雄」氏の設計によるとリーフレットにありました(雪の中で白鳥が片脚を上げて立っているイメージだそうです) 安藤忠雄氏と言えば、原田マハ著「あの絵のまえで」の6篇目の「さざなみ」の舞台となる「地中美術館」を設計した建築家でネットでその美術館(上空からの屋根の部分だと思います)や館内のカフェの様子を見てみると、瀟洒を超えたセンスに脱帽という感じで瀬戸内海を眺めながらこのカフェでまったりしたいという気持ちになります。
2024.05.07
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ラベルに「葉っぱはどんどん摘み取ってネェ!!」と。 先日スーパーで買ったバジルの鉢の葉が良い感じで育ってきたのでモッツアレラチーズ、トマトとバジルのサラダ「カプレーゼ」に合うワインを検索するとイタリアのソーヴィニヨンブランが最初にヒットしました。 取り合えず「JUPITER」にイタリアの白を探しに行くと、ソーヴィニヨンブランやシンガポールで愛飲していた「SOAVE(ソアヴェ)」等が並ぶ中にバジルの色と相性が良さそうなラベルの「NECORO GRILLO SICILIA DOC」を見つけました。裏のラベルに「葡萄品種のグリッロがエウロパの代表品種で果実味豊かで程よい酸味がありフレッシュチーズとの相性が良い」と説明があり、初めての葡萄品種に興味深々で購入しました。 アルコール度数12.5% 前日のサーモンのお刺身の残りも。 バジルは思ったより苦みがあってワインの果実味の邪魔をしている感もありましたが、まずまずの相性でした。贅沢を言えばトマトの甘みが足りないのとモッツァレラチーズも専門店で売っている物があればと・・・。 そしてトマト言えばシンガポールにいた時にどこかから舞い降りたミニトマトの種が我が家のベランダで2つ実を付けた事を思い出しました。初めての事で観察するだけで結局食べずに終わったのですが、本帰国して小さな庭で家庭菜園が出来るのでバジルだけでなく甘~いミニトマトも育てて最高の「カプレーゼ」を楽しみたいと🍅2022年5月26日の写真です。
2024.05.06
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一昨日の日ハム対オリックス戦中継をラジオで聞いていた時に元日ハムの上沢投手の快挙を知りました。2012年から昨年まで日ハムに在籍し、ここ数年はエースピッチャーだった上沢投手がポスティングシステムを使ってレイズとマイナー契約を結んだ時には正直「大リーグで活躍できる日はいつ?」と思いました。その後金銭トレードでレッドソックスに移籍し先月28日に大リーグに昇格し、吉田正尚選手と同僚になっていた事を私は知りませんでした。 そして日本時間の5月3日の大リーグ初マウンドはジャイアンツ戦で、8回5人目の投手として2点ビハインドの中で登板となり、8回、9回ともに三振と内野ゴロで共に三者連続で打ち取るという快挙には感涙でした😿 現在の大リーグの勝敗を見てみるとアメリカンリーグ東地区のレッドソックスはヤンキーズに続く3位、そして大谷選手のナショナルリーグ西地区のドジャーズはぶっちぎりの首位です。元日ハム大谷選手対上沢投手対決はレギュラーシーズンでは見られないですが、レッドソックスの頑張りでもしレギュラーシーズンを勝ち抜いたら私にとっての夢の対決も実現するかもです。 上沢選手のこれからの活躍は大リーグを目指す選手たちにも大きな励みになるはずで、私にとって日ハムの一押し投手がレッドソックスでまずは1勝を挙げる日を楽しみにしています🥎
2024.05.05
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先週の日曜の北海道立近代美術館の学芸員による「ミュージアム・トーク(30分)」のテーマは「ユトリロの描いた街並み」で、日本で過去に開催されたユトリロ展の多さからも日本でも長く愛され続けている画家である事の紹介で始まりました。 「モンルージュの通り(セーヌ)」1910年ごろ 「雪の寺院と教会」ネットからの画像 左は「近美」所蔵の「白の時代」を代表する1点で漆喰の壁の白さをよりリアルに出すために実際に絵具の中に漆喰や卵の殻を入れたりしたそうです。通りに面した家々の窓が全て閉ざされている事からユトリロの人物を排除するような孤独感が伝わってくるとの説明もありました。そしてこの時代よく描いていた「サクレクール寺院」と「サンピエール教会」は「実は外で絵を描いていると随分からかわれたり追いかけられたりして、そんな時にはサンピエール教会はユトリロの逃げ場所だったんですよ」にはちょっとゴッホの人生がオーバーラップしました。 アルコール依存症から絵筆を握ることになったユトリロが何故「人物画」でも「静物画」でもなく「風景画」をテーマに選んだのか?については慣れ親しんだモンマルトルの風景に自分自身の孤独や苦しみを投影させたというような学芸員さんの説明で、なかなか奥深いと思いました 「シセイ・アン・モルヴァン」1914年頃 見ずらいですが右下最後の文字が「V」です。 特に私にとって興味深かったのは学芸員さんの「ユトリロのサインの最後のVの意味が分かりますか?」との問いかけで今までサインを注意してみた事は無かったと気が付きました。そして答えは「母親シュザンヌ・ヴァラドンのVです」と言われ「なるほど」でした。まるで一卵双生児のように重なり合う2人の人生の表れだったのだと・・。 個人的にユトリロ(1883-1955)の絵に惹かれる理由の一つにゴッホと同じように孤独と謎めいた人生にあるのかと思います。ただ謎めいたというのはユトリロより母親の「シュザンヌ・ヴァラドン」」の人生で、貧しい洗濯女の娘として生まれ、曲芸師になるも怪我で挫折し母親の仕事の手伝いで洗濯物を届けているうちに画家達の目に留まり絵のモデルとなった経緯、ちょうどルノワールが彼女をモデルにした「都会のダンス」を描き終えた後に私生児ユトリロを産んだ事、その後ドガに師事して自らも画家の道へと進んだ恋多き女性。彼女がユトリロに与えた多大な影響(アルコール依存症やあくまでも母性を求める姿)はユトリロの風景画の中の人物の描き方にもよく表れています。 ミュージアム・トークが終わって学芸員さんに「個人的には誰がユトリロの父親だと思いますか?」と聞くと気さくに「私は当時の大御所画家かなとか思いますが、自分が父親である事を認知したスペイン人のミゲル・ウトリーリョ・イ・モルリウスはユトリロの晩年の顔と良く似ているそうです。でも・・実のところ恋多きシュザンヌ・ヴァラドンにとって誰が父親なのか分かっていなかったのかも」と謎を残すような素敵な締めくくりでした。
2024.05.04
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今朝のNHKの憲法記念日特集「いま必要な憲法議論は」を見て「9条」について国民民主党の玉木雄一郎議員が「9条を護ろうとする人達は何を護ろうとしているのだろう・・」の発言に共感するものがありました。一説には戦後アメリカのGHQに押し付けられたと言われる日本国憲法は今年(1946年11月公布、1947年5月施行)で77年となり驚くのほその間憲法改正が一度も行われていないという事実です。 昨年の日記にも書きましたが、その事は百田直樹著「新版 日本国紀 下」の10ぺージほどの「日本国憲法」の記述で知りました。 『この憲法の草案は戦後初の総選挙で成立した吉田茂内閣の下で成立し、敗戦の翌年1946年11月3日に公布、翌年の5月3日から施行され1948年に「憲法記念日」として祭日となりました。今年で施行から76年経っていますが、百田氏は憲法の内容を一字一句変えずにいる事は極めて異常なのではと言及しています。具体的には戦後アメリカは6回、フランスは27回、イタリアは16回、韓国は9回改正を行い、日本と同じく敗戦によって連合国軍によって憲法を押し付けられたドイツは65回も改正しているそうです(しかも日本の憲法9条にある交戦権についてはドイツの憲法では奪っていない事を特筆すべき事として挙げています)日本国憲法の草案に関してはGHQのメンバー25人がアメリカの独立宣言文やドイツのワイマール憲法等を参考に(丸写しの箇所も有り)6日~9日間で作り上げたというのにも驚かされます。しかもその25人の中には1人の憲法学者もいなかった事、そして占領国が憲法の草案を作るというのは「ハーグ陸戦条約」に謳われている「占領国は占領地の現行法を尊重する」にも違反しているようです』 今朝のNHKの番組内では「次期戦闘機の第三国輸出」について徐々に緩和される動きになってい中「自衛隊について憲法に明記されていない」と指摘する議員の発言にも考えさせられました。軍隊を持たない国は世界で30ヶ国ほどあるようですがその中には日本のような大国は無く、果たして自衛のための軍隊を持たない国を民主国家と呼べるだろうかという問いには私は「NO」だろうと思います。議員の「日本という国をアメリカに守ってもらうために(現在は米中の軋轢に巻き込まれて)の発言で改めて77年間の「9条の存在」について考えさせられました。思うのは未来を担う若者達に負の遺産を少しでも残さない事、そして若者達のより良い未来のために憲法について考えたり行動する機会を増やす事を政府が真剣に考えるべきだという事です。番組冒頭で憲法について路上でインタビューを受けていた若者達の発言からちょっと違和感を感じたというのもあります。 百田氏は著書の中で「憲法は絶対不変のものではなく時代に合わせて必要なものを付け加え、不要なものは削除するというのは世界の常識です」と見解を述べています。長く大切に維持していくものとそうではないものを真剣に考えなくてはいけいないなと実感します。
2024.05.03
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北海道立近代美術館の隣の敷地にある知事公館と庭園が一般開放されている事を知って先月、桜の開花宣言が出た日に行って来ました。まずは庭園の一本桜をじっくり鑑賞してから(最後に日本で🌸を見たのはいつなのか思い出せないほどです)知事公館の中に入りました。 ちょうどすぐご夫婦の入館があって受付で「参考のためにどこからいらしたか教えて下さい」と尋ねられご夫婦が「神奈川県です」と答えたのに一瞬私は「札幌観光で知事公館?」と思いましたが、すぐ「知事公館を見学出来るのって全国でも珍しいんですよね」との言葉に「なるほど」と思いました。 スタッフから「1階も2階も自由にご覧下さい。写真撮影もOKです」と私たちの移動に合わせてさりげなく館内の照明器具の材質や置かれた家具等など説明をしてくれました。 木彫りの鳥(鳥は回転出来る優れ物です) 「バチバチそり」北海道らしくそりを引く馬 窓際の置物、隣の近美から借り出している北海道出身の画家(木田金次郎等)の絵や昭和天皇と皇后がご来館の時に使用したテーブルと椅子の展示等など多岐に渡っています。 スタッフの話で一番興味深かったのは「敗戦後占領された知事公館の庭では米軍の人達がダンスを踊っているのを見たと来館者から聞いた事があります」で、知事公館の長い歴史に思いを馳せました。リーフレットの知事公館の説明に敷地の歴史は明治時代に遡り、昭和11年(1936年)に三井別邸新館が建てられ、それが戦後知事公館になったとあります。そして現在も公務で使用されていてそれ以外の日に一般公開しているこの知事公館は正に札幌市の観光スポット!と実感です(しかも無料開放です) スタッフからは札幌市民にも観光の場所として知名度が低いので是非お友達にも紹介してくださいと言われ、社交辞令ではなく「また何度でも来てくだいね」の言葉にはやっぱり「おもてなしの国 日本」に心が温かくなりました。
2024.05.02
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シンガポールでは聴く事が出来なかったFM東京の「村上RADIO」、念願叶ってやっと聴く事が出来ました。昨日のタイトルは「【特別編】~小澤征爾さんの遺した音楽を追って~」で15時から1時間50分という長さに流石に途中でクラシック音楽を聴くのに飽きてしまうのではと思いましたが、あっという間に村上RADIOは終了でした。 曲の合間に村上春樹さんが語る心温まる小澤征爾さんのエピソードと選曲が絶妙で、特にクラシック音楽界の重鎮と呼ばれる人達と小澤征爾さんの素のまんまの交流、ルールを全く知らないアメリカンフットボールの試合に誘われた村上春樹さんに小澤征爾さんがいかに上手にスタジアムでルールを説明したかとか、ある日たまたま路上で小澤征爾さんがバイクに乗った人達と熱心に話し込んでいるのを見かけ後で「何を話していたの?」と聞くと「あまりに素敵なバイクだったので値段とかどこで買えるのかを聞いたいたんだよ」との答えに初対面の人でも誰でも話しかける人だったというエピソードには生前テレビのインタビューで見た気さくな言葉で話す人懐っこい小澤征爾さんを思い出しほっこりした気持ちになりました。 村上春樹さんが選曲した(小澤征爾さん指揮)曲は初めて聴く曲も多かったのですが、祭日の昼下がりに聴くと一層良い曲のように感じました。そして一番興味を惹かれたのは「ヤナーチェック作曲 シンフォニエッタ1,2楽章」でこの楽曲は村上春樹著「1Q84」の中で登場し小澤征爾さんから「お陰でCDがたくさん売れたよ~」と喜んで貰えたというエピソードも。 15年前に読んだ3冊の本の一体どこに書かれていたんだろうと手元にある「1Q84 Book1.2.3.」を見てみると・・Book1.の最初の行にありました。 「タクシーのラジオは、FM放送のクラシック番組を流していた。曲はヤナーチェックのシンフォニエッタ。渋滞に巻き込まれたタクシーの中で聴くのにうってつけの音楽とは言えないはずだ・・」で始まり「ヤナーチェックのシンフォニエッタの冒頭部分を耳にして、これはヤナーチェックのシンフォニエッタだと言い当てられる人が、世間にいったいどれくらいいるだろう。おそらくとても少ないとほとんどいないの中間ぐらいではあるまいか。しかし青豆(2人の主人公のうちの1人)にはなぜかそれができた」 さらにヤナーチェックの説明とこの曲を作曲した1926年という年について話が繋がって行きます。初めて聞いたシンフォニエッタの印象は「何だか暗~い曲だなぁ」でしたが、Youtubeでいくつか動画があるようなのでじっくり聴きながらまずはBook 1の第1章「みかけにだまされないように」を再読してみようと思います。 因みに「1Q84」のもう一人の主人公「天吾」が小澤征爾さん指揮のヤナーチェックのシンフォニエッタのLPを所有しているという設定だそうです。
2024.04.30
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先週の土曜に友人と我が家でプロ野球のテレビ観戦用に用意した缶ビールの1本が「Asahi スーパードライ 生ジョッキ缶 大生 485ml」でした。球場気分を味わうにはやっぱりワインより🍺です。本帰国して家飲み用にビールを買ったのはほんの数回だけで、春になってどんなビールが売られているのかと興味津々で近所のドラッグストア「ツルハ」に行きました。各社一押しらしい缶ビールが並び迷いましたが札幌の桜の開花に合わせたような桜模様に惹かれ選びました。 日本の缶ビールの進化振りも知らず、フタが全開出来る事にも気が付かずにグラスに注いで友人に渡すと「この缶ビールはグラスに注がずに缶のまま飲むと絶妙な泡の比率を楽しめるのよ」と言われやっと大きなフタに気が付きました。「絶妙な泡の比率って泡3?」と尋ねると友人は「ぅ~~ん」と考え込んでしまいました。 そして昨日タイミング良くチ・カ・ホ(札幌駅地下歩道)で開催中のAsahi スーパードライ生ジョッキ缶のキャンペーンに行き当たり(そこのブースは特に賑わいを見せていました)ジョッキハンドルとおつまみ付きの340ml缶(200円)を即購入しました。気になっていた泡の比率をスタッフに聞くとやはり「?」という感じでしたが冷やし過ぎない事(泡がかなり少なくなる)冷蔵庫から出してちょっと流水を缶にかけるとかすぐフタを開けずに常温にちょっとだけ置く等などアドバイスがありました。こうなると開ける時も真剣勝負です。 ピンクのジョッキハンドルにも桜模様。 340mlは「大生」ではないので485mlの「大生」との違いを調べてみると大生は開栓時に泡立つ速度が2倍以上のため飲み口全体が泡で覆われるまでの時間が大幅に短縮されたと説明があり、本当に日本の製品開発のアイデアや技術力には脱帽です。 余談ですが、帰国して消臭剤や掃除用品が噴射式になっているのにも驚きました。そして電子レンジの受け皿が回っていない・・。浦島太郎のような生活がしばらくは続くと思うのですが、これから優れた日本製品の恩恵を受けて生活できると思うとワクワクします。
2024.04.29
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今月中旬にManulife Singaporeから「Discontinuation of Manulife MOVE Cashback Rewards Programme」のタイトルでお知らせメールが来て「半永久的に続くプログラムだと思っていたのに」とがっかりしました。 「We are wiriting to infomr you that the Manulife MOVE Cashback Rewrards Programme will no longet be available from 1st May 2024」 「半年間1日1万歩」歩いて50ドル(5~6千円くらい)を小切手などで受け取るこのプログラムは来月1日に終了でどうもこれに替わる新しいプログラムは無さそうです。果たして私が8月に受け取る予定の小切手は?と思いメールを読み続けると「Your reward cycle ending in August is your lastt chance to earn cashback」とあり「最後のチャンス」という言葉が物悲しいですが、4か月後に最後の小切手が郵便で届きそうです。 自分のブログを読み返してみると2021年8月に郵便でManulife Singaporeからプログラム参加のお誘いが届き、それから5回50ドルを受け取っているので計6回目受け取る事になります。毎日のウオーキングのモチベーションを上げてくれたこのプログラム終了の理由は?と読み続けてもシンガポールらしく一切書かれていません。携帯のアプリにもお知らせが。 本帰国してジムの往復やスーパーなどの買い出しで歩数がかなり増え、これからもっと頑張ろうと思っていた矢先のお知らせで、さてさて日本でこれに代わる何かはないか?とジム仲間に聞いてみるとドラッグストア「サツドラ(北海道限定)」で歩いてポイントが獲得出来るみたいと情報を貰いました。サツドラのアプリはダウンロード済みだけれどそれに「EZOCA」なるものもダウンロードしなければならないようで💦8月までにはウオーキングのモチベーションを上げてくれそうなプログラムをじっくりと探してみるつもりです。 余談ですが帰国して携帯はアプリだらけ、お財布の中のカードも増えてスリム化作戦実施中です。シンガポールのキャッシュバックのアプリ「yuu」のように2つのスーパーやドラッグストア、セヴンイレブンも含めると20店舗以上共通に使えるアプリは今思えば使い勝手が良すぎました。アプリのスリム化作戦は店舗同士の協力で出来ないものかなぁと・・。
2024.04.28
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昨年「WBC」の後で大谷選手がデコルテ(コーセー化粧品)と専属契約を結んでいる事を知って、長くデコルテを愛用している私はかなり嬉しいい気持ちになりました。そして昨日たまたま「リポゾーム」を買いに大丸百貨店へ行くと1階特設コーナーでリポゾームのイベントが行われていました。普段購入するデコルテのカウンターに先に行くと、リポゾームを買うなら特設コーナーの方がサプライズプレゼント有り!という事でスタッフと一緒に移動しました。 コーナー内にスマートボールを縦に置いたような台があり、上からボールを落とすと下のSingle Hit, Two-Base Hit、Homerunのどれかに入るようになっています(三振はありません!)実はスタッフもどうやったらホームランに落ちるか何回も試しているようで支払いを待つ間にアドバイスもしてくれました(真上から落とすよりちょっと左右にずらして落とした方がホームランの確立が高い等など)そして緊張しながら一投(落)すると・・まさかのホームランです!こんな幸運はしばらくは無いだろうと興奮しながらサプライズの大谷選手のサインプリント付きのオリジナルタオルを有難く頂きました。 スマートボール風野球ゲーム盤 家に帰ってすぐ箱を開けるとバスタオルよりちょっと小さ目の大判フェイスタオルの大きさで勿論サイン付きでまた幸福度アップです。しかも高品質の愛媛県の「今治タオル」です。更に驚いたのはお客さまへのお願いとして「本製品を第三者に転売することはご遠慮ください」と添えられていたカードです。なるほど・・そういう事もあるんだぁと思いながら私には転売なんてあり得ない!宝物として今日からジムで使用開始の予定です(今年になって日本全国の小学校に大谷選手が贈ったグローブに大喜びする生徒たちの笑顔も思い出しました) そして昨日は大谷選手が自己最速で6号ホームランを!今年は電撃結婚、水原通訳の事件とジェットコースター並みの報道に私自身は以前のように大リーグの試合を楽しめていないのが現状でしたが、この幸運のタオルを機にまた熱い声援を送るつもりです。
2024.04.25
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原田マハ著短編集「<あの絵>のまえで」の第3篇目のタイトルは「檸檬」で登場する絵はポーラ美術館所蔵のセザンヌが1893/94年に描いた「砂糖つぼ 梨とテーブルクロス」です。ネットからの画像 子どもの時から周りと上手に付き合う事が苦手で絵を描く事が唯一の心の拠り所だった主人公(あーちゃん)は高校で美術部に入部します。そこで出会った1年先輩の男子部員からていねいに油彩画との付き合い方を教えて貰い仄かな恋心を抱くようになります。そしてある日2人は美術部顧問の先生にコンクールへの出展を勧められます。先輩と部室で2人きりになる機会が増えるという期待もあって先輩のアドバイス通り静物画を題材に選びます。 ほぼ完成に近づいた絵の前で取った先輩の謎の行動(絵筆を持ったあーちゃんの手を取りカンヴァスの檸檬に×を付ける)に傷ついた彼女はそれ以降絵を描く事をやめてしまいます。そして時が流れ偶然ポーラ美術館にあるセザンヌの檸檬を見た彼女はもう一度絵を描いてみようと思い始めます。 セザンヌと言えば「リンゴ1個でパリを驚かせて見せる」の言葉通りに静物画においても頂点を極めたせいもあり、セザンヌの静物画イコールリンゴのようなイメージがありました。当時困窮生活を送る画家たちにとって安くて腐りにくいリンゴの存在は貴重なものだったのだと思います。 1923年(大正12年) ちょうど先週「北海道立三岸好太郎美術館」で「檸檬持てる少女」の横のパネルに「モダンな果物」として檸檬の説明があって気になっていました。檸檬はヒマラヤ原産で日本には明治初期に静岡県で栽培が始まり近代とともに普及したモダンな果物だったそうです。この絵が描かれた大正時代もやはり檸檬のイメージはそのままだったのだと思います。調べてみるとヨーロッパに檸檬が伝わったのは十字軍遠征の11~13世紀なので印象派の画家たちが活躍した時代にはモダンとか高級というイメージは無かったのだと思います。 それにしてもセザンヌの絵の右端に何となく付け足しのように描かれた檸檬(タイトルにも檸檬はなく)そして短編の中であーちゃんが描いた檸檬のどこがいけなかったのか・・それは小説の中には説明がないので読む側が想像力を膨らませてという事なのだと思いますが余韻を残す短編で檸檬を見たらしはらくは自然にこの短編を思い出す事になると思います。『追記』5月3日巻末にテーマとなる絵画を所蔵する美術館の学芸員による解説があり、特に「檸檬」の解説は面白いと思いました。 「ロココ調の愛らしい砂糖壺を囲む十一の果物たちーリンゴ、梨、マルメロなどが机、机の傾く先への転落に抗いながら絶妙なバランスのなかにとどまっている~黄色い檸檬は独立し、きりりと在る。他方テーブルクロスで形成された山の稜線の陰に、もうひとつの果実が潜む。12番目は地味で慎ましやかなりんご~」輝く檸檬と引っ込み思案なりんご、これが群れることなくひたむきに絵画に身を捧げたセザンヌ自身の姿と重なり合うというのは何とも鮮やかな表現です。
2024.04.24
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札幌市で昨日から申し込みが始まった「生活応援プレミアム商品券」に早速アプリをダウンロードしてスマホ商品券の申し込みをしました。1口5千円分の商品券を4千円で販売し1人あたり5口まで購入が出来るので上限の5口購入で5千円お得という事になります。使えるお店をチェックしてみると普段一番よく使うスーパーが入っていないので試しにと2口申し込みました。正直に言うと「焼石に水」かなぁとも思いますが「申し込み」とか「抽選」という言葉につられた感もあります。 商品券の概要にづいて申し込みの後でサイトをよく見てみると①発行総額:75億円(プレミア分:15億円)②発行口数:150万口とありました。札幌市の人口が今月の時点で196万人ほどなので赤ちゃんからお年寄りまでと考えると購入出来ない人も出てくるのかと・・。 今日たまたま知人と会って商品兼の話になり、昨年は10口まで購入出来た事、広く平等に購入してもらうため口数は希望より減らされる可能性がある事、単身世帯より子供や祖父母のいる家庭(1人で全員分を申し込むのは結構大変という事でした)にとってはお得感はかなりあるという事でなるほどと思いました。 先日、某スーパーの野菜売り場で小さな子供を連れた若いお母さんが大根を1本手に取って値段をみて「高っけ~~!高級品だぁ~!」と大きな声を上げてくれて、私は正直胸がすぅ~っとして「あっぱれ」と思いました。私を含め多くの消費者は「目が点」になるような値段の野菜や果物を見ても大きな声も上げられず「これは今日は諦めましょ」というのが現状の中、ダメ元でも声を上げる事の大切さを教えてもらった気がします。1918年に起こった「米騒動」ならぬ「令和の野菜(食品)騒動」が起こっても不思議はない物価高で自治体や政府に訴えかけるにはどんな方法があるのかと考えます。
2024.04.23
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昨日の日ハム対ロッテ戦の中継中に「エスコンF」の人気メニューの紹介があり、昨日登板の伊藤大海投手の名前が付いたホタテ丼(1150円)が一押しで紹介され、ちょうど先週の金曜に大阪の京セラドームでオリックス対日ハム戦を観戦した知人が「いてまえドッグ」の写真を送ってくれた事を思い出しました。メールには「私が観た試合はオリックスが完封負けでした💦流石伊藤大海投手!」と力投に温かいお言葉も。 昨年のWBCに感動してオリックスのファンクラブに入会した(阪神のファンクラブにも所属)彼女から京セラドームでは「いてまえドッグ」が一押しなのと聞いた時は流石大阪のノリと思いましたが、結構美味しいらしく写真で見る限りは迫力があってやっぱり「やっちまえ」の心意気を感じます。 ところで昨日の試合は日ハムファンにとっては最高の締めくくりで9回裏に加藤豪将選手がフォアボールを選び押し出しでサヨナラ勝ちとなりました。ヒーローインタビューではフォアボールでお立ち台・・と照れていましたが劇的なヒットにも相当する選球眼でした。下記は昨年の6月に書いた日記です。 アメリカ生まれの加藤選手(アメリカと日本の二重国籍)は5歳の時に再渡米してからはずっとアメリカ在住で、少年野球時代にマリナーズのイチロー選手の試合を見て感動しそれから本来の右打ちから左打ちに変えたようです。その後メジャーリーグで日本国籍を持つ選手としては初めてドラフト指名がありブルージェイズやニューヨークメッツ等で通算11年間プレーしています。 メジャーリーグでは1本のホームランも無かったというのが俄かには信じられず、今後の活躍が大いに楽しみです。今朝のネットに加藤選手のアメリカでの「おまじない」の記事がありました。日曜日のホームゲームの度に報道陣に「ミスタードーナッツ」を差し入れしていて(MLBでは中堅以上の選手が自腹で)その真意は「ドーナツは真ん中の穴がゼロに似ていて食べるとノー(ゼロ)ヒットがなくなるから」というゲン担ぎと米国流のおもてなしのようです。 もう一つ日ハムファンにとっての明るいニュースは今季2軍スタートとなった清宮選手が昨日の試合で一軍復帰で初ヒットを打った事です。コメンテーターの「日ハムのスター清宮選手!」の言葉に改めてムードメーカーでもある清宮選手の存在の大きさを感じました。怪我をできるだけ少なくしてフル出場を目指して欲しいものです。と書いているうちに今日もロッテ戦に勝利!接戦に弱い日ハムのイメージは今年は返上で一勝を積み上げてくれる事を願います。
2024.04.20
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昨日北海道の札幌と函館で桜の開花宣言がありました。ちょうどジムへ向かう途中にある「倉式珈琲店(今年2月末で閉店)」のほぼ敷地内にある樹木に咲き始めた花があまりに可憐で写真に撮りました。 4月18日 3月28日(閉店から1か月後) 北海道では梅と桜が同時期に咲くため見分けるのが難しく検索して調べてみましたが白とピンクの花は多分桜かなと思います。ふと菅原道真の「東風(こち)吹かば にほひ おこせよ 梅の花 主(あるじ)なしとて 春な忘れそ」が浮かびました。菅原道真が左大臣の圧力によって京の都から大宰府に左遷させらた時(901年)に詠んだ歌で、大河「光る君へ」と同じ平安時代ですが1100年以上の時を経ても花に対する愛情がひしと伝わる名句だなぁと思います。 本帰国して1か月後ぐらいに倉式珈琲店を見た時は何て大きな看板と建物と広い敷地だろうと思っただけですが、その後2月末に閉店と分かり、閉店間際に滑り込みで行って来ました。 運よく窓際の席が空いていて珈琲とお勧めのスイーツを注文してからゆっくりと店内を見渡したり、窓外の樹木や雪景色を眺めました。徐々に外も暗くなって来て全くライトアップされていない外の景色は却って神秘的な感じがしました。珈琲の味わいも店内の落ち着いた雰囲気も申し分なく、このお店が閉店するのは何とももったいないなぁと思いました。 ところで樹木の花はここ数日立ち止まって写真を撮る人達を見かけるようになり、すぐ隣の敷地にあった「ベーカリー レストラン サンマルク」も昨年2月に閉店の張り紙をドアにしたままの寂しい状態になっています。主(お店やお客さん)がいなくなっても春を忘れないでこれから更に花々が咲き乱れるのかなぁと思いますが、この景色に見合うような素敵なカフェがまた誕生して呉れる事を切に願います。
2024.04.19
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先週の木曜の「ヴィノスやまざき札幌店」でのワインテイスティングは白の後の4本目が「トラミエ ブルゴーニュ赤2020(ピノ・ノワール100%)」、ラングドック地方の「シャトー・レゾリュー赤ラベル2021(カリニャン45%、グルナッシュ40%、シラー15%)」と続き、初年度初のスペシャルサービスはメドック格付け3級の「シャトー ・ラグランジュ2013」とACボルドー・シュペリュール地区の「レイニャック キュヴェ・スペシャル赤2014」の飲み比べ(ブラインド・テイスティング」で締めとなりました。 格付けワインが飲めるという事で参加者からも「3千円の会費で・・」と喜びの声が!グラスに注がれた深紅の色や香りにどんな違いが?と真剣そのもので「さてそれではどちらがシャトー ・ラグランジュでしょう?」にはほぼ全員が「うーん」と唸ってしまいました。私も当然違いが分からず、最後の方でかなり酔っていた事もあって自分が当てたのかどうかも記憶にないのが残念と言えば残念です💦 ボトルを覆っていた布が外されワインの詳細も説明してくれて「ラグランジュ」がカベルネ・ソーヴィニヨン75%、メルロー21%、プティ・ヴェルド4%なのに対して「レイニャック」はメルロー67%、カベルネソーヴィニヨン25%、カベルネ・フラン8%と葡萄の品種や比率も違っているのに・・サラリと言い当てるまでにはどのくらいワインを飲み続ければいいのかと🍷 シャンパンからラグランジュまで7種類のワインを全部買うとしたら3万円ほど(税抜きで)をこの会費でしかもウンチクたっぷりの1時間半の説明には感謝・感謝で翌月の「イタリアワイン編」もしっかり申し込みをして来ました。
2024.04.18
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美術館新館開館40年を記念しての所蔵品展の案内の中の「恋をしなくちゃいい絵は描けない」「恋する画家の陶酔ざんまい」の言葉に惹かれて先週の日曜に「北海道立三岸好太郎美術館」行って来ました。画家と恋というとすぐピカソが浮かんできますが、果たして三岸好太郎(1903-1934)も31年という短い生涯で「恋ざんまい」だったのかと思うと、この言葉は妻であり同じく洋画家の「三岸節子」へ掛けた言葉とパネルに説明がありました。「俺が死んだらなぁ、お前、恋をしなくちゃいい絵が描けないぞ」 かねてから「自分は30歳で生涯を終える」と言っていた三岸好太郎はその予言の1年後に亡くなっています。この言葉がいつ言われたのか謎ですが画家三岸節子への応援の言葉であり揺るぎない永遠の愛情を感じます。 「ヒマラヤ杉と蝶」1934年 「オーケストラ」1933年 短い生涯で描き上げた220点ほどの作品がこの美術館に寄贈され「蝶と貝殻シリーズ」や「オーケストラ」は特に高い評価を得た作品です。 パネルの説明を読み進んで行くと「恋」に関しては妻の三岸節子を悩ます事も多かったようですが、「陶酔」に関しては「中国やヨーロッパに陶酔」「美女に陶酔」「音楽に陶酔」「悪魔的境地に陶酔」の他に「せっちゃん(三岸節子)に陶酔」もあってこれにはほっこりさせられます。 じっくりとパネルも読みながら作品を鑑賞して、帰り際に隣の敷地にある「北海道知事公館庭園解放」のお知らせが目に入りました。公館内の見学も出来きるようで、ちょうど再来週辺り満開になるはずの🌸を見るのに絶好の場所と開花がとても待ち遠しくなりました。市の中心部ながら雄大さも感じられる自然に触れ合えるのは北海道ならではとちょっと誇らしい気持ちです。
2024.04.16
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河川敷が完全に雪に覆われていた2月に「豊平川」に架かる「幌平橋」を散歩中に通りかかった時、一番驚いたのが橋の入口ある掲示板の内容でした。 先週の土曜の極上の空の色。 川に石投げをして遊ぶ子供たち。 「昔の豊平川はサッポロと呼ばれていましたが、明治になって豊平と呼ぶようになりました・・」現在の札幌の市名がかつて川の名前だった事を初めて知り、次に川幅の広さ、急な流れ、そして「ゴォ~」と轟音をあげて流れる水音に川幅も狭く静かに流れる(ほぼ音を聞いた記憶がありません)シンガポールの川(Singapore River)の事も思い出しました。 先月、札幌市が積雪ゼロを発表してから河川敷にはスケートボードや散歩する人達の姿が徐々に増えて行き、河川敷からも雪がすっかり消えた先週の土曜にはバーベキューを楽しんでいる人達や子供連れでまったり川を眺めている人達と完全に「春到来」の風景でした。 川の流れや音が気になって調べてみると「日本は標高の高い山脈が背骨のように走っているので欧米の川に比べ同じ標高差を短い距離で流れるため速く流れる」と説明があります。豊平川も流域の8割は勾配山地のため大都市を貫流する河川として屈指の急流河川という事で流れの速さや音には納得です。シンガポールに行く前にいつ豊平川を見に行ったか思い出せないですが、流れや音は当然のものとして捉えていたのかと思います。 「水の音」で癒しを感じるのは未だ世に生まれ出る前に母親の「羊水」の中でプクプクと浮かんでいる時の記憶からと何かで読んだ事があって、川や海のある所に行けなくても洗濯中の洗濯機の水を見ているだけでも効果がある(現在の洗濯機では出来ないですが💦)というのを信じて渦巻を見つめていた時期もありました。改めて検索すると「流水音にはゆらぎと呼ばれる人の心をリラックスさせる効果がある」という説明もあり洗濯機でも効果はあったんだと実感です。 豊平川の場合は川の前面には「藻岩山」の絶景が広がるというメリットもありますが、春の植物の芽吹きだけでなく自然からこんなに「幸せホルモン」を感じられるとは本帰国前には想像もしなかった事です。 フラトンホテルを望むシンガポール川の景色です。川沿いに飲食店が並び場所によってはベイサンズが真ん前に見えるため年中ライトアップされる観光スポットですが、川の流れる音が全く記憶にないので確認のためにもシンガポールに里帰り旅行をしたい気分になってきました。
2024.04.15
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先週の「ヴィノス やまざき」のワインテイスティングの白2本はラングドック地区の「シャルドネ100%」とロワール産の「ソーヴィニョン・ブラン(プイィ・フュメ樽使用)100%」でパネルの説明の「シャブリより旨い!」を見てシャルドネを購入しました。 2022年 アルコール度数13.5% 230円/個(税込み)殻は希望に合わせて剥いてくれます。 パネルのタイトルは「あまりにも美味しくて直輸入を決断!運命をかけた白!」で「ラングドック地区でも最も日照量の多い畑の完熟シャルドネを使用し、フレッシュでありながら穏やかな酸はブルゴーニュ産を超えている」とあり、果たして牡蠣との相性は?と興味深々で昨日常連客になっている鮮魚店「魚衣」でサロマ産のカキを購入しました。殻付きなのと店主の鮮魚ネタが特に気に入っています。「サロマの牡蠣はオホーツク海の海水と大地から流れる川の水が絶妙に混ジり合っているので、厚岸産よりも塩味が薄くあっさりしているけれど特に塩やレモンをかけなくても本来の味が楽しめる」という事でした。 北海道産のカキの知識もちょっとだけ増えて、まずは飲み残しのチリ産のシャルドネ(500円台)を飲んだ後「GOURGAZAUD(グールガゾー)」を一口飲むと味わいの違いは歴然でチリ産より3倍ほどの値段でこの一本は大きな価値があると思いました。値段に関してはワインは緩急つけて(安い・高い等など)飲んだ方が美味しいワインを飲んだ時の幸福感が全く違うと勝手に思っています(本当に万が一凄い幸運が訪れて毎日高級ワインが飲める身分になったとしても) という事でカキとはしっかりマリアージュでしたが、欲を言えばカキはやっぱり厚岸産の方が肉厚とクリーミーさで私にはナンバーワンかなと。もう店頭には並んでいないので次のシーズンを楽しみに待ちます。
2024.04.14
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昨日のNHK「チコちゃんに叱られる」の野球のユニフォームネタの第二弾「野球のユニフォームに横じまが無いのは囚人のイメージが強かったから」には目から鱗でした。このイメージを作り上げた旧約聖書(紀元前4~5世紀に成立)「レビ記19章」の中の「2色のしま模様(縦・横両方法だと思います)の服を着てはならない」という箇所も紹介され、しま模様は「悪魔の衣服」で「異端のシンボル」であった事には驚きました。確かに欧米のコミックで登場する囚人達はこの教えを受け継ぎ横じまの服を着ている事を思い出しました。 そして、しま模様のイメージアップに貢献した人物として2千年以上の時を経てフランス革命(1789年)を指導した革命家「マクシミリアン・ロベスピエール」の登場です。しま模様にここまで宗教や歴史上の出来事が関係しているのには驚きです。アメリカで野球が競技となったのはフランス革命から56年後の1845年でその時にはしま模様の悪いイメージは過去の遺物になっていたと思うのですが、それでも流石に囚人服のイメージが強い横じまのデザインをユニフォームにとは考えなかったのだと思います。 そして最後に「横じまのユニフォームが無い理由」を納得させる実証実験で「ストライクゾーンが分かりやすくピッチャーに有利」という事でした。捨て身作戦で「ストライクゾーンに投げて」という横じまユニフォーム採用もありかなとか考えてしまいました💦ところで番組で「横じまを着ているとよこしまな人と思われるから」とゲスト回答者が言っていて、妙に気になって調べてみると「邪しま」という漢字で心が正しくないという意味でした。そう思ってみると赤白の横のしま模様はちょっと怪しい感じです。
2024.04.13
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昨日の「ヴィノスやまざき」の「王道ワイン産地を味わう~フランス編~」は最初にスタッフからフランス語で乾杯が「SANTE(サンテ・健康の意味だそうです)」と教わり、参加者(15名ほど)全員でサンテの掛け声で始まりました。初年度初という事でサプライズが色々ありますとの事で期待が高まりました。 シャンパンのティスティングの前に上手にコルクを抜く方法(コルクを回すのではなくボトルを回す等など)や最初の「プシュ」という音が「淑女のため息」と呼ばれる事を初めて知りました。 テーブルには既におつまみ(Appetizers)が用意され北海道産の白カビチーズや岡山県のブドウ農家が造る大き目サイズの干し葡萄(出荷出来ない葡萄を使っているそうです)など、どの品もこのワインショップが厳選し契約をして仕入れているという逸品でした。 シャンパンは濃い黄金色で周りからは「ちょっとピンク色にも見える」と声が上がり(私にはピンク色は見えませんでしたが💦)ミネラル感たっぷりで、久々のシャンパンに酔いしれました。「ヴィネスやまざき」は産地と直接契約してワインを輸入しているので、買い付けに至ったきっかけや生産者の詳細をパネルで紹介してくれました。 「ブドウ農家が造る秘密のシャンパン」のタイトル通り、あまりに美味しくて自分達用にと造っていたシャンパンは「モンマルト ブリュット セクレ・ド・ファミーユ」で葡萄の栽培から醸造、瓶詰め、出荷までを一貫して手掛けてるRM(レコルタン・マニュピュラン」と呼ばれる生産者だそうで、有名なドンペリでも葡萄は買い付けをしているNM(Nはネゴシアンの意味)という事を初めて知りました。当然RMの方が価格はNMより高くボトルに明記してあるものもあるそうです。 そして何故かすかにピンク色に見えるのかは使っている葡萄品種のためでこれはパネルには書かれていません。黒葡萄の「ピノ・ノワール」と「ピノ・ムニエ」が40%ずつで残りの20%が白葡萄の「シャルドネ」のため黒葡萄の色が若干出るという事でした。なるほどです。 その後白ワイン2種類、赤ワイン2種類と締めのサプライズのブラインド・ティスティングで赤ワインが2種類と続きました。白と赤の6種類については後日書きたいと思うほど内容が濃く大満足のテイスティングで帰り道かなり肌寒くなった夜道も全く気にならないほど心はホカホカでした。
2024.04.12
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今朝のNHK「あさイチ」で「痴漢に遭った時の対処法」を取り上げていて、これって私が日本にいた20年前(以上)と何一つ変わっていないのでは?といきなり過去へタイムスリップした気持ちになりました。運悪く電車内で被害にあった時は「勇気を出して声を上げる」「具合の悪いふりをしてしゃがみ込む」「周りの人にSOSを発信する」等など、結局は「自分で自分を守りましょう」という昔と変わらない内容を敢えて電波を使って伝える事なのかなと憤りを感じました。 番組の最後の方で視聴者から「行政の改革が必要」「法律の改定を」と意見が紹介されたのにはホッとしましたが、これに対してもコメンテーターからは「法律の改定には時間がかかって・・」と憤りを増幅させる回答でした。 シンガポールで痴漢行為がほぼ皆無なのは行政が大きく関わっているからで、「死刑」に相当しない軽犯罪(痴漢、すり等)に関しては「むち打ちの刑」が施行されます。打ち方も4段階に分かれているそうで一番厳しいのは(多分針のような物がムチに付けられていて)気絶するほどだと噂に聞いた事があります。男性だけに課される刑罰と聞いて何だかほっとしたのを覚えています。この刑罰も大きな抑止力になっていると思いますが、もう1点日本と違って「女性を性の対象」として捉える文化や習慣が無いお陰と思っています。具体的には日本で昔はよく見た週刊誌のページに使われた女性のヌード写真は20年前のシンガポールで全く目にする事がなく「女性の地位」について考えさせられました。レディファーストが徹底していて女性の地位や待遇については世界的に見ても高いと思っています。それは建国以来の(僅か59年ですが)国のリーダーや政治家たちの「性に対する平等意識」の賜物だと思います。 ちょうど札幌市の地下鉄にも「女性専用車両」の広告があって「あぁ、まだこんな車両が存在しているんだ」と驚いたばかりでした。「女性が輝ける社会を目指して」と言われて久しいですが、通勤や通学にも神経をとがらせ挙げくに個々の自衛努力や交通機関への対策に依頼するだけというのは行政が全く怠けているとしか考えざるを得ないし、少なくても女性議員から大きく声が上がっていないというのも不思議としか言いようがありません。 因みにもし痴漢を捕まえる事が出来た場合(被害者が声を上げて駅係員が捕まえるというのがベストの方法と思いますが)初犯の場合は罰金刑で済み20万円~30万円と検索で出てきました。痴漢行為に遭って精神的に深い傷を負ったまま数年或いは数十年過ごす女性もいるのかと思うとやり切りれない気持ちになります。
2024.04.11
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先日「北海道立近代美術館」からの帰り道で大通り公園へ向かっている時にワインショップ「ヴィノスやまざき札幌店」を見つけました。ちょっと高級感のある外観でどんなワインを売っているのか興味津々で中に入ってみました。 アルコール度数 13.5% 生産者を訪れるスタッフの写真も添えられて。 手頃な千円以下のワインの品揃えも結構あり、店内をじっくり見て一番興味を引かれたのがポルトガルの白です。ボトルの下部に「ARiGATO OBRiGADO~(サイン)」とペンで手書きがあるのでスタッフに「特別なワインですか?」と聞くと「生産者が当店に来てくれてその時サインしてくれた最後の1本です」とのことで迷わず購入しました。 「葡萄の品種は?」と聞くと「ポルトガルの地葡萄で多分名前を聞いた事はないと思いますよ」と言われたのでワインの説明書を写真に撮らせてもらいました。 蔵元:キンタ・ダス・アルカス 生産地:アレンテージョ 葡萄品種:ルーペイロ 50% アンタン・ヴァズ 50% 確かに全く聞いた事がない品種でした。スタッフによると世界各地のワイン生産者を訪れ直接買い付けをしているという私にとっては何とも嬉しいワインショップでした。 昨日、白身魚の刺身に合わせて開けましたが、若干の甘みもあり果実味豊かで酸味も程良く刺身以外のポテト&トマトサラダ、牛レバーのパテとも相性抜群のワインでした。 スタッフから毎月一回「ワインテイスティングも店内でやっていますよ」とお誘いがあり、明日新年度初の「王道ワイン産地を味わう~フランス編~」に参加する事にしました。世界各地を回っているスタッフから今気になる産地とかを聞くのもとても楽しみです。
2024.04.10
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札幌の積雪ゼロが発表されてからほぼ5日後の今日やっと我が家の庭の雪が積雪ゼロとなりました。ずっと雪に閉ざされていた庭の陽の当たる所にある日緑の芽が頭を見せた時には驚きと喜びで目を見張りました。思えば20年間四季のない国で暮らしていたので21年振りの「春の訪れ」の実感です。 芽から花が咲いた時には何故か「福寿草」という言葉がすぐ浮かびました。幸福と長寿の一文字をとって名付けれれた「福寿草」は何か今の気持ちにぴったりのようでした。 植物に詳しい友人に写真を送ったところ「それは福寿草ではなく、フキノトウですよ。毒性も福寿草よりかなり弱いのでしっかりあく抜きして食べられますよ」という事でした。名前が何であっても毎日窓から眺めていると(今は7つぐらい)「3大幸せホルモン」の1つ「ドーパミン」が分泌されているを実感します。四季のある国、そして植物の存在も偉大です。 コロナ禍の時に「心の健康」のためにドーパミンを分泌させる方法として家族や友人と会う、会えなければ電話などで会話、それも難しければ自分が好きな物(ぬいぐるみでも何でも)を見つめたり目を合わせる事で効果が出るというのをNHKの番組で見ました。 目を合わせると言えば先日「とくとく検診」に行った病院の「病院ニュース」の表紙が「石狩太美(ふとみ)防風林」で撮影された「エゾモモンガ」でその縦長の愛らしい目を見つめるとこれぞ正にドーパミンという感じです。札幌の市街地でも見る事が出来ると聞いていますが、今年の目標の一つは「生・エゾモモンガ」を見ることです。実際に目を合わせる事が出来たら幸せホルモンもマックスになるかなぁと今から楽しみです。 因みにエゾモモンガは冬眠しないそうです。ただ寒がりで寒い時期は木の間から顔を覗かせてくれるのは一日に一回くらいとネットの記事にありました。 本帰国して早4か月目、これから自然がらどれだけ多くの心の幸せを分け与えて貰えるか楽しみです。心の幸せが結果体の健康維持に繋がると期待して・・。福寿草 ネットの画像から。
2024.04.09
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「北海道立近代美術館」で日曜日(不定期)に開催している学芸員による30分間の「ミュージアム・トーク」に初めて参加しました。1年間の美術館パスを購入したので何回でも参加出来るのが何より嬉しいです。昨日は現在開催中の「パスキン展」に合わせて同時代に活躍した「エコール・ド・パリ」の画家「藤田嗣治」がテーマでした。藤田嗣治の自画像が展示されている近くに椅子(定員は一応15名)が用意され、学芸員から「本日は戦前・戦中・戦後の作品、主に戦争画の紹介です」とまず説明がありました。 藤田嗣治と言えば2006年に訪れた「パリ市立近代美術館」で見た「寝室の裸婦キキ」の大きさと「魅惑の乳白色」と言われる唯一無二の白色が私には一番印象的で、そういえば藤田嗣治の戦争画って見た事がないという事に気が付きました。 「12月8日の真珠湾」 パネルに映し出される「12月8日の真珠湾」「アッツ島の玉砕」「サイパン玉砕」「シンガポール ブキ・ティマ攻略」等など主に「東京国立美術館」所蔵の戦争画はこれが藤田嗣治の絵かと思うほど茶色や暗い色が多く使われ、更に軍の命令によって国威発揚のため負け戦さでも勝利しているようにと描き直しを強要された物もあるそうです。戦時中、帰国を余儀なくされ日本人画家として最多の150点ほどの戦争画を描いた事と当時パリでの藤田嗣治の名声が日本で妬まれていた事もあり「戦争責任」を問われる事態にもなったようです。 終戦後のGHQの聴取や日本の状況に嫌気がさし1949年にパリへ戻り洗礼を受けてクリスチャンとしてその後の人生を送った所謂「戦争に翻弄された一人」の人生にはしみじみするものがあります。 「Chapelle Foujita」への道案内 5番目の妻「君代さん」と共に眠る 2014年にシャンパンメーカーを訪ねるためランスを訪れた際に「藤田嗣治がプロデュースした教会」がある事を知り、立ち寄った事を懐かしく思い返しました。教会の真ん前にあるシャンパンメーカーの支援で建てられた教会で何と言ってもステンドグラスの美しさに魅了され教会内の椅子に座ってしばらく見惚れていた事もミュージアム・トークのお陰で昨日の事のように思い出しました。 因みに次回のミュージアム・トークは4月下旬の「ユトリロ」に参加予定です。
2024.04.08
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ジムからの帰り道で見つけた小さな鮮魚店「魚衣」は常連客はいる様子だけれど混んでいる事はなく店主が丁寧に食べ方の説明までしてくれるので定期的に通うようになりました。 昨日はお店の外の黒板の一番最初に「釧路産くじら肉刺身用」があったので中に入るとちょうど良い大きさの切り身がケースの中に並べてありました。 ちょっとだけ馴染みになった店主と近所のスーパーで購入した「鯨ユッケ」が期待以上に美味だった事を伝えると「鯨の赤身は低カロリーでヘルシー、絶対お勧めですよ。私も大好きです」と「一押し」でした。 そういえば先日釧路で水揚げされた大きな鯨をさばいた様子とこれから市場へ出荷という北海道のローカルニュースを見た事を思い出しました。「魚衣」の店主によると今年は12頭の鯨が水揚げされる予定で、それが全部売り切れてしまうまでは食べられますよという事でした。 流石にユッケのたれを自分で作る事は出来ないので食べ方を尋ねると「焼肉のたれ」がお勧めという事でこれにはちょっと驚きました。「生憎焼肉のたれは家には・・」と言うと「普通にショウガ醤油で大丈夫!」と言われたのでこの後スーパーでしょうがも買いました。 73g 税込み436円(ユッケ風に自分で細かく刻んで) 肉の繊維が細やかなためか思った以上に柔らかくクセがなく確かにマグロや牛肉に近い味わいです。たれやソースをかけると食べ物が全てその味になってしまうと思うのですが、ショウガ醤油のためくじら肉本来の旨味(甘み?)のようなものも感じ大満足の味わいでした。 お店のケースの下に「出荷鯨肉調査票」も貼られていて(販売する場合は必須だそうです)「ミンク鯨令和6年4月1日 根室北方沖(オホーツク海)で捕獲」と細かい情報が記載され写真に撮らせてもらいました。 ミンク鯨って聞いた事があるけど果たして鯨にはどんな種類が?と調べてみるとウィキペディアに下記の表がありました。ナガスクジラ科+コククジラ 他のクジラ クロミンククジラ ミンククジラ ドワーフミンククジラ キタタイヘイヨウクジラ キタタイセイヨウクジラ
2024.04.07
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ジュル・パスキン(1885-1930) 「花束をもつ少女」1925-1926 北海道立近代美術館(道近美)で6月16日まで開催中の「どこにいてもよそ者だった。越境者パスキン展」に行って来ました。道近美は全国の美術館の中でも「エコール・ド・パリ(第一次世界大戦後、主に1920年代にパリで活躍した画家たちの総称)」の絵画やガラス工芸の所蔵が多いのが特徴です。 ジュル・パスキンと言えば「花束をもつ少女」と自ら命を絶ったという事ぐらいしか知らなかったのですが、今回の展示でスペイン系ユダヤ人としてブルガリアに生まれ、ルーマニアやヨーロッパ各地、キューバ、アメリカ、パリと越境者となった事情、父親との確執で特に母親の死後家族とは疎遠であった事、妻(エルミーヌ)と恋人(リュシー)の間で不安定な関係を続け「芸術家は45歳以上生きながらえる必要はない・・」と常々語っていた事を実践するように45歳で命を絶った事などを知りました。1922年 入口のすぐ近くに展示されている大きな絵は「放蕩息子」で、タイトルを見てすぐエルミタージュ美術館で見たオランダの画家「レンブラント」の「放蕩息子の帰還」を思い出しました。「新約聖書」で語られた内容で父親から譲り受けたお金を放蕩で使い果たした息子を許すという話ですが、パスキンの場合は結局は父親に許しを請う事も父親が博愛の心で息子を迎え入れる事はなかったようです。 同時代の画家「キスリング」「アンドレ・ドラン」「スーチン」「シャガール」「ユトリロ」「藤田嗣治」の絵もあり。久々に本物の絵が見られる幸せを感じました。 そしてこれは凄い!と思ったのは子供向けの4種類の「ワークシート みる・かんじる・あらわす」が用意されていて「画家の絵具箱でたくさん減っている絵具は?」「この絵の中で触ったら柔らかそうな物は?」「女の子は何て言って自己紹介してる?」と質問があり、裏面にはこの質問の答えのヒントになる事が分かりやすく書かれています。もし自分が子供の時に絵を見てこんな質問に答える機会があったらと・・。「絵ってそんなに難しい物ではないんですよ」と優しく言って貰えているようで、これも貴重な経験でした。
2024.04.04
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昨日のエスコンFでの初戦の注目度ナンバーワンは何と言ってもオリックスから移籍した「山崎福也」投手の初登板で、対する楽天の投手が日ハムから移籍のポンセ投手と「移籍対決」となりました。麦芽100%生ビール アルコール分5% 製造2024年3月(製造が新しいほど美味しいを信じて🍺) 勝利を願って北海道限定販売の「SAPPORO CLASSIC」も用意し、山崎投手の投球フォームもじっくり鑑賞しながら熱い声援を送りましたが、一番印象的だったのがマウンド上での表情でした。自信に満ちていてしかも応援する側に安心感を与えるピッチャーの表情というのは私は初めて見た気がします。ヒットを打たれても表情が大きく変わることは無く、次回登板時に勝利投手となった時の更に笑顔が加わった表情が見てみたいtと・・。試合前に何故日ハムへの移籍を決めたのかという経緯が紹介され、札幌で脳腫瘍の手術を受けた翌日に見たダルビッシュ投手の力投(当時は日本ハム所属)に大いに勇気づけられたという経緯には「来るべきして(日ハムに)来た投手」と思い、今年こそはファンが喜ぶ結果をもたらしてくれる選手の一人として期待が大いに高まります。 試合は残念ながら2対4で楽天の勝利となり、エスコンF初戦勝利は来年に持ち越しとなりました。安打数では楽天を上回りながらここ一番でヒットが出ず繋がらなかったのが敗因ですが、5番を任されている野村佑希選手の開花(札幌の🌸の開花予想は4月29日)をもう少し待ちます。 ところで移籍と言えば、昨年物議を醸し西武からソフトバンクへ移籍した山川穂高選手も初戦からヒットを放ってその存在感をアピール、また巨人から中日へ移籍した中田翔選手もホームランを打つ等など、移籍した選手達の新天地での活躍がまた楽しみな今シーズンになりそうです(日ハムからメジャーへと移籍した上沢投手の朗報も待ちます。やっぱり日ハムファンとしては上沢投手の存在は大きかったなぁと、ちょっと寂しい気持ちもあります)[追記]4月5日 3日の試合の翌日の楽天戦は北山投手の快投&万波選手のホームランで日ハムファンを歓喜させてくれました。もしかして札幌ビールの星マークのように今年「アレ」を超える感動を味わえるのではと欲を出してしまいます。今日は出だし好調の西武戦で開幕戦で気迫の力投を見せてくれた伊藤投手の2回目登板に期待が高まります。あっ、でもシーズンは始まったばかり💦選手たちの怪我が少しでも少ない事を願い残り138試合を熱く応援し続けます🥎
2024.04.03
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日本に本帰国して野鳥の「シマエナガ」を初めて知りました。先週のNHK「ダーウィンが来た」でも人気ナンバーワンの野鳥として「シマエナガ」を取り上げていました。気になって友人に聞いたところ「2~3年前くらいにシマエナガの写真を投稿した人がいて、それからブームに火がついて・」という事でした。 そしてシマエナガケーキやシマエナガアイス、シマエナガデザインの日用品等など、まだまだはブームは続いています。札幌市内の真駒内公園(1972年の冬季オリンピックで選手村があった所)で良くみかけるという話を聞きますが、昨日のネットの記事に「札幌のオアシス」である「北海道大学構内」で冬限定で見られるという記事を見つけました。北海道大学構内と言えば昨年11月の一時帰国の際に見た「紅葉」の美しさに息をのむものがありました。北海道構内では一年中野鳥がみられるようですが、特にこれからの季節4~5月には「センダイムシクイ」「オオルイ」等など70種類ほどが見られるそうです。肝心のシマエナガはもう遅いかなと思いますが、来年のために構内の「恵迪の森」近辺を下見に行ってみようと思っています。ネットの記事には「シマエナガは体が小さくすばしっこく飛び回るので目線で見つけるのは意外と難しい。だが鳴き声が「ジュリ、ジュリ」と独特なのでそれを頼りにすると見つけやすい」とあります。そして何故北海道だけに生息するエナガの亜種名に「シマ」が付くの?と今更ながらに調べててみると「その昔、本州以南の人々が離れた島である北海道をシマと呼び、そこにいる本州以南とは違う生物種にシマという言葉を付けて区別した」という説明を見つけました。納得です。「シマフクロウ」「シマリス」がすぐ浮かんできます。左下がエゾ狸で右がアイヌ(人間)北海道立近代美術館「AINU ART モレウのうた展」から。 余談ですがもう一つ北海道に生息する動物にに付く「エゾ(蝦夷)」で本帰国後に札幌の中心部「狸小路」にある新しいビル「MOYUK(モユク)」がアイヌ語で「エゾ狸」である事を知った時には妙に感動しました。自然と共存する北海道は見所満載でこれからが増々楽しみです。
2024.04.02
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昨日「札幌市天文台(中島公園内)」で「冬から春の星座」の」夜間公開に参加して来ました。今年1月の本帰国後にたまたま立ち寄った天文台で「空を見上げる事」の楽しさに嵌っていて、天文初心者として1年間は足を運び星座、惑星、月、太陽の基本的な知識は身に付けたいと思っています。 天文台の真ん前のコンサートホール「KITARA」 冬の大三角形 20時20分から30分ほどの天文台内での観測とスタッフの説明に予約を入れていましたが、外にも天体望遠鏡が置かれスタッフが説明してくれる事を前回知ったので、早めに到着してまずは肉眼で見える星々を見上げました。予報に反して晴れ間も見えスタッフから「冬の大三角形」を構成する「こいぬ座のプロキオン」「おおいぬ座のシリウス」「オリオン座のベテルギウス」の位置を教えて貰い、望遠鏡の中で白く輝くプロキオンの孤独な光にしばし見惚れました。 開始の時間になり中に入ると先ほど外で見た「ベテルギウス」の説明からスタートでした。狩人オリオンの肩の辺りに輝く赤い星を「腋(わき)の下」と呼び、直径が太陽の1000倍である事、1等星から2等星にランク落ちした後1等星に戻った経緯、今後10万年~150万年以内に「超新星爆発」して消滅する運命にあるであろう事など、初心者としては目から鱗の説明です。口径20㎝の天体望遠鏡で勿論肉眼よりはっきり赤く輝くベテルギウスを見る事も出来て大満足です。 締めくくりに「ウルトラマンの生まれた星」、明治時代の「ハレー彗星出現」に驚いた当時の庶民の行動や今年10月に北半球で最も良く見えるというハレー彗星並みの「彗星出現」の情報等など盛りだくさんの内容で次回4月からは予約の必要もなく20時~22時まで自由に天文台内にいて良いという事で、今から4月の「月と春の星座」が楽しみです。
2024.03.31
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今日でジムに入会して2ヵ月が経ちました。ヨガや筋力アップのレッスンの効果がシンガポールのジム「Fitness First」に通っていた時よりも出ているような気がするのはインストラクターが日本語で丁寧に説明をしてくれるお陰もあると思います。 そして今までの習慣をちょっと変えたのは体組成計で計測する頻度です。シンガポールでは家庭用の足だけで測るTANITAで毎日測定してメモも残していましたが、入会時のガイダンスで足と手の両方で測る「InBody(ネットで見ると1台百万円以上でした)」で測定した際にインストラクターから「毎日測って一喜一憂する必要は無いし1か月に1度で良いんですよ」と言われたからです。 体重、身長等を入力して1分ほどで結果はすぐプリントアウトされます。最初に「あなたの体の構成(体成分分析)」が水分、タンパク質、ミネラル、体脂肪の4つが数値で出ています。私はどれも標準ながらミネラルがちょっと高めになっていて体内のミネラルを意識したのは初めてです。 ミネラルについて改めて調べてみると16の必須ミネラルは以下の通りです。カルシウム。リン、カリウム、硫黄、塩素、ナトリウム、マグネシウム、亜鉛、クロム、コバルト、セレン、鉄、銅、マンガン、モリブデン、ヨウ素 ミネラルが不足すると骨がもろくなったり、代謝が悪くなったり、抵抗力の低下等などに繋がるようです。そしてミネラルを効率良く摂れる食品には下記の例がありました。桜えび、いわし、のり、わかめ、切り干し大根、納豆、ピーナッツ、ゆで卵、ホウレンソウ、牛乳 運動だけじゃなくタンパク質もミネラルも食事に上手に摂り入れていくことの大切を改めて感じます。そしてTANITAで計測していた時は私は筋肉量は多め、体脂肪率は高めの結果が出ていましたがInBodyでは逆の結果が出ています。一つの機器の結果だけを信じるのは良くないんだなぁと今更ながらに思います。そして一瞬、ミネラルがちょっと高めなのを🍷のお陰?と思いましたが・・それはほとんど関係ないのかなぁと・・💦
2024.03.30
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シンガポールのEZ LINK CARDの使用は5月31日まで。その後は「Simply Go」へアップデート 3月中旬にシンガポール観光に行った大阪の知人に保管していた「EZ LINK カード」とチャージの仕方を書いたメモを郵送したところ、後日「EZ LINK~大活躍でした!」とお礼のメールがありました。 地下鉄、バス、タクシー(会社によって使用出来ないところもあります)、セントーサ島へのモノレールにも何でも使える万能ICカードです。デポジットは5ドル(5~6百円)で運賃も割引サービスがあります。 キャッシュレス化が進むシンガポールはチャージもクレジット/デビットカードが主流となり、現金が使えるマシンは5台に1台くらいという感じです。その上、銀行のデビットカードがEZ LINKカードの代わりに使えるので(デポジットは勿論ないですが運賃割引については確認しませんでした)、日本への本帰国の数年前からお財布に現金を入れる必要が無い生活を送っていました。もし現金が必要になってもATMの数は多く24時間手数料無しで利用できます(キャッシュレス化でATMに並ぶ人の数もどんどん少なくなっています) 日本でもキャッシュレス化は確実に定着していて、ダイソーからスーパーや飲食店等などほとんどのお店での支払いがシンガポール発行のデビットカードでも出来るのはとても有難いです。 ただ北海道の公共交通機関のICカードのチャージが未だほぼ現金のみというのには「何故?」という思いです(都心では出来るのかもしれませんが)急に過去にタイムスリップという感じです。 昨年8月にNHKの「チコちゃんに叱られる」で「なんでICカードをピッとするだけでお金が払えるの?」という質問に「お金なんて何でもいいものだから」という答えに目から鱗でした。要は「お金とは約束と信用があって初めて成り立つもので信用があれば問題無し」と補足の説明がありました。 ICカードをピッでゲートを通過できる理由は分かっても、何故そのチャージに銀行(クレジット)カードが使えないのかと疑問が残りJRのホームページを見てみました。 『Kitacaには、クレジットカードを使っての入金(チャージ)はできません。ただし、クレジットカード一体型Kitacaについては、Kitacaエリア内のKitaca発売駅(有人駅)のみどりの窓口および指定席券売機・話せる券売機で、同一カードへのチャージに限りクレジットカード決済での入金(チャージ)が可能です』 因みにシンガポールのEZ LINKカードは2002年にソニーの非接触型ICの技術を導入して使用を開始し、進化しているという感じです。国土の狭さも利用してこのカード1枚あればチャージも含めてストレスーフリーで観光も満喫できます。本帰国後強く思うのは海外から日本へ訪れる観光客(ツアー客ではなく)は公共交通機関を使っての移動に不便を感じないかなぁという心配です。未だにICカードのチャージに現金が主流なのはJRの「約束と信頼の問題?」と勘ぐってしまいます。
2024.03.27
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17時58分頃の中標津町のワーム・ムーン(ネットの画像から) 昨日のネットの記事に25日(月)の満月は北海道のみ「バッチリ見える」地域になっていたので楽しみにしていたのに、16時頃の満月の瞬間をうっかり見逃し、結局夜9時過ぎに家から一番近い陸橋に上がって満月を眺めました。心なしか右上がちょっと欠けている感じもありました。 記事には満月の次に(ワーム・ムーン)とあって、私はこの呼び名がアメリカ先住民が季節を把握するために付けた満月名の1つである事を初めて知りました。動物や植物、季節のイベントの名前が使われ、アメリカの先住民の動物のイメージと言えば映画の影響(1990年、ケビン・コスナー制作、監督&主演のDance with Wolves)でWOLF(狼)がすぐ浮かびますが、WOLFはやっぱり1月の満月名でした。 今月の「WORM」は幼虫の意味で温かくなって地面からミミズが出てくる頃、またはカブトムシの幼虫が木から出てくる頃という意味で日本語では「イモムシ月」だそうです。ちょっと響きが‥と思いますが北海道も徐々に春の気配になってこの季節にぴったりの満月名かなとも思います。因みに来月は「PINK MOON」で、これは日本の桜を考えるとぴったりかなと。 本帰国して徒歩圏内に天文台があることもあって、空を見上げる機会が増えています。シンガポールは年中湿度が高いためどうしても空が霞んでいて、北海道の白い雲、青空、星々の美しさはシンガポールとは比べ物になりません。そして今週の金曜の夜は天文台のイベントに参加予定で「冬から春の星座」を満喫するつもりです。
2024.03.26
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本帰国後、初の「市電」利用者になりました。電気代の高騰もあって市電が抱える赤字問題をネットの記事で読みましたが、ラッシュ時の(すし詰め)混雑は思っていた以上です。車内のスペースが狭いのと冬で厚着のため降りる人達が前のドアまで移動するのが大変な時もあります。ただシンガポールのバスの運転手さんと違って対応はとても丁寧で「降りる人はいませんか?」とか「携帯いじってないで(これには👏)通路を開けてください!」とかの声掛けにホッとします。 ただ昨日のラッシュ時の一コマに「これでいいのかなぁ?」と思ってしまいました。私の横に1歳くらいの女の子を抱いたお母さんが立っていて、腕の中でかなり動くのでお母さんはバッグを抱え吊革につかまるので精一杯という感じでした。おまけに女の子が大きな声を出すので「ここでは静かにね」と注意もしなければなりません。前の席には若い男性も何人か座っていましたが席を譲る気配はありませんでした。やっと後ろの席が空き教えてあげようと思ったら、さっと学生風の男性が座りすぐ携帯に夢中になっていました。 1990年代に始まった「少子化対策」は昨年岸田首相が発表した「異次元の少子化対策」で児童手当の拡充等が提案されていて、子育てにとってお金は勿論必要不可欠ですが何か本来日本人が持っているはずの「思いやり」とか「察する」というのはどこへ行ってしまったのだろうと・・。 シンガポールは中華系の人口が約8割のため「子供は国の宝」を日常生活の中で常に実感できる国で、公共交通機関の中で赤ちゃん連れには即刻席を譲ったり、大きな泣き声を上げても顔を顰める人は稀です(赤ちゃんは泣くものと躾を受けているからです)ベビーカーを利用している人達への配慮やお年寄りに席を譲る事も時にはそこまでやらなくても思うほど徹底的に行われています。 思い返せばシンガポールに行く前から「親切心を見せるのはちょっと気恥しい」とか「あまり人と関わりたくない」という雰囲気はあったと思うのですが、シンガポールでの子育てへの1人1人の心遣いを見た後では昨日のような状況はちょっと寂しいと思わざるを得ません。 流石に自分で「席を譲ってあげたら?(これこそ親切の押し売り)」とは言えないですが、運転手さんが「一歩中に詰めてください」とか「揺れますのでご注意ください」等の言葉掛けのもう一つに「小さなお子さん連れの方に席を譲ってください」とやんわりと言ってもらえたら車内の雰囲気もお母さん達の気持ちも良くなり、それがお金をかけない「子育て支援」の僅かな手助けに繋がるのではと思った昨日の出来事でした。
2024.03.25
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友人が「近所のスーパーで見つけて嵌っている豆腐なんだけど、絶対に気に入ると思う」と持って来てくれたのが群馬県前橋市にある「相模屋」の「うにのようなビヨンドとうふ」です。食感は普通の豆腐よりトロリとしていて味わいは紛れもないウニです。「それが税込みで250円ほど」と言われてそのコスパには脱帽です。パッケージの原材料名に「うにピューレ」とありこれが美味しさを引き出しているのだと思います。後で検索してみるとうにのような豆腐を作ってみたいという執念のもと昨年の3月に発売になったばかりの新商品で関東地方のスーパーで主に販売しているようです。 今週の別の友人との「お家ご飯」のために購入して(現状、東光ストアーのみの販売のようです)試してもらったところ彼女も大絶賛で、焼き海苔を巻いて食べながら鍋に入れて食べたり色々試したいので最寄りの東光ストアーに探しに行くということでした。 アルコール度数12% ボルドー 2020年 アルコール度数13% 用意していたチリのスパークリング「UNDURRAGA(シャルドネ60%、ピノ・ノワール40%)」、最近定番になっているテーブルワイン、フランスの白「GRANDE RESERVE」、赤「CHATEAU PIQUAUD」の味わいも引き立ててくれました。本帰国後食材の値上げに驚く毎日ですが、コスパ最高の職人の技を駆使した絶品食材がもっともっとあるのかと期待が膨らみます。
2024.03.22
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昨日の「お家ご飯」に友人が「手土産」に持って来てくれた[SNOW]CHEESEの「スノーゴールドチーズ」で、本帰国後すぐに目にした大丸札幌店での行列がすぐ浮かびました。案の定、友人は「1時間並んでやっと買えたのよ」とその過熱ぶりは未だ未だ健在のようです。 最後の締めのデザートとして頂きましたが、袋を開けると鼠が美味しいチーズをかじったようなユニークなデザインにまず驚きです。北海道産の牛乳を使ったクリームチーズに準チョコレート(カカオ分がチョコレートより少ない15%以上のもの)の仄かな甘さがよく合い、心地よい歯ごたえのサブレとの完璧な三位一体のような味わいでした。 今日改めて箱の裏にあるラベルや商品説明をじっくり読んで[SNOW]が表すのは雪だけではない琴を知りました。[S]SCENT(香り)香り立つ芳醇なチーズ[N]NATURAL(自然)大自然がもたらす小麦やミルク、そしてバターなど原材料の吟味[O]ORIGINAL(独創)今迄に無い美味しさと楽しさを味と食感で具現した菓子である事[W]WISDOM(知恵)日本そして世界を代表する北海道チーズにおける先駆者たちの監修 これを読むと益々味わいが増すようです。 スノーチーズの商品購入に関してホームページでは先月の状況として1人2個まで(クリーム&エダム は3個)とあり自分で買いに行くのはもっと先の事かなぁと思います。 こんな状況では海外へ輸出というのはもっともっと先だと思いますが、シンガポールの高島屋デパートで大人気のイベント「大・北海道展」には是非出店して更なる北海道ファンを増やして欲しいと思います。
2024.03.20
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一昨日銀行のATMでお金をおろした後、出口近くに置かれたチラシの「ATM時間外手数料0円」に目が留まりました(もっと早くに気が付くべきでした。ぼぅっ~と生きてちゃダメです💦)キャッシュカードにクレジットと公共交通機関のICカードの機能を加えた「3 in 1 カード」で、クレジットカードは出来れば増やしたくないけれどICカ―ドのチャージも含めてこのカードはかなり使い道があるような内容でした。 早速昨日店頭でカードの詳細を確認し申し込みの手続きをお願いしました。書類に個人情報の記入を進めていると「差し支えなければ貯蓄額を記入して下さい」という欄があって、ふとシンガポールの銀行での事を思い出しました。日本のマイナンバーカードに相当する個人番号「IC Number」を打ち込むだけでその銀行の口座にいくら貯蓄があるかは行員のタブレットに一瞬にして出てきます。日本だったら嫌だなぁ~と思う人が多いのではと勝手に推測しますが、私にとっては無駄な会話も省ける便利なシステムと今も思っています。「貯蓄額」でふとペンを止めていたら行員さんが「大体で良いんですよ~。〇万円とかでも・・」と言われ証拠無しの自己申告なんだぁと不思議な気持ちになりました。 印鑑を何回も押して無事申し込みも済んで、後は電気、ガスなどの公共料金の引き落としもこの銀行に移してどれくらいのメリットがあるのかをじっくり確かめていくつもりです。銀行の時間外手数料についてはずっと分り切れない気持ちでしたが、各人が銀行のサービスをチェックして賢く利用しているんだという事に今更ながらに気が付きました。 余談ですが、本帰国してクレジットカードのリボ払いシステムに大いに疑問を感じています。シンガポールではカード破産を防ぐためにクレジットカードの申請と許可には銀行の厳しい審査があり収入の証明書等の提出を求められます。それに高い手数料を取るリボ払いというのはあまり聞いた事がありません(ほぼ一括払い)日本では通常手数料が15%~18%らしいリボ払いの利益がすべてカード会社のものというのも納得がいかないです。おまけに知人の話でショッピングモールで買い物中に勧められて作ったカードの支払い方法は既にリボ払いに設定されていたというのも聞きました。銀行は勿論、クレジットカード会社も国民からお金を取るのではなく国民に利益をもたらす存在になって欲しいと痛感します。
2024.03.16
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昨日のニュースに「ニセコ町の宿泊税、11月から一泊最大2千円 総務省同意」がありました。宿泊税を導入する自治体としては2023年の長崎市に次いで10番目になります。在星時にニセコを訪れたシンガポール人から「あそこは日本じゃないですね。もう一度行こうという気にはなれない・・」と言われた事があり、桜が咲く頃に様子を見に行ってみたいと思っています。 本帰国して先月、札幌で旅行会社を営む知人から「ニセコは随分強気な営業をしているホテルもあって、1泊50万円でしかもキャンセルした際の返金がないところもある」と聞いて驚きました。それだけ需要が多いという北海道の観光業にとって嬉しい面もあり、宿泊税の導入で更に「観光力」の底上げになればと思います。 ニセコの宿泊税の詳細は5001円未満の場合の100円から10万円以上の2000円まで5段階に分かれていて、高級ホテルが多い立地のため、他の自治体より宿泊税は高めになっています。ただ1泊50万円のホテルでも2千円なんだぁと富裕層に優位な不平等も感じてしまいます。 私が宿泊税と聞いてすぐ浮かぶのは出張でよく訪れたマレーシアで観光税という名目で2017年に導入されています。宿泊料金に関係なく一律10リンギ/拍(今日のレートで315円)ぐらい)ですが、実はマレーシア国籍や永住権を持っている人は払う必要がありません。飽くまでも外国人旅行者だけが支払います。もしマレーシアのような海外でのシステムを知らなければ、日本で国内旅行をする日本人も宿泊税を払うのは当然かなぁと思うのですが、何だか割り切れない気持ちもあり政府はもっと国民の懐に優しい配慮をという気持ちになります。 出張の際に定宿にしていた「コンコルドホテル」はマレーシア最大の「ブルーモスク」のすぐ近くで観光名所にもなっていて、懐かしく思い出しました。昨年11月が最後の宿泊で20リンギ/2泊を支払いました。
2024.03.14
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今月「北海道立近代美術館」の個人会員(1年間1万円で道内の8つの美術館が見放題)になり、10日まで開催されていた「AINU ART モレウのうた」を2回見て来ました。アイヌ文様の特徴の1つである「モレウ(渦巻文様)」を刻んだ「マキリ(小刀)の鞘」や布製品等々、現在アイヌ文化を伝承し制作活動をしている作家さん達の展示でした。 1階から2階に上がり最後の「トピック展示」に「尾張徳川家」と「八雲町」との関わりが大きなパネルで紹介されていて私には驚きでした。元々は明治維新後、武士の職を失った家臣団を北海道の開拓のため移住を勧めたのが14代当主「徳川慶勝」で、その後19代当主の「義親」が何度か八雲町を訪れてアイヌの人達と懇親を深め、1922年に欧州旅行で立ち寄ったスイスで買った「木彫りの熊」を八雲町に贈った事がきっかけで、冬場の副業として熊の木彫りが始まったそうです。 ネットからの画像 左が伊藤政雄氏制作の第1号で、右が義親から贈られたスイスの木彫りで共に10センチほどの小型のものだそうです(鮭を咥えるようになったのは戦後のようですが最初の制作者等は不明のようです)実はこの2つの熊は最初は展示されていたそうですが、展示から引き上げるように強い要望がどこからかあったとスタッフの方が説明してくれて謎めいた話ですが、確かに「文化財」に指定されているのでそれと関係があるのかもしれません。 館内はほとんどが撮影禁止で写真は撮れなかったのですが、スイスの「熊の学校」や八雲町の「熊の授業」などミニチュア版のような可愛らしい物もいくつかあってほっこりしました。 カタログの左下が「熊の授業」でユーモアたっぷりです。右はネットで探した座り熊ですが、こんな風にきちんと椅子に座って授業を受けています。鮭を咥えた熊の木彫りはお土産としては廃れた感がありますが、形を変えて新たな熊の木彫りのお土産ブームが来てくれたらなぁという気持ちになりました。
2024.03.12
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本帰国して食材の買い出しに行くたびに「この値上げ率は庶民の生活を圧迫!」と思いますが、それでもシンガポールでは「高根の花の海鮮」が日本では手頃な値段と思えて、いろんなスーパー、小売店、デパートに行って種類や値段をチェックする楽しみが出来ました。 そこで目を引かれたのは山口県下関市の「(国産)鯨ユッケ」で、鯨ベーコンはよく見かけても鯨ユッケは初めて見ました。ふと鯨やイルカ等の海洋生物の保護を掲げる国際的非営利組織「シー・シェパード」も頭をよぎりますが、どんな味わいなのか興味深々で早速購入しました。 生卵を真ん中にきざみ海苔をかけ付け合わせのたれをかけてまず一口食べてみると若干甘みのあるたれと新鮮な鯨肉は正に絶品でした。もうこれは赤ワインに限ると思い買い置きのチリ産「Dancing Flame Carmenere 2022(税込みで600円台)」を合わせたところかなりのマリアージュでしたが値段に関係なくどんな赤ワインでもこの鯨ユッケに合うのではと思うほどです。出来れば次回はボルドー左岸のカベルネ・ソーヴィニョン主体のパワフルなワインに合わせてみたいものです。 因みに60gの鯨ユッケは102.6カロリー、タンパク質11.4g、脂質3.7gでタンパク質が多い鳥の胸肉と同じくらいで、カロリーはちょっと低めという感じです。北欧の国々のように日本にも昔からある鯨を食べる食文化は動物を守る工夫をしながら長く続けられたらと思います。
2024.03.09
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